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パニーニ
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昼を少し過ぎた頃にやっとサインが終わり、順大はぐっと背伸びをする。高く積まれたポストカードはこれからこの国で発売するバレエのソフトの特典になるのだ。順大と言うだけでも売れるものだが、限定となれば更に価値が上がる。これだけ書いても直筆サイン入りポストカード同封となると、将来的にもどれくらいの価値になるかわからない。だが塔の順大はやっと終わったと椅子から立ち上がって伸びをしたり、手首をストレッチしていたりしている。結局沙夜と二人で作業をしたようなモノだった。その間にも曲を決めたりすれば良かったのだが、それも出来なかったのだ。
「曲くらいそろそろ決めないといけなかったんですけどね。」
「だって納得しないからさ。オリジナルでも良いって言ってるのに。」
「オリジナルで良いと言われても、どんな曲調なのかというのがわからなければ話にならないんですよ。テンポと拍子くらいは決めたかったですね。」
すると順大は少し考えて、沙夜に言う。
「あのさ……。」
その時だった。会議室のドアがノックされる。その音に沙夜は声をかけた。
「どうぞ。」
入ってきたのは奏太だった。奏太は焦ったように沙夜に言う。
「沙夜。お前、聞いた?佐久間芙美香のこと。」
「さっき一馬から連絡があったわ。テレビ局の指示に従って欲しいと言っておいたし、夏目さんは佐久間さんの所へ行く直前だったから良かったけれど。」
「そっか……。運が良かったって言うか……。あいつらこっちに来るの?」
「来ることになってる。テレビ局から解放されたらこちらへ来て欲しいと言っているし。」
益々曲決めどころでは無くなったと、沙夜は内心頭を抱えていた。その時ふと順大がいぶかしげな顔をして沙夜を見る。
「一馬?」
先程まで一馬のことは花岡と呼んでいたはずだ。それがいきなり呼び捨てになっている。おそらくこれが自然の呼び名だったのかも知れない。それにこのいきなりここへ来た男は何なのだろう。そう思いながら奏太の方を見る。すると奏太は、順大を見て軽く頭を下げた。
「鳴神順大さん?」
「そうだが。」
「へぇ……。凄いやっぱバレエを踊るやつって細いんだな。あ、俺は「二藍」のもう一人の担当の望月って言うんだけど。」
「望月さんね。」
「まだここに居たんだ。」
その言葉に順大は不機嫌そうに奏太をみる。だが「二藍」のもう一人の担当と言うことは、一馬の担当でもある。あまり目くじらを立てれば、後々苦しいのは自分だろう。
「さっきまでサインをずっとしていたのよ。まだ居たの?は失礼すぎないかしら。」
沙夜が代わりに言ってくれた。それに奏太は頭を掻いて順大に言う。
「悪かったな。」
「いいや。サインばかりで曲もまだ決まらなくて。」
「とりあえずテンポと曲調だけ決めれば、ダンスってどうにでもなるんじゃ無いのか。」
その言葉に順大が再び表情を硬くさせる。そんなに簡単なことでは無いとわかっていてこんなことを言うのだろうかと思ったからだ。
「望月さん。」
沙夜が間に入って止めようとしている。だが奏太は止まらない。
「俺、北の国でバレエって見たことがあるんだけど、そのバレエをしているホールの近くで手拍子と調整の取れていないアコーディオンで踊っている女の方が綺麗に思えたな。」
「……そちらに行ったことが?」
「昔な。放浪していたことがあるんだ。」
「なるほど、留まらなかったと言うことか。」
いつか頭に血が上っていた沙夜が言った言葉を、順大はそのまま言った。だがそれを言われた相手によっていらつくのかいらつかないのかは変わってくる。先程初めて合った相手にいわれることでは無い。
「何?」
わざと喧嘩を売っているのかと言うくらいだ。沙夜は首を横に振って奏太を止めようとした。
「望月さん。いちいち反応しないで。鳴神さんも売られた喧嘩にいちいち反応しないでください。」
すると順大が沙夜の方へ近づいて言う。
「一馬のことは本当はなんて呼んでいるんだ。」
「え……。」
「さっきは一馬と呼んでいただろう?俺の前だから遠慮したのか。」
そんなことでいちいち何か言わないで欲しい。そう思っていたときだった。奏太が声を上げる。
「細かい男だな。」
「は?」
「呼び方なんてどうでも良いだろ?あんたも沙夜を呼び捨てで呼びたいのか?」
馬鹿にしたような言葉に、順大の方が奏太に詰め寄った。
「お前は何様だ。もしかしたら音楽に携わっているのかも知れないが、たかが知れているな。」
「んだと?」
「相手の仕事に敬意も示せないようなヤツはたかが知れている。俺はずっとそう思っていたが。」
「敬意なら……。」
「望月さん。もう良いから、あとでまた話は聞くわ。」
こんな所で順大の機嫌を悪くしたくない。そう思って沙夜は慌てたように奏太を会議室から追い出した。するとその様子に、順大が思わず笑う。
「あんたは苦労しているな。あんなのがサブにいたら苦労するだろう。」
すると沙夜は首を横に振る。
「望月さんには感謝をしています。言葉の問題もあったんですけど、何より私は少し「二藍」に近すぎたのかも知れませんが、キツいことはなかなか言えなくて。」
「へぇ……。」
順大でもその経験はある。恋人同士になってしまった相手とは、正直踊りにくいと思っていたから。だがらなるべく同業者とは恋人関係にならないように注意をしていたのだ。
「代わりに望月さんが言ってくれます。その代わり「二藍」のメンツにはあまり好かれていないみたいですけどね。」
「正しいことを言われて逆ギレするのは子供だ。だがそれにいちいち反応するヤツも子供だな。お前はその板挟みに遭っているんじゃ無いのか。」
「まぁ……そうですね。」
「貧乏くじを引いているな。一馬が目をかけている理由も何となくわかる。」
「それが担当というモノじゃ無いんですかね。より良いモノを送り出さないと、ファンは飽きてしまうので。」
「……。」
テーブルの上に置いているプレーヤーを順大は手にすると、スピーカーから曲を流す。それは有名なクラシックの曲で、式を割り当てられた曲だった。そのうちの「冬」の一説を流す。
「こんな感じの曲に仕上げてくれないか。」
「え?」
それは順大が持ってきたプレーヤーから流れた曲だった。順大は前からその曲が良いと思っていたのだが、演奏をするのは一馬である「夜」という人物なのだ。なのであまり口出しをしないでおいたのだが、やはり順大も主張するところはしなければいけない。それが沙夜の負担を減らすことになるのだったらそうしたいと思った。
「良いんですか。」
「でも、この曲はバイオリンが主体のように聞こえるな。ダブルベースでも出来ないことは無いのか。」
「……そうですね……。一馬にも聞いてみないといけないんですけど、カバーでは無くて、オリジナルでこのくらいのテンポで曲調は激しい曲にしましょう。」
「跳んで跳ねようか。」
おどけたように手を伸ばして順大は言うと、沙夜は思わずその仕草に笑う。するとその目を見て思わず胸が高鳴った。
「もう少ししたら一馬が来ます。テレビ局でのことを聞きたいので、そのあとまた三人で話をしましょう。時間は大丈夫ですか?」
「十八時までに終われば良い。十九時からレッスンが入っている。」
「それまで時間を潰しますか。」
「いや……。十四時に雑誌社の人がここに来る。」
「それまでお昼でも食べますか。外に出られるなら部長に言っておきますよ。」
「あんたも食べたらどうだろうか。買ってくるなら待っておくか。」
「いいえ。私はお弁当を持ってますから。」
「だったらここで食べれば良い。持ってきてくれ。一馬達が帰るまであんたも時間があるんだろう?」
本当は断りたかった。だがそういうわけにはいかないだろう。そう思って沙夜は頷くと、会議室の外へ出て行く。そしてクラシック部門にいる西脇にポストカードの件を告げた。
「え?お昼を?」
西脇は少し意外そうな表情をしたが、よっぽど沙夜を気に入っているのだろう。そう思って許可をする。
その様子を苦々しそうに見る視線があった。そしてオフィスを出て行く沙夜のあとを追うように出ていった。
「曲くらいそろそろ決めないといけなかったんですけどね。」
「だって納得しないからさ。オリジナルでも良いって言ってるのに。」
「オリジナルで良いと言われても、どんな曲調なのかというのがわからなければ話にならないんですよ。テンポと拍子くらいは決めたかったですね。」
すると順大は少し考えて、沙夜に言う。
「あのさ……。」
その時だった。会議室のドアがノックされる。その音に沙夜は声をかけた。
「どうぞ。」
入ってきたのは奏太だった。奏太は焦ったように沙夜に言う。
「沙夜。お前、聞いた?佐久間芙美香のこと。」
「さっき一馬から連絡があったわ。テレビ局の指示に従って欲しいと言っておいたし、夏目さんは佐久間さんの所へ行く直前だったから良かったけれど。」
「そっか……。運が良かったって言うか……。あいつらこっちに来るの?」
「来ることになってる。テレビ局から解放されたらこちらへ来て欲しいと言っているし。」
益々曲決めどころでは無くなったと、沙夜は内心頭を抱えていた。その時ふと順大がいぶかしげな顔をして沙夜を見る。
「一馬?」
先程まで一馬のことは花岡と呼んでいたはずだ。それがいきなり呼び捨てになっている。おそらくこれが自然の呼び名だったのかも知れない。それにこのいきなりここへ来た男は何なのだろう。そう思いながら奏太の方を見る。すると奏太は、順大を見て軽く頭を下げた。
「鳴神順大さん?」
「そうだが。」
「へぇ……。凄いやっぱバレエを踊るやつって細いんだな。あ、俺は「二藍」のもう一人の担当の望月って言うんだけど。」
「望月さんね。」
「まだここに居たんだ。」
その言葉に順大は不機嫌そうに奏太をみる。だが「二藍」のもう一人の担当と言うことは、一馬の担当でもある。あまり目くじらを立てれば、後々苦しいのは自分だろう。
「さっきまでサインをずっとしていたのよ。まだ居たの?は失礼すぎないかしら。」
沙夜が代わりに言ってくれた。それに奏太は頭を掻いて順大に言う。
「悪かったな。」
「いいや。サインばかりで曲もまだ決まらなくて。」
「とりあえずテンポと曲調だけ決めれば、ダンスってどうにでもなるんじゃ無いのか。」
その言葉に順大が再び表情を硬くさせる。そんなに簡単なことでは無いとわかっていてこんなことを言うのだろうかと思ったからだ。
「望月さん。」
沙夜が間に入って止めようとしている。だが奏太は止まらない。
「俺、北の国でバレエって見たことがあるんだけど、そのバレエをしているホールの近くで手拍子と調整の取れていないアコーディオンで踊っている女の方が綺麗に思えたな。」
「……そちらに行ったことが?」
「昔な。放浪していたことがあるんだ。」
「なるほど、留まらなかったと言うことか。」
いつか頭に血が上っていた沙夜が言った言葉を、順大はそのまま言った。だがそれを言われた相手によっていらつくのかいらつかないのかは変わってくる。先程初めて合った相手にいわれることでは無い。
「何?」
わざと喧嘩を売っているのかと言うくらいだ。沙夜は首を横に振って奏太を止めようとした。
「望月さん。いちいち反応しないで。鳴神さんも売られた喧嘩にいちいち反応しないでください。」
すると順大が沙夜の方へ近づいて言う。
「一馬のことは本当はなんて呼んでいるんだ。」
「え……。」
「さっきは一馬と呼んでいただろう?俺の前だから遠慮したのか。」
そんなことでいちいち何か言わないで欲しい。そう思っていたときだった。奏太が声を上げる。
「細かい男だな。」
「は?」
「呼び方なんてどうでも良いだろ?あんたも沙夜を呼び捨てで呼びたいのか?」
馬鹿にしたような言葉に、順大の方が奏太に詰め寄った。
「お前は何様だ。もしかしたら音楽に携わっているのかも知れないが、たかが知れているな。」
「んだと?」
「相手の仕事に敬意も示せないようなヤツはたかが知れている。俺はずっとそう思っていたが。」
「敬意なら……。」
「望月さん。もう良いから、あとでまた話は聞くわ。」
こんな所で順大の機嫌を悪くしたくない。そう思って沙夜は慌てたように奏太を会議室から追い出した。するとその様子に、順大が思わず笑う。
「あんたは苦労しているな。あんなのがサブにいたら苦労するだろう。」
すると沙夜は首を横に振る。
「望月さんには感謝をしています。言葉の問題もあったんですけど、何より私は少し「二藍」に近すぎたのかも知れませんが、キツいことはなかなか言えなくて。」
「へぇ……。」
順大でもその経験はある。恋人同士になってしまった相手とは、正直踊りにくいと思っていたから。だがらなるべく同業者とは恋人関係にならないように注意をしていたのだ。
「代わりに望月さんが言ってくれます。その代わり「二藍」のメンツにはあまり好かれていないみたいですけどね。」
「正しいことを言われて逆ギレするのは子供だ。だがそれにいちいち反応するヤツも子供だな。お前はその板挟みに遭っているんじゃ無いのか。」
「まぁ……そうですね。」
「貧乏くじを引いているな。一馬が目をかけている理由も何となくわかる。」
「それが担当というモノじゃ無いんですかね。より良いモノを送り出さないと、ファンは飽きてしまうので。」
「……。」
テーブルの上に置いているプレーヤーを順大は手にすると、スピーカーから曲を流す。それは有名なクラシックの曲で、式を割り当てられた曲だった。そのうちの「冬」の一説を流す。
「こんな感じの曲に仕上げてくれないか。」
「え?」
それは順大が持ってきたプレーヤーから流れた曲だった。順大は前からその曲が良いと思っていたのだが、演奏をするのは一馬である「夜」という人物なのだ。なのであまり口出しをしないでおいたのだが、やはり順大も主張するところはしなければいけない。それが沙夜の負担を減らすことになるのだったらそうしたいと思った。
「良いんですか。」
「でも、この曲はバイオリンが主体のように聞こえるな。ダブルベースでも出来ないことは無いのか。」
「……そうですね……。一馬にも聞いてみないといけないんですけど、カバーでは無くて、オリジナルでこのくらいのテンポで曲調は激しい曲にしましょう。」
「跳んで跳ねようか。」
おどけたように手を伸ばして順大は言うと、沙夜は思わずその仕草に笑う。するとその目を見て思わず胸が高鳴った。
「もう少ししたら一馬が来ます。テレビ局でのことを聞きたいので、そのあとまた三人で話をしましょう。時間は大丈夫ですか?」
「十八時までに終われば良い。十九時からレッスンが入っている。」
「それまで時間を潰しますか。」
「いや……。十四時に雑誌社の人がここに来る。」
「それまでお昼でも食べますか。外に出られるなら部長に言っておきますよ。」
「あんたも食べたらどうだろうか。買ってくるなら待っておくか。」
「いいえ。私はお弁当を持ってますから。」
「だったらここで食べれば良い。持ってきてくれ。一馬達が帰るまであんたも時間があるんだろう?」
本当は断りたかった。だがそういうわけにはいかないだろう。そう思って沙夜は頷くと、会議室の外へ出て行く。そしてクラシック部門にいる西脇にポストカードの件を告げた。
「え?お昼を?」
西脇は少し意外そうな表情をしたが、よっぽど沙夜を気に入っているのだろう。そう思って許可をする。
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