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チゲ鍋
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会社はビジネス街でもあるが、クリスマスから年末にかけて、街灯がイルミネーションで彩られている。今日は雪も積もっていて、そのコントラストが綺麗だ。こういう雪は珍しい。この土地も雪は降るが、積もるほどでは無いのだ。だから交通網が狂っている。雪に慣れているところであれば、もっと対処をすることが出来るのだろうがなれてなければいくら専門の業者でもオタオタしてしまうのだろう。タクシーだっていつもは溢れるほど行き交っているのだが、数が限られているのはおそらくスタッドレスなんかのタイヤにしているタクシーがあまり無いからなのだ。
それでもそのタクシーを待っていなければいけない。だがこのまま立っていてタクシーを待っていれば風邪をひいてしまう。そう思って気休めかもしれないが、自動販売機で温かいお茶を買った。本当だったらホットワインとかレモネードなんかの温まるものが良いのかもしれないが、それを買うためのバーも今は時間を潰す人達でごった返している。タクシーを諦めてしまった人が夜明けまでそこで時間を潰すのだろうか。
買ったお茶は二本。奏太もタクシーが車で沙夜と一緒に待つと言っていたが、その必要があるのだろうか。そう思いながら会社の前へやってくる。すると奏太は別れた場所で立っているが、白いコートとクリーム色のコートを着た女性から声をかけられている。この寒いのに足を出していて、その足がとても細い。どことなく沙菜に似た感じもあるが、沙菜よりはもっと女の子を強調しているような感じがした。
「寒いでしょう?あたし達ちょっと知り合いの所で飲んで時間潰そうって言っててぇ。イブの限定で可愛いカクテルとか出してるんですよぉ。一緒に行きませんか?」
「ねー。SNS映えするしぃ。」
明らかに沙夜や奏太よりも年下だ。だが女性らしいと思う。沙夜のようにいつもと変わらないスーツやコートで身を固めているわけでは無く、防寒性もあるのだがきっと可愛らしさの方が優先順位なのだ。そうでは無ければこの寒いのにスカートなんか履かない。
「いやぁ。良いかな。待ち合わせしてるだけだし。」
「だったらその人も一緒に行きませんか。」
男だと決めつけているのだろうか。まぁ良い。奏太だったら女性二人くらいだったら相手に出来るだろう。沙菜からはそう聞いている。
そう思って沙夜はタクシーに別の所に来て欲しいと告げようかと、電話をしかけた。その時奏太が沙夜に気が付いて、沙夜の方へ近づいてくる。
「どこに行くんだよ。」
「忙しそうだったし。」
「別に良いの。お前一人にさせられないって言っただろ?何のために待ってたんだよ。別にパシリに行かせたわけじゃ無いんだし。」
「別に良いわ。私だってあなたが付いていなくても断ることは出来るんだし。」
「可愛くねぇの。あ、お茶もらって良い?」
「どうぞ。」
その様子を遠巻きに女性達は見ていて顔を見合わせる。そして何か小声で話し合い、そのまま行ってしまった。別れるのは簡単なのだろう。
「行けば良かったのに。」
お茶の蓋を開けて沙夜はそう言うと、奏太は首を横に振る。
「行かないし、それにまだお前と話をしないといけないこともあるから。」
「何の話をするのかしら。」
「わかってんだろ。」
奏太もお茶の蓋を開けてそのお茶を口に入れる。あまり美味しいお茶では無いが、温かいだけで体の中も温まるような気がする。そして頬が赤くなるのは今からすることに緊張しているからだ。
「あなたが先程言ったように、私しか見ていないというのは都合の良いように捉えて良いのかしら。」
「良いよ。そのままの意味だ。」
「私には恋人が居るんだけど。」
「「草壁」だろ?」
奏太は草壁を一馬だとまだ思っているのだろうか。それはそれで滑稽だと思う。
「そうよ。」
「イブにも会える相手じゃ無いだろ。」
「そうね。」
芹にしてもイブどころか会うのもなかなか厳しいモノがある。会社のエントランスで話をしていただけでも、西藤裕太から軽率だと言われるくらいなのだから。
一馬はもう今日は帰ってしまった。海斗を迎えに行くのだから。そして遅くても帰ってきた響子と過ごすのだろう。
「恋人が居るのにイブに一人ってのは……。」
「イブにこだわるのはこの国の人だけなんでしょう?あなたは外国へ行っていたのだからその辺はわかっていると思っていたんだけど。」
「そうだけどさ。」
「仕事上、そうも言っていられないから今日は五人で行動をしたわ。テレビ局のイブの特番の歌番組に出演した。だけど個人的となれば別だから。これから歌番組ラッシュで、五人に付いて行かないといけない。あなたも今日撮った写真をデザイナーの人と良く打ち合わせをして、納品して欲しい。それからツアーの機材の打ち合わせもね。頼りにしてる。」
頼りにはしているがそれ以上のことは無い。そう言われているようだった。
「けど、母親には俺のいるところがばれた。だから……さ。俺、少し考えていることがあるんだ。」
「考える?会社を辞めるとかそんなことでは無くて?」
「辞めないよ。もっといい手があるんだ。」
すると奏太はお茶をまた飲むと、その蓋を締める。そしてポケットから銀色のリングを取り出した。
「何?」
「結婚する。」
「誰と?」
「お前しか見てないって言ったばかりで、他のヤツと結婚すると思ってんのか。」
そういった奏太の顔が赤くなっている。それだけ本気なのだ。だが沙夜は首を横に振る。
「私には相手が居ると言っているんだけど。」
「イブも会えないようなやつな。」
「こだわらないって。」
「それ以前の問題だろ。」
「は?」
すると奏太はため息を付いて言う。
「人の旦那に手を出しているじゃん。」
「……。」
それは奏太から芹を誤魔化すため、壁になってもらった良いわけだったのかもしれない。一馬とも響子とも話が付いている話だった。
「あいつは別れない。お前とはきっと遊びなんだ。」
どう言ったら良いだろう。沙夜は少し迷っていた。一馬とはそんな仲では無いと言えば、今まで匂わせていたのが嘘だとわかってしまう。かといって不倫関係を露わにすればこの男は紫乃と繋がりがあるのだ。そこから漏れる可能性があるのだ。それはつまり「二藍」に迷惑がかかることになる。どっちにしても状況が悪くなるだろう。
迷っている沙夜の表情を無視するように、奏太は沙夜の手に触れる。そしてその指に指輪をはめた。
「結婚してさ。俺が婿養子になる。」
「え……。」
「そしたら俺は家と完全に縁が切れるんだ。で、お前の所は子供ってうるさく言うだろ?それは俺が何とか出来るから。」
「何とか?」
「祖父母に孫の将来まで口を出せる権利なんか無いんだからさ。」
「そんなこと出来るのかしら。」
「実際、俺の母親は父親の両親から色々言われていたよ。子供らしい遊びの一つもさせないし、アレルギーがあるにしても食わず嫌いのモノは克服させた方が良いとかいってきてた。でも母親はそれを全部無視していたからさ。「あんた達に奏太のことを言う権利は無い」って言ってさ。」
それが母親が奏太に固執してしまったことになったのかもしれない。
「だからって……あなたと結婚は出来ない。」
「何で?良いことばかりだろ?お前も両親とは縁が切れるし、俺も縁が切れるし。それに……妹ともさ。」
「妹?」
「あの妹はポルノ女優だろ?」
「そんな偏見があるの?ポルノ女優だから私の仕事に影響があるとでも思っているのかしら。」
「そうじゃ無い。妹は男がいるじゃん。同居してる……ライターだっけ。あの男。」
「それが何か?」
「あの男、どっかで見たと思ったら天草裕太の親族なんだな。今「Harem」は話題のバンドだし。」
もちろん皮肉で言っているのだ。裕太は自分がやったことで自分の首を絞めている。それを言っているのだろう。
「それが何かあるのかしら。」
「上手く妹とやってくれて、お前が妹と繋がりを持たなければ「Harem」とも縁が切れるだろ?」
どうしてこんな考えでいれるのだろう。そこまで脳天気なのだろうか。
「あなたとは結婚はしないわ。」
そう言って沙夜ははめられた指輪を取る。そしてそれを奏太に返した。
「何で……。」
「しかもその指輪、結構緩いし。」
「サイズ直しは出来るよ。」
「結構よ。あなたの計画通りにはならないから。もちろん、私はあなたに気持ちは無いし、気持ちの無い人とは結婚出来ない。」
すると沙夜はバッグから携帯電話を取りだした。メッセージが届いていたのだ。その相手の名前に、沙夜は少し笑う。
「悪いわね。わざわざ用意してくれたのかもしれないけれど、私はそんな感情は無いから。」
「……一馬はお前の所に来ないと思うけど。」
「そうね。」
そんなことはわかっている。しかし、沙夜は希望を持っていた。
それでもそのタクシーを待っていなければいけない。だがこのまま立っていてタクシーを待っていれば風邪をひいてしまう。そう思って気休めかもしれないが、自動販売機で温かいお茶を買った。本当だったらホットワインとかレモネードなんかの温まるものが良いのかもしれないが、それを買うためのバーも今は時間を潰す人達でごった返している。タクシーを諦めてしまった人が夜明けまでそこで時間を潰すのだろうか。
買ったお茶は二本。奏太もタクシーが車で沙夜と一緒に待つと言っていたが、その必要があるのだろうか。そう思いながら会社の前へやってくる。すると奏太は別れた場所で立っているが、白いコートとクリーム色のコートを着た女性から声をかけられている。この寒いのに足を出していて、その足がとても細い。どことなく沙菜に似た感じもあるが、沙菜よりはもっと女の子を強調しているような感じがした。
「寒いでしょう?あたし達ちょっと知り合いの所で飲んで時間潰そうって言っててぇ。イブの限定で可愛いカクテルとか出してるんですよぉ。一緒に行きませんか?」
「ねー。SNS映えするしぃ。」
明らかに沙夜や奏太よりも年下だ。だが女性らしいと思う。沙夜のようにいつもと変わらないスーツやコートで身を固めているわけでは無く、防寒性もあるのだがきっと可愛らしさの方が優先順位なのだ。そうでは無ければこの寒いのにスカートなんか履かない。
「いやぁ。良いかな。待ち合わせしてるだけだし。」
「だったらその人も一緒に行きませんか。」
男だと決めつけているのだろうか。まぁ良い。奏太だったら女性二人くらいだったら相手に出来るだろう。沙菜からはそう聞いている。
そう思って沙夜はタクシーに別の所に来て欲しいと告げようかと、電話をしかけた。その時奏太が沙夜に気が付いて、沙夜の方へ近づいてくる。
「どこに行くんだよ。」
「忙しそうだったし。」
「別に良いの。お前一人にさせられないって言っただろ?何のために待ってたんだよ。別にパシリに行かせたわけじゃ無いんだし。」
「別に良いわ。私だってあなたが付いていなくても断ることは出来るんだし。」
「可愛くねぇの。あ、お茶もらって良い?」
「どうぞ。」
その様子を遠巻きに女性達は見ていて顔を見合わせる。そして何か小声で話し合い、そのまま行ってしまった。別れるのは簡単なのだろう。
「行けば良かったのに。」
お茶の蓋を開けて沙夜はそう言うと、奏太は首を横に振る。
「行かないし、それにまだお前と話をしないといけないこともあるから。」
「何の話をするのかしら。」
「わかってんだろ。」
奏太もお茶の蓋を開けてそのお茶を口に入れる。あまり美味しいお茶では無いが、温かいだけで体の中も温まるような気がする。そして頬が赤くなるのは今からすることに緊張しているからだ。
「あなたが先程言ったように、私しか見ていないというのは都合の良いように捉えて良いのかしら。」
「良いよ。そのままの意味だ。」
「私には恋人が居るんだけど。」
「「草壁」だろ?」
奏太は草壁を一馬だとまだ思っているのだろうか。それはそれで滑稽だと思う。
「そうよ。」
「イブにも会える相手じゃ無いだろ。」
「そうね。」
芹にしてもイブどころか会うのもなかなか厳しいモノがある。会社のエントランスで話をしていただけでも、西藤裕太から軽率だと言われるくらいなのだから。
一馬はもう今日は帰ってしまった。海斗を迎えに行くのだから。そして遅くても帰ってきた響子と過ごすのだろう。
「恋人が居るのにイブに一人ってのは……。」
「イブにこだわるのはこの国の人だけなんでしょう?あなたは外国へ行っていたのだからその辺はわかっていると思っていたんだけど。」
「そうだけどさ。」
「仕事上、そうも言っていられないから今日は五人で行動をしたわ。テレビ局のイブの特番の歌番組に出演した。だけど個人的となれば別だから。これから歌番組ラッシュで、五人に付いて行かないといけない。あなたも今日撮った写真をデザイナーの人と良く打ち合わせをして、納品して欲しい。それからツアーの機材の打ち合わせもね。頼りにしてる。」
頼りにはしているがそれ以上のことは無い。そう言われているようだった。
「けど、母親には俺のいるところがばれた。だから……さ。俺、少し考えていることがあるんだ。」
「考える?会社を辞めるとかそんなことでは無くて?」
「辞めないよ。もっといい手があるんだ。」
すると奏太はお茶をまた飲むと、その蓋を締める。そしてポケットから銀色のリングを取り出した。
「何?」
「結婚する。」
「誰と?」
「お前しか見てないって言ったばかりで、他のヤツと結婚すると思ってんのか。」
そういった奏太の顔が赤くなっている。それだけ本気なのだ。だが沙夜は首を横に振る。
「私には相手が居ると言っているんだけど。」
「イブも会えないようなやつな。」
「こだわらないって。」
「それ以前の問題だろ。」
「は?」
すると奏太はため息を付いて言う。
「人の旦那に手を出しているじゃん。」
「……。」
それは奏太から芹を誤魔化すため、壁になってもらった良いわけだったのかもしれない。一馬とも響子とも話が付いている話だった。
「あいつは別れない。お前とはきっと遊びなんだ。」
どう言ったら良いだろう。沙夜は少し迷っていた。一馬とはそんな仲では無いと言えば、今まで匂わせていたのが嘘だとわかってしまう。かといって不倫関係を露わにすればこの男は紫乃と繋がりがあるのだ。そこから漏れる可能性があるのだ。それはつまり「二藍」に迷惑がかかることになる。どっちにしても状況が悪くなるだろう。
迷っている沙夜の表情を無視するように、奏太は沙夜の手に触れる。そしてその指に指輪をはめた。
「結婚してさ。俺が婿養子になる。」
「え……。」
「そしたら俺は家と完全に縁が切れるんだ。で、お前の所は子供ってうるさく言うだろ?それは俺が何とか出来るから。」
「何とか?」
「祖父母に孫の将来まで口を出せる権利なんか無いんだからさ。」
「そんなこと出来るのかしら。」
「実際、俺の母親は父親の両親から色々言われていたよ。子供らしい遊びの一つもさせないし、アレルギーがあるにしても食わず嫌いのモノは克服させた方が良いとかいってきてた。でも母親はそれを全部無視していたからさ。「あんた達に奏太のことを言う権利は無い」って言ってさ。」
それが母親が奏太に固執してしまったことになったのかもしれない。
「だからって……あなたと結婚は出来ない。」
「何で?良いことばかりだろ?お前も両親とは縁が切れるし、俺も縁が切れるし。それに……妹ともさ。」
「妹?」
「あの妹はポルノ女優だろ?」
「そんな偏見があるの?ポルノ女優だから私の仕事に影響があるとでも思っているのかしら。」
「そうじゃ無い。妹は男がいるじゃん。同居してる……ライターだっけ。あの男。」
「それが何か?」
「あの男、どっかで見たと思ったら天草裕太の親族なんだな。今「Harem」は話題のバンドだし。」
もちろん皮肉で言っているのだ。裕太は自分がやったことで自分の首を絞めている。それを言っているのだろう。
「それが何かあるのかしら。」
「上手く妹とやってくれて、お前が妹と繋がりを持たなければ「Harem」とも縁が切れるだろ?」
どうしてこんな考えでいれるのだろう。そこまで脳天気なのだろうか。
「あなたとは結婚はしないわ。」
そう言って沙夜ははめられた指輪を取る。そしてそれを奏太に返した。
「何で……。」
「しかもその指輪、結構緩いし。」
「サイズ直しは出来るよ。」
「結構よ。あなたの計画通りにはならないから。もちろん、私はあなたに気持ちは無いし、気持ちの無い人とは結婚出来ない。」
すると沙夜はバッグから携帯電話を取りだした。メッセージが届いていたのだ。その相手の名前に、沙夜は少し笑う。
「悪いわね。わざわざ用意してくれたのかもしれないけれど、私はそんな感情は無いから。」
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