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第3章 魔大陸
104 勇者とミニスカメイド服
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「なーに?もっと見たいの?」
微動だにせず立ち尽くしている俺。
「ふふ、見たい?」
頷くことすら出来なかった。
「いいわよ、もう1回するわね?」
そう言ってクルッと一回転するミュア。
また見え⋯見えないいいいい!
なんでだ!
先程と何も変わらないスピードで回っているはずだ。
なのに今度は見えない。
なんでだ。
今は見せる場面じゃ⋯
まさか、まだ秘術の最中、流れの中の一部だとでもいうのか?
いったいいつになったらこの秘術は終わるのだろうか。
俺は未だに術中に嵌っているのか?
「あら、どうしたのそんな顔して。もしかして見えなかった?」
見たかった。
見たかった俺は無言で頷いた。
あのシンプルな白の下着を見たかったのだ。
「めくっていいわよ?ほら、手を伸ばしてめくりなさい。」
なんだって?
めくる⋯だと?
そんな冒涜的な行為が許されるというのか?
ここは男爵の屋敷だぞ。
だが俺は術中に嵌っている。
自分の意思かはわからない。
だが手を伸ばし、ミニスカメイド服のスカートの裾に手をかけ⋯
「やっぱり恥ずかしいからだめっ」
手を掴まれた。
ここまで来てお預けなのか?
それは本当に?
「ふふ、なんて顔をしてるかしら。最高よレイ。さっきまでの残酷で冷徹な目をしていた人とは別人ね。」
もはや俺は喋れなかった。
見たいのに見れないのだ。
見たくて仕方なかった。
ミュアが俺の手を払い除け、部屋の中央にある高級そうなソファに向かう。
何をするのだろうか。
俺はミュアの一挙手一投足に夢中だ。
歩いてるだけなのにスカートがふわふわ、おしりをフリフリしてるのはなぜなんだ。
ああ、なんでこんなにも俺の心を揺さぶって来るのだろうか。
男爵家のメイド達も可愛く綺麗でスタイルのいい子が多かった。
なのになぜだ?
なぜミュアはこんなにも俺の情欲を掻き立てるんだ?
俺はミュアの後ろをフラフラとした足取りでついて行く。
3人がけのソファがあり、その対面に1人がけのソファが2つある。
ソファの間にはローテーブルがある。
ミュアはそこに片足だけ乗っけた。
なんなんだこの体勢は⋯
ヒールを履き、足を綺麗に見せてるのは気付いていた。
片足をローテーブルにかけただけだぞ。
それなのになんでこんなに美しく、更に妖艶さを醸し出すんだ?
スカートの中が見えそうなんだ。
でも見えない。
俺が立っているからなのもあるだろう。
今は正面からミュアを見ている。
ミュアがローテーブルに乗せてる足の膝に手を乗せ前屈みになる。
上半身を曲げたことにより、更に後ろのスカートの裾は持ち上がっているだろう。
俺は自分の立ち位置を呪った。
真後ろとは言わない、斜め後ろに居れば見えたのだ確実に。
ミュアの綺麗な足から覗くスカートの中。
そしてそこからチラ見する白の下着を纏った下尻。
叫びそうだった。
「うーん、やっぱりヒールは慣れないわね。脱いじゃおうかしら。」
ミュアは足をローテーブルから下ろし、無造作に1人がけのソファに座った。
そんな急に座ったら⋯み、見え、見えないいいいいい!
さっきの回転時に見せたのはなんだったんだ?
幻か?
俺は履くシーンまで見てるんだぞ。
なのになんでこんなに見たくなる?
1回見せたのも計算のうちなのか?
「ねえ、このヒール脱がして?」
脱がせろだと?
その場合俺は膝まづいてやることになるだろう。
するとどうだ。
目の前にあるのは桃源郷じゃないのか?
俺は生唾を飲み込んだ。
無言で膝まづいてミュアのヒールを脱がそうと手を伸ばす。
チラリと太腿の先にある桃源郷を見ようと視線を移す。
「えっちなレイね。だめよ見ちゃ。今は脱がして。」
くっ、太腿をピッチリとくっつけているせいで何も見えないじゃないか。
いや、綺麗な生脚はバッチリ拝めたな。
だが今欲しいのは生脚じゃない、白の下着なんだ。
俺は両足のヒールを脱がし終える。
「ありがとう。じゃあご褒美よ。」
ミュアがゆっくりと太腿を開き始めた。
それと同時に手でスカートを下着が見えないように押し隠す。
視線はそこに釘付けだった。
なのにまだ見えない。
ミニスカメイド服を着て、綺麗な生脚をこれでもかと開脚しているのに見えないのだ。
「見たかった?ほーら、たっぷり見なさい。」
押し隠しいたスカートをつまみ上げる。
それに合わせソファに足を乗せるミュア。
丸見えだ。
なんてことなんだろうか。
何だこのくい込みは⋯
ミュアの白い肌。
そして白の下着。
2つの種類の違う白のコントラストが、よりミュアの美しさと艶美さを際立たせる。
「見てレイ⋯こんなにくい込んじゃった。」
そう言いながらくい込んでいる部分を指先でなぞっていく。
「んはぁ、すっごい感じちゃう。」
なんでなのだろうか。
なぜ俺はミュアの行為に魅入ってしまうのだろうか。
もうミュアとは何度もしている。
それなのになんでなんだ?
「レイ、少ししかしてないのに来ちゃいそうよ⋯見てなさい、私がいくところを⋯」
ミュアの指を動かすスピードが増した。
俺は前のめりになって無言でミュアの行為を見ている。
「もういっちゃう!ああっいくっっっ!」
後ろに仰け反りながら果てるミュア。
なんていやらしいのだろうか。
白い下着は染みても分かりにくいのだろうが、明らかに変色しているのがわかるほど濡れている。
「レイも興奮してるんじゃない。服を突き破りそうよ?」
気付いていなかった。
ミュアに言われてやっと亀様のお怒りを感じた。
今はドクンドクンと脈打ってるのがわかるほど興奮していた。
だがそれに気づかない程、ミュアの行為に夢中になっていた。
ミュアは横向きに体勢を変えた。
ミニスカートの裾を持ち上げ言った。
「どの体勢で見たい?後ろから?それともこのままめくる?」
横向きの下着⋯めくりたい⋯
「このままめくりたいって顔ね。いいわよ?たっぷり堪能して。」
もう下になっている方のお尻の半分が見えている。
そこから見える白の下着。
このチラ見せがたまらない。
たまらなく俺を興奮させる。
その先を見せてくれ!
ガバッとスカートをめくった。
横を向き足を曲げることで強調される尻。
なんてきれいなんだろうか。
股にくい込んでいるパンツもバッチリ拝んだ。
そしてそこに顔を突っ込んだ。
大きく鼻で息を吸い、ミュアの匂いをこれでもかと鼻腔内でも堪能する。
「んあっ、そんなに嗅ぐのはだめよっんんっ」
何度も吸い込んだ。
そして舐め回す。
「はうっ、すごい⋯いっちゃうっっっ」
無心で舐め続けた。
微動だにせず立ち尽くしている俺。
「ふふ、見たい?」
頷くことすら出来なかった。
「いいわよ、もう1回するわね?」
そう言ってクルッと一回転するミュア。
また見え⋯見えないいいいい!
なんでだ!
先程と何も変わらないスピードで回っているはずだ。
なのに今度は見えない。
なんでだ。
今は見せる場面じゃ⋯
まさか、まだ秘術の最中、流れの中の一部だとでもいうのか?
いったいいつになったらこの秘術は終わるのだろうか。
俺は未だに術中に嵌っているのか?
「あら、どうしたのそんな顔して。もしかして見えなかった?」
見たかった。
見たかった俺は無言で頷いた。
あのシンプルな白の下着を見たかったのだ。
「めくっていいわよ?ほら、手を伸ばしてめくりなさい。」
なんだって?
めくる⋯だと?
そんな冒涜的な行為が許されるというのか?
ここは男爵の屋敷だぞ。
だが俺は術中に嵌っている。
自分の意思かはわからない。
だが手を伸ばし、ミニスカメイド服のスカートの裾に手をかけ⋯
「やっぱり恥ずかしいからだめっ」
手を掴まれた。
ここまで来てお預けなのか?
それは本当に?
「ふふ、なんて顔をしてるかしら。最高よレイ。さっきまでの残酷で冷徹な目をしていた人とは別人ね。」
もはや俺は喋れなかった。
見たいのに見れないのだ。
見たくて仕方なかった。
ミュアが俺の手を払い除け、部屋の中央にある高級そうなソファに向かう。
何をするのだろうか。
俺はミュアの一挙手一投足に夢中だ。
歩いてるだけなのにスカートがふわふわ、おしりをフリフリしてるのはなぜなんだ。
ああ、なんでこんなにも俺の心を揺さぶって来るのだろうか。
男爵家のメイド達も可愛く綺麗でスタイルのいい子が多かった。
なのになぜだ?
なぜミュアはこんなにも俺の情欲を掻き立てるんだ?
俺はミュアの後ろをフラフラとした足取りでついて行く。
3人がけのソファがあり、その対面に1人がけのソファが2つある。
ソファの間にはローテーブルがある。
ミュアはそこに片足だけ乗っけた。
なんなんだこの体勢は⋯
ヒールを履き、足を綺麗に見せてるのは気付いていた。
片足をローテーブルにかけただけだぞ。
それなのになんでこんなに美しく、更に妖艶さを醸し出すんだ?
スカートの中が見えそうなんだ。
でも見えない。
俺が立っているからなのもあるだろう。
今は正面からミュアを見ている。
ミュアがローテーブルに乗せてる足の膝に手を乗せ前屈みになる。
上半身を曲げたことにより、更に後ろのスカートの裾は持ち上がっているだろう。
俺は自分の立ち位置を呪った。
真後ろとは言わない、斜め後ろに居れば見えたのだ確実に。
ミュアの綺麗な足から覗くスカートの中。
そしてそこからチラ見する白の下着を纏った下尻。
叫びそうだった。
「うーん、やっぱりヒールは慣れないわね。脱いじゃおうかしら。」
ミュアは足をローテーブルから下ろし、無造作に1人がけのソファに座った。
そんな急に座ったら⋯み、見え、見えないいいいいい!
さっきの回転時に見せたのはなんだったんだ?
幻か?
俺は履くシーンまで見てるんだぞ。
なのになんでこんなに見たくなる?
1回見せたのも計算のうちなのか?
「ねえ、このヒール脱がして?」
脱がせろだと?
その場合俺は膝まづいてやることになるだろう。
するとどうだ。
目の前にあるのは桃源郷じゃないのか?
俺は生唾を飲み込んだ。
無言で膝まづいてミュアのヒールを脱がそうと手を伸ばす。
チラリと太腿の先にある桃源郷を見ようと視線を移す。
「えっちなレイね。だめよ見ちゃ。今は脱がして。」
くっ、太腿をピッチリとくっつけているせいで何も見えないじゃないか。
いや、綺麗な生脚はバッチリ拝めたな。
だが今欲しいのは生脚じゃない、白の下着なんだ。
俺は両足のヒールを脱がし終える。
「ありがとう。じゃあご褒美よ。」
ミュアがゆっくりと太腿を開き始めた。
それと同時に手でスカートを下着が見えないように押し隠す。
視線はそこに釘付けだった。
なのにまだ見えない。
ミニスカメイド服を着て、綺麗な生脚をこれでもかと開脚しているのに見えないのだ。
「見たかった?ほーら、たっぷり見なさい。」
押し隠しいたスカートをつまみ上げる。
それに合わせソファに足を乗せるミュア。
丸見えだ。
なんてことなんだろうか。
何だこのくい込みは⋯
ミュアの白い肌。
そして白の下着。
2つの種類の違う白のコントラストが、よりミュアの美しさと艶美さを際立たせる。
「見てレイ⋯こんなにくい込んじゃった。」
そう言いながらくい込んでいる部分を指先でなぞっていく。
「んはぁ、すっごい感じちゃう。」
なんでなのだろうか。
なぜ俺はミュアの行為に魅入ってしまうのだろうか。
もうミュアとは何度もしている。
それなのになんでなんだ?
「レイ、少ししかしてないのに来ちゃいそうよ⋯見てなさい、私がいくところを⋯」
ミュアの指を動かすスピードが増した。
俺は前のめりになって無言でミュアの行為を見ている。
「もういっちゃう!ああっいくっっっ!」
後ろに仰け反りながら果てるミュア。
なんていやらしいのだろうか。
白い下着は染みても分かりにくいのだろうが、明らかに変色しているのがわかるほど濡れている。
「レイも興奮してるんじゃない。服を突き破りそうよ?」
気付いていなかった。
ミュアに言われてやっと亀様のお怒りを感じた。
今はドクンドクンと脈打ってるのがわかるほど興奮していた。
だがそれに気づかない程、ミュアの行為に夢中になっていた。
ミュアは横向きに体勢を変えた。
ミニスカートの裾を持ち上げ言った。
「どの体勢で見たい?後ろから?それともこのままめくる?」
横向きの下着⋯めくりたい⋯
「このままめくりたいって顔ね。いいわよ?たっぷり堪能して。」
もう下になっている方のお尻の半分が見えている。
そこから見える白の下着。
このチラ見せがたまらない。
たまらなく俺を興奮させる。
その先を見せてくれ!
ガバッとスカートをめくった。
横を向き足を曲げることで強調される尻。
なんてきれいなんだろうか。
股にくい込んでいるパンツもバッチリ拝んだ。
そしてそこに顔を突っ込んだ。
大きく鼻で息を吸い、ミュアの匂いをこれでもかと鼻腔内でも堪能する。
「んあっ、そんなに嗅ぐのはだめよっんんっ」
何度も吸い込んだ。
そして舐め回す。
「はうっ、すごい⋯いっちゃうっっっ」
無心で舐め続けた。
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