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炊き込みご飯
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跡を付けるのが好きで、前にセックスをしたときも沢山の跡を沙夜の体に付けた。その跡が消えかかっている。それがわかって一馬は新たに跡を付けた。跡を付ける度に音が立つ。それと同時に沙夜自身もチクッとした感覚があって、若干痛いと思うのにその痛さが更に体を熱くさせる。
「んっ……。」
簡単にシャワーを浴びたが、髪などは洗っていない。お互いの髪を乾かすとなると、時間がかかってしまうのだ。一馬は沙夜の帰ったあとに改めてまたシャワーを浴びれば良いだけだし、沙夜は家に帰って風呂に入る。それで誤魔化そうとしているのだ。
「向こうではシャワーの文化だろうし、他の人と風呂に入ることは無いだろう?」
「無いと思うけど……。」
「だったら安心してもっと付けるか。」
一馬はそう言ってまた沙夜の胸に手を置き、そしてまたその胸に唇を寄せた。少し吸い上げたあと、舌を伸ばしてその硬くなっている乳首にはわせる。
「あっ……。」
舌を伸ばして、沙夜に見えるように舐めあげていく。そして唇を寄せてその乳首も軽く吸うともう乳首はガチガチに硬くなっていた。
「いやらしい形だな。触って欲しそうにほら、こんなに固い。」
「や……そんな触り方をしないで。んっ……あっ……。」
一度しかしないと言ったのだ。だったらその一度で思いっきり感じさせたい。沙夜が忘れないように。それに自分が沙夜の温もりや感触を忘れたくなかったのだ。
一緒に居るのに触れられない距離にいつもいるのだから、触れられるときに思いっきり触れておきたいと思う。
「足を広げろ。俺に見せるんだ。」
「え……。」
「時間が無いんだろう。早く見せろ。」
一馬は少しサディストな面がある。それを悪いとは思わないが、たまにこうやって羞恥心を煽ってくるのだ。
沙夜はおずおずと足を広げると、一馬がその太ももに触れる。思いっきり足を開かせるのだ。膝を立てさせて薄い茂みの奥まで全てが見える。閉じられている性器だが、蜜はそこから溢れているようだ。
「指で広げて。」
何度も言われたことがあるが、これはいつも恥ずかしい。顔を真っ赤にさせながら、指を下腹部に持ってくる。自分でもわかるくらい性器が濡れているのがわかった。
「んっ!」
つい性器の上にある固いところに触れてしまった。それだけで声が漏れる。
「自分でして気持ちいいのか?もっと触るか?」
「や……。」
「自分でしないのか?」
「しないわ……そんなこと。」
トイレや風呂以外でそこに触れることがあるだろうか。そう思っていたとき、一馬の手が沙夜の手を掴み、自分の性器に触れさせる。
「自分でするときはこうしてすれば良い。」
「そんな日は……。」
「来る。俺を思い出しながらすれば良い。ほらもっと触って。感じるところが自分でわかるだろう?」
「んっ……んっ……。」
一馬も指をはわせる。そしてその中に指を入れた。すると中まで十分濡れていて、指を入れる度にぎゅっと締め上げてくる。
「ああっ……あっ……。」
嫌がっていた割には沙夜の指は止まらない。自分の指から伝わる感触が止めさせないのだ。
「ぎゅんぎゅん絞めてきて、俺の指を美味しそうに咥えているな。ほら……ここが気持ちいいんだろう?」
「あっ!」
明らかに先程とは声色が違う。沙夜も相当感じているのだ。顔が赤くなり、もう絶頂に達しそうだった。だが一馬はそこで指を抜く。
「え……。」
「まだ駄目だ。」
沙夜の指を避けて、今度は一馬の指がクリトリスを這う。だがそれも絶頂に達そうとしたとき、さっと指を避けられた。
「ちょっと……。」
「どうした。不満か?」
うずうずする。もっと触って絶頂に達して欲しいと思った。だがフラストレーションが溜まりそうだと思う。
「意地悪……。」
「何が?」
感じやすいのはわかっているのに、絶頂に達しそうになったらさっと避ける。それが更に性器を濡らしそうなのに。
「……イカせて。」
「え?」
「どうにかなりそうなのよ。お願い。イカせて。」
すると一馬は少し笑って言う。
「もっとお願いしろ。どうして欲しいのか。もっと我が儘になって良い。」
すると沙夜は更に顔を赤くして一馬を見る。
「一馬の……チ○ポ入れて。ぐちゃぐちゃにして。全部忘れるくらいイカせて。」
全部というのは、芹も含めたことなのかもしれない。そう思うと一馬は沙夜の唇に軽くキスをする。
「俺もお前しか見ない。」
「今だけ。」
「思い出させるな。」
そう言って沙夜の足下へまた移動する。そして物欲しげにヒクヒクとしているその性器を広げた。
「ぐちゃくちゃでいやらしいマ○コだな。ほら欲しいのか?」
ガチガチに固くなっているそれを性器に擦り付ける。入り口に擦り付けるだけで沙夜の期待値が上がる。更にうずうずするように沙夜は腰をくねらせた。
「入れて。」
「もっと言え。何が欲しいのか。ほら。」
「……ガチガチの生チ○ポ入れて。奥まで突いて、イカせて欲しい。お願い。入れて。」
自分がこんなに我が儘だと思わなかった。そう思うと目に涙が溜まりそうで、それなのにその状況を楽しいと思う自分も居る。それに戸惑っていた。
「んっ……。」
その入り口に入れ込んだ感触がした。だがそれ以上一馬は動こうとしない。
「奥まで……。」
「自分で入れてみろ。ほら。」
すると沙夜は腰を浮かせて、その一馬を入れ込んでいく。音を立てて飲み込んでいく様に、一馬は少し笑みすら浮かべた。そして自分の頬も少しずつ赤くなっていく。
「入っていってる。ほら……俺の生チ○ポは良いのか?」
「いいっ……あっ……大きくて……カタッ……くて……。あっああああ!奥!」
奥まで入り込んだとき、沙夜はビクビクと体を震わせながら絶叫した。ずっとたまっていたフラストレーションが解消されたのだろう。ガクガクと体を震わせながら、一馬の体にしがみついてきた。
「入っただけなのに……んっ。搾り取られそうだな。」
「一馬……。一馬……。」
「沙夜……。こっちを向いて。」
沙夜を一馬の方に向かせると、一馬はそのまま沙夜の唇にキスをする。
「お前の中は最高だな。凄い気持ちいい。」
「一馬の……熱い。」
「でもそれだけじゃ無い。」
「え……。」
「お前のその顔が見たい。しばらく見れないとなると、思いっきり今日は乱れて欲しい。」
「うん……。好き……好きよ……。」
「俺も好き。愛してる。」
舌を絡め合いながら、少しずつ腰を動かしていく。お互いの声と共に水の音が部屋に響く。止められないように沙夜は何度も絶頂を向かえ、一馬もその気持ちよさに身を委ねる。
「あっああああ!」
一馬の体をぎゅっと何度も抱きしめる度に愛しくなる。そう思いながら、一馬は沙夜の体を今度はベッドに倒した。その時だった。
「……。」
テーブルに置かれていた一馬の電話に通知が入る。どうやら着信のようだ。時計を見ると、おそらく食事をしたと思われる時間から時が経っている。沙夜を心配する電話かもしれない。そう思って一馬は手を伸ばしてテーブルにある携帯電話を手にした。相手は芹だった。
芹は沙夜の恋人で、心配する気持ちはわかる。特にこんなことがあったときだ。沙夜に何かあったのかもしれないと思っているのかもしれない。
「一馬?」
一馬は仰向けになっている沙夜の足を持ち上げると、その中に自分を入れ込む。すると沙夜は声を上げそうになった。それを手で塞ぐ。それを離して沙夜の隣に携帯電話を置くと、スピーカーにして通話を押した。
「どうした。」
「あぁ。沙夜はまだそっちにいる?」
芹の声が聞こえて沙夜は驚いたように一馬を見た。スピーカーにしたら沙夜の声もわかってしまう。そう思って声を我慢した。だが一馬はそんなときでも容赦なく腰を突き上げてくる。
「さっき帰った。明日も早いみたいだし、こっちにあるCDを聴きたそうだったが、それは帰ってきてからでも良いと言ってな。」
冷静に話をしているようだが、一馬もその速度を弱めたりはしない。その衝撃に沙夜は声を堪えるが、我慢が出来ないように顔が赤くなっていく。
「そんなに変わったCDがあるのか?」
「まぁ……ジャズやハードロックもあるが、クラシックのモノもあるし。」
「クラシックねぇ……俺はあまりその辺はわからなくてさ。」
「同じ曲でも指揮者や演者によってまた別の曲のように仕上がる。それが楽しいようでな。」
「クラシックだと無理も無いか。一曲が長いんだろう?」
「一楽章だけでも二十分あったりするモノもあってな。全部聞けば一時間は余裕で超える。」
「だったら無理も無いか。でも明日沙夜は早いって言ってたし。あんたはあまり早くないのか?」
「んっ……。まぁ……そこまで早くも無い。荷造りはそのまま持って行けば良いだけだし。」
我慢をしているのが、更に濡れてくるようだし無意識に絞めてくる。それが一馬の射精感も書き立てるようだ。思わず一馬も声が漏れてしまった。
「どうした。何か調子悪い?それに雨でも降ってるのか?こっちは全く降ってないけど。」
「そうか?気にせいじゃないか。」
沙夜は首を横に振る。もう会話を終わらせて欲しいと思っているのだろう。
「まぁ……何にしてもあまり遅くならないうちに帰ると思う。子供じゃ無いんだ。そこまで心配することでは無いだろう。」
「そうだけどさ。」
「明日から沙夜はいないんだ。これからもこういう事があるだろう。その度に心配していたら身が持たない。そう思わないか。」
「あんたの奥さんを見てればわかるよ。わかった。あいつにも気になることがあるんだろうし、気長に待つよ。じゃあ悪いな。お休み」
「お休み。」
そういって通話を切ると、沙夜の手を避けた。すると今まで我慢をしていたモノを払拭するように大きな声を上げる。
「ああああ!イク!イクッ!い……ああああ!」
声にならないような声を上げて、その性器の隙間から汁が漏れる。その汁は沙夜の腹や一馬の腹にかかり、ずいぶんお互いが濡れた。そしてまだ余韻が残る沙夜の中を更に一馬は突き上げる。
「んっ……沙夜……んっぐっ……んっ!あっ!」
切なそうな声を上げて、一馬もその仲に射精をする。そしてそのまま沙夜の頬に触れた。
「意識はあるか?」
息を切らしながら、沙夜の様子を見る。すると沙夜は恨めしそうに一馬を見ていった。
「今度は奥様に連絡しなさいよ……。」
また今度がある。一馬はそれが嬉しくてまた沙夜を抱きしめた。帰したくないと思いながら。
「んっ……。」
簡単にシャワーを浴びたが、髪などは洗っていない。お互いの髪を乾かすとなると、時間がかかってしまうのだ。一馬は沙夜の帰ったあとに改めてまたシャワーを浴びれば良いだけだし、沙夜は家に帰って風呂に入る。それで誤魔化そうとしているのだ。
「向こうではシャワーの文化だろうし、他の人と風呂に入ることは無いだろう?」
「無いと思うけど……。」
「だったら安心してもっと付けるか。」
一馬はそう言ってまた沙夜の胸に手を置き、そしてまたその胸に唇を寄せた。少し吸い上げたあと、舌を伸ばしてその硬くなっている乳首にはわせる。
「あっ……。」
舌を伸ばして、沙夜に見えるように舐めあげていく。そして唇を寄せてその乳首も軽く吸うともう乳首はガチガチに硬くなっていた。
「いやらしい形だな。触って欲しそうにほら、こんなに固い。」
「や……そんな触り方をしないで。んっ……あっ……。」
一度しかしないと言ったのだ。だったらその一度で思いっきり感じさせたい。沙夜が忘れないように。それに自分が沙夜の温もりや感触を忘れたくなかったのだ。
一緒に居るのに触れられない距離にいつもいるのだから、触れられるときに思いっきり触れておきたいと思う。
「足を広げろ。俺に見せるんだ。」
「え……。」
「時間が無いんだろう。早く見せろ。」
一馬は少しサディストな面がある。それを悪いとは思わないが、たまにこうやって羞恥心を煽ってくるのだ。
沙夜はおずおずと足を広げると、一馬がその太ももに触れる。思いっきり足を開かせるのだ。膝を立てさせて薄い茂みの奥まで全てが見える。閉じられている性器だが、蜜はそこから溢れているようだ。
「指で広げて。」
何度も言われたことがあるが、これはいつも恥ずかしい。顔を真っ赤にさせながら、指を下腹部に持ってくる。自分でもわかるくらい性器が濡れているのがわかった。
「んっ!」
つい性器の上にある固いところに触れてしまった。それだけで声が漏れる。
「自分でして気持ちいいのか?もっと触るか?」
「や……。」
「自分でしないのか?」
「しないわ……そんなこと。」
トイレや風呂以外でそこに触れることがあるだろうか。そう思っていたとき、一馬の手が沙夜の手を掴み、自分の性器に触れさせる。
「自分でするときはこうしてすれば良い。」
「そんな日は……。」
「来る。俺を思い出しながらすれば良い。ほらもっと触って。感じるところが自分でわかるだろう?」
「んっ……んっ……。」
一馬も指をはわせる。そしてその中に指を入れた。すると中まで十分濡れていて、指を入れる度にぎゅっと締め上げてくる。
「ああっ……あっ……。」
嫌がっていた割には沙夜の指は止まらない。自分の指から伝わる感触が止めさせないのだ。
「ぎゅんぎゅん絞めてきて、俺の指を美味しそうに咥えているな。ほら……ここが気持ちいいんだろう?」
「あっ!」
明らかに先程とは声色が違う。沙夜も相当感じているのだ。顔が赤くなり、もう絶頂に達しそうだった。だが一馬はそこで指を抜く。
「え……。」
「まだ駄目だ。」
沙夜の指を避けて、今度は一馬の指がクリトリスを這う。だがそれも絶頂に達そうとしたとき、さっと指を避けられた。
「ちょっと……。」
「どうした。不満か?」
うずうずする。もっと触って絶頂に達して欲しいと思った。だがフラストレーションが溜まりそうだと思う。
「意地悪……。」
「何が?」
感じやすいのはわかっているのに、絶頂に達しそうになったらさっと避ける。それが更に性器を濡らしそうなのに。
「……イカせて。」
「え?」
「どうにかなりそうなのよ。お願い。イカせて。」
すると一馬は少し笑って言う。
「もっとお願いしろ。どうして欲しいのか。もっと我が儘になって良い。」
すると沙夜は更に顔を赤くして一馬を見る。
「一馬の……チ○ポ入れて。ぐちゃぐちゃにして。全部忘れるくらいイカせて。」
全部というのは、芹も含めたことなのかもしれない。そう思うと一馬は沙夜の唇に軽くキスをする。
「俺もお前しか見ない。」
「今だけ。」
「思い出させるな。」
そう言って沙夜の足下へまた移動する。そして物欲しげにヒクヒクとしているその性器を広げた。
「ぐちゃくちゃでいやらしいマ○コだな。ほら欲しいのか?」
ガチガチに固くなっているそれを性器に擦り付ける。入り口に擦り付けるだけで沙夜の期待値が上がる。更にうずうずするように沙夜は腰をくねらせた。
「入れて。」
「もっと言え。何が欲しいのか。ほら。」
「……ガチガチの生チ○ポ入れて。奥まで突いて、イカせて欲しい。お願い。入れて。」
自分がこんなに我が儘だと思わなかった。そう思うと目に涙が溜まりそうで、それなのにその状況を楽しいと思う自分も居る。それに戸惑っていた。
「んっ……。」
その入り口に入れ込んだ感触がした。だがそれ以上一馬は動こうとしない。
「奥まで……。」
「自分で入れてみろ。ほら。」
すると沙夜は腰を浮かせて、その一馬を入れ込んでいく。音を立てて飲み込んでいく様に、一馬は少し笑みすら浮かべた。そして自分の頬も少しずつ赤くなっていく。
「入っていってる。ほら……俺の生チ○ポは良いのか?」
「いいっ……あっ……大きくて……カタッ……くて……。あっああああ!奥!」
奥まで入り込んだとき、沙夜はビクビクと体を震わせながら絶叫した。ずっとたまっていたフラストレーションが解消されたのだろう。ガクガクと体を震わせながら、一馬の体にしがみついてきた。
「入っただけなのに……んっ。搾り取られそうだな。」
「一馬……。一馬……。」
「沙夜……。こっちを向いて。」
沙夜を一馬の方に向かせると、一馬はそのまま沙夜の唇にキスをする。
「お前の中は最高だな。凄い気持ちいい。」
「一馬の……熱い。」
「でもそれだけじゃ無い。」
「え……。」
「お前のその顔が見たい。しばらく見れないとなると、思いっきり今日は乱れて欲しい。」
「うん……。好き……好きよ……。」
「俺も好き。愛してる。」
舌を絡め合いながら、少しずつ腰を動かしていく。お互いの声と共に水の音が部屋に響く。止められないように沙夜は何度も絶頂を向かえ、一馬もその気持ちよさに身を委ねる。
「あっああああ!」
一馬の体をぎゅっと何度も抱きしめる度に愛しくなる。そう思いながら、一馬は沙夜の体を今度はベッドに倒した。その時だった。
「……。」
テーブルに置かれていた一馬の電話に通知が入る。どうやら着信のようだ。時計を見ると、おそらく食事をしたと思われる時間から時が経っている。沙夜を心配する電話かもしれない。そう思って一馬は手を伸ばしてテーブルにある携帯電話を手にした。相手は芹だった。
芹は沙夜の恋人で、心配する気持ちはわかる。特にこんなことがあったときだ。沙夜に何かあったのかもしれないと思っているのかもしれない。
「一馬?」
一馬は仰向けになっている沙夜の足を持ち上げると、その中に自分を入れ込む。すると沙夜は声を上げそうになった。それを手で塞ぐ。それを離して沙夜の隣に携帯電話を置くと、スピーカーにして通話を押した。
「どうした。」
「あぁ。沙夜はまだそっちにいる?」
芹の声が聞こえて沙夜は驚いたように一馬を見た。スピーカーにしたら沙夜の声もわかってしまう。そう思って声を我慢した。だが一馬はそんなときでも容赦なく腰を突き上げてくる。
「さっき帰った。明日も早いみたいだし、こっちにあるCDを聴きたそうだったが、それは帰ってきてからでも良いと言ってな。」
冷静に話をしているようだが、一馬もその速度を弱めたりはしない。その衝撃に沙夜は声を堪えるが、我慢が出来ないように顔が赤くなっていく。
「そんなに変わったCDがあるのか?」
「まぁ……ジャズやハードロックもあるが、クラシックのモノもあるし。」
「クラシックねぇ……俺はあまりその辺はわからなくてさ。」
「同じ曲でも指揮者や演者によってまた別の曲のように仕上がる。それが楽しいようでな。」
「クラシックだと無理も無いか。一曲が長いんだろう?」
「一楽章だけでも二十分あったりするモノもあってな。全部聞けば一時間は余裕で超える。」
「だったら無理も無いか。でも明日沙夜は早いって言ってたし。あんたはあまり早くないのか?」
「んっ……。まぁ……そこまで早くも無い。荷造りはそのまま持って行けば良いだけだし。」
我慢をしているのが、更に濡れてくるようだし無意識に絞めてくる。それが一馬の射精感も書き立てるようだ。思わず一馬も声が漏れてしまった。
「どうした。何か調子悪い?それに雨でも降ってるのか?こっちは全く降ってないけど。」
「そうか?気にせいじゃないか。」
沙夜は首を横に振る。もう会話を終わらせて欲しいと思っているのだろう。
「まぁ……何にしてもあまり遅くならないうちに帰ると思う。子供じゃ無いんだ。そこまで心配することでは無いだろう。」
「そうだけどさ。」
「明日から沙夜はいないんだ。これからもこういう事があるだろう。その度に心配していたら身が持たない。そう思わないか。」
「あんたの奥さんを見てればわかるよ。わかった。あいつにも気になることがあるんだろうし、気長に待つよ。じゃあ悪いな。お休み」
「お休み。」
そういって通話を切ると、沙夜の手を避けた。すると今まで我慢をしていたモノを払拭するように大きな声を上げる。
「ああああ!イク!イクッ!い……ああああ!」
声にならないような声を上げて、その性器の隙間から汁が漏れる。その汁は沙夜の腹や一馬の腹にかかり、ずいぶんお互いが濡れた。そしてまだ余韻が残る沙夜の中を更に一馬は突き上げる。
「んっ……沙夜……んっぐっ……んっ!あっ!」
切なそうな声を上げて、一馬もその仲に射精をする。そしてそのまま沙夜の頬に触れた。
「意識はあるか?」
息を切らしながら、沙夜の様子を見る。すると沙夜は恨めしそうに一馬を見ていった。
「今度は奥様に連絡しなさいよ……。」
また今度がある。一馬はそれが嬉しくてまた沙夜を抱きしめた。帰したくないと思いながら。
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