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第3章 3人目
第24話 撃退
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戦士と腕輪 第24話 撃退
モンスターの動向調査で新たな街から少し離れたところにある森林に来ていた少年と
弓使いはモンスターの大群と遭遇した。そのモンスターの大群は魔王軍のものであった。
2人は魔王軍のモンスターと戦い始めるのであった。
「とりゃー。どりゃー。えい。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
少年は襲ってくるゴブリンを次々と黒鉄剣で切り捨てていくのであった。弓使いも少年を
サポートする形で矢を放っていくのであった。
「シュパーン。シュパーン。おい。あまり、飛ばし過ぎるなよ。相手は多勢だ。こちらが
消耗し始めたら、一気に畳みかけられてしまうぞ。」
「わ、わかりました。あまり無茶はしないように戦います。」
少年は弓使いのアドバイスを聞き入れて、ペース配分を意識して、戦うのであった。戦いが
始めると周りにいたゴブリンたちが少年と弓使いを囲う形で襲っていたが、2人は背後
だけは取られまいと茂みを後ろにして、後ろに行こうとするゴブリンを攻撃していくので
あった。
「えい。とりゃー。8匹くらいは倒しちゃったかな。もう、副作用が起こっても、
仕方ないな。むしろ、そっちの方がいいかな。」
「シュパーン。焦るな。魔王軍の数が相当多いから、変身した後は魔法だけだぞ。数で
押されたら、魔力が尽きでもしたら、面倒だぞ。」
少年は多くのゴブリンを倒しており、剣士の腕輪に埋め込まれた赤い宝石がピカッと光り
続けていた。少年はこんな状況なので変身してもいいかなと思うが、弓使いは慎重に今後の
ことも考えて、少年を諌めるのであった。少年も、むやみやたらにモンスターを攻撃
しないようにするのであった。
「うー。モンスターの数がやっぱり多いな。そろそろ、俺の方は副作用の発動まで
あと1匹です。」
「そうか。もし、変身しても、あまり魔法を乱発するなよ。時期を見計らって、後退して
いくしかないかもな。」
少年も多くのモンスターを倒してしまっており、残り1匹で副作用が発動してしまう状況で
あった。弓使いも仕方ないと思うのであった。そのとき、少年は襲ってきたゴブリンを
斬ってしまうのであった。
「あ、あぶない。とりゃー。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
少年の剣士の腕輪に埋め込まれた赤い宝石がピカッと光ると、10匹目のモンスターが
倒されたことが示されるのであった。少年は光る剣士の腕輪を見ていると光がさらに
強くなり、少年の周りが赤い宝石の光で包まれてしまうのであった。
「き、来たぞ。あれが起こっちゃうぞ。」
なんと、少年の体は赤い宝石の光の中で変化を始めるのであった。まずはゴツゴツして
いた手が白く細いものへと変化し始めた。そして、脚も細くスラリとしたものに変化して
いくのであった。さらに変化は進み、肌は白くきめ細かに、腕や脚も伸び始めていくので
あった。
「あ、なんだ。体が変わっていっているような気がするぞ。」
少年の体の変化はこれにとどまらず、胴体にも及び始めた。胸の筋肉質な部分が徐々に
柔らかくなると胸が少しずつ膨らみ始めるのであった。初めは少し隆起する程度あったが
服を押し上げていき、みるみるうちに胸がどんどんと膨らみメロンくらいのサイズにまで
膨らみ、ピンク色の乳首や乳輪が形成されていくのであった。これとは逆に腰の部分は
キュッとくびれて見事なくびれが形成されるのであった。
「む、胸が膨らんでるよ。はあん。」
少年は胸の膨らみの影響で思わず、声を発してしまうのであったが、この声がまるで女性の
ような高い声に変わってしまっていた。胸の膨らみに呼応するように太ももはムチっと
適度に膨らみ、お尻も膨らみ始めて、大きな美尻が形成されるのであった。
「あん、俺。なんて声を出しているんだ。それになんか、太ももやお尻も大きくなって
るよ。」
体の変化は顔にもおよび、顔の形が卵型の形になると、少年の目は切れ長になり、
まつ毛も伸びていき、唇もプクッと膨らんでいくのであった。最後に髪の毛が伸びていくと
背中まで達して少しウェーブのかかったピンク色の髪になるのであった。
少年の体は23歳くらいのセクシーな大人の女性に変貌を遂げるのであった。変化はこれにとどまらずに服にもおよび、少年の服はGカップの巨乳を包むように白色のチューブ
トップに、ズボンは白色のミニのタイトなスカートになると白色のマントとロング
ブーツが装着されていった。最後に顔に化粧が施されていき、ファンデーションが
塗られるとアイシャドウと赤い口紅が塗られていった。
「はあ。はあ。変化が収まったみたいね。」
剣士の腕輪の赤い宝石の光が収まると少年の立っていた場所には23歳くらいの
セクシーな巨乳魔女がたたずんでいたのであった。巨乳魔女は戦いの最中なので体の
確認などせずに、ある準備を始めていた。
「黒鉄剣が魔法の杖に変わっているわ。前のより強力そうね。じゃあ、あとはこれに
着替えてっと。」
巨乳魔女は少年が持ってきていたチェインビスチェを身につけるのであった。変貌を
終えた巨乳魔女は再び戦いに戻るのであった。
「お待たせ。じゃあ。さっそく、暴れさせてもらうわね。炎よ。えい。ヴォー。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
巨乳魔女は戦いに戻るとすぐに炎の魔法を発動させて、大きな火炎魔法でゴブリンを
焼いてしまい、一瞬で倒してしまうのであった。
「シュパーン。あまり、初めから飛ばすなよ。魔力が尽きたら、当分の間、何もできなく
なるからな。」
「わかってるわ。たまにはこうやって、えい。ドン。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
弓使いが巨乳魔女に魔法をあまり使い過ぎないようにと注意すると、巨乳魔女は魔法の杖を
両手で握って、思いっきりゴブリンの頭上に振り下ろして、ゴブリンの頭を叩くので
あった。打ちどころが悪かったのか、ゴブリンはそのまま倒れてしまうのであった。
「どう。これで、物理攻撃も織り交ぜて戦うわよ。」
「まあ。いいだろう。あまり、無理はするなよ。」
巨乳魔女は魔法を使いつつ、ときには魔法の杖を武器に打撃でモンスターと戦って
いき、その場のモンスターをどんどん倒していくのであった。弓使いも負けじと
矢をどんどんと放っていくのであった。
「クイックシュート。シュパ。シュパ。シュパ。シュパ。シュパ。シュパ。シュパーン。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
弓使いはクイックシュートで辺りのモンスターに矢を高速で次々に放つと、矢が
モンスターの頭部に命中し、多数のモンスターがやられていくのであった。
「これで3割程度は倒したようだな。しかし、まだ大量に残っているな。やっかいだ。」
「あなたも矢を打ちすぎたら、まずいんじゃないかしら。」
「心配するな。俺はなんとかなるさ。こいつで、切り刻むさ。シャー。」
巨乳魔女が弓使いの矢の打ちすぎによる副作用を心配するようであった。しかし、弓使いは
心配無用とばかりに懐からナイフを取り出すと襲ってきたモンスターを切り刻むので
あった。弓使いの家は狩猟を生業にしていたので、解体等でナイフを使うことが多く、
弓使いのナイフさばきもなかなかのものであった。
「ふぅ。やはり。モンスターの数が多いな。矢とナイフではこのままいくとさばき
切れないだろうな。」
「じゃあ。あなたも変身すればいいじゃない。」
「うーん。それは最後まで避けたいな。」
弓使いは今の戦況ではさばき切れないと判断するが、巨乳魔女に言われても変身することは
拒むのであった。しかし、状況は弓使いの思いを許さなかった。後ろに留まっていた巨大ゴブリンが前方に出てくるのであった。
「やはり、ある程度、こちらが消耗し始めたところで、巨大ゴブリンを投入してきたか。
リーダーゴブリンがいるから統率が取れているな。シュパーン。」
「ウゴ。ウゴゴ。」
「巨大ゴブリンはやはり頑丈だな。頭部を狙わない限りはひるみもしない。ただ、あの
大きな棍棒で頭を守りながら、攻めてくるから、やっかいだな。」
弓使いは巨大ゴブリンが出てきたことで自分の矢の攻撃が大きく抑えられると感じ始めた。
さらにナイフでは巨大ゴブリンを相手にできないので、状況は芳しくなかった。
「私に任せてちょうだい。炎よ。お願い。ヴォ、ヴォー。」
「ウゴ。ウゴゴ。グフ。」
巨乳魔女は魔法の杖から大きく強力な火炎を放出すると巨大ゴブリンへ攻撃するので
あった。巨大ゴブリンも火炎を浴びると一気に倒れてしまうのであった。
「すまん。助かった。やはり、巨大ゴブリンが出てくると、弓矢の出番がなくなり
そうだ。俺はサポートに回るぞ。クイックシュート。シュパ。シュパ。シュパ。
シュパ。シュパ。シュパ。シュパーン。」
弓使いは弓矢による攻撃では今の状況であまり役に立たないと考えるとクイックシュートで
矢を大量に放つのであった。これにより、弓使いは100発の矢を放ち、使用していた静穏の弓が青い光を放ち、弓使いを包み込むのであった。
「この感覚は、あれが来てしまう。うおー。」
なんと、弓使いの体は青い光の中で変化を始めるのであった。まずは弓の弦でできてしまった指ダコのある男らしい手がか細く白い指を備えた手へと変化し出した。そして、脚も細くスラリとしたものに変化していくのであった。さらに変化は進み、肌は白くきめ細かに、腕や脚は少し縮んでいくのであった。
「あ、あー。体が変わっていっている。くおー。」
弓使いの体の変化はこれにとどまらず、胴体にも及び始めた。胸の筋肉質な部分が徐々に
柔らかくなると胸が少しずつ膨らみ始めるのであった。初めは少し隆起する程度あったが
服を押し上げていき、みるみるうちに胸がどんどんと膨らみリンゴくらいのサイズにまで
膨らみ、ピンク色の乳首や乳輪が形成されていくのであった。これとは逆に腰の部分は
キュッとくびれて見事なくびれが形成されるのであった。
「あ、くそ。む、胸が膨らんでいく。はあん。」
弓使いは自分の意思と反して胸が膨らみ、思わず、声を発してしまうのであったが、
この声がまるで女性のような高い声に変わってしまっていた。胸の膨らみに呼応する
ように太ももは適度に膨らみ、お尻も膨らみ始めて、美尻が形成されるのであった。
「はあん、俺はなんて声を出しているんだ。それに、太ももやお尻も大きくなってるぞ。」
体の変化は顔にもおよび、顔の形が卵型の形になると、弓使いの目は切れ長になり、
まつ毛も伸びていき、唇もプクッと膨らんでいくのであった。最後に髪の毛が伸びていくと肩まで達して青色の髪になるのであった。
弓使いの体は20歳くらいの清楚な大人の女性に変貌を遂げるのであった。変化はこれにとどまらずに服にもおよび、弓使いの服はCカップの美乳を包むように白色の右側の肩が開いたロングスカートのワンピースのドレスに変わり、白色のハイヒールが装着されていった。最後に顔に化粧が施されていき、ファンデーションが塗られるとアイシャドウと赤い
口紅が塗られていった。
「はあ、あはーん。変化が収まったみたいですわね。」
静穏の弓から出ていた青い光が収まると弓使いの立っていた場所には20歳くらいの
清楚な感じのスレンダーな美女がたたずんでいたのであった。さらに所持していた静穏の
弓が静穏の竪琴に変化しており、スレンダーな美女もとい竪琴使いはさっそく戦いに
戻るのであった。
「では、さっそく、お相手して差し上げますわ。トーン。」
竪琴使いは静穏の竪琴を奏で始めると徐々にテンポを速く、力強く、弦をひいていくので
あった。これにより、静穏の竪琴から衝撃波が発生していき、ゴブリンや巨大ゴブリンに
ダメージを与えていくのであった。
「ウケ。ウケケ。グフ。」
「ウゴ。ウゴゴ。」
竪琴使いの攻撃により、周辺のゴブリンはばたばたと倒れていった。巨大ゴブリンも倒れは
しなかったが、ダメージを受けて、怯んでしまうのであった。
「ゴブリンはけっこう倒せましたけど、さすがに巨大ゴブリンは倒れてくれませんわね。
でも、これで動きはだいぶ鈍くなってくれましたから、あとはお姉さまの魔法で倒せそう
ですわね。」
「ありがとう。助かったわ。炎よ。えい。ヴォー。」
竪琴使いは静穏の竪琴の衝撃波でモンスターたちにどんどんとダメージを与えていくと
ゴブリンを倒して、巨大ゴブリンにもある程度ダメージを与えて怯ませて、巨乳魔女が
魔法でとどめを刺すように攻撃していくのであった。こうして、巨乳魔女と竪琴使いは
モンスターたちをどんどんと倒していき、半数近くまでモンスターを倒すのであった。
「ウケー。ウケケー。」
「ウケ。ウケケ。」
「ウゴ。ウゴゴ。」
しかし、魔王軍のモンスターたちもあきらめることなく、執拗に巨乳魔女や竪琴使いを
攻撃してくるのであった。リーダーゴブリンが残存するゴブリンや途中から戦いに参戦し
始めた巨大ゴブリンを統率して、巧みに巨乳魔女や竪琴使いを攻め続けるのであった。
両者の攻防は一進一退し続けるのであった。
「あーん。もう、しつこい連中ね。半分くらいまでは削ったのにまだあきらめない
なんて。」
「お姉さま。あまり、焦っても仕方ありませんわ。ここは辛抱強くなるしか
ありませんわ。」
巨乳魔女はなかなか相手のモンスターたちがあきらめずに攻めてくるので焦りを感じ
始めていた。竪琴使いがそんな巨乳魔女をなだめていると2人の後方からある声がするので
あった。
「やあ。そこのきれいなおふたりさん。お困りのようだね。僕が微力ながら、力を貸し
ましょう。」
「あなたは、確か、前に闘技場で戦った魔法使いの人じゃない。」
なんと、2人の前に現れたのは巨乳魔女が闘技場の魔法使いの大会の決勝戦で戦った
魔法使いであった。
モンスターの動向調査で新たな街から少し離れたところにある森林に来ていた少年と
弓使いはモンスターの大群と遭遇した。そのモンスターの大群は魔王軍のものであった。
2人は魔王軍のモンスターと戦い始めるのであった。
「とりゃー。どりゃー。えい。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
少年は襲ってくるゴブリンを次々と黒鉄剣で切り捨てていくのであった。弓使いも少年を
サポートする形で矢を放っていくのであった。
「シュパーン。シュパーン。おい。あまり、飛ばし過ぎるなよ。相手は多勢だ。こちらが
消耗し始めたら、一気に畳みかけられてしまうぞ。」
「わ、わかりました。あまり無茶はしないように戦います。」
少年は弓使いのアドバイスを聞き入れて、ペース配分を意識して、戦うのであった。戦いが
始めると周りにいたゴブリンたちが少年と弓使いを囲う形で襲っていたが、2人は背後
だけは取られまいと茂みを後ろにして、後ろに行こうとするゴブリンを攻撃していくので
あった。
「えい。とりゃー。8匹くらいは倒しちゃったかな。もう、副作用が起こっても、
仕方ないな。むしろ、そっちの方がいいかな。」
「シュパーン。焦るな。魔王軍の数が相当多いから、変身した後は魔法だけだぞ。数で
押されたら、魔力が尽きでもしたら、面倒だぞ。」
少年は多くのゴブリンを倒しており、剣士の腕輪に埋め込まれた赤い宝石がピカッと光り
続けていた。少年はこんな状況なので変身してもいいかなと思うが、弓使いは慎重に今後の
ことも考えて、少年を諌めるのであった。少年も、むやみやたらにモンスターを攻撃
しないようにするのであった。
「うー。モンスターの数がやっぱり多いな。そろそろ、俺の方は副作用の発動まで
あと1匹です。」
「そうか。もし、変身しても、あまり魔法を乱発するなよ。時期を見計らって、後退して
いくしかないかもな。」
少年も多くのモンスターを倒してしまっており、残り1匹で副作用が発動してしまう状況で
あった。弓使いも仕方ないと思うのであった。そのとき、少年は襲ってきたゴブリンを
斬ってしまうのであった。
「あ、あぶない。とりゃー。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
少年の剣士の腕輪に埋め込まれた赤い宝石がピカッと光ると、10匹目のモンスターが
倒されたことが示されるのであった。少年は光る剣士の腕輪を見ていると光がさらに
強くなり、少年の周りが赤い宝石の光で包まれてしまうのであった。
「き、来たぞ。あれが起こっちゃうぞ。」
なんと、少年の体は赤い宝石の光の中で変化を始めるのであった。まずはゴツゴツして
いた手が白く細いものへと変化し始めた。そして、脚も細くスラリとしたものに変化して
いくのであった。さらに変化は進み、肌は白くきめ細かに、腕や脚も伸び始めていくので
あった。
「あ、なんだ。体が変わっていっているような気がするぞ。」
少年の体の変化はこれにとどまらず、胴体にも及び始めた。胸の筋肉質な部分が徐々に
柔らかくなると胸が少しずつ膨らみ始めるのであった。初めは少し隆起する程度あったが
服を押し上げていき、みるみるうちに胸がどんどんと膨らみメロンくらいのサイズにまで
膨らみ、ピンク色の乳首や乳輪が形成されていくのであった。これとは逆に腰の部分は
キュッとくびれて見事なくびれが形成されるのであった。
「む、胸が膨らんでるよ。はあん。」
少年は胸の膨らみの影響で思わず、声を発してしまうのであったが、この声がまるで女性の
ような高い声に変わってしまっていた。胸の膨らみに呼応するように太ももはムチっと
適度に膨らみ、お尻も膨らみ始めて、大きな美尻が形成されるのであった。
「あん、俺。なんて声を出しているんだ。それになんか、太ももやお尻も大きくなって
るよ。」
体の変化は顔にもおよび、顔の形が卵型の形になると、少年の目は切れ長になり、
まつ毛も伸びていき、唇もプクッと膨らんでいくのであった。最後に髪の毛が伸びていくと
背中まで達して少しウェーブのかかったピンク色の髪になるのであった。
少年の体は23歳くらいのセクシーな大人の女性に変貌を遂げるのであった。変化はこれにとどまらずに服にもおよび、少年の服はGカップの巨乳を包むように白色のチューブ
トップに、ズボンは白色のミニのタイトなスカートになると白色のマントとロング
ブーツが装着されていった。最後に顔に化粧が施されていき、ファンデーションが
塗られるとアイシャドウと赤い口紅が塗られていった。
「はあ。はあ。変化が収まったみたいね。」
剣士の腕輪の赤い宝石の光が収まると少年の立っていた場所には23歳くらいの
セクシーな巨乳魔女がたたずんでいたのであった。巨乳魔女は戦いの最中なので体の
確認などせずに、ある準備を始めていた。
「黒鉄剣が魔法の杖に変わっているわ。前のより強力そうね。じゃあ、あとはこれに
着替えてっと。」
巨乳魔女は少年が持ってきていたチェインビスチェを身につけるのであった。変貌を
終えた巨乳魔女は再び戦いに戻るのであった。
「お待たせ。じゃあ。さっそく、暴れさせてもらうわね。炎よ。えい。ヴォー。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
巨乳魔女は戦いに戻るとすぐに炎の魔法を発動させて、大きな火炎魔法でゴブリンを
焼いてしまい、一瞬で倒してしまうのであった。
「シュパーン。あまり、初めから飛ばすなよ。魔力が尽きたら、当分の間、何もできなく
なるからな。」
「わかってるわ。たまにはこうやって、えい。ドン。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
弓使いが巨乳魔女に魔法をあまり使い過ぎないようにと注意すると、巨乳魔女は魔法の杖を
両手で握って、思いっきりゴブリンの頭上に振り下ろして、ゴブリンの頭を叩くので
あった。打ちどころが悪かったのか、ゴブリンはそのまま倒れてしまうのであった。
「どう。これで、物理攻撃も織り交ぜて戦うわよ。」
「まあ。いいだろう。あまり、無理はするなよ。」
巨乳魔女は魔法を使いつつ、ときには魔法の杖を武器に打撃でモンスターと戦って
いき、その場のモンスターをどんどん倒していくのであった。弓使いも負けじと
矢をどんどんと放っていくのであった。
「クイックシュート。シュパ。シュパ。シュパ。シュパ。シュパ。シュパ。シュパーン。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
「ウケ。ウケケ。グフ。」
弓使いはクイックシュートで辺りのモンスターに矢を高速で次々に放つと、矢が
モンスターの頭部に命中し、多数のモンスターがやられていくのであった。
「これで3割程度は倒したようだな。しかし、まだ大量に残っているな。やっかいだ。」
「あなたも矢を打ちすぎたら、まずいんじゃないかしら。」
「心配するな。俺はなんとかなるさ。こいつで、切り刻むさ。シャー。」
巨乳魔女が弓使いの矢の打ちすぎによる副作用を心配するようであった。しかし、弓使いは
心配無用とばかりに懐からナイフを取り出すと襲ってきたモンスターを切り刻むので
あった。弓使いの家は狩猟を生業にしていたので、解体等でナイフを使うことが多く、
弓使いのナイフさばきもなかなかのものであった。
「ふぅ。やはり。モンスターの数が多いな。矢とナイフではこのままいくとさばき
切れないだろうな。」
「じゃあ。あなたも変身すればいいじゃない。」
「うーん。それは最後まで避けたいな。」
弓使いは今の戦況ではさばき切れないと判断するが、巨乳魔女に言われても変身することは
拒むのであった。しかし、状況は弓使いの思いを許さなかった。後ろに留まっていた巨大ゴブリンが前方に出てくるのであった。
「やはり、ある程度、こちらが消耗し始めたところで、巨大ゴブリンを投入してきたか。
リーダーゴブリンがいるから統率が取れているな。シュパーン。」
「ウゴ。ウゴゴ。」
「巨大ゴブリンはやはり頑丈だな。頭部を狙わない限りはひるみもしない。ただ、あの
大きな棍棒で頭を守りながら、攻めてくるから、やっかいだな。」
弓使いは巨大ゴブリンが出てきたことで自分の矢の攻撃が大きく抑えられると感じ始めた。
さらにナイフでは巨大ゴブリンを相手にできないので、状況は芳しくなかった。
「私に任せてちょうだい。炎よ。お願い。ヴォ、ヴォー。」
「ウゴ。ウゴゴ。グフ。」
巨乳魔女は魔法の杖から大きく強力な火炎を放出すると巨大ゴブリンへ攻撃するので
あった。巨大ゴブリンも火炎を浴びると一気に倒れてしまうのであった。
「すまん。助かった。やはり、巨大ゴブリンが出てくると、弓矢の出番がなくなり
そうだ。俺はサポートに回るぞ。クイックシュート。シュパ。シュパ。シュパ。
シュパ。シュパ。シュパ。シュパーン。」
弓使いは弓矢による攻撃では今の状況であまり役に立たないと考えるとクイックシュートで
矢を大量に放つのであった。これにより、弓使いは100発の矢を放ち、使用していた静穏の弓が青い光を放ち、弓使いを包み込むのであった。
「この感覚は、あれが来てしまう。うおー。」
なんと、弓使いの体は青い光の中で変化を始めるのであった。まずは弓の弦でできてしまった指ダコのある男らしい手がか細く白い指を備えた手へと変化し出した。そして、脚も細くスラリとしたものに変化していくのであった。さらに変化は進み、肌は白くきめ細かに、腕や脚は少し縮んでいくのであった。
「あ、あー。体が変わっていっている。くおー。」
弓使いの体の変化はこれにとどまらず、胴体にも及び始めた。胸の筋肉質な部分が徐々に
柔らかくなると胸が少しずつ膨らみ始めるのであった。初めは少し隆起する程度あったが
服を押し上げていき、みるみるうちに胸がどんどんと膨らみリンゴくらいのサイズにまで
膨らみ、ピンク色の乳首や乳輪が形成されていくのであった。これとは逆に腰の部分は
キュッとくびれて見事なくびれが形成されるのであった。
「あ、くそ。む、胸が膨らんでいく。はあん。」
弓使いは自分の意思と反して胸が膨らみ、思わず、声を発してしまうのであったが、
この声がまるで女性のような高い声に変わってしまっていた。胸の膨らみに呼応する
ように太ももは適度に膨らみ、お尻も膨らみ始めて、美尻が形成されるのであった。
「はあん、俺はなんて声を出しているんだ。それに、太ももやお尻も大きくなってるぞ。」
体の変化は顔にもおよび、顔の形が卵型の形になると、弓使いの目は切れ長になり、
まつ毛も伸びていき、唇もプクッと膨らんでいくのであった。最後に髪の毛が伸びていくと肩まで達して青色の髪になるのであった。
弓使いの体は20歳くらいの清楚な大人の女性に変貌を遂げるのであった。変化はこれにとどまらずに服にもおよび、弓使いの服はCカップの美乳を包むように白色の右側の肩が開いたロングスカートのワンピースのドレスに変わり、白色のハイヒールが装着されていった。最後に顔に化粧が施されていき、ファンデーションが塗られるとアイシャドウと赤い
口紅が塗られていった。
「はあ、あはーん。変化が収まったみたいですわね。」
静穏の弓から出ていた青い光が収まると弓使いの立っていた場所には20歳くらいの
清楚な感じのスレンダーな美女がたたずんでいたのであった。さらに所持していた静穏の
弓が静穏の竪琴に変化しており、スレンダーな美女もとい竪琴使いはさっそく戦いに
戻るのであった。
「では、さっそく、お相手して差し上げますわ。トーン。」
竪琴使いは静穏の竪琴を奏で始めると徐々にテンポを速く、力強く、弦をひいていくので
あった。これにより、静穏の竪琴から衝撃波が発生していき、ゴブリンや巨大ゴブリンに
ダメージを与えていくのであった。
「ウケ。ウケケ。グフ。」
「ウゴ。ウゴゴ。」
竪琴使いの攻撃により、周辺のゴブリンはばたばたと倒れていった。巨大ゴブリンも倒れは
しなかったが、ダメージを受けて、怯んでしまうのであった。
「ゴブリンはけっこう倒せましたけど、さすがに巨大ゴブリンは倒れてくれませんわね。
でも、これで動きはだいぶ鈍くなってくれましたから、あとはお姉さまの魔法で倒せそう
ですわね。」
「ありがとう。助かったわ。炎よ。えい。ヴォー。」
竪琴使いは静穏の竪琴の衝撃波でモンスターたちにどんどんとダメージを与えていくと
ゴブリンを倒して、巨大ゴブリンにもある程度ダメージを与えて怯ませて、巨乳魔女が
魔法でとどめを刺すように攻撃していくのであった。こうして、巨乳魔女と竪琴使いは
モンスターたちをどんどんと倒していき、半数近くまでモンスターを倒すのであった。
「ウケー。ウケケー。」
「ウケ。ウケケ。」
「ウゴ。ウゴゴ。」
しかし、魔王軍のモンスターたちもあきらめることなく、執拗に巨乳魔女や竪琴使いを
攻撃してくるのであった。リーダーゴブリンが残存するゴブリンや途中から戦いに参戦し
始めた巨大ゴブリンを統率して、巧みに巨乳魔女や竪琴使いを攻め続けるのであった。
両者の攻防は一進一退し続けるのであった。
「あーん。もう、しつこい連中ね。半分くらいまでは削ったのにまだあきらめない
なんて。」
「お姉さま。あまり、焦っても仕方ありませんわ。ここは辛抱強くなるしか
ありませんわ。」
巨乳魔女はなかなか相手のモンスターたちがあきらめずに攻めてくるので焦りを感じ
始めていた。竪琴使いがそんな巨乳魔女をなだめていると2人の後方からある声がするので
あった。
「やあ。そこのきれいなおふたりさん。お困りのようだね。僕が微力ながら、力を貸し
ましょう。」
「あなたは、確か、前に闘技場で戦った魔法使いの人じゃない。」
なんと、2人の前に現れたのは巨乳魔女が闘技場の魔法使いの大会の決勝戦で戦った
魔法使いであった。
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