しげき君とせじま様

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10限目 校内検診

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しげき君とせじま様 10限目 校内検診

 4月の終わり頃、滋樹の通う中学校では例年通りに各学年で校内検診が
行われていた。身長、体重などの基本的な測定から校医の検診が行われていた。
滋樹は自宅で朝食を済ますと中学校へ登校していた。

滋樹「ふあー。眠たいな。まあ、今日は午前中は校内検診だし、大丈夫だろう。」

滋樹は眠気を少し感じながら、中学校へ向かうのであった。校門の前まで来ると
声が聞こえてきた。

美桜「おはよう。滋樹君。いい天気だね。」

滋樹「お、おはよう。美桜ちゃん。」

滋樹は意中の人物である美桜からあいさつをされて、とても喜んでいた。滋樹は
ここぞとばかりに美桜に話しかけていくのであった。

滋樹「ねぇ。昨日のバラエティー番組は見た?あのシーンは面白かったよね?」

美桜「うーん。その番組はあんまり見てないから、わからないよ。ごめんね。」

滋樹のアタックは一瞬で撃沈してしまった。しかし、美桜の笑顔は素晴らしく、滋樹の
心を一瞬で癒してしまうのであった。

滋樹「うーん。今日もダメだったか。また、別のネタで話しかけてみよう。」

滋樹はあきらめずに話のネタを考えていくのであった。そして、教室に入ると校内検診が
始まるまで待っていた。

剛「おはよう。滋樹。体調はどうだ?」

滋樹「おはよう。剛。体調はバッチリさ。今朝もご飯をたくさん食べてきたからな。」

剛「俺も朝ごはんは3杯食べてきたぜ。これで体重は70kg越え達成だぜ。」

剛は体重自慢をしていた。2人はそんなバカなことを言いながら、時間をつぶすので
あった。しばらくすると担任の先生が来て、校内検診が始まるので保健室へ行くように
促されるのであった。

滋樹「よし。行くか。シャツはまだ着ておいた方がいいな。」

剛「はは。滋樹は気が早いな。」

2人はそう言いながら、保健室へと向かうのであった。保健室では多くの生徒が並んで
おり、滋樹も測定の順番待ちで並び始めた。まずは体重測定であった。

滋樹「僕の体重は55kgだな。去年より、少し増えたな。」

次の測定は身長測定であった。滋樹は身長を気にしていたのでとても気になる測定で
あった。測定器の上に乗ると測定してもらい、結果を聞いてみた。

滋樹「よし。去年より3cmも伸びたぞ。これで来年は170cm越えできるかも。」

滋樹は身長が伸びてとても喜んでいた。そのあとは視力検査などを受けて、ひと通りの
検査を受けると、あとは校医検診を受けるだけであった。滋樹は校医のところに来ると
あいさつをして、問診を受けたり、聴診器で胸をチェックされたりした。さらに最近の
状況を聞かれたりした。

校医「最近の体調はどうですか?」

滋樹「あ、体調は問題ないです。でも、ひとつ気になることが。」

校医「何かありましたか?」

滋樹「あ、あの興奮すると僕の股間のイチモツがありえないくらい大きくなって、」

校医「はは。若いね。興奮して勃起するのは男性の正常な反応だよ。程々にね。」

滋樹の相談は校医のさわやかな返答ですぐに終わるのであった。校医検診が終わると
保健室を出るのであったが、滋樹の前に女子の集団が現れるのであった。どうも男子と
入れ違いで保健室へ入って、校内検診を受けるようであった。

剛「お、女子が来てるぞ。検診の時は裸になるのかな。へへ。」

滋樹「お、おい。考えてることがエロいぞ。」

剛「お前も同じことを考えてるだろ。あ、あそこに美桜ちゃんもいるぞ。」

滋樹「え、ほ、本当だ。」

滋樹は美桜の方を見て、かわいい彼女の姿に見惚れてしまい、ついつい、校内検診を
受ける美桜の姿を想像してしまった。そして、裸の姿も想像してしまい、興奮しま
くっていた。

滋樹「あー。美桜ちゃんがあんなことやこんなことや。うー。興奮するな。」

そんなことを妄想していると滋樹はあることに気がついてしまった。もちろん、それは
滋樹の股間のイチモツが膨張していることだ。

滋樹「あ、しまった。僕のイチモツがどんどん膨張してきている。ヤバイぞ。」

剛「お、滋樹、おまえ、また股間が元気そうだな。へ、へ、へ。」

滋樹は前傾姿勢ぎみになって、至急、更衣室へと走り去っていくのであった。
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