演じる家族

永野未来(ながのみらい)、14歳。
大好きだったおばあちゃんが突然、いや、徐々に消えていった。
だが、彼女は甦った。
未来の双子の姉、春子として。

未来には、おばあちゃんがいない。
それが永野家の、ルールだ。


【表紙イラスト】ノーコピーライトガール様からお借りしました。
https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl


24h.ポイント 0pt
0
小説 194,403 位 / 194,403件 ライト文芸 7,746 位 / 7,746件

あなたにおすすめの小説

ただいまに続きがなくても

有箱
現代文学
大好きなおばあちゃんは、認知症のせいで私のことを忘れてしまった。 私じゃない名前で呼ばれる度、心が痛んでしまう。 ところで、家族も誰一人知らない〝きらら〟って誰なの。私は弘子だよ?

余命百日の僕は庭で死ぬ

つきの麻友
ライト文芸
とある田舎の小さな観光地で古民家でカフェを営んでいる主人公は、少し前に出会ったお菓子屋さんの女性に恋をしていた。 しかし、毎朝カフェに洋菓子を届けてくれる彼女と二人っきりの時間を大切にしたい主人公は、告白もしないでその空間を楽しんでいた。 永遠に続くと思っていた幸せの時間は、周りの人々によって永遠ではないことを改めて思うことに。 ただ、その変化によって主人公は彼女に対する気持ちが抑えきれず、告白をしようと決心する。 しかし、彼女には誰にも言えない過去があった。 主人公の告白によって、二人の状況は大きく変化していくのだが。

鬼母(おにばば)日記

歌あそべ
現代文学
ひろしの母は、ひろしのために母親らしいことは何もしなかった。 そんな駄目な母親は、やがてひろしとひろしの妻となった私を悩ます鬼母(おにばば)に(?) 鬼母(おにばば)と暮らした日々を綴った日記。

あの日見た空の色も青かった

木立 花音
現代文学
 あの日、あの海、生きる意味を教えてくれたのは彼女だった──  多くの死者がでる重大なバス事故を起こした青年、逢坂部賢悟(おおさかべけんご)  彼は静養のため全てのものを捨て、静養のため岩手県宮古市にある景勝地、浄土ヶ浜(じょうどがはま)を訪れる。  その地で彼は、白木沢帆夏(しらきさわほのか)と名乗る女子大生と出会った。彼女の母方の実家が営んでいるという民宿で滞在期間を過ごしているうちに、次第に彼女に惹かれていく自分に気がつく。  やがて恋に落ちる二人。だが、重大な事故を起こしたという重苦しい過去が、罪の十字架となって彼の肩にのしかかる。 「二年だけ、待って欲しい」  悩み抜いた末に結論をだした翌日。彼は、白木沢帆夏の驚愕の真実に触れる──。 ※表紙絵はいぬちよ様からの頂きものです。 ※「景勝地 浄土ヶ浜」の挿絵はファル様。「告白」の挿絵は騰成から頂いたファンアートです。ありがとうございました。

タダで済むと思うな

美凪ましろ
ライト文芸
 フルタイムで働きながらワンオペで子育てをし、夫のケアもしていた井口虹子は、結婚十六年目のある夜、限界を迎える。  ――よし、決めた。  我慢するのは止めだ止め。  家族のために粉骨砕身頑張っていた自分。これからは自分のために生きる!  そう決めた虹子が企てた夫への復讐とは。 ■十八歳以下の男女の性行為があります。

そうして、誰かの一冊に。

浅野新
ライト文芸
「想像だけどこの本は国を移動してるんじゃないかと思う」 一冊の本を手にかつて弾んだ声で友人が言った。 英会話サークルが縁で出会い、親しくなった「僕」と年上の「友人」。 ある日友人は一冊の変わったらくがきのある本を僕に貸し出す。 大人になってからできた親しい友人とこのまま友情が続いていくと思っていたが__。 三月の雪深い北海道を時に背景に絡めながら大人の友情と別れを静かに書き出す。 一部実話を元に書いた、静かな喪失と再生の物語。

優等生の裏の顔クラスの優等生がヤンデレオタク女子だった件

石原唯人
ライト文芸
「秘密にしてくれるならいい思い、させてあげるよ?」 隣の席の優等生・出宮紗英が“オタク女子”だと偶然知ってしまった岡田康平は、彼女に口封じをされる形で推し活に付き合うことになる。 紗英と過ごす秘密の放課後。初めは推し活に付き合うだけだったのに、気づけば二人は一緒に帰るようになり、休日も一緒に出掛けるようになっていた。 「ねえ、もっと凄いことしようよ」 そうして積み重ねた時間が徐々に紗英の裏側を知るきっかけとなり、不純な秘密を守るための関係が、いつしか淡く甘い恋へと発展する。 表と裏。二つのカオを持つ彼女との刺激的な秘密のラブコメディ。

私には、大切な人がいます。でも、この想いは告げないつもりです。――そのつもりだったのですが……まさかの展開です。

茉丗 薫
ライト文芸
5年前、神領舞白はフィギュアスケート一筋に生きることを決意した。 欧州から日本に一時帰国した彼女は、町中で思いがけない人物に出会う。 彼、蓮見日向は舞白の幼馴染で、そして……。 家族に顔を見せるだけのつもりだった一時帰国は、二人にとって思わぬ急展開につながるのだった――。