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イワシの梅煮
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レコーディングスタジオの一室で演奏をしているのを、西藤裕太は満足そうに聴いていた。奏太が口を出したモノは、確かに悪くない。作曲、編曲をしたのは翔で歌詞は渡摩季。それだけで売れないわけが無いものを、精度を上げて納品したのだ。
しかし本人達が全く納得していないこともあり、奏太を抜いてレコーディングをしている。奏太はレコーディングの時、いちいち口を出していたそうだ。すぐに音楽を止めてスレを指摘したり、歌っている人の言葉の発声なんかを指摘していたようで、それがメンバーにとって苦痛だったのだろう。
今は生き生きと演奏をしている。確かにあらは見えなくも無いが、それが味にも見えなくは無い。奏太が気になっていたのはおそらくメンバーの演奏や歌い方の癖なのだろう。厳しい男だからそういうのが気になるのだ。沙夜はそんなことはほとんど無い。癖が気になるなら遥人の歌い方は更に気になるだろうから。
「良いね。これで納品しよう。」
プロデューサーがそれを告げると、演奏ブースのメンバーはほっとしたように息をついた。だがドラムの男が気になるようで、演奏をしたのを聴かせて欲しいらしい。この男がやはり一番プロ意識が高いのだ。
「あとはメンバーが気になるようなら個々で演奏をすれば良い。じゃあ、俺は帰るから。」
プロデューサーとメンバーに挨拶をして、スタジオを出て行った。
会社所有のスタジオは、他の会社とも提携していて出版社や映画会社がスタジオとして借りることもある。階段を行き交う人達の中には衣装を持っている人もいて、もう春先のワンピースなんかのように見えた。まだ正月にもなっていないのにこれを着るとなると相当寒いだろう。そう思いながら裕太は巻いていたマフラーを口元まであげる。
そして建物の横にある駐車場にやってくると、荷物を置き運転席に乗り込んだ。エンジンをかけるとカーステレオが反応して音楽を流す。
「……。」
スピーカーから流れるのは、ベースとピアノの音楽。序盤は静かで音も少なく、響きだけが余韻で残る。だが徐々にテンポも上がり、音が増えた。最後にはピアノの連符とベースの音の弾み、音の堅さがノリ良く仕上げられている。
これは「夜」と一馬の音楽だった。それを聴いて裕太はため息を付く。予想以上の出来映えだったからだ。
数日前、裕太は沙夜に一馬との音楽はどうなっているのか聞いた。沙夜はまだ聞かせられるレベルでは無いと突っぱねたが、どんな感じの曲になるのかだけでも教えて欲しいというと、楽譜を渡された。しかし裕太はそれを見ただけでは音楽を想像出来ないと突っぱね、結局音を録音したモノを渡してくれたのだ。だがこの音楽の取り扱いには相当注意して欲しいと口添えされたのは、おそらく沙夜はまだ迷っているところがあるのだろう。
この音を初めて聴いたとき、沙夜がそんなに謙遜するのは嫌味なのかと思ったくらいだ。確かに音質は悪い。おそらく正式なレコーディングスタジオでレコーディングしたわけでは無いのだから。演奏をしているのにボイスレコーダーを置いているだけなのだ。当然、良いマイクなんかでは無い。
それにベースの音はともかくとしてピアノはキーボードにきこえる。ピアノの音が電子音のようだからだ。沙夜や一馬にとってそれは本当に練習なのだろう。一馬が所有するというスタジオで、二人は練習を重ねている。頼まれたからには意地もあるのだろうか。
一馬の音にも変化がある。おそらく沙夜に引き出されているのだ。それが一番まずい。もしこのまま練習を重ねていけば、一馬のベースのレベルはグンと上がるだろう。それ自体は喜ばしいが、一馬はあくまで「二藍」のメンツなのだ。レベルが上がるならみんなが上がらないと、他のメンバーも一馬自身も苦痛になってくるだろう。
「やはり……。」
音楽を変えて、「二藍」がリーとマイケルというコーディネーターと沙夜で共に演奏した曲を流した。それを聴いたときに思っていたことを確信に変える。そしていずれ五人と沙夜にも言わないといけないだろう。
そう思いながら車を走らせて会社へ戻って行った。
エントランスに入ると、外気とは少し違い暖房が効いている。だがオフィスほど暖かくは無い。なので個々の受付嬢は膝掛けが必須なのだという。この会社の誰よりも寒さ暑さに耐えているのだから、それくらいは大目に見て欲しい。砂糖菓子のように甘い雰囲気を持ち、会社の顔だからと綺麗に飾っていてもそういうところはプロなのだろう。
「お疲れ様。」
そんな人を知っているから裕太は出ていくときと、帰ってきたときに声だけをかけるようにしている。その人柄が受付嬢達にも人気があるところなのだ。
「あれ……。」
向こうで話をしている人を見て不思議に思った。そこには沙夜の姿があったからだ。そして沙夜と話をしているのは芹だった。手には何か紙袋のようなモノが握られている。それを見ればただ何か渡しているだけに見えるが、なるだけ接触をしないで欲しいと別々に暮らす事までしたのに、どうしてこんな所で会っているのだろう。そう思いながら裕太は二人に近づく。
「お疲れ様。」
声をかけられ二人は裕太の方を見る。
「お疲れ様です。どうでしたか。レコーディングは。」
「良いと思う。演奏しやすそうだったから。どうも、草壁さん。レコード会社に何か取材ですか?」
あれだけ言ったのにこんな所までのこのこ来ている神経がわからない。その意味を込めて裕太は嫌味のつもりでそう言ったのだ。
「ここだったら別に何の問題も無いと思いますけどね。何の後ろ暗いことも無いからエントランスなんかの人通りの多いところで話しているんだし。」
「あ……。」
そういう狙いがあって、話をしているのだろう。裕太はその言葉で気まずそうに頭を掻いた。
「歌詞のことで話をするのはメッセージでも良いし、納品はファイルで送られてくるので問題は無いんですけど、どうしても細かいところは直接あった方が良いので。すいません。部長の許可を得てからすることでしたね。」
こちらの早とちりになのに、沙夜はそうやっていつも自分が悪いと素直に謝ってくる。それが裕太の怒りが自然と収まってくるのだ。
「いや……俺も誤解してしまった。で、話は終わった?」
「あ、はい。あの正月のドラマの主題歌の歌詞を頼まれていた件ですけど、何とか納品出来る予定です。」
「本当、突貫工事だよね。でもそれで受けてくれるアーティストもいるんだから凄いよ。」
「本当ですね。」
佐久間芙美香が降りたドラマの主題歌は、既存の曲で対応しようという話もあったがそれをドラマの監督が拒否したのだ。結局全くのオリジナルの曲で、歌うのは遥人の父親だという。演歌以外を歌うというのが意外だと思ったが、コンサートでは演歌以外も歌うことがあるらしい。
歌詞が来ればすぐに作曲と編曲に取りかかる。そして演奏をする人達を呼ぶはずだ。それには「二藍」のメンバーも呼ばれるだろう。何ならコーラスで遥人も呼ばれるかもしれない。なんせ遥人の父親なのだから。
「じゃあ、俺行くわ。」
芹も沙夜も裕太の視線に気が付いたのだろう。あまり長く話せないと目で訴えている。芹の方から声をかけた。
「あ、お土産ありがとう。」
沙夜はそう言うと手に持っている袋を見せた。
「お、良いよ。別に。」
そう言って芹は会社を出て行った。そしてその後ろ姿を見ながら、沙夜は少し首をかしげる。芹は案な雰囲気を持っていただろうかと思いながら。
「草壁さんから何をもらったの?」
裕太に声をかけられて我に返った。すると沙夜はその持っている紙袋の中身を裕太に見せる。中には箱が一つと、ガラスの瓶みたいなモノが入っていた。
「これって?」
「カップ酒だそうですよ。Nは日本酒が美味しいところですからね。草壁さんが飲んで美味しかったモノみたいです。」
「泉さんなら一升あっても足りないんじゃ無い?」
「またそう言うことを……。大体一人で一升なんて飲みませんよ。」
「どうだか。」
裕太はそう言って沙夜をオフィスへと促す。
二人を見て、一番違和感を持ったのは裕太だったかもしれない。おそらく恋人同士なのだ。なのに本当に友人、または知り合いくらいのスタンスで話をしている。お互いの気持ちが冷めてしまったように見えた。
しかし本人達が全く納得していないこともあり、奏太を抜いてレコーディングをしている。奏太はレコーディングの時、いちいち口を出していたそうだ。すぐに音楽を止めてスレを指摘したり、歌っている人の言葉の発声なんかを指摘していたようで、それがメンバーにとって苦痛だったのだろう。
今は生き生きと演奏をしている。確かにあらは見えなくも無いが、それが味にも見えなくは無い。奏太が気になっていたのはおそらくメンバーの演奏や歌い方の癖なのだろう。厳しい男だからそういうのが気になるのだ。沙夜はそんなことはほとんど無い。癖が気になるなら遥人の歌い方は更に気になるだろうから。
「良いね。これで納品しよう。」
プロデューサーがそれを告げると、演奏ブースのメンバーはほっとしたように息をついた。だがドラムの男が気になるようで、演奏をしたのを聴かせて欲しいらしい。この男がやはり一番プロ意識が高いのだ。
「あとはメンバーが気になるようなら個々で演奏をすれば良い。じゃあ、俺は帰るから。」
プロデューサーとメンバーに挨拶をして、スタジオを出て行った。
会社所有のスタジオは、他の会社とも提携していて出版社や映画会社がスタジオとして借りることもある。階段を行き交う人達の中には衣装を持っている人もいて、もう春先のワンピースなんかのように見えた。まだ正月にもなっていないのにこれを着るとなると相当寒いだろう。そう思いながら裕太は巻いていたマフラーを口元まであげる。
そして建物の横にある駐車場にやってくると、荷物を置き運転席に乗り込んだ。エンジンをかけるとカーステレオが反応して音楽を流す。
「……。」
スピーカーから流れるのは、ベースとピアノの音楽。序盤は静かで音も少なく、響きだけが余韻で残る。だが徐々にテンポも上がり、音が増えた。最後にはピアノの連符とベースの音の弾み、音の堅さがノリ良く仕上げられている。
これは「夜」と一馬の音楽だった。それを聴いて裕太はため息を付く。予想以上の出来映えだったからだ。
数日前、裕太は沙夜に一馬との音楽はどうなっているのか聞いた。沙夜はまだ聞かせられるレベルでは無いと突っぱねたが、どんな感じの曲になるのかだけでも教えて欲しいというと、楽譜を渡された。しかし裕太はそれを見ただけでは音楽を想像出来ないと突っぱね、結局音を録音したモノを渡してくれたのだ。だがこの音楽の取り扱いには相当注意して欲しいと口添えされたのは、おそらく沙夜はまだ迷っているところがあるのだろう。
この音を初めて聴いたとき、沙夜がそんなに謙遜するのは嫌味なのかと思ったくらいだ。確かに音質は悪い。おそらく正式なレコーディングスタジオでレコーディングしたわけでは無いのだから。演奏をしているのにボイスレコーダーを置いているだけなのだ。当然、良いマイクなんかでは無い。
それにベースの音はともかくとしてピアノはキーボードにきこえる。ピアノの音が電子音のようだからだ。沙夜や一馬にとってそれは本当に練習なのだろう。一馬が所有するというスタジオで、二人は練習を重ねている。頼まれたからには意地もあるのだろうか。
一馬の音にも変化がある。おそらく沙夜に引き出されているのだ。それが一番まずい。もしこのまま練習を重ねていけば、一馬のベースのレベルはグンと上がるだろう。それ自体は喜ばしいが、一馬はあくまで「二藍」のメンツなのだ。レベルが上がるならみんなが上がらないと、他のメンバーも一馬自身も苦痛になってくるだろう。
「やはり……。」
音楽を変えて、「二藍」がリーとマイケルというコーディネーターと沙夜で共に演奏した曲を流した。それを聴いたときに思っていたことを確信に変える。そしていずれ五人と沙夜にも言わないといけないだろう。
そう思いながら車を走らせて会社へ戻って行った。
エントランスに入ると、外気とは少し違い暖房が効いている。だがオフィスほど暖かくは無い。なので個々の受付嬢は膝掛けが必須なのだという。この会社の誰よりも寒さ暑さに耐えているのだから、それくらいは大目に見て欲しい。砂糖菓子のように甘い雰囲気を持ち、会社の顔だからと綺麗に飾っていてもそういうところはプロなのだろう。
「お疲れ様。」
そんな人を知っているから裕太は出ていくときと、帰ってきたときに声だけをかけるようにしている。その人柄が受付嬢達にも人気があるところなのだ。
「あれ……。」
向こうで話をしている人を見て不思議に思った。そこには沙夜の姿があったからだ。そして沙夜と話をしているのは芹だった。手には何か紙袋のようなモノが握られている。それを見ればただ何か渡しているだけに見えるが、なるだけ接触をしないで欲しいと別々に暮らす事までしたのに、どうしてこんな所で会っているのだろう。そう思いながら裕太は二人に近づく。
「お疲れ様。」
声をかけられ二人は裕太の方を見る。
「お疲れ様です。どうでしたか。レコーディングは。」
「良いと思う。演奏しやすそうだったから。どうも、草壁さん。レコード会社に何か取材ですか?」
あれだけ言ったのにこんな所までのこのこ来ている神経がわからない。その意味を込めて裕太は嫌味のつもりでそう言ったのだ。
「ここだったら別に何の問題も無いと思いますけどね。何の後ろ暗いことも無いからエントランスなんかの人通りの多いところで話しているんだし。」
「あ……。」
そういう狙いがあって、話をしているのだろう。裕太はその言葉で気まずそうに頭を掻いた。
「歌詞のことで話をするのはメッセージでも良いし、納品はファイルで送られてくるので問題は無いんですけど、どうしても細かいところは直接あった方が良いので。すいません。部長の許可を得てからすることでしたね。」
こちらの早とちりになのに、沙夜はそうやっていつも自分が悪いと素直に謝ってくる。それが裕太の怒りが自然と収まってくるのだ。
「いや……俺も誤解してしまった。で、話は終わった?」
「あ、はい。あの正月のドラマの主題歌の歌詞を頼まれていた件ですけど、何とか納品出来る予定です。」
「本当、突貫工事だよね。でもそれで受けてくれるアーティストもいるんだから凄いよ。」
「本当ですね。」
佐久間芙美香が降りたドラマの主題歌は、既存の曲で対応しようという話もあったがそれをドラマの監督が拒否したのだ。結局全くのオリジナルの曲で、歌うのは遥人の父親だという。演歌以外を歌うというのが意外だと思ったが、コンサートでは演歌以外も歌うことがあるらしい。
歌詞が来ればすぐに作曲と編曲に取りかかる。そして演奏をする人達を呼ぶはずだ。それには「二藍」のメンバーも呼ばれるだろう。何ならコーラスで遥人も呼ばれるかもしれない。なんせ遥人の父親なのだから。
「じゃあ、俺行くわ。」
芹も沙夜も裕太の視線に気が付いたのだろう。あまり長く話せないと目で訴えている。芹の方から声をかけた。
「あ、お土産ありがとう。」
沙夜はそう言うと手に持っている袋を見せた。
「お、良いよ。別に。」
そう言って芹は会社を出て行った。そしてその後ろ姿を見ながら、沙夜は少し首をかしげる。芹は案な雰囲気を持っていただろうかと思いながら。
「草壁さんから何をもらったの?」
裕太に声をかけられて我に返った。すると沙夜はその持っている紙袋の中身を裕太に見せる。中には箱が一つと、ガラスの瓶みたいなモノが入っていた。
「これって?」
「カップ酒だそうですよ。Nは日本酒が美味しいところですからね。草壁さんが飲んで美味しかったモノみたいです。」
「泉さんなら一升あっても足りないんじゃ無い?」
「またそう言うことを……。大体一人で一升なんて飲みませんよ。」
「どうだか。」
裕太はそう言って沙夜をオフィスへと促す。
二人を見て、一番違和感を持ったのは裕太だったかもしれない。おそらく恋人同士なのだ。なのに本当に友人、または知り合いくらいのスタンスで話をしている。お互いの気持ちが冷めてしまったように見えた。
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