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料亭
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コテージやロッジのような作りになっていても、その小屋の中はしっかりと防音が効いているが、響きは悪くないスタジオだった。録音ブースには機材があり、演奏ブースにはグランドピアノが置かれているし、マイクなんかも添えつけられている。
「ネットは繋ぐなよ。それから機材も一度ばらしてるから、繋ぎ直して。」
沢村光太郎はそう言って、テーブルに置かれていた機材を呆れたようにみていた。
「こんなに付いていたんですか。」
「うーん。全部が盗聴器か盗撮器かはわかんねぇけど、レコーディングスタジオとしてあり得ないような機材とか、あとはブレーカーをあげた途端に光ったモノとかを避けただけ。もしかしたらセキュリティーのモノもあったかもな。」
「それは無いです。」
「え?」
「セキュリティーはこのスタジオは入り口だけなんです。カードキーで解除したでしょう?あれだけなんです。あとは火災報知器なんかがありますけど。」
「火災報知器にも盗撮器がつけてあったよ。あと、これな。沙夜。」
そう言って携帯電話の写真を見せる。それを沙夜の携帯電話に送ってもらっていたのを一馬は苦々しく見ていた。
前にも思ったが「沙夜」と気軽に呼んで、沙夜自身が何も言わないのは沙夜が信用しているからだろう。「二藍」だって沙夜と気軽に呼べるようになったのは、結構経ってからのことだ。それが一馬にとって少し悔しい。
「ありがとうございます。助かりました。」
「あとはこれは鑑識に回すから。」
「鑑識?警察みたいな事をするんですね。」
翔はそう言うと、光太郎は少し笑って言う。
「一応、民間だけどそういうのを調べてくれる専門がいるんだよ。金さえ積めばやってくれる。あんたも必要か?」
「いいえ。俺は。」
「あんたのスタジオは会社のモノだって言ってたな。あまり個人的なモノを置いていたり、人を連れてこない限りは大丈夫だと思うけど。」
響子を連れて来たこともあるのだ。と言うか、響子と会う時にはあそこしか無い。だがそこに隠しカメラなんかを置かれていたら、響子だって翔だって追い詰められるだろう。それが怖い。
「何の画像をもらったの?」
携帯電話の画像を送ってもらっていた。それが順大は気になったのだろう。
「部屋に入ってすぐの画像です。ここは使われたらハウスクリーニングが入ることになっているんですが、その時のモノは総務課にあると思うんです。その時と今日と、違う所があるとしたらその後に誰かが入ったことが証明される。」
「誰か?」
「誰でしょうね。鑑識が終わったらはっきりすると思いますが。」
もう沙夜はわかっている。だが今はそれを考えたくない。レコーディングに集中したいからだ。
「で、あなたは鑑識にそれをまだ持って行かないの?」
奈々子が光太郎にそう聞くと、光太郎は少し笑って言う。
「スイッチは切っている。主電源も抜いてる。だったら少しくらいレコーディングがみたいじゃん。」
つまり録音の様子を見たいと言うことなのだろう。
「呆れた。好奇心の方が勝つなんてね。」
「俺はずっとファンだったんだよ。」
「誰の?」
「「夜」の。」
沙夜から依頼をされる前からずっと気になっていた音楽だった。だが普通の女子大生のようなだが沙夜が本当にそうなのだろうかと思ったら疑問に思っていたのも事実。だからピアノを弾いて欲しいとずっと思っていたのだが、沙夜の精神状態を見ると、我慢させてまでピアノを弾いて欲しいとは言えない。だがその演奏を聴ける。しかも生で聞けるのはラッキーだと思っていた。ここまでしたのだから本当だったら調査料とかを取りたかったのだが、交通費と基本料だけでここに来たのはそれが目的だったから。
「ですって。良いかしら。お二人さん。」
一馬と沙夜にそう聞くと、二人とも頷いた。
「つたない演奏ですけど、聴いていってください。」
「益々失敗は出来ないな。」
一馬はそう言うと、演奏ブースの方へ足を運ぶ。そして沙夜もその演奏ブースに入り、グランドピアノを開けて鍵盤を鳴らす。その時だった。
「翔。」
レコーディングの機材に目を留めていた翔に声をかける。すると翔がそれに気がついて演奏ブースへやってきた。
「どうしたの?」
「悪いけれど、ピアノの調整をしてくれないかしら。」
「え?狂ってる?」
「移動させたとは言っても少し狂いすぎてる。」
もしここで翔が居なければこのままレコーディングをするか、業者に連絡をしなければいけなかっただろう。そうなると一日ではレコーディングは終わらない。そこまで考えられていたのだ。
「うん。そうだね……。ちょっと待ってて。あ、一馬、ちょっと音を出すの辞めてくれないか。」
「わかった。」
楽器の販売店でピアノを専門にしていたのだ。真面目に仕事をしていてそれも評価されていた所をみれば、翔は仕事が出来る男だったのだろう。ただ人間関係で上手くいかなかっただけなのだ。
昔やっていたこととはいえ、慣れた手つきでピアノを当たっていた。専用の器具も必要だと用意したのが良かったのかもしれない。
「ほんっとうに……。」
奈々子がやってきて文句を言おうとした。だが沙夜がそれを止める。
「ちょっと一人にさせてください。ピアノの調整をする時には雑音が無い方が良いです。翔、録音ブースのドアを閉めたら大丈夫よね?」
「うん。」
「えぇ。だったらちょっとみんなでこっちに行きましょう。」
レコーディングをするだけだったのに、どうしてここまでされるのだろう。こうなればもう嫌がらせでしか無い。
ドアを閉めて沙夜はため息を付いた。確かに会社の意向とは全く違うことをした。CMの曲を作って欲しいと言われたのは、確かに沙夜のミスかもしれないし、一馬もこの方法しか知らなかったから。だがライブハウスで演奏をして「もっと聴きたい。」と言われるのはとても気持ちが良かったのだ。
それ以降のことは、確かに会社の意向とは違うことをしている。レコーディングに至ってはスタッフも違うし、宿にも泊まらない。だからと言ってこれはもうレコーディングを邪魔しているとしか思えなかった。
「ずいぶん泉さんも一馬君も嫉妬されているのね。」
「嫉妬?」
すると順大も頷いた。
「これは確かに嫉妬だな。」
「バレエの世界でもあること?」
奈々子は順大にそう聞くと、順大は頷いた。
「良くあることだ。与えられた役柄のためにずっと練習をしていたのに、当日に急に俺の役だけ変更とかと言われるのは、嫌がらせとしか思えない。しかし……。」
すると奈々子は少し笑って言う。
「そう言う時の方が良い演技が出来ると思わない?」
「その通りですよ。集中するから。」
変更があったからと言って言い訳は出来ない。変更があったから出来なかったとは言わせたくなかった。だから必死で食らいつき、結果は順大の株を上げることになる。逆境が力になるのだ。
「チャンスと捉えるって事か。」
「そう。一馬。お前はあまり嫉妬なんかされたことが無かったかもしれないけど、昔と今では状況も違う。お前の足を引っ張ろうとする奴は沢山いると思った方が良い。中学の時とは違うんだからな。」
「あぁ……。」
そういう嫉妬とかが苦手で大学は吹奏楽部に入らなかったのだ。強豪校だったからコンクールなんかも部内で予選があるような所。変な争いや嫉妬に巻き込まれたくなかったので逃げたのかもしれない。
だが逃げても結局そういう目に遭うのだ。だからこれは逃げた報いかもしれない。それならその逆境に立ち向かって良い演奏をするのが一番かもしれないのだ。
「沙夜さんはもう一人じゃ無いから安心して演奏をすれば良い。俺ら楽しみにしてるんだよ。」
「えぇ……。期待に添えるか。」
「証明しろよ。」
光太郎がそう言ってくれた。そして奈々子の方を見る。
「そうね。あの演奏が本当にあなたがしているのか、楽しみだわ。」
「……わかりました。」
「しかし沙夜。」
一馬はそう言って少し笑いながら沙夜に言う。
「何?」
「俺の音も聴いてくれよ。お前は先走るからな。」
「え……。」
「練習の時もそうだった。俺がいくら合わせるのが得意でもお前には合わせるのは一苦労だ。二人で作ってるのを忘れないでくれ。お前一人だったら何も言わないけどな。」
「だからプロになれなかったのよ。」
「三倉さんまで……。」
少し笑い合う。それだけで少し気持ちが晴れた気がした。
今は何も考えないようにしよう。録音をしたあとのことはまた考えればいい。今日もまたゆっくり眠れるかわからないのだから。
「ネットは繋ぐなよ。それから機材も一度ばらしてるから、繋ぎ直して。」
沢村光太郎はそう言って、テーブルに置かれていた機材を呆れたようにみていた。
「こんなに付いていたんですか。」
「うーん。全部が盗聴器か盗撮器かはわかんねぇけど、レコーディングスタジオとしてあり得ないような機材とか、あとはブレーカーをあげた途端に光ったモノとかを避けただけ。もしかしたらセキュリティーのモノもあったかもな。」
「それは無いです。」
「え?」
「セキュリティーはこのスタジオは入り口だけなんです。カードキーで解除したでしょう?あれだけなんです。あとは火災報知器なんかがありますけど。」
「火災報知器にも盗撮器がつけてあったよ。あと、これな。沙夜。」
そう言って携帯電話の写真を見せる。それを沙夜の携帯電話に送ってもらっていたのを一馬は苦々しく見ていた。
前にも思ったが「沙夜」と気軽に呼んで、沙夜自身が何も言わないのは沙夜が信用しているからだろう。「二藍」だって沙夜と気軽に呼べるようになったのは、結構経ってからのことだ。それが一馬にとって少し悔しい。
「ありがとうございます。助かりました。」
「あとはこれは鑑識に回すから。」
「鑑識?警察みたいな事をするんですね。」
翔はそう言うと、光太郎は少し笑って言う。
「一応、民間だけどそういうのを調べてくれる専門がいるんだよ。金さえ積めばやってくれる。あんたも必要か?」
「いいえ。俺は。」
「あんたのスタジオは会社のモノだって言ってたな。あまり個人的なモノを置いていたり、人を連れてこない限りは大丈夫だと思うけど。」
響子を連れて来たこともあるのだ。と言うか、響子と会う時にはあそこしか無い。だがそこに隠しカメラなんかを置かれていたら、響子だって翔だって追い詰められるだろう。それが怖い。
「何の画像をもらったの?」
携帯電話の画像を送ってもらっていた。それが順大は気になったのだろう。
「部屋に入ってすぐの画像です。ここは使われたらハウスクリーニングが入ることになっているんですが、その時のモノは総務課にあると思うんです。その時と今日と、違う所があるとしたらその後に誰かが入ったことが証明される。」
「誰か?」
「誰でしょうね。鑑識が終わったらはっきりすると思いますが。」
もう沙夜はわかっている。だが今はそれを考えたくない。レコーディングに集中したいからだ。
「で、あなたは鑑識にそれをまだ持って行かないの?」
奈々子が光太郎にそう聞くと、光太郎は少し笑って言う。
「スイッチは切っている。主電源も抜いてる。だったら少しくらいレコーディングがみたいじゃん。」
つまり録音の様子を見たいと言うことなのだろう。
「呆れた。好奇心の方が勝つなんてね。」
「俺はずっとファンだったんだよ。」
「誰の?」
「「夜」の。」
沙夜から依頼をされる前からずっと気になっていた音楽だった。だが普通の女子大生のようなだが沙夜が本当にそうなのだろうかと思ったら疑問に思っていたのも事実。だからピアノを弾いて欲しいとずっと思っていたのだが、沙夜の精神状態を見ると、我慢させてまでピアノを弾いて欲しいとは言えない。だがその演奏を聴ける。しかも生で聞けるのはラッキーだと思っていた。ここまでしたのだから本当だったら調査料とかを取りたかったのだが、交通費と基本料だけでここに来たのはそれが目的だったから。
「ですって。良いかしら。お二人さん。」
一馬と沙夜にそう聞くと、二人とも頷いた。
「つたない演奏ですけど、聴いていってください。」
「益々失敗は出来ないな。」
一馬はそう言うと、演奏ブースの方へ足を運ぶ。そして沙夜もその演奏ブースに入り、グランドピアノを開けて鍵盤を鳴らす。その時だった。
「翔。」
レコーディングの機材に目を留めていた翔に声をかける。すると翔がそれに気がついて演奏ブースへやってきた。
「どうしたの?」
「悪いけれど、ピアノの調整をしてくれないかしら。」
「え?狂ってる?」
「移動させたとは言っても少し狂いすぎてる。」
もしここで翔が居なければこのままレコーディングをするか、業者に連絡をしなければいけなかっただろう。そうなると一日ではレコーディングは終わらない。そこまで考えられていたのだ。
「うん。そうだね……。ちょっと待ってて。あ、一馬、ちょっと音を出すの辞めてくれないか。」
「わかった。」
楽器の販売店でピアノを専門にしていたのだ。真面目に仕事をしていてそれも評価されていた所をみれば、翔は仕事が出来る男だったのだろう。ただ人間関係で上手くいかなかっただけなのだ。
昔やっていたこととはいえ、慣れた手つきでピアノを当たっていた。専用の器具も必要だと用意したのが良かったのかもしれない。
「ほんっとうに……。」
奈々子がやってきて文句を言おうとした。だが沙夜がそれを止める。
「ちょっと一人にさせてください。ピアノの調整をする時には雑音が無い方が良いです。翔、録音ブースのドアを閉めたら大丈夫よね?」
「うん。」
「えぇ。だったらちょっとみんなでこっちに行きましょう。」
レコーディングをするだけだったのに、どうしてここまでされるのだろう。こうなればもう嫌がらせでしか無い。
ドアを閉めて沙夜はため息を付いた。確かに会社の意向とは全く違うことをした。CMの曲を作って欲しいと言われたのは、確かに沙夜のミスかもしれないし、一馬もこの方法しか知らなかったから。だがライブハウスで演奏をして「もっと聴きたい。」と言われるのはとても気持ちが良かったのだ。
それ以降のことは、確かに会社の意向とは違うことをしている。レコーディングに至ってはスタッフも違うし、宿にも泊まらない。だからと言ってこれはもうレコーディングを邪魔しているとしか思えなかった。
「ずいぶん泉さんも一馬君も嫉妬されているのね。」
「嫉妬?」
すると順大も頷いた。
「これは確かに嫉妬だな。」
「バレエの世界でもあること?」
奈々子は順大にそう聞くと、順大は頷いた。
「良くあることだ。与えられた役柄のためにずっと練習をしていたのに、当日に急に俺の役だけ変更とかと言われるのは、嫌がらせとしか思えない。しかし……。」
すると奈々子は少し笑って言う。
「そう言う時の方が良い演技が出来ると思わない?」
「その通りですよ。集中するから。」
変更があったからと言って言い訳は出来ない。変更があったから出来なかったとは言わせたくなかった。だから必死で食らいつき、結果は順大の株を上げることになる。逆境が力になるのだ。
「チャンスと捉えるって事か。」
「そう。一馬。お前はあまり嫉妬なんかされたことが無かったかもしれないけど、昔と今では状況も違う。お前の足を引っ張ろうとする奴は沢山いると思った方が良い。中学の時とは違うんだからな。」
「あぁ……。」
そういう嫉妬とかが苦手で大学は吹奏楽部に入らなかったのだ。強豪校だったからコンクールなんかも部内で予選があるような所。変な争いや嫉妬に巻き込まれたくなかったので逃げたのかもしれない。
だが逃げても結局そういう目に遭うのだ。だからこれは逃げた報いかもしれない。それならその逆境に立ち向かって良い演奏をするのが一番かもしれないのだ。
「沙夜さんはもう一人じゃ無いから安心して演奏をすれば良い。俺ら楽しみにしてるんだよ。」
「えぇ……。期待に添えるか。」
「証明しろよ。」
光太郎がそう言ってくれた。そして奈々子の方を見る。
「そうね。あの演奏が本当にあなたがしているのか、楽しみだわ。」
「……わかりました。」
「しかし沙夜。」
一馬はそう言って少し笑いながら沙夜に言う。
「何?」
「俺の音も聴いてくれよ。お前は先走るからな。」
「え……。」
「練習の時もそうだった。俺がいくら合わせるのが得意でもお前には合わせるのは一苦労だ。二人で作ってるのを忘れないでくれ。お前一人だったら何も言わないけどな。」
「だからプロになれなかったのよ。」
「三倉さんまで……。」
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