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第一章前編『英雄爆誕編』(破)ハーレム展開はお約束
第二十五話「いきなりステータスオープン!?(中篇)」
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「ステータスオープン」
セルフィの口から発せられた小さな声。
その瞬間、彼女の目の前に半透明のステータスプレートが出現する。
俺達は近づいてそれを覗き込む。
現れた内容は――。
セルファリエ・オーニス
種族:人間
クラス:魔術師
Lv:20
称号:なし
STR:C
AGL:D
VIT:C
SEN:C
INT:B
MEN:B
LUC:B
APP:A+
MAG:A
種族スキル
超美形
美声
スキル
商人
算術C
学者
魔物知識B
動植物知識C
伝承知識C
物品知識C
歴史C
斥候
偽装S
黒魔法A
生活魔法B
白魔法C
避妊魔法B
使役魔法C
魔力操作S
特殊詠唱
対象拡大A
詠唱短縮A
消費軽減C
剛力EX
剣術A
槍術A
格闘B
投擲C
レアスキル
斬鋼剣
剣閃砲
見ての通り。セルフィには俺の持ってる全てを与えた。
「すごい……」
ルティエラが驚愕の眼差しでステータスプレートを見つめている。
無理も無い。
俺の場合は、まぁアルクさんだし、的な表情だったルティエラだが、通常の三倍努力して身につけたというフィルナのスキルがまるごと追加されてるのだ、驚くのも無理は無い。
「さぞや努力されたのでしょう……」
努力……。
そう、実はスキルはスキルポイントで得るのではなく、本来は努力して身につけるものらしい。
レベルアップで得られるスキルポイントはあくまで補助であり、普通は修練や鍛錬を行い身につけるのだそうな。
ちなみに、大体Cランクのもので一ヶ月。集中して努力をし続ければ身に着くものらしい。
そしてCランクの習得に必要なスキルポイントは1だ。
つまり一ヶ月の努力の結果がスキルポイント1点に相当するって訳だな。
もちろんそんな簡単なものばかりじゃない。
上位アビリティや魔法などはCランクでももっとポイントや努力が必要だったりする。
フィルナは常人の三倍近い努力で若くしてこれだけのスキルを得たのだという。
剣術はアビリティとか沢山身につけないと伸ばせないらしいし、そうとう苦労したんだろう。
それをこんな簡単に得たり与えたりしてごめんな。
「努力したのはボクだもん……」
「これは、アルクとの愛の結晶」
「?」
当然、はてな顔で首を傾げるルティエラ。当然だよな。
まぁ、仲間になったんだし、隠しておく意味も無い。バラすとしますか。
「実は……」
俺は性行為時にスキルを奪ったり与えたりできることを伝えた。
「そ、そんなスキルが……」
顔を赤らめつつも驚愕するルティエラ。
まぁ仕方ないよね。たいがいチートだし。
「それはもはやレアスキルなのでは?」
確かに。ユニークスキルに内包されているというだけでレアスキルなのかもしれない。
「それと、魔族特有のスキルなのかもしれません」
確かに、種族スキルもそうだけど、なぜかユニークスキルも授与はできなかったんだよね。
インキュバス専用とかそういうの、あったりするのだろうか。
「なにはともあれ……みなさん。アルクさんとはそういう関係だったのですね」
少し寂しそうな顔をするルティエラ。
「うん。アルクはボクのものだからっ」
渡さないよ、と俺に腕を絡めてくるフィルナ。
「大丈夫。三号さんも私はオッケー」
対抗するように逆側の腕に絡んでくるセルフィ。
「さ、三号さん……」
俺とのめくるめく愛の日々でも妄想しているのだろうか。顔を真っ赤にしつつうつむくルティエラちゃん。
「まぁ、嫌がる相手を無理矢理ってことはないから。安心して」
ウインクして微笑みかける。
「あ、いえ、その、嫌なんてことはなく、むしろ望ましいと言うか……」
もじもじと早口でなんか言い出し始め、
「はわっ、私はなんてはしたないことをっ」
ブルブルと顔を振るルティエラ。
見てて面白い。なんか可愛い。
「はしたなくなんてない。好きな人と添い遂げるのは女の幸せ」
セルフィがなんか言ってらっしゃる。
「そうだよ。まぁ、君が望むなら……アルクの意思次第だけど、仕方ないね」
複雑そうな表情でルティエラとの情事も受け入れる姿勢のフィルナ。
あまりにも可愛らしいのでおでこにキスをしてあげた。
「えへへ……」
嬉しそうに目を細める。チョロ可愛い。
「私も」
上目使いで求めてくるので、セルフィの額にもキスをする。
「わーい」
ぎゅっと強く抱きしめてくる。
「モテモテですね」
「あぁ、とっても幸せだ」
「ちょっと……いや、かなりうらやましいです」
むむ、これはどうやらルティエラちゃんも……?
「三号さんいらっしゃーい」
セルフィはすでにウェルカム状態だ。
「え、いくとしてどこに」
抱きつく場所がないとうろたえるルティエラちゃんに、
「一番良いポジションが空いてるね」
前からのハグをうながすフィルナ。
「う、ぇ、はわ、そ、そんな……恥ずかしいです」
恥じらいながら拒絶するルティエラちゃん。
でもその表情は興味津々って感じで、他に誰もいなかったら飛びこんで来るであろう気配を漂わせていたりする。
まぁ、そんなこんなで今後ルティエラちゃんといたしても許されそうな流れになるのだった。
それはそれとして。
「じゃあ次はボクの番だね」
ステータスオープンと口にするとフィルナの前にやはりプレートが展開される。
見てみますと……?
フィオナ・ハルティス
種族:ドワーフ
クラス:騎士
Lv:24
称号:なし
STR:A
AGL:C
VIT:A+
SEN:B
INT:D
MEN:A+
LUC:B
APP:A+
MAG:C
種族スキル
暗視
能工巧匠
筋骨隆々
頑強
鉄心石腸
超美形
美声
スキル
剛力EX
剣術A
槍術A
格闘B
投擲C
商人
算術C
学者
魔物知識B
動植物知識C
伝承知識C
物品知識C
歴史C
黒魔法A
生活魔法B
白魔法C
使役魔法C
魔力操作S
特殊詠唱
対象拡大A
詠唱短縮A
消費軽減C
レアスキル
斬鋼剣
剣閃砲
やはりセルフィから得たスキルを授与してある。
発動体は白魔法用の指輪をすでに持っているらしいので問題ないね。
そして偽装Sは偽装により隠してある。
さて、ちなみに種族スキルだけど。
暗視ってのはまぁ、名前の通り暗闇でも普通に見えるという特性だ。わりと便利な奴だ。
そして能工巧匠ってのは手先が器用であることを現すスキル。
ドワーフは敏捷が低いという弱点があるのだそうだが、器用さは1ランク上として扱われるらしい。当然器用さは武器の使用の上手さにも関係してくる。
というわけで、フィルナはスピードそのものは凡人レベルなのだが武器の扱いが非情に上手い、ということになる。
そして筋骨隆々。あふれんばかりのパワーを保有する事を表すスキル。
フィルナはどうみてもマッチョではない。めっちゃプニプニした可愛らしい体をしている。それは見た俺が一番わかっている。
ちなみにプニプニとは言っても太っているわけじゃあないぞ? むしろスマートでスレンダーだ。だが、その骨格や筋肉は並みではないらしい。
ドワーフは筋肉が付きやすい体質であるらしく、しっかりと鍛えてさえいれば見た目によらないパワーを発揮するのだそうな。
なのでフィルナの柔らかボディの正体は、実は全てしなやかな筋肉だったりするらしい。
そういえば、なんか誰だかの筋肉がマッサージしたらマリリンモンローのようだったって話を聞いた事がある気がする。優れた筋肉ってのは案外柔らかいものなのかもね。
続いて頑強。ドワーフは骨格からして強靭であるようで、その体は頑丈なのだ。VITに影響するスキルだね。
鉄心石腸はメンタルが強靭であることを現している。そういえばフィルナは支配が効きづらかったな。
もっとも、支配使った相手がフィルナくらいなので比べることなどできないのだが。
というわけで、これらはドワーフの特徴で、それぞれSTR、VIT、MENが1ランク高いというのを現しているようだ。
まぁ、AGR以外の器用度のみを上昇させるという変り種もあるみたいだけどね。
そんなこんなで。
「あ、そうだ。アビリティの方も見ておいた方がいいよね」
フィルナが剣術の部分を指で押すと、隠されている部分が展開表示される。
強撃A
乱打A
剛剣A
殺陣B
突撃B
受け流しA
切り払いA
盾術強化A
盾術攻法B
戦闘即応A
岩斬剣A
剣閃A
【アーツ】
アーバック流重装騎兵術A
装甲防御術A
耐撃体勢防御A
鉄壁防御B
ルイスラン流武神剣闘術B
奥義:水月B
奥義:鏡華水月B
奥義:朧流水B
ゼイダルム流騎兵闘法A
先即制人
堅忍持久
不撓不屈
堅牢堅固
ローレリエ流守護騎兵術C
護衛行動C
護衛回避C
格闘
剛拳B
投技B
レアスキル
斬鋼剣
剣閃砲
と言った感じだ。
「……どれだけの研鑽を積まれたのですか」
「常人の三倍はがんばったと思うよ」
「それを簡単に奪われて……」
「うん、わりと複雑な気分だよ」
じっとりとした目でこちらを睨むフィルナ。
ちなみに心の中や二人でいる時はフィルナと呼んでるけど、人前ではちゃんとフィオナと呼んでるぞ?
なのでセルフィとルティエラはフィルナのことをフィオナと言う名前だと思っているはずだ。
「で、どんな効果のアビリティなのです?」
興味津々な様子のルティエラ。
「じゃあ一つづつ説明していくぞ」
俺はフィルナが身に着けている戦闘アビリティの説明に入るのだった。
-----------------------
オマケ
スキルポイント
スキルポイントは努力すれば一か月で1点分たまる(一か月の修練でコツを掴む)
スキルのCランクを習得するのはスキルポイント1点必要である
つまりCランクのスキルは一ヶ月努力すれば身につくのである
さらに、レベルが上がるとレベル点のスキルポイントが得られる
生まれたばかりの1レベルの段階ですでに1ある
アビリティやアーツの熟練度
C:覚えたて、最低限の技術
B:いっぱし、実戦で使える最低限のレベル
A:ベテラン級
S:達人クラス
S+:人外や人類の最高到達点
能力値ランク
E:弱い
D:苦手
C:普通
B:強い
A:人類の限界
S:人外
S以上:化け物、神の領域
ほぼほぼ生まれ持った素養で決まる
基本的には主人公達の能力値は最大限頑張って鍛えた結果なので
これ以上努力で上昇させるのは難しい
努力を怠ると当然下がるものもある
下がったものは努力で取り戻す事は可能
セルフィの口から発せられた小さな声。
その瞬間、彼女の目の前に半透明のステータスプレートが出現する。
俺達は近づいてそれを覗き込む。
現れた内容は――。
セルファリエ・オーニス
種族:人間
クラス:魔術師
Lv:20
称号:なし
STR:C
AGL:D
VIT:C
SEN:C
INT:B
MEN:B
LUC:B
APP:A+
MAG:A
種族スキル
超美形
美声
スキル
商人
算術C
学者
魔物知識B
動植物知識C
伝承知識C
物品知識C
歴史C
斥候
偽装S
黒魔法A
生活魔法B
白魔法C
避妊魔法B
使役魔法C
魔力操作S
特殊詠唱
対象拡大A
詠唱短縮A
消費軽減C
剛力EX
剣術A
槍術A
格闘B
投擲C
レアスキル
斬鋼剣
剣閃砲
見ての通り。セルフィには俺の持ってる全てを与えた。
「すごい……」
ルティエラが驚愕の眼差しでステータスプレートを見つめている。
無理も無い。
俺の場合は、まぁアルクさんだし、的な表情だったルティエラだが、通常の三倍努力して身につけたというフィルナのスキルがまるごと追加されてるのだ、驚くのも無理は無い。
「さぞや努力されたのでしょう……」
努力……。
そう、実はスキルはスキルポイントで得るのではなく、本来は努力して身につけるものらしい。
レベルアップで得られるスキルポイントはあくまで補助であり、普通は修練や鍛錬を行い身につけるのだそうな。
ちなみに、大体Cランクのもので一ヶ月。集中して努力をし続ければ身に着くものらしい。
そしてCランクの習得に必要なスキルポイントは1だ。
つまり一ヶ月の努力の結果がスキルポイント1点に相当するって訳だな。
もちろんそんな簡単なものばかりじゃない。
上位アビリティや魔法などはCランクでももっとポイントや努力が必要だったりする。
フィルナは常人の三倍近い努力で若くしてこれだけのスキルを得たのだという。
剣術はアビリティとか沢山身につけないと伸ばせないらしいし、そうとう苦労したんだろう。
それをこんな簡単に得たり与えたりしてごめんな。
「努力したのはボクだもん……」
「これは、アルクとの愛の結晶」
「?」
当然、はてな顔で首を傾げるルティエラ。当然だよな。
まぁ、仲間になったんだし、隠しておく意味も無い。バラすとしますか。
「実は……」
俺は性行為時にスキルを奪ったり与えたりできることを伝えた。
「そ、そんなスキルが……」
顔を赤らめつつも驚愕するルティエラ。
まぁ仕方ないよね。たいがいチートだし。
「それはもはやレアスキルなのでは?」
確かに。ユニークスキルに内包されているというだけでレアスキルなのかもしれない。
「それと、魔族特有のスキルなのかもしれません」
確かに、種族スキルもそうだけど、なぜかユニークスキルも授与はできなかったんだよね。
インキュバス専用とかそういうの、あったりするのだろうか。
「なにはともあれ……みなさん。アルクさんとはそういう関係だったのですね」
少し寂しそうな顔をするルティエラ。
「うん。アルクはボクのものだからっ」
渡さないよ、と俺に腕を絡めてくるフィルナ。
「大丈夫。三号さんも私はオッケー」
対抗するように逆側の腕に絡んでくるセルフィ。
「さ、三号さん……」
俺とのめくるめく愛の日々でも妄想しているのだろうか。顔を真っ赤にしつつうつむくルティエラちゃん。
「まぁ、嫌がる相手を無理矢理ってことはないから。安心して」
ウインクして微笑みかける。
「あ、いえ、その、嫌なんてことはなく、むしろ望ましいと言うか……」
もじもじと早口でなんか言い出し始め、
「はわっ、私はなんてはしたないことをっ」
ブルブルと顔を振るルティエラ。
見てて面白い。なんか可愛い。
「はしたなくなんてない。好きな人と添い遂げるのは女の幸せ」
セルフィがなんか言ってらっしゃる。
「そうだよ。まぁ、君が望むなら……アルクの意思次第だけど、仕方ないね」
複雑そうな表情でルティエラとの情事も受け入れる姿勢のフィルナ。
あまりにも可愛らしいのでおでこにキスをしてあげた。
「えへへ……」
嬉しそうに目を細める。チョロ可愛い。
「私も」
上目使いで求めてくるので、セルフィの額にもキスをする。
「わーい」
ぎゅっと強く抱きしめてくる。
「モテモテですね」
「あぁ、とっても幸せだ」
「ちょっと……いや、かなりうらやましいです」
むむ、これはどうやらルティエラちゃんも……?
「三号さんいらっしゃーい」
セルフィはすでにウェルカム状態だ。
「え、いくとしてどこに」
抱きつく場所がないとうろたえるルティエラちゃんに、
「一番良いポジションが空いてるね」
前からのハグをうながすフィルナ。
「う、ぇ、はわ、そ、そんな……恥ずかしいです」
恥じらいながら拒絶するルティエラちゃん。
でもその表情は興味津々って感じで、他に誰もいなかったら飛びこんで来るであろう気配を漂わせていたりする。
まぁ、そんなこんなで今後ルティエラちゃんといたしても許されそうな流れになるのだった。
それはそれとして。
「じゃあ次はボクの番だね」
ステータスオープンと口にするとフィルナの前にやはりプレートが展開される。
見てみますと……?
フィオナ・ハルティス
種族:ドワーフ
クラス:騎士
Lv:24
称号:なし
STR:A
AGL:C
VIT:A+
SEN:B
INT:D
MEN:A+
LUC:B
APP:A+
MAG:C
種族スキル
暗視
能工巧匠
筋骨隆々
頑強
鉄心石腸
超美形
美声
スキル
剛力EX
剣術A
槍術A
格闘B
投擲C
商人
算術C
学者
魔物知識B
動植物知識C
伝承知識C
物品知識C
歴史C
黒魔法A
生活魔法B
白魔法C
使役魔法C
魔力操作S
特殊詠唱
対象拡大A
詠唱短縮A
消費軽減C
レアスキル
斬鋼剣
剣閃砲
やはりセルフィから得たスキルを授与してある。
発動体は白魔法用の指輪をすでに持っているらしいので問題ないね。
そして偽装Sは偽装により隠してある。
さて、ちなみに種族スキルだけど。
暗視ってのはまぁ、名前の通り暗闇でも普通に見えるという特性だ。わりと便利な奴だ。
そして能工巧匠ってのは手先が器用であることを現すスキル。
ドワーフは敏捷が低いという弱点があるのだそうだが、器用さは1ランク上として扱われるらしい。当然器用さは武器の使用の上手さにも関係してくる。
というわけで、フィルナはスピードそのものは凡人レベルなのだが武器の扱いが非情に上手い、ということになる。
そして筋骨隆々。あふれんばかりのパワーを保有する事を表すスキル。
フィルナはどうみてもマッチョではない。めっちゃプニプニした可愛らしい体をしている。それは見た俺が一番わかっている。
ちなみにプニプニとは言っても太っているわけじゃあないぞ? むしろスマートでスレンダーだ。だが、その骨格や筋肉は並みではないらしい。
ドワーフは筋肉が付きやすい体質であるらしく、しっかりと鍛えてさえいれば見た目によらないパワーを発揮するのだそうな。
なのでフィルナの柔らかボディの正体は、実は全てしなやかな筋肉だったりするらしい。
そういえば、なんか誰だかの筋肉がマッサージしたらマリリンモンローのようだったって話を聞いた事がある気がする。優れた筋肉ってのは案外柔らかいものなのかもね。
続いて頑強。ドワーフは骨格からして強靭であるようで、その体は頑丈なのだ。VITに影響するスキルだね。
鉄心石腸はメンタルが強靭であることを現している。そういえばフィルナは支配が効きづらかったな。
もっとも、支配使った相手がフィルナくらいなので比べることなどできないのだが。
というわけで、これらはドワーフの特徴で、それぞれSTR、VIT、MENが1ランク高いというのを現しているようだ。
まぁ、AGR以外の器用度のみを上昇させるという変り種もあるみたいだけどね。
そんなこんなで。
「あ、そうだ。アビリティの方も見ておいた方がいいよね」
フィルナが剣術の部分を指で押すと、隠されている部分が展開表示される。
強撃A
乱打A
剛剣A
殺陣B
突撃B
受け流しA
切り払いA
盾術強化A
盾術攻法B
戦闘即応A
岩斬剣A
剣閃A
【アーツ】
アーバック流重装騎兵術A
装甲防御術A
耐撃体勢防御A
鉄壁防御B
ルイスラン流武神剣闘術B
奥義:水月B
奥義:鏡華水月B
奥義:朧流水B
ゼイダルム流騎兵闘法A
先即制人
堅忍持久
不撓不屈
堅牢堅固
ローレリエ流守護騎兵術C
護衛行動C
護衛回避C
格闘
剛拳B
投技B
レアスキル
斬鋼剣
剣閃砲
と言った感じだ。
「……どれだけの研鑽を積まれたのですか」
「常人の三倍はがんばったと思うよ」
「それを簡単に奪われて……」
「うん、わりと複雑な気分だよ」
じっとりとした目でこちらを睨むフィルナ。
ちなみに心の中や二人でいる時はフィルナと呼んでるけど、人前ではちゃんとフィオナと呼んでるぞ?
なのでセルフィとルティエラはフィルナのことをフィオナと言う名前だと思っているはずだ。
「で、どんな効果のアビリティなのです?」
興味津々な様子のルティエラ。
「じゃあ一つづつ説明していくぞ」
俺はフィルナが身に着けている戦闘アビリティの説明に入るのだった。
-----------------------
オマケ
スキルポイント
スキルポイントは努力すれば一か月で1点分たまる(一か月の修練でコツを掴む)
スキルのCランクを習得するのはスキルポイント1点必要である
つまりCランクのスキルは一ヶ月努力すれば身につくのである
さらに、レベルが上がるとレベル点のスキルポイントが得られる
生まれたばかりの1レベルの段階ですでに1ある
アビリティやアーツの熟練度
C:覚えたて、最低限の技術
B:いっぱし、実戦で使える最低限のレベル
A:ベテラン級
S:達人クラス
S+:人外や人類の最高到達点
能力値ランク
E:弱い
D:苦手
C:普通
B:強い
A:人類の限界
S:人外
S以上:化け物、神の領域
ほぼほぼ生まれ持った素養で決まる
基本的には主人公達の能力値は最大限頑張って鍛えた結果なので
これ以上努力で上昇させるのは難しい
努力を怠ると当然下がるものもある
下がったものは努力で取り戻す事は可能
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