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第一章前編・閑話的外伝「精湯治性射・黄金水伝説完結編」(松)裸のお突き愛
第六十六話「いきなり不起立性淫勁症候群発症事件・解決編1(後編)」
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そんなこんながありまして。
目の前には見た目は幼女、中身は成人、その名は合法ロリ、な嫁が二人。全裸で立ち並んでいらっしゃる訳で。
実に目の保養。まさに芸術でございます。
なお、余談ではありますが。
ドワーフと言えばずんぐりむっくりとした、古風なファンタジーにありがちな“あの”樽体型なドワーフが思い浮かぶのが普通だったりするのでしょうが、この通り、こちらの世界におけるドワーフは違っていたりします。
フィルナだけが特別な訳ではなく、このエルデフィアにおけるドワーフ種という存在そのものが、前世の地球で近年増加中の、某TRPGやMMORPGにありがちな、JRPG式の最新ファンタジー型ともいえる“成人しても未成年の子供くらいにしか見えない”という、よくある合法ロリや合法ショタがデフォなあの近代的お約束パターンの方だったりするようです。
なので、ガチで普通の女児にしか見えません。
それがこの世界におけるドワーフの女性な訳でして……。
――そんな風に思っていた時期が、俺にもありました。
実は、雑学知識スキルさんにより今得た最新情報によると、身長が低いのは種族的特徴だが、乳房のサイズは個体差があるとのこと。
つまり、理論上、俗に言う所の、ロリ巨乳ドワーフ娘ちゃんなんて存在も、実はこの世界のどこかにはいたりするみたいなんだよね……。
ま、まぁ、フィルナはたまたま無乳な側だった。それだけの話だ。
俺の愛は変わらねぇよ? 本当だよ?
けど、いつか、そんな娘達も見てみたいよね。
夢が広がりんぐだね。凄いね、異世界。
さて、広い世の中、むしろ樽体型が好みという稀有な性癖の紳士淑女もいらっしゃることでしょう。
そんな貴君に朗報です。なんと、ドワーフという種族はその特徴として肉が付き安いという性質を持つらしい。
つまり、油断して運動もろくにせずにだらしない生活をおくり続けた堕ドワーフは……わりと簡単に恵体な樽体型になり下がる恐れもあるのだそうな。
まぁ、その分、きっちりと鍛えれば筋肉も付きやすいという利点もあるみたいだけどな。
つまり、鍛えまくればゴリマッチョにもなりうるという訳で。むしろそういった肉体美こそが男らしさとして扱われる集落も実際あるらしく、モリモリ鍛えまくってあの樽体型上半身の逆三角形ゴリラなしっかりと髭を生やした古式ゆかしいあのイメージ通りのドワーフも、やっぱり一応いるにはいるのだそうな。もっともショタとかただの樽デブ堕ドワーフなんかもいるらしいけどね。
つまり、樽ドワーフは、いまーす。ということ。
この異世界は全ての性癖を受け入れる。それはそれは珍コクな話でございますことよ。
なんて言葉が無駄に脳裏をよぎりつつ。
一応、女ドワーフに髭がある、みたいな話はないらしい。
これに関しては一安心だ。昔のファンタジーではそういう設定もあったらしいからね。怖いですねぇ。
ふくよかなる肉体こそが美しいだの髭が装飾だのゴリマッチョこそが真なる美だの、そういった異常な美的感覚も無いらしく、ちゃんと女性ドワーフちゃん達はみんな普通にロリロリコロコロぷにぷにしているらしい。
たまにファットな堕ドワーフもいるようだが。それは逆にね? つまり全ての性癖にベストマッチ、ということ。凄いね、異世界。
なお、こんな可愛らしい見た目をしていながら、実は見た目以上にけっこうずっしりしていたりする。
前に抱きかかえて飛行したことあるけど、割と、少女らしい見た目と比べて、なんか、ちょっと、いや、結構、重たかったのを覚えている。
失礼なのでその言葉は飲み込んだがな。そういうの、性的魅了スキルさんが許してくれんからね。
まぁ、その秘密は濃密な筋肉の重さのみならず、骨の密度、というか大きさにあるのだそうな。
実はこの世界のドワーフという種族、肉が付きやすいだけでなく、骨格からして頑健にできているらしいのだ。
ゆえにタフで打たれ強い。もちろん、硬いだけでなく筋力もある。実に典型的な前衛盾向けの種族といえよう。
その点はまぁ、イメージどおりだな。
しかし、こんな可愛らしい見た目のどこにそんなパワーと頑丈さがあるというのか。
見た目非力そうな儚げな美少女……とまではいかないまでも、健康的なただの女児にしか見えないんだけどねぇ。
目の前で立ち尽くす幼女にも似た全裸の小柄な大人の女性を眺めてみる。
「ぅにゅ?」
と小首を傾げる姿が可愛らしい。
まぁ、これも魔素が成せる御技という奴なのかもしれないな。知らんけど。
……え? なんでこんな雑学話をいきなり無駄に挟んできたかって?
だって、いきなりちょっと真面目な流れになったからさ、少し頭を落ち着けたかったんだよ。
ま、現実逃避って奴だな。
しかし、行ってみたいね、いつの日か。
そんな合法ロ……もとい、ドワーフの里にさ。
その時は、フィルナのご両親にも挨拶に行かなきゃ、だよな。
……ゴリゴリのマッチョドワーフパパが、娘が欲しくば拳で示せ、なんて展開にだけはならないといいけど。
できえば可愛らしい男の娘系ショタなパパさんだといいなぁ。ママさんもね、どういう人なんだろう。夢が広がるね。
な~んて、そんな冒険ができるのはいつの日になることやら。
などと、ちょっぴり真面目なことを、全裸の嫁二人を眺めながら考える俺なのであった。
目の前には見た目は幼女、中身は成人、その名は合法ロリ、な嫁が二人。全裸で立ち並んでいらっしゃる訳で。
実に目の保養。まさに芸術でございます。
なお、余談ではありますが。
ドワーフと言えばずんぐりむっくりとした、古風なファンタジーにありがちな“あの”樽体型なドワーフが思い浮かぶのが普通だったりするのでしょうが、この通り、こちらの世界におけるドワーフは違っていたりします。
フィルナだけが特別な訳ではなく、このエルデフィアにおけるドワーフ種という存在そのものが、前世の地球で近年増加中の、某TRPGやMMORPGにありがちな、JRPG式の最新ファンタジー型ともいえる“成人しても未成年の子供くらいにしか見えない”という、よくある合法ロリや合法ショタがデフォなあの近代的お約束パターンの方だったりするようです。
なので、ガチで普通の女児にしか見えません。
それがこの世界におけるドワーフの女性な訳でして……。
――そんな風に思っていた時期が、俺にもありました。
実は、雑学知識スキルさんにより今得た最新情報によると、身長が低いのは種族的特徴だが、乳房のサイズは個体差があるとのこと。
つまり、理論上、俗に言う所の、ロリ巨乳ドワーフ娘ちゃんなんて存在も、実はこの世界のどこかにはいたりするみたいなんだよね……。
ま、まぁ、フィルナはたまたま無乳な側だった。それだけの話だ。
俺の愛は変わらねぇよ? 本当だよ?
けど、いつか、そんな娘達も見てみたいよね。
夢が広がりんぐだね。凄いね、異世界。
さて、広い世の中、むしろ樽体型が好みという稀有な性癖の紳士淑女もいらっしゃることでしょう。
そんな貴君に朗報です。なんと、ドワーフという種族はその特徴として肉が付き安いという性質を持つらしい。
つまり、油断して運動もろくにせずにだらしない生活をおくり続けた堕ドワーフは……わりと簡単に恵体な樽体型になり下がる恐れもあるのだそうな。
まぁ、その分、きっちりと鍛えれば筋肉も付きやすいという利点もあるみたいだけどな。
つまり、鍛えまくればゴリマッチョにもなりうるという訳で。むしろそういった肉体美こそが男らしさとして扱われる集落も実際あるらしく、モリモリ鍛えまくってあの樽体型上半身の逆三角形ゴリラなしっかりと髭を生やした古式ゆかしいあのイメージ通りのドワーフも、やっぱり一応いるにはいるのだそうな。もっともショタとかただの樽デブ堕ドワーフなんかもいるらしいけどね。
つまり、樽ドワーフは、いまーす。ということ。
この異世界は全ての性癖を受け入れる。それはそれは珍コクな話でございますことよ。
なんて言葉が無駄に脳裏をよぎりつつ。
一応、女ドワーフに髭がある、みたいな話はないらしい。
これに関しては一安心だ。昔のファンタジーではそういう設定もあったらしいからね。怖いですねぇ。
ふくよかなる肉体こそが美しいだの髭が装飾だのゴリマッチョこそが真なる美だの、そういった異常な美的感覚も無いらしく、ちゃんと女性ドワーフちゃん達はみんな普通にロリロリコロコロぷにぷにしているらしい。
たまにファットな堕ドワーフもいるようだが。それは逆にね? つまり全ての性癖にベストマッチ、ということ。凄いね、異世界。
なお、こんな可愛らしい見た目をしていながら、実は見た目以上にけっこうずっしりしていたりする。
前に抱きかかえて飛行したことあるけど、割と、少女らしい見た目と比べて、なんか、ちょっと、いや、結構、重たかったのを覚えている。
失礼なのでその言葉は飲み込んだがな。そういうの、性的魅了スキルさんが許してくれんからね。
まぁ、その秘密は濃密な筋肉の重さのみならず、骨の密度、というか大きさにあるのだそうな。
実はこの世界のドワーフという種族、肉が付きやすいだけでなく、骨格からして頑健にできているらしいのだ。
ゆえにタフで打たれ強い。もちろん、硬いだけでなく筋力もある。実に典型的な前衛盾向けの種族といえよう。
その点はまぁ、イメージどおりだな。
しかし、こんな可愛らしい見た目のどこにそんなパワーと頑丈さがあるというのか。
見た目非力そうな儚げな美少女……とまではいかないまでも、健康的なただの女児にしか見えないんだけどねぇ。
目の前で立ち尽くす幼女にも似た全裸の小柄な大人の女性を眺めてみる。
「ぅにゅ?」
と小首を傾げる姿が可愛らしい。
まぁ、これも魔素が成せる御技という奴なのかもしれないな。知らんけど。
……え? なんでこんな雑学話をいきなり無駄に挟んできたかって?
だって、いきなりちょっと真面目な流れになったからさ、少し頭を落ち着けたかったんだよ。
ま、現実逃避って奴だな。
しかし、行ってみたいね、いつの日か。
そんな合法ロ……もとい、ドワーフの里にさ。
その時は、フィルナのご両親にも挨拶に行かなきゃ、だよな。
……ゴリゴリのマッチョドワーフパパが、娘が欲しくば拳で示せ、なんて展開にだけはならないといいけど。
できえば可愛らしい男の娘系ショタなパパさんだといいなぁ。ママさんもね、どういう人なんだろう。夢が広がるね。
な~んて、そんな冒険ができるのはいつの日になることやら。
などと、ちょっぴり真面目なことを、全裸の嫁二人を眺めながら考える俺なのであった。
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