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魔法召いのブレェス
番外編「召喚獣と名前」/「召喚師・召喚獣・召使い」
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◯「召喚獣と名前」
水属性の竜を、スイリュウと名付けたのはファウンズ・キル。
ロキが物申す。
「そのままだな」
「……文句いうな」
風属性の鳥を、バードと名付けたのはユーク・リフ。
またもやロキが物申す。
「だからそんままだなおい」
「いいじゃない。ちなみに『ウインドバード』が長い版」
「″版″ってなんだよ。鳥、可哀想だな……」
雷(+地)属性の猫を、ラッキーと名付けたのはシルビア・シルフォン。
ユークにはニャン吉とも呼ばれる。
「なぜ猫なんだか」
「かわいいよね」
炎属性の兎を、ラピと名付けたのはリキ・ユナテッド。
その由来は……。
「ラピはラビットで、だからラピ」
「なら普通ラビになるんじゃね?」
「ラビじゃ可愛くないから、ラピ」
「(面倒くせえ)」
◯「召喚師・召喚獣・召使い」
「ロキたちは私たちよりも低い身分にあたるぴょん」
つまりこうである。
ラピの脳内(|召喚師(ごしゅじんサマ)←|召喚獣(エラい)←|召使い(げぼく))
「リキは絶対的存在ぴょん」
「まあよく考えればそうかもな。ユナテッドがお前らを召喚できるおかげで俺らも一時的に力を得ることができる。絶対的存在か……、いいな。絶対的な存在になったらこき使い放題じゃん」
魔王だ……。
「(ここに魔王がいるぴょん)」
絶対にロキを、絶対的な存在にしてはならないと固い決意を胸にした。
水属性の竜を、スイリュウと名付けたのはファウンズ・キル。
ロキが物申す。
「そのままだな」
「……文句いうな」
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またもやロキが物申す。
「だからそんままだなおい」
「いいじゃない。ちなみに『ウインドバード』が長い版」
「″版″ってなんだよ。鳥、可哀想だな……」
雷(+地)属性の猫を、ラッキーと名付けたのはシルビア・シルフォン。
ユークにはニャン吉とも呼ばれる。
「なぜ猫なんだか」
「かわいいよね」
炎属性の兎を、ラピと名付けたのはリキ・ユナテッド。
その由来は……。
「ラピはラビットで、だからラピ」
「なら普通ラビになるんじゃね?」
「ラビじゃ可愛くないから、ラピ」
「(面倒くせえ)」
◯「召喚師・召喚獣・召使い」
「ロキたちは私たちよりも低い身分にあたるぴょん」
つまりこうである。
ラピの脳内(|召喚師(ごしゅじんサマ)←|召喚獣(エラい)←|召使い(げぼく))
「リキは絶対的存在ぴょん」
「まあよく考えればそうかもな。ユナテッドがお前らを召喚できるおかげで俺らも一時的に力を得ることができる。絶対的存在か……、いいな。絶対的な存在になったらこき使い放題じゃん」
魔王だ……。
「(ここに魔王がいるぴょん)」
絶対にロキを、絶対的な存在にしてはならないと固い決意を胸にした。
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