18 / 71
魔法召いのブレェス
「最低評価」/ 小さな召喚師①
しおりを挟む
「Sランクのファウンズ・キル、だっけ……俺と殺し合いゲームしない?」
どうしてこんなことになったのだろうとリキは思考を巡らす。ルーファースの前にいるファウンズは無言の意思表示。
「まあ冗談だよ、あの空間じゃ相手を傷つけることさえできないし。その女と組んで戦闘しようよ」
冷めた視線にリキは胸を衝かれる。
「お前は一人でやる気か」
「まさか。Sランク相手に手ぶらでいくような真似できるわけないでしょ」
ファウンズの問いに応えたのは女性の声だった。
「私がその男の相棒となってやるわ」
リキは、フウコとライハルトの二人に「ファウンズ・キルが戦闘室で待っている」とルーファースから伝言として預かったと言われ戦闘室に来たのだが、それは半分当たっていて半分はずれていた。
戦闘室でファウンズと会いはしたが「用とは何だ」とこちらが伺いたいものを最初に投げかけられたのだ。
一方ファウンズは、面前に現れた宵闇色の髪の少女にリキと同じようなことを言われ到来したのだが、今になってははめられたのではないかと思う。目の前にいる少女に。
「言っとくけど、私こう見えても17だから」
黒髪ツインテール少女は名を告げるよりも先に年齢を告げる。傲慢な態度は到底幼く見えないが、身長は150センチにも満たずーー詳しくいうのであれば143センチと小さい。
リキを注視したかと思えばロザントは、リキの肩にいるラピをじっと見つめていた。
戦闘が始まり、いち早く詠唱を始めたロザント。魔法の力で出現したものは、彼女が詠唱の最後に発言したものと同じ。
「私だって召喚獣くらい使えるわ」
驚くリキに簡明に応える。なぜ驚いたか、ロザントの召喚獣が自分の召喚獣と同じ“兎姿”だったから。といっても大きさは違う。
リキの召喚獣ーーラピよりも、ロザントが出した召喚獣の方が大きい。その差は二倍。両腕で抱きしめることができるサイズのぬいぐるみである。
そして一番の違いは、自らの力で空中に浮いているというところ。兎なのに背中に小さな翼が生えている。ロザントの髪と同じ宵闇色をした兎は翼まで一色統一。
普通ではないものはたまに恐怖をうむ。
兎の神秘的な姿に慣れたところで一つ気になったことがあった。
ロザントは黒いクナイのような武器を所用しているのに魔法を使用した。リキは魔法使いのため杖を用いるのだが、魔法使いならだいたいは杖を持つものだろうと憶測していて不意打ちをくらう。ルーファースとロザント、どちらとも武器使いだと思っていた。
「《|降り注ぐ闇(アローナイト)》」
いきなりの魔術。宵闇色の兎がロザントの頭上にいき、体の回りに黒い槍のようなものを出現させた。数本の槍が降り注いでくる瞬間ファウンズが真横に避ける。真似して避けようとしたが数秒の遅れでリキは衝撃を受けた。
ロザントは取り澄ました顔をしているが、その瞳は何かを熟考しているよう。
「私があの女の相手していい?」
「あっちの男の相手するんじゃなかったのか?」
「最初に弱い方を潰しておいたほうが何かと楽でしょ」
「まあ別にいいけど」
ルーファースに主張が通ると迅速に行動する。リキへ一直線に近づき所用しているクナイを巧みに使い追い詰めるようとするが、防御反応が良いリキはなんとか杖で防ぐ。軽い身のこなしでの両手攻撃ーー小ささがすばしっこさの質を良くしている。
ファウンズは、初心者の頃に組んでからリキの戦闘姿を目にしていなかった。前と変わらず危うくて見ていられないレベルだ。
「あんたの相手は俺だけど」
「魔法も使えるのか」
「ああ、あいつは魔術だとか言い張ってるけど」
ロザントのことを見る視線に気づいてルーファースは答える。
武器を持つロザントが魔法を使う者だと予想がつかなかったのはファウンズも同じ。おかげで意表を突かれてしまった。
戦闘のイメージが崩れたが、すぐに算段を変える。まずは目の前のやつを倒せばいい。
身を引いたファウンズに油断し一気に攻め込んでくるルーファースだが、その行為を逆手にとり剣を振り下ろすと反射的に止められた。畳み掛けて薙ぎ払えば少しはひるむと思っていたのだが、甘く見ていたようだ。
「《防御壁(ガードシールド)》」
リキの方は逆になめられている。近接攻撃で攻めていたかと思いきや、ロザントはそのままの距離で魔法を仕掛けてきた。
魔法を使う時は相手と一定の距離をおくのが暗黙の規定だというのに、迷わず自身の戦い方をしている。それは戦闘に慣れていないような危害を加えようとしてこないリキ相手だからか。二度はくらいはしないと防御魔法で防ぎはしたが、その行為がロザントの策略に触れた。
「このままではやられる一方だぴょん」
攻撃もするぴょんとラピに言われるが、リキは戸惑う。
攻撃魔法を向ける対象は魔物であって人ではない。
そんな理念があるため演習中に攻撃魔法は使わずにいた。
一時期組んでいたルーファースは、敵二人を相手に暴れすぐ終わらせてしまうので自分の身を守ることだけに専念していた。一対一になり、絶え間なく攻撃されるなんてことはなかった。
「攻撃する気がないならまた私から」
「ご主人様、この空間で攻撃しても相手が傷つくことはないぴょん。心も同じぴょん。リキが攻撃しないなら私が傷つくぴょん」
「ごめん!」
心の中で強く思っただけで攻撃魔法が発動する。魔法が使えるとは思っていなかった頃、治したいという強い気持ちで回復魔法が発動したのと同じ。
迫って来ていたロザントの顔面に《炎(ファイア)》が当たったことに気づき、リキは唖然とした。
炎の原型がなくなってから見えたロザントの顔は無傷だった。
少しほっとしたのもつかの間、何かが目の前を通り過ぎる。無闇に武器を投げてくる者は一人しかいない。
「遅いから選手交代」
「何よそれ、まだ数分しか経ってないじゃない」
「これじゃあ元々の目的と違うだろ。お前はあいつと、俺はこの女と戦う予定だった」
投げた武器を手に取るルーファースはロザントの目を見ずに話す。
「でもさっきは了承したわよね。この女を先に倒す、って言っても反応薄くしてたのは誰よ」
「気が変わった。お前じゃすぐに倒せそうにないから」
「私がこの女に苦戦するとでも思ってるの」
心底不愉快そうにするが、澄ました顔をして相手にしないルーファースに呆れロザントはその場から離れた。
空気的に二人きりとなった時、彼の鋭利な目に身体を強張らせる。
無意識に右手首に手をやる動作をリキは戦闘前にもやっていた。不安を覚えているような仕草にファウンズが気に留めていたが、リキは気づいていなかった。
どうしてこんなことになったのだろうとリキは思考を巡らす。ルーファースの前にいるファウンズは無言の意思表示。
「まあ冗談だよ、あの空間じゃ相手を傷つけることさえできないし。その女と組んで戦闘しようよ」
冷めた視線にリキは胸を衝かれる。
「お前は一人でやる気か」
「まさか。Sランク相手に手ぶらでいくような真似できるわけないでしょ」
ファウンズの問いに応えたのは女性の声だった。
「私がその男の相棒となってやるわ」
リキは、フウコとライハルトの二人に「ファウンズ・キルが戦闘室で待っている」とルーファースから伝言として預かったと言われ戦闘室に来たのだが、それは半分当たっていて半分はずれていた。
戦闘室でファウンズと会いはしたが「用とは何だ」とこちらが伺いたいものを最初に投げかけられたのだ。
一方ファウンズは、面前に現れた宵闇色の髪の少女にリキと同じようなことを言われ到来したのだが、今になってははめられたのではないかと思う。目の前にいる少女に。
「言っとくけど、私こう見えても17だから」
黒髪ツインテール少女は名を告げるよりも先に年齢を告げる。傲慢な態度は到底幼く見えないが、身長は150センチにも満たずーー詳しくいうのであれば143センチと小さい。
リキを注視したかと思えばロザントは、リキの肩にいるラピをじっと見つめていた。
戦闘が始まり、いち早く詠唱を始めたロザント。魔法の力で出現したものは、彼女が詠唱の最後に発言したものと同じ。
「私だって召喚獣くらい使えるわ」
驚くリキに簡明に応える。なぜ驚いたか、ロザントの召喚獣が自分の召喚獣と同じ“兎姿”だったから。といっても大きさは違う。
リキの召喚獣ーーラピよりも、ロザントが出した召喚獣の方が大きい。その差は二倍。両腕で抱きしめることができるサイズのぬいぐるみである。
そして一番の違いは、自らの力で空中に浮いているというところ。兎なのに背中に小さな翼が生えている。ロザントの髪と同じ宵闇色をした兎は翼まで一色統一。
普通ではないものはたまに恐怖をうむ。
兎の神秘的な姿に慣れたところで一つ気になったことがあった。
ロザントは黒いクナイのような武器を所用しているのに魔法を使用した。リキは魔法使いのため杖を用いるのだが、魔法使いならだいたいは杖を持つものだろうと憶測していて不意打ちをくらう。ルーファースとロザント、どちらとも武器使いだと思っていた。
「《|降り注ぐ闇(アローナイト)》」
いきなりの魔術。宵闇色の兎がロザントの頭上にいき、体の回りに黒い槍のようなものを出現させた。数本の槍が降り注いでくる瞬間ファウンズが真横に避ける。真似して避けようとしたが数秒の遅れでリキは衝撃を受けた。
ロザントは取り澄ました顔をしているが、その瞳は何かを熟考しているよう。
「私があの女の相手していい?」
「あっちの男の相手するんじゃなかったのか?」
「最初に弱い方を潰しておいたほうが何かと楽でしょ」
「まあ別にいいけど」
ルーファースに主張が通ると迅速に行動する。リキへ一直線に近づき所用しているクナイを巧みに使い追い詰めるようとするが、防御反応が良いリキはなんとか杖で防ぐ。軽い身のこなしでの両手攻撃ーー小ささがすばしっこさの質を良くしている。
ファウンズは、初心者の頃に組んでからリキの戦闘姿を目にしていなかった。前と変わらず危うくて見ていられないレベルだ。
「あんたの相手は俺だけど」
「魔法も使えるのか」
「ああ、あいつは魔術だとか言い張ってるけど」
ロザントのことを見る視線に気づいてルーファースは答える。
武器を持つロザントが魔法を使う者だと予想がつかなかったのはファウンズも同じ。おかげで意表を突かれてしまった。
戦闘のイメージが崩れたが、すぐに算段を変える。まずは目の前のやつを倒せばいい。
身を引いたファウンズに油断し一気に攻め込んでくるルーファースだが、その行為を逆手にとり剣を振り下ろすと反射的に止められた。畳み掛けて薙ぎ払えば少しはひるむと思っていたのだが、甘く見ていたようだ。
「《防御壁(ガードシールド)》」
リキの方は逆になめられている。近接攻撃で攻めていたかと思いきや、ロザントはそのままの距離で魔法を仕掛けてきた。
魔法を使う時は相手と一定の距離をおくのが暗黙の規定だというのに、迷わず自身の戦い方をしている。それは戦闘に慣れていないような危害を加えようとしてこないリキ相手だからか。二度はくらいはしないと防御魔法で防ぎはしたが、その行為がロザントの策略に触れた。
「このままではやられる一方だぴょん」
攻撃もするぴょんとラピに言われるが、リキは戸惑う。
攻撃魔法を向ける対象は魔物であって人ではない。
そんな理念があるため演習中に攻撃魔法は使わずにいた。
一時期組んでいたルーファースは、敵二人を相手に暴れすぐ終わらせてしまうので自分の身を守ることだけに専念していた。一対一になり、絶え間なく攻撃されるなんてことはなかった。
「攻撃する気がないならまた私から」
「ご主人様、この空間で攻撃しても相手が傷つくことはないぴょん。心も同じぴょん。リキが攻撃しないなら私が傷つくぴょん」
「ごめん!」
心の中で強く思っただけで攻撃魔法が発動する。魔法が使えるとは思っていなかった頃、治したいという強い気持ちで回復魔法が発動したのと同じ。
迫って来ていたロザントの顔面に《炎(ファイア)》が当たったことに気づき、リキは唖然とした。
炎の原型がなくなってから見えたロザントの顔は無傷だった。
少しほっとしたのもつかの間、何かが目の前を通り過ぎる。無闇に武器を投げてくる者は一人しかいない。
「遅いから選手交代」
「何よそれ、まだ数分しか経ってないじゃない」
「これじゃあ元々の目的と違うだろ。お前はあいつと、俺はこの女と戦う予定だった」
投げた武器を手に取るルーファースはロザントの目を見ずに話す。
「でもさっきは了承したわよね。この女を先に倒す、って言っても反応薄くしてたのは誰よ」
「気が変わった。お前じゃすぐに倒せそうにないから」
「私がこの女に苦戦するとでも思ってるの」
心底不愉快そうにするが、澄ました顔をして相手にしないルーファースに呆れロザントはその場から離れた。
空気的に二人きりとなった時、彼の鋭利な目に身体を強張らせる。
無意識に右手首に手をやる動作をリキは戦闘前にもやっていた。不安を覚えているような仕草にファウンズが気に留めていたが、リキは気づいていなかった。
0
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
老女召喚〜聖女はまさかの80歳?!〜城を追い出されちゃったけど、何か若返ってるし、元気に異世界で生き抜きます!〜
二階堂吉乃
ファンタジー
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話+間話7話。

【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!

ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる