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料亭
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食事を終えて、タクシーは一台呼んでもらう。そして乗り込んだのは遥人と純、そして治だった。みんな同じ方向に帰るから。本当は残りの人達もタクシーで帰った方が良いと思ったが、一馬は楽器を持っていてそれが乗るタクシーとなると限られてくる。それだったら電車で帰った方が良いと、翔、沙夜、奏太はそのまま歩いて駅の方へ向かう。繁華街ではあるが、あまり賑やかな所では無い。行き交う人達もそこまで多くないし、みんな酔っ払っている。
翔と一馬は帽子を被ったり眼鏡をかけたりして、変装をしているがそれでも一馬のダブルベースはあまり意味が無いようで、行き交う人達がぎょっとして目で一馬を見ていた。それでも無視するように駅を目指す。
「それにしても美味しかったね。料亭なんて言うからもっとかしこまっていると思った。」
「懐石料理だからな。あの鮭の炊き込みご飯はとても美味しかった。似たようなモノを沙夜も作っていたが、それとはまた次元が違うようだ。」
「やだ。うちで作るモノと比べないで。そもそも素材も使っているモノも違うんだろうし。」
顆粒だしを使ったり、めんつゆを使ったりはしないのだろう。きっと昆布や鰹節なんかで出汁を取ったり、素材も良いモノを使っている。それに手間を惜しんでいない。そういうところが、外で食べる店と家庭で作るモノで区別をしているのだろう。
「飯は美味かったよ。腹も満たされた。でもさ……それを目当てにしているわけじゃ無いだろう。」
奏太はそう言うと、沙夜は少し頷いた。
「そうね。問題は山積み。とにかく、ツアーで何かするんでしょうからね。出来ることをやっておかないと。スタッフもこちらで厳選したいし、部長が薦めてくるより先にこちらで手を打っておこうかな。」
「そんなことをしたらまた勝手にって言われないか。お前の立場も悪くなるだろう。」
「私の立場は悪くなっても構わない。「Harem」の担当になるくらいなら会社を辞めるわ。」
「沙夜が居なかったら、俺らも会社を移籍するよ。」
翔がそう言うと沙夜は少し笑う。それが部長と紫乃の目的なのだから。
「あなたたちは何か部長に言われたことは無いの?辞めるように促すような言葉とか。」
すると翔は思いだしたように沙夜に言う。
「そう言えば、モデルをしていたときかな。」
「雑誌社のモノ?」
「うん……。」
見た目だけで翔も遥人と共に雑誌のモデルをしていたことがある。だが翔自体は全く気乗りがしない仕事だった。今は雑誌のモデルよりも、講師としての活動の方が目立っている。雑誌に載るときは、もうすでにキーボードの専門誌のようなモノや「二藍」として載るときくらいしかないのだ。
「モデルの女性からしつこく連絡先を聞かれたんだ。それをずっと断っていてね。するとその雑誌社自体からも声をかけられなくなった。」
その雑誌社の仕事は覚えている。翔もそうだが一馬もフリーで動いている所があるので、場合によっては個人的な連絡先を教えることもあるのだ。だがそれは限られていて、次が見えたときに連絡を取るだけだった。その条件だと、モデルなんかに連絡先を交換することはまず無い。
「覚えてるわ。あの雑誌はすぐに廃刊になったわね。」
「そうだったのか。」
「一馬は連絡先を聞かれていない?」
「俺は無いな。音楽以外のジャンルだったら、健康雑誌や育児雑誌なんかに呼ばれることもあるが、そこでは聞かれることはまず無い。どちらかというと、バックミュージシャンとして呼ばれたときにそこの同じミュージシャンから連絡先を聞かれそうになったことはあるが、音楽に関わっていることは沙夜に通さないといけないので、連絡を取りたかったらレコード会社越しにして欲しいと言えば、あっさりと引き下がるモノだ。
「それで、逆恨みでもされたのか。」
奏太がそう聞くと翔は首を横に振る。
「そのあとくらいだったかな。会社に用事があって行ったら、部長とたまたま会ってね。その話をしたんだ。」
「……。」
「固いって言われたよ。」
「固い?」
「「二藍」はみんな固いなって。若いんだからもっと遊べば良いのにとね。部長の若い頃にはばれない程度に遊んでいたって言っていたからさ。」
「女遊びをそこで薦めるのもどうかと思うけど。」
奏太はそう言って笑うが、沙夜は少し不思議そうな顔になる。
「部長はそう言っていたの?」
「うん……。」
「沙夜?」
思わず沙夜は足を止める。そして考えを巡らせているようだった。
「どうした。」
一馬が近寄ると沙夜はぽつりと言葉を発する。
「もしかして……部長には他に女がいるのかしら。」
「女?」
考えられないことは無いと思う。愛人を持っている人というのは結構いるものなのだ。昨日お邪魔をした洋菓子店のパティシエである真二郎と「Harem」のギタリストの瀬名は、有名な歌舞伎役者の隠し子だったのだから。他に女もゴロゴロ居るだろう。それが普通の世界なのだ。
それは芸能人だけでは無く、大企業の社長や、政治家なんかもそうしている人がいるが、噂程度の話だった。だが真二郎は実際そういう家に居る。表に出れないだけで、本当はその家に入ってもおかしくないのだ。
「女遊びを若い頃にしていて、子供を産ませたって事?」
「わからないわ。想像の域を超えないこと。だって確証は無いのよ。」
「まさか部長に女がいますかなんて聞けるわけ無いからな。」
奏太はそう言うと、沙夜も頷いた。
「想像でものを言うのは辞めましょう。それに弱い所を握り合って脅し合うなんて、本当にドロドロした関係になる。私たちに出来るのは、ただ隙を見せないようにして過ごすだけね。」
「あぁ。」
そう言い合いながら駅へ到着する。そして改札口を抜けると、四人はホームへ向かった。
「奏太は家は会社の近くなんだって?」
「そうだよ。反対の路線だな。」
「家賃高くないの?」
「それがそうでも無いんだよ。事故物件ってヤツでさ。」
「事故?」
「あの家で殺人事件があったんだと。」
三人はぞっとした。特に沙夜はあの部屋へ行ったことがあるのだが、そんな所だとは思ってなかった。
「そんな部屋に良く住もうと思ったな。」
「家賃は半額だったし。それに殺人事件のあとなんか全くないしさ。」
「そうか……って……それで良いのか。」
一馬もさすがに首をひねっていた。だが奏太はそんなことを気にしていない。
「良いんだよ。部屋に入るときにちゃんとしたし。それに霊的なモノなんか全然見たこと無いから。」
「確かに現実的では無いわね。あ、電車が来たわ。」
先に奏太が乗る電車がやってきた。アナウンスがながれ、やがて電車がやってくる。あまり車両の数が無いのは夜だからだろう。
「じゃあ、お疲れ。」
ドアが開いて奏太はその車両に乗り込もうとした。だが足を止めてばっと降りてくる。
「どうした。」
「いや……違う車両に乗るわ。」
「誰か居たのか?」
奏太の顔色が青くなる。しかし気丈に奏太は首を振って言う。
「別になんでも無いよ。あ、紫乃じゃ無い。俺の個人的なこと。じゃ、お疲れ。」
そう言って奏太は別の車両に駆け込んでいった。その様子に翔は唖然とする。
「どうしたんだ。あいつ。」
すると向こうの車両から出てきた男女が、沙夜の支線を注目させる。
「……あれは……。」
一度見たことがある女だ。テレビ局で騒いでいた。それを雅が止めようとしていたのを覚えている。
「沙夜?」
「望月さんのお母様ね。」
「……母親?」
前に見たときよりも派手な格好をしている。それに隣に居る男が、母親の肩を抱いていた。
「え……あれって……なぁ、一馬。」
「ホストだな。しかも……あまり質が良い所じゃない。」
母親とホストは寄り添いながらホームの階段を降りていく。おそらくこのままK街へ行くのだろう。
「奏太があの母親に気が付いたって事なのかな。」
「かもしれないわね。でも……。」
沙夜の言葉に一馬も頷いた。
「どう見てもホストの同伴だ。同伴が出来るくらい金をつぎ込んでいるって事かもしれない。」
「……それって……大丈夫なの?」
「K街では良くあることだ。女は特にホストに貢がせて、借金を作らせて、そのあとには風俗で働かせたり、歳を取っている人ならどうするかわからないが……○クザが良くやるモノだな。」
「……。」
棗はそういうヤ○ザと繋がりがあるのだ。穏やかに見えて円滑にしようとしている。だがそういう男であればやはりどこかで一線をおかないといけないだろう。
しばらくすると沙夜達が乗る電車もやってきた。もう奏太の母親とホストの姿は無い。
翔と一馬は帽子を被ったり眼鏡をかけたりして、変装をしているがそれでも一馬のダブルベースはあまり意味が無いようで、行き交う人達がぎょっとして目で一馬を見ていた。それでも無視するように駅を目指す。
「それにしても美味しかったね。料亭なんて言うからもっとかしこまっていると思った。」
「懐石料理だからな。あの鮭の炊き込みご飯はとても美味しかった。似たようなモノを沙夜も作っていたが、それとはまた次元が違うようだ。」
「やだ。うちで作るモノと比べないで。そもそも素材も使っているモノも違うんだろうし。」
顆粒だしを使ったり、めんつゆを使ったりはしないのだろう。きっと昆布や鰹節なんかで出汁を取ったり、素材も良いモノを使っている。それに手間を惜しんでいない。そういうところが、外で食べる店と家庭で作るモノで区別をしているのだろう。
「飯は美味かったよ。腹も満たされた。でもさ……それを目当てにしているわけじゃ無いだろう。」
奏太はそう言うと、沙夜は少し頷いた。
「そうね。問題は山積み。とにかく、ツアーで何かするんでしょうからね。出来ることをやっておかないと。スタッフもこちらで厳選したいし、部長が薦めてくるより先にこちらで手を打っておこうかな。」
「そんなことをしたらまた勝手にって言われないか。お前の立場も悪くなるだろう。」
「私の立場は悪くなっても構わない。「Harem」の担当になるくらいなら会社を辞めるわ。」
「沙夜が居なかったら、俺らも会社を移籍するよ。」
翔がそう言うと沙夜は少し笑う。それが部長と紫乃の目的なのだから。
「あなたたちは何か部長に言われたことは無いの?辞めるように促すような言葉とか。」
すると翔は思いだしたように沙夜に言う。
「そう言えば、モデルをしていたときかな。」
「雑誌社のモノ?」
「うん……。」
見た目だけで翔も遥人と共に雑誌のモデルをしていたことがある。だが翔自体は全く気乗りがしない仕事だった。今は雑誌のモデルよりも、講師としての活動の方が目立っている。雑誌に載るときは、もうすでにキーボードの専門誌のようなモノや「二藍」として載るときくらいしかないのだ。
「モデルの女性からしつこく連絡先を聞かれたんだ。それをずっと断っていてね。するとその雑誌社自体からも声をかけられなくなった。」
その雑誌社の仕事は覚えている。翔もそうだが一馬もフリーで動いている所があるので、場合によっては個人的な連絡先を教えることもあるのだ。だがそれは限られていて、次が見えたときに連絡を取るだけだった。その条件だと、モデルなんかに連絡先を交換することはまず無い。
「覚えてるわ。あの雑誌はすぐに廃刊になったわね。」
「そうだったのか。」
「一馬は連絡先を聞かれていない?」
「俺は無いな。音楽以外のジャンルだったら、健康雑誌や育児雑誌なんかに呼ばれることもあるが、そこでは聞かれることはまず無い。どちらかというと、バックミュージシャンとして呼ばれたときにそこの同じミュージシャンから連絡先を聞かれそうになったことはあるが、音楽に関わっていることは沙夜に通さないといけないので、連絡を取りたかったらレコード会社越しにして欲しいと言えば、あっさりと引き下がるモノだ。
「それで、逆恨みでもされたのか。」
奏太がそう聞くと翔は首を横に振る。
「そのあとくらいだったかな。会社に用事があって行ったら、部長とたまたま会ってね。その話をしたんだ。」
「……。」
「固いって言われたよ。」
「固い?」
「「二藍」はみんな固いなって。若いんだからもっと遊べば良いのにとね。部長の若い頃にはばれない程度に遊んでいたって言っていたからさ。」
「女遊びをそこで薦めるのもどうかと思うけど。」
奏太はそう言って笑うが、沙夜は少し不思議そうな顔になる。
「部長はそう言っていたの?」
「うん……。」
「沙夜?」
思わず沙夜は足を止める。そして考えを巡らせているようだった。
「どうした。」
一馬が近寄ると沙夜はぽつりと言葉を発する。
「もしかして……部長には他に女がいるのかしら。」
「女?」
考えられないことは無いと思う。愛人を持っている人というのは結構いるものなのだ。昨日お邪魔をした洋菓子店のパティシエである真二郎と「Harem」のギタリストの瀬名は、有名な歌舞伎役者の隠し子だったのだから。他に女もゴロゴロ居るだろう。それが普通の世界なのだ。
それは芸能人だけでは無く、大企業の社長や、政治家なんかもそうしている人がいるが、噂程度の話だった。だが真二郎は実際そういう家に居る。表に出れないだけで、本当はその家に入ってもおかしくないのだ。
「女遊びを若い頃にしていて、子供を産ませたって事?」
「わからないわ。想像の域を超えないこと。だって確証は無いのよ。」
「まさか部長に女がいますかなんて聞けるわけ無いからな。」
奏太はそう言うと、沙夜も頷いた。
「想像でものを言うのは辞めましょう。それに弱い所を握り合って脅し合うなんて、本当にドロドロした関係になる。私たちに出来るのは、ただ隙を見せないようにして過ごすだけね。」
「あぁ。」
そう言い合いながら駅へ到着する。そして改札口を抜けると、四人はホームへ向かった。
「奏太は家は会社の近くなんだって?」
「そうだよ。反対の路線だな。」
「家賃高くないの?」
「それがそうでも無いんだよ。事故物件ってヤツでさ。」
「事故?」
「あの家で殺人事件があったんだと。」
三人はぞっとした。特に沙夜はあの部屋へ行ったことがあるのだが、そんな所だとは思ってなかった。
「そんな部屋に良く住もうと思ったな。」
「家賃は半額だったし。それに殺人事件のあとなんか全くないしさ。」
「そうか……って……それで良いのか。」
一馬もさすがに首をひねっていた。だが奏太はそんなことを気にしていない。
「良いんだよ。部屋に入るときにちゃんとしたし。それに霊的なモノなんか全然見たこと無いから。」
「確かに現実的では無いわね。あ、電車が来たわ。」
先に奏太が乗る電車がやってきた。アナウンスがながれ、やがて電車がやってくる。あまり車両の数が無いのは夜だからだろう。
「じゃあ、お疲れ。」
ドアが開いて奏太はその車両に乗り込もうとした。だが足を止めてばっと降りてくる。
「どうした。」
「いや……違う車両に乗るわ。」
「誰か居たのか?」
奏太の顔色が青くなる。しかし気丈に奏太は首を振って言う。
「別になんでも無いよ。あ、紫乃じゃ無い。俺の個人的なこと。じゃ、お疲れ。」
そう言って奏太は別の車両に駆け込んでいった。その様子に翔は唖然とする。
「どうしたんだ。あいつ。」
すると向こうの車両から出てきた男女が、沙夜の支線を注目させる。
「……あれは……。」
一度見たことがある女だ。テレビ局で騒いでいた。それを雅が止めようとしていたのを覚えている。
「沙夜?」
「望月さんのお母様ね。」
「……母親?」
前に見たときよりも派手な格好をしている。それに隣に居る男が、母親の肩を抱いていた。
「え……あれって……なぁ、一馬。」
「ホストだな。しかも……あまり質が良い所じゃない。」
母親とホストは寄り添いながらホームの階段を降りていく。おそらくこのままK街へ行くのだろう。
「奏太があの母親に気が付いたって事なのかな。」
「かもしれないわね。でも……。」
沙夜の言葉に一馬も頷いた。
「どう見てもホストの同伴だ。同伴が出来るくらい金をつぎ込んでいるって事かもしれない。」
「……それって……大丈夫なの?」
「K街では良くあることだ。女は特にホストに貢がせて、借金を作らせて、そのあとには風俗で働かせたり、歳を取っている人ならどうするかわからないが……○クザが良くやるモノだな。」
「……。」
棗はそういうヤ○ザと繋がりがあるのだ。穏やかに見えて円滑にしようとしている。だがそういう男であればやはりどこかで一線をおかないといけないだろう。
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