11 / 52
11.通貨
しおりを挟む
中世西洋系ファンタジーっぽい街並みに商店。
それなりに通行人も居て普通ににぎやかだ。
残念なのは、この世界のお金がないから買い物出来ないって事かな?
あーあ、この世界の貨幣システム位、先に勉強してくれば良かった。
まてよ?
売る物なら、いくらでも出せるんだった。
「ねえ、この町で商売しようとしたら、どこかに届け出しないといけないの?」
鼻眼鏡からスマホに、話しかけても周りは誰も不審がらない。
鼻眼鏡による、モブ擬態は上手くいっているようだ。
やっぱり鼻眼鏡最強だな。
元いた世界で使う機会なかった分沢山使いこなそう。
『商業区域でお店を構えるなら届け出は必要だけど、パンとか、
一つが500ペタル以下のアイテムの歩き売りは、黙認されてるよ。』
じゃあ、パンを売ろうか。
店と店の間に入って、作業開始。
まず、清潔な鍋を呼び出す。
そして、パンは、勿論、私一押しのコンビニのバジルベーコンビスケットパンを鍋一杯に呼び出す。
個包装のビニールも、ニラックマのおわんポイントもなしで。
この世界のパンを食べた事無いから何とも言えないけど、美味しいパンだ。売れるだろう。
誰が食べても美味しく感じる様に念じて出したし、いけるいける。
詐欺じゃないよ?
「パン1個っていくらなの?」
価格は、スマホに決めさせる。
『大体、50ペタル~300ペタル位が普通だよ。』
うーん、単位はともかく、数字の感覚は、元の世界とあんまり変わらない?
じゃあ元の世界の150円……ペタル?にしよう。
さっきから、鍋の中のパンがものすごく良い匂いで自己主張していて、
周りの人達が、ちらちら気にし始めている。
よし、いけるぞ!
それなりに通行人も居て普通ににぎやかだ。
残念なのは、この世界のお金がないから買い物出来ないって事かな?
あーあ、この世界の貨幣システム位、先に勉強してくれば良かった。
まてよ?
売る物なら、いくらでも出せるんだった。
「ねえ、この町で商売しようとしたら、どこかに届け出しないといけないの?」
鼻眼鏡からスマホに、話しかけても周りは誰も不審がらない。
鼻眼鏡による、モブ擬態は上手くいっているようだ。
やっぱり鼻眼鏡最強だな。
元いた世界で使う機会なかった分沢山使いこなそう。
『商業区域でお店を構えるなら届け出は必要だけど、パンとか、
一つが500ペタル以下のアイテムの歩き売りは、黙認されてるよ。』
じゃあ、パンを売ろうか。
店と店の間に入って、作業開始。
まず、清潔な鍋を呼び出す。
そして、パンは、勿論、私一押しのコンビニのバジルベーコンビスケットパンを鍋一杯に呼び出す。
個包装のビニールも、ニラックマのおわんポイントもなしで。
この世界のパンを食べた事無いから何とも言えないけど、美味しいパンだ。売れるだろう。
誰が食べても美味しく感じる様に念じて出したし、いけるいける。
詐欺じゃないよ?
「パン1個っていくらなの?」
価格は、スマホに決めさせる。
『大体、50ペタル~300ペタル位が普通だよ。』
うーん、単位はともかく、数字の感覚は、元の世界とあんまり変わらない?
じゃあ元の世界の150円……ペタル?にしよう。
さっきから、鍋の中のパンがものすごく良い匂いで自己主張していて、
周りの人達が、ちらちら気にし始めている。
よし、いけるぞ!
0
お気に入りに追加
60
あなたにおすすめの小説
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【前編完結】50のおっさん 精霊の使い魔になったけど 死んで自分の子供に生まれ変わる!?
眼鏡の似合う女性の眼鏡が好きなんです
ファンタジー
リストラされ、再就職先を見つけた帰りに、迷子の子供たちを見つけたので声をかけた。
これが全ての始まりだった。
声をかけた子供たち。実は、覚醒する前の精霊の王と女王。
なぜか真名を教えられ、知らない内に精霊王と精霊女王の加護を受けてしまう。
加護を受けたせいで、精霊の使い魔《エレメンタルファミリア》と為った50のおっさんこと芳乃《よしの》。
平凡な表の人間社会から、国から最重要危険人物に認定されてしまう。
果たして、芳乃の運命は如何に?
Re:Monster(リモンスター)――怪物転生鬼――
金斬 児狐
ファンタジー
ある日、優秀だけど肝心な所が抜けている主人公は同僚と飲みに行った。酔っぱらった同僚を仕方無く家に運び、自分は飲みたらない酒を買い求めに行ったその帰り道、街灯の下に静かに佇む妹的存在兼ストーカーな少女と出逢い、そして、満月の夜に主人公は殺される事となった。どうしようもないバッド・エンドだ。
しかしこの話はそこから始まりを告げる。殺された主人公がなんと、ゴブリンに転生してしまったのだ。普通ならパニックになる所だろうがしかし切り替えが非常に早い主人公はそれでも生きていく事を決意。そして何故か持ち越してしまった能力と知識を駆使し、弱肉強食な世界で力強く生きていくのであった。
しかし彼はまだ知らない。全てはとある存在によって監視されているという事を……。
◆ ◆ ◆
今回は召喚から転生モノに挑戦。普通とはちょっと違った物語を目指します。主人公の能力は基本チート性能ですが、前作程では無いと思われます。
あと日記帳風? で気楽に書かせてもらうので、説明不足な所も多々あるでしょうが納得して下さい。
不定期更新、更新遅進です。
話数は少ないですが、その割には文量が多いので暇なら読んでやって下さい。
※ダイジェ禁止に伴いなろうでは本編を削除し、外伝を掲載しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】徒花の王妃
つくも茄子
ファンタジー
その日、王妃は王都を去った。
何故か勝手についてきた宰相と共に。今は亡き、王国の最後の王女。そして今また滅びゆく国の最後の王妃となった彼女の胸の内は誰にも分からない。亡命した先で名前と身分を変えたテレジア王女。テレサとなった彼女を知る数少ない宰相。国のために生きた王妃の物語が今始まる。
「婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?」の王妃の物語。単体で読めます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
お願いだから俺に構わないで下さい
大味貞世氏
ファンタジー
高校2年の9月。
17歳の誕生日に甲殻類アレルギーショックで死去してしまった燻木智哉。
高校1年から始まったハブりイジメが原因で自室に引き籠もるようになっていた彼は。
本来の明るい楽観的な性格を失い、自棄から自滅願望が芽生え。
折角貰った転生のチャンスを不意に捨て去り、転生ではなく自滅を望んだ。
それは出来ないと天使は言い、人間以外の道を示した。
これは転生後の彼の魂が辿る再生の物語。
有り触れた異世界で迎えた新たな第一歩。その姿は一匹の…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
はぁ?とりあえず寝てていい?
夕凪
ファンタジー
嫌いな両親と同級生から逃げて、アメリカ留学をした帰り道。帰国中の飛行機が事故を起こし、日本の女子高生だった私は墜落死した。特に未練もなかったが、強いて言えば、大好きなもふもふと一緒に暮らしたかった。しかし何故か、剣と魔法の異世界で、貴族の子として転生していた。しかも男の子で。今世の両親はとてもやさしくいい人たちで、さらには前世にはいなかった兄弟がいた。せっかくだから思いっきり、もふもふと戯れたい!惰眠を貪りたい!のんびり自由に生きたい!そう思っていたが、5歳の時に行われる判定の儀という、魔法属性を調べた日を境に、幸せな日常が崩れ去っていった・・・。その後、名を変え別の人物として、相棒のもふもふと共に旅に出る。相棒のもふもふであるズィーリオスの為の旅が、次第に自分自身の未来に深く関わっていき、仲間と共に逃れられない運命の荒波に飲み込まれていく。
※第二章は全体的に説明回が多いです。
<<<小説家になろうにて先行投稿しています>>>
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる