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白菜の重ね蒸し
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施設の利用は二十二時まで。その時間を待っていると他の利用客が駐車場なんかに溢れる。そして一馬や順大を見るとやはり著名人だと騒ぐ人達も出てくるだろう。そう思って三人は少し前に施設を出て行った。領収書を切っているところを見ると、おそらく借りているバレエ教室から出るモノなのだろう。明日の予約を見ると、同じ名前が同じ練習室を借りているようだった。
レオタードから私服に着替えて、領収書を財布に入れた順大は二人の元へやってきて外へ出ようと促した。
「行こう。お前ら車?」
「いや。電車で来た。」
「車だったら載せてもらおうと思っていたのに、ま、良いか。」
そういうところはちゃっかりしている。そう思いながら順大は地下から地上へ上がる階段の方へ向かっていった。
「このバレエ教室にまだ席があるわけじゃ無いだろう。それに……。」
練習室へやってきたとき、レオタード姿の女性が出て来た。そしてその表情は少し泣いていたように思える。
「あぁ。このバレエ教室の人から頼まれているんだよ。」
「頼まれ?」
「少し先だけど、バレエの舞台をこの国でするんだ。その打ち合わせで今回は帰国しているんだけど、そのついでにバレエ教室で筋の良い子が居るから、練習を見てくれって言われてたから少し見てやってたんだよ。今度コンクールがあるからって。」
「コンクール?」
沙夜はそういうコンクールではほとんど入選止まりだったし、一馬にとってコンクールというのは余り良い思い出は無い。もっとも一馬はそのコンクールで優勝なり、入選なりしていたらもっと他の道が開けていたかも知れないが。
「手の先、足の先まで神経を尖らせていないと通らないって何度も言ったんだけど、どうしても気を抜くと足が上がらないし、手が伸びないし、そうでもしないと外国では通用しないのにな。ただでさえ向こうの国のヤツとは手足の長さも違うのに。」
「そんなに違うのか?」
「別の生き物みたいにみえる。」
苦笑いをしてそう言うと、階段を上りきり外に出て行く。夜になって更に冷え込んでいるようだ。温暖化だと世の中はいっているが、冬の寒さが和らいでいることは無い。だがきっと順大が居る国の方がもっと寒いのだろう。
髪を下ろしている順大は、一馬ほど髪は長くない。普段は下ろしているようで黒くてくせ毛の髪が頬に触れている。きっと一馬が髪を切ったらこんな感じになりそうだ。だが一馬の方がかなり体を作り込んでいる。順大よりも一回りくらい大きく見えた。
「コンクールに出て留学でもしたいと思っているんですか。」
「そうみたいだ。でもあれじゃコンクールで優勝は出来ない。ある程度コンクールに出て上位に食い込みたいならもっと精度を上げないといけないし、ある程度の図太さも必要だ。」
「図太さ?」
「さっきさ、「夜」って人のことを聞いたけど、その人は表に出たくないって理由は何となくわかった。けど、その人は図太さが無い。それに我が儘だ。認めてもらいたいけど、批判はされたくないって俺には聞こえた。上に立つって事は、そこから下ろそうとするヤツが多くなるって事だ。その声をいちいち気にしていられない。無視すること、すなわち、「そんな意見なんか関係あるか」って言う図太さが必要になってくるんだ。」
「……。」
確かにそうかも知れない。沙夜にはそれが足りなかったのだ。そう思って沙夜は手をぎゅっと握る。
「お前が言うこともわかるが、その場合、「夜」はどうしたら良かったんだと思う?身内にポルノ女優がいるから、その人も性には奔放だ。だから襲いかかっても自業自得だと?認めてもらいたいと思うならそれくらいは覚悟しないといけないと思っているのか。俺も「二藍」に入って、俺の妻が中学生の時に男と乱交騒ぎを起こして、逆ギレした妻が男に後遺症が残るほどの傷を負わせた加害者で、その妻を娶った俺はその妻を満足させられるくらいの絶倫だと噂を立てられても無視していろと?有名だからといってそんな噂を立てられて無視は俺は出来ない。」
「だからお前は真面目なんだよ。そんな噂を無視出来ないなら、表に出てくるな。スタジオミュージシャンだったんだろ?それで食っていけなかったのか?」
「いや……数をこなせば食っていけないことは無い。」
「だったらそうしていれば良かったんだよ。」
その言葉に沙夜は首を横に振る。そして順大を見上げて言う。
「鳴神さん。有名になればなるほどそういう声が上がるのは仕方ないことかも知れませんね。ありもしないことを噂されて、それを信じる人が出てくることも仕方ないのかも知れません。しかし会社も馬鹿じゃ無いんですよ。」
「会社?」
「先程私たちが演奏したモノを消去してもらいましたが、それは海賊版のようなモノを防ぐためでもあります。「二藍」は個人のスタジオなんかを持っていませんから、別のスタジオを借りたりします。それは会社が持っているスタジオだけでは無く、民間がやっているスタジオなんかもありますね。「二藍」はそれぞれ個々の活動も盛んですし、合わせられる時間も限られています。なので優先するべきは時間で、その次が場所。みんなが集まれる場所であること。スタジオの質なんかは更に優先順位は下の方になります。」
本来なら「二藍」だってこういう民間の施設を借りたいと思っていた。だが場所がここは悪すぎる。遠すぎるのだ。
「スタジオの質って?音質が悪いとか?」
「そういう事もありますし、中には「二藍」だとわかってこっそり盗聴や盗撮をしているところもあります。まぁ……ほとんど練習なので価値はないと思いますが。」
「……。」
「そういったモノを売り買いしているところもあるんです。会社としてはそういったモノを見過ごすわけにはいかないんですよ。」
「それは納得出来る。でもネットの噂なんかはまた別だろう?」
「いいえ。別では無いと考えます。」
「え?」
「その音源を聴いて、発表前の音源を世に晒されたりされたくないんです。会社はそれを守るためということと、アーティストに何も考えずに音楽だけを考えてもらうことをバックアップする立場にあります。外国ではそうしていないようですが、そのかわりかなり自由にしているみたいですね。」
リー・ブラウンを見てわかった。個人のスタジオをいくつも持っていたり、個人的に警備員を雇っていたりするのは自己防衛のためだった。そのかわりリーはかなり自由にやっている。どちらが良いかなどはわからないが、この国ではあまり受け入れられるようなことでは無いだろう。
「泉さんはそれをやっているんだ。」
「「二藍」にはまだ未来がありますから。」
「こういう人がマネージャーに付くと良いだろうな。一馬は運が良い方だ。」
「それは自分でも思う。お前には味方がいなかったんだろうな。」
「そりゃ、こっちである程度言葉の勉強はしていったけど、ほとんど通じないような所に十五,六くらいで放り込まれたらな。疑心暗鬼にもなるよ。」
「それが結果として出てる。将来指導者になるつもりだったら、その辺を気をつけた方が良い。」
一馬には全部見透かされていた。バレエダンサーというのはそこまで寿命が長いわけでは無い。ある程度の歳になったら、指導者や振付師になるのが一般的なのだ。だから順大はいつも言われていた。もっと人の心がわかるようになった方が良いと。
いつでも一馬には適わないと思っていた。口を開けば僧侶のようなことを口にする。そんなに人生経験があるわけでは無いのに、妙な説得力があるのだ。それが順大のコンプレックスになっているとは、一馬は想像もしていないだろう。
「花岡さんは指導者にならないの?橋倉さんのように。」
「俺は怖いというイメージがあるらしい。」
「顔だけだな。それは昔から変わらない。それに昔から老けてたよな。」
「うるさい。」
部活が遅くなって家に帰っていた中学生の時ですら、K街のポン引きから良い娘が居るよと言われたことは数多い。古参の呼び込みなら花岡酒店の次男だとわかっているようだが、新たな店の呼び込みや新人の呼び込みなら声をかけられることが多かった。それをいつも順大が笑いながら遠目で見ていたのだ。
「あら。そうだったの。髪はずっと伸ばしていたの?」
「いや。短かったよな。ほら、学校にいたとき校則をチェックするだろ?」
「えぇ。」
「一馬はいつもスルーだったよな。」
「お前はいつも捕まってた。」
「そうか?俺以上のは沢山いたのに、俺が声をかけやすかったからじゃ無いのか。」
「そうかも知れないが、お前は目立っていたし。」
一馬の学生の頃なんかの話をしながら、駅へ向かう。その話をもっと聞きたいと思った。一馬の知らない顔をもっと知りたいと思ったから。沙夜はそう思いながら、自然と笑顔になっていた。
レオタードから私服に着替えて、領収書を財布に入れた順大は二人の元へやってきて外へ出ようと促した。
「行こう。お前ら車?」
「いや。電車で来た。」
「車だったら載せてもらおうと思っていたのに、ま、良いか。」
そういうところはちゃっかりしている。そう思いながら順大は地下から地上へ上がる階段の方へ向かっていった。
「このバレエ教室にまだ席があるわけじゃ無いだろう。それに……。」
練習室へやってきたとき、レオタード姿の女性が出て来た。そしてその表情は少し泣いていたように思える。
「あぁ。このバレエ教室の人から頼まれているんだよ。」
「頼まれ?」
「少し先だけど、バレエの舞台をこの国でするんだ。その打ち合わせで今回は帰国しているんだけど、そのついでにバレエ教室で筋の良い子が居るから、練習を見てくれって言われてたから少し見てやってたんだよ。今度コンクールがあるからって。」
「コンクール?」
沙夜はそういうコンクールではほとんど入選止まりだったし、一馬にとってコンクールというのは余り良い思い出は無い。もっとも一馬はそのコンクールで優勝なり、入選なりしていたらもっと他の道が開けていたかも知れないが。
「手の先、足の先まで神経を尖らせていないと通らないって何度も言ったんだけど、どうしても気を抜くと足が上がらないし、手が伸びないし、そうでもしないと外国では通用しないのにな。ただでさえ向こうの国のヤツとは手足の長さも違うのに。」
「そんなに違うのか?」
「別の生き物みたいにみえる。」
苦笑いをしてそう言うと、階段を上りきり外に出て行く。夜になって更に冷え込んでいるようだ。温暖化だと世の中はいっているが、冬の寒さが和らいでいることは無い。だがきっと順大が居る国の方がもっと寒いのだろう。
髪を下ろしている順大は、一馬ほど髪は長くない。普段は下ろしているようで黒くてくせ毛の髪が頬に触れている。きっと一馬が髪を切ったらこんな感じになりそうだ。だが一馬の方がかなり体を作り込んでいる。順大よりも一回りくらい大きく見えた。
「コンクールに出て留学でもしたいと思っているんですか。」
「そうみたいだ。でもあれじゃコンクールで優勝は出来ない。ある程度コンクールに出て上位に食い込みたいならもっと精度を上げないといけないし、ある程度の図太さも必要だ。」
「図太さ?」
「さっきさ、「夜」って人のことを聞いたけど、その人は表に出たくないって理由は何となくわかった。けど、その人は図太さが無い。それに我が儘だ。認めてもらいたいけど、批判はされたくないって俺には聞こえた。上に立つって事は、そこから下ろそうとするヤツが多くなるって事だ。その声をいちいち気にしていられない。無視すること、すなわち、「そんな意見なんか関係あるか」って言う図太さが必要になってくるんだ。」
「……。」
確かにそうかも知れない。沙夜にはそれが足りなかったのだ。そう思って沙夜は手をぎゅっと握る。
「お前が言うこともわかるが、その場合、「夜」はどうしたら良かったんだと思う?身内にポルノ女優がいるから、その人も性には奔放だ。だから襲いかかっても自業自得だと?認めてもらいたいと思うならそれくらいは覚悟しないといけないと思っているのか。俺も「二藍」に入って、俺の妻が中学生の時に男と乱交騒ぎを起こして、逆ギレした妻が男に後遺症が残るほどの傷を負わせた加害者で、その妻を娶った俺はその妻を満足させられるくらいの絶倫だと噂を立てられても無視していろと?有名だからといってそんな噂を立てられて無視は俺は出来ない。」
「だからお前は真面目なんだよ。そんな噂を無視出来ないなら、表に出てくるな。スタジオミュージシャンだったんだろ?それで食っていけなかったのか?」
「いや……数をこなせば食っていけないことは無い。」
「だったらそうしていれば良かったんだよ。」
その言葉に沙夜は首を横に振る。そして順大を見上げて言う。
「鳴神さん。有名になればなるほどそういう声が上がるのは仕方ないことかも知れませんね。ありもしないことを噂されて、それを信じる人が出てくることも仕方ないのかも知れません。しかし会社も馬鹿じゃ無いんですよ。」
「会社?」
「先程私たちが演奏したモノを消去してもらいましたが、それは海賊版のようなモノを防ぐためでもあります。「二藍」は個人のスタジオなんかを持っていませんから、別のスタジオを借りたりします。それは会社が持っているスタジオだけでは無く、民間がやっているスタジオなんかもありますね。「二藍」はそれぞれ個々の活動も盛んですし、合わせられる時間も限られています。なので優先するべきは時間で、その次が場所。みんなが集まれる場所であること。スタジオの質なんかは更に優先順位は下の方になります。」
本来なら「二藍」だってこういう民間の施設を借りたいと思っていた。だが場所がここは悪すぎる。遠すぎるのだ。
「スタジオの質って?音質が悪いとか?」
「そういう事もありますし、中には「二藍」だとわかってこっそり盗聴や盗撮をしているところもあります。まぁ……ほとんど練習なので価値はないと思いますが。」
「……。」
「そういったモノを売り買いしているところもあるんです。会社としてはそういったモノを見過ごすわけにはいかないんですよ。」
「それは納得出来る。でもネットの噂なんかはまた別だろう?」
「いいえ。別では無いと考えます。」
「え?」
「その音源を聴いて、発表前の音源を世に晒されたりされたくないんです。会社はそれを守るためということと、アーティストに何も考えずに音楽だけを考えてもらうことをバックアップする立場にあります。外国ではそうしていないようですが、そのかわりかなり自由にしているみたいですね。」
リー・ブラウンを見てわかった。個人のスタジオをいくつも持っていたり、個人的に警備員を雇っていたりするのは自己防衛のためだった。そのかわりリーはかなり自由にやっている。どちらが良いかなどはわからないが、この国ではあまり受け入れられるようなことでは無いだろう。
「泉さんはそれをやっているんだ。」
「「二藍」にはまだ未来がありますから。」
「こういう人がマネージャーに付くと良いだろうな。一馬は運が良い方だ。」
「それは自分でも思う。お前には味方がいなかったんだろうな。」
「そりゃ、こっちである程度言葉の勉強はしていったけど、ほとんど通じないような所に十五,六くらいで放り込まれたらな。疑心暗鬼にもなるよ。」
「それが結果として出てる。将来指導者になるつもりだったら、その辺を気をつけた方が良い。」
一馬には全部見透かされていた。バレエダンサーというのはそこまで寿命が長いわけでは無い。ある程度の歳になったら、指導者や振付師になるのが一般的なのだ。だから順大はいつも言われていた。もっと人の心がわかるようになった方が良いと。
いつでも一馬には適わないと思っていた。口を開けば僧侶のようなことを口にする。そんなに人生経験があるわけでは無いのに、妙な説得力があるのだ。それが順大のコンプレックスになっているとは、一馬は想像もしていないだろう。
「花岡さんは指導者にならないの?橋倉さんのように。」
「俺は怖いというイメージがあるらしい。」
「顔だけだな。それは昔から変わらない。それに昔から老けてたよな。」
「うるさい。」
部活が遅くなって家に帰っていた中学生の時ですら、K街のポン引きから良い娘が居るよと言われたことは数多い。古参の呼び込みなら花岡酒店の次男だとわかっているようだが、新たな店の呼び込みや新人の呼び込みなら声をかけられることが多かった。それをいつも順大が笑いながら遠目で見ていたのだ。
「あら。そうだったの。髪はずっと伸ばしていたの?」
「いや。短かったよな。ほら、学校にいたとき校則をチェックするだろ?」
「えぇ。」
「一馬はいつもスルーだったよな。」
「お前はいつも捕まってた。」
「そうか?俺以上のは沢山いたのに、俺が声をかけやすかったからじゃ無いのか。」
「そうかも知れないが、お前は目立っていたし。」
一馬の学生の頃なんかの話をしながら、駅へ向かう。その話をもっと聞きたいと思った。一馬の知らない顔をもっと知りたいと思ったから。沙夜はそう思いながら、自然と笑顔になっていた。
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