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キノコの和風パスタ
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CMの曲を納品するのもパソコン上で済ませたつもりだった。だから余計な付き合いは無いと思っていたのに、クライアントから今後のことも含めて食事へ行きませんかと言われ、「今後」という言葉に翔は迷いながらもその場へ行くことにした。
案の定、気軽な居酒屋などでは無くカップルが来るようなレストランへ連れて行かれ、ジャケットすら羽織っていなかった翔は浮いた存在になる。それを気にしているのかしていないのかわからないが、色気の塊のようなその女性はチラチラと豊かな胸なんかをアピールしてくる。
仕事の話をしてくれ。翔はそう思いながらも適当に相づちを打っていた。結局何を食べたのか、何を飲んだのかわからないまますぐにタクシーに乗り家に帰る。相手の女は憤慨していたようだが、そんなことは関係ない。それに沙夜にその報告をすれば、会社越しにあの女性は厳正な処罰を受けるだろう。つまり、立場を利用して他の会社のアーティストに手を付けようとしたのだ。個人的な感情から双方の同意の下で食事なり酒なりを飲むのは構わない。だが立場を利用して近づこうとしたのだ。つまり職権乱用になるだろう。
そう思いながら家にたどり着き、リビングのドアを開けた。するとそこには一馬の奥さんと海斗の姿しか無く、どうやら風呂上がりのようで海斗の頬が上気していた。
「お帰り。翔君。」
「ただいま。あれ?二人だけ?」
すると海斗は少し微妙な顔をして言う。
「沙夜ちゃんはねぇ。父ちゃんと喧嘩したんだ。」
「一馬と?」
意外だと思った。お互いがわかっているように接していたし、仲が悪く見えないのに喧嘩なんかをするのかと思ったのだ。
「沙夜ちゃんが謝りに行ったんだ。母ちゃんの煮込みを持って。」
「煮込み?あぁ。良い匂いがすると思った。」
醤油や何かの匂いがする。食事はしてきたのに、一緒に食べた相手のせいで何を食べてきたのか覚えていない。だからその醤油の匂いが食欲をそるようだと思う。
沙夜は一馬の所へ行くと、遅くなることが多い。CDや音源も一馬はスタジオに置いているので、それを一つ一つ聴くのが楽しいのだと言っていた。だが喧嘩をしたという話を聞けば、そう言うことをしているわけでは無くただ話し込んでいるだけかもしれない。そう思うことにした。まさかこんな状況でセックスをするわけは無い。
「芹と沙菜もいないのか。」
「芹君はお仕事があるって言ってたよ。沙菜ちゃんはわかんない。」
ライターとしての活動もしているのだ。たまにライブハウスなんかへ行き、デビュー直前のバンドの音なんかを記事にしている。今日もその仕事かもしれない。今日の昼間は沙夜とデートをしていたのだ。夜は仕事をしたいのだろう。沙菜はたまにふらっとどこかへ行くこともあるが、大抵同業者なんかに誘われて飲みに行ったりしている。本人はアルコールが飲めないのに。
「そっか。じゃあ今夜は寂しいなぁ。」
「翔君。一緒に寝る?」
「ここで?」
まさかリビングで三人が川の字になって寝ると言うことだろうか。部屋がないのでここで寝てもらっているが、そんなことをするのはさすがに抵抗がある。それに子供が居ると言っても、一馬の奥さんなのだ。沙夜が一馬と不倫をしているとしても、自分がここで三人で寝ればどう見ても不倫に見える。手を出さないとしても。
確かに一馬の奥さんはどことなく沙夜に似ている。細身で髪が長く、沙夜ほどでは無いが背が高い方だ。もし何も縛られるモノも無く、ただの男と女として出会っていたら翔はこういう女性を好きになるかもしれない。
「海斗。困らせないで。」
奥さんがそう言うと、海斗は無邪気に言った。
「えー?別に良いじゃん。父ちゃんが居ないときは真二郎君が来ることもあるし、真二郎君と寝ることだってあるじゃん。」
その言葉に驚いて奥さんの方を見る。真二郎というのは、奥さんの幼なじみだと言っていた。ここに奥さんと海斗がやってきて真二郎は何度か様子を見にここへ来た時挨拶をしたが、相当綺麗な男だと思った。モデルをしていたときに綺麗な男というのは相当見たはずだが、真二郎は綺麗だと言うだけでは無く何となく色気があるように思える。ゲイでは無いはずなのに、その色気に当てられそうだと思った。
しかし純に聞けば、この真二郎という男はとんでもないろくでなしだという。男でも女でも声をかけられたり声をかけることも多く、一晩限りだけでは無く常にセフレを何人かキープしているらしい。それに過去にはウリセンの店に籍を置いていて、仕事で男とセックスをしていたのだ。売春と言えば売春だろう。
それでもこの奥さんも、海斗も真二郎には絶対的な信頼があるのだ。一馬が忙しくて家を空けることが多いとき、真二郎は父親代わりのように世話を焼いている。家へ行って食事などをすることもあるようだが、まさか一緒に寝ていることがあると思わなかった。
「母ちゃんはね、さみしがり屋なんだ。」
「さみしがり屋?」
「人がいないとあまり眠れないみたいなんだよ。だから俺、いつも母ちゃんの隣で寝てるんだ。翔君も一緒に寝ると良いよ。翔君も寂しくないから。」
海斗が言っていることもわかる。だが翔はさすがにそこで寝たりしない。たとえ奥さんが人の温もりに飢えていると言っても、真二郎の代わりも一馬の代わりもできないのだ。
「俺は人がいると寝れないんだ。」
「えー?」
その時奥さんがリビングにあるテーブルを動かし始めた。布団を敷こうとしているのだろう。
「手伝うよ。」
翔はもうこの話を終わらせたいと、海斗の側から離れるように奥さんの所へ向かう。すると奥さんはぽつりと言った。
「変なことを言ってごめんなさいね。」
海斗が言ったことに謝罪をしているのだろうか。それとも、真二郎とは浮気をしていないにしても心のよりどころであるという事に変わりは無いことを、謝罪しているのだろうか。翔は首を横に振って言う。
「別に良いと思うよ。頼れる人がいるってだけで心の支えになるだろうし。」
翔にとってそれは沙夜だった。だが一度だけ沙菜を抱きしめたその温もりは、まだ手に残っているように思える。翔もまた複雑だったのだ。
Sにあるライブハウスで今度デビューをするというバンドのライブを見ていた。パンクバンドに見えるが、歌っているのは社会に対する反骨精神でも無ければ、強烈な愛を歌っているのでは無く、日常の生活のことを歌っている。
ミカンは美味いが剥くのが手間だとか、湯船を溜めたら水だったとか、ガス代が払えないだとか。おそらくそんな何気ない歌詞が受けているのだろう。
面白いバンドだと思った。音楽はもっと精度を上げて言いと思うが、ライブならそんなモノだろう。だが気になるのはドラムの男。入れ墨が沢山入っている体の上半身は裸で、ピアスが沢山している。こういう男に限って真面目だったりするが、ライブの曲の間でベースともめているのがわかる。確かにリズムが狂ってしまうところもあるが、ベースの男が几帳面すぎるのだろうか。それとも違う理由だろうか。
そう思いながらビールを飲み干すと、そのカップをくず入れに入れる。その時だった。
「芹さん?」
驚いて振り向くと、そこには朝倉すずの姿があった。すずの手にはオレンジジュースが握られている。
「朝倉さん。こういうところにも来るんだ。」
「えぇ。このバンドのギタリストは同期のお兄さんだから。」
「同期の?って事は藤枝も?」
「藤枝はそこに居ますよ。」
向こうの方に藤枝靖の姿がある。スーツ姿なのは仕事帰りだからだろう。まだ若い靖がスーツを着ても新卒くらいにしか見えない。それにこういう場に慣れていないようにも見える。それがこういうライブハウスに居るような女性の格好の餌食になるのだ。何とかして断ろうとしているのがわかるが、そのやり方も不器用に見える。
「あれで童貞卒業してくれれば良いのにな。」
「ははっ。でも多分藤枝は行きませんよ。うちの部署に居る女性にも声をかけられていましたけど、食事すら二人でだったら行かないから。」
靖は少し女性の理想が高すぎる気がする。初恋は大学の時に居候をしていた家主である叔母だったと聞いたことがあるが、その叔母に芹は会ったときこの女性が初恋ならこれから苦労するだろうなと思った。それくらい、いい女だなと芹も思ったくらいだ。沙夜が一番綺麗だと思うが、その人は綺麗さが違う。何より自信があるように思えた。作家として尊敬できる人の一人になったと思う。
「朝倉さんはオレンジジュースだっけ?」
「お酒飲めないんですよ。」
「そっか。日和と一緒だっけ。」
日和の名前が出て心が痛かった。まだあの色気の塊のような女性と芹が付き合っているとわかったから。
その時芹の腕に何かまかり付いてきた。驚いてそちらを見ると、沙菜が芹の腕に手を絡ませていた。
「今晩は。朝倉さん。」
「あ……。日和さん。今晩は。」
恋人なのだ。だから一緒に居るのは当然か。そう思ってすずの目が暗くなる。
「芹。お目当てのバンドは出た?」
「もう一個。」
「だったらあたしも飲み物をもらってくる。」
「あ、俺も行くわ。じゃあ、また。朝倉さん。」
「はい。」
笑顔で手を振ってくれている。だが心は泣いているのだろう。それに前よりも恋人っぽく見えた。それが更にすずの心を締め付ける。
案の定、気軽な居酒屋などでは無くカップルが来るようなレストランへ連れて行かれ、ジャケットすら羽織っていなかった翔は浮いた存在になる。それを気にしているのかしていないのかわからないが、色気の塊のようなその女性はチラチラと豊かな胸なんかをアピールしてくる。
仕事の話をしてくれ。翔はそう思いながらも適当に相づちを打っていた。結局何を食べたのか、何を飲んだのかわからないまますぐにタクシーに乗り家に帰る。相手の女は憤慨していたようだが、そんなことは関係ない。それに沙夜にその報告をすれば、会社越しにあの女性は厳正な処罰を受けるだろう。つまり、立場を利用して他の会社のアーティストに手を付けようとしたのだ。個人的な感情から双方の同意の下で食事なり酒なりを飲むのは構わない。だが立場を利用して近づこうとしたのだ。つまり職権乱用になるだろう。
そう思いながら家にたどり着き、リビングのドアを開けた。するとそこには一馬の奥さんと海斗の姿しか無く、どうやら風呂上がりのようで海斗の頬が上気していた。
「お帰り。翔君。」
「ただいま。あれ?二人だけ?」
すると海斗は少し微妙な顔をして言う。
「沙夜ちゃんはねぇ。父ちゃんと喧嘩したんだ。」
「一馬と?」
意外だと思った。お互いがわかっているように接していたし、仲が悪く見えないのに喧嘩なんかをするのかと思ったのだ。
「沙夜ちゃんが謝りに行ったんだ。母ちゃんの煮込みを持って。」
「煮込み?あぁ。良い匂いがすると思った。」
醤油や何かの匂いがする。食事はしてきたのに、一緒に食べた相手のせいで何を食べてきたのか覚えていない。だからその醤油の匂いが食欲をそるようだと思う。
沙夜は一馬の所へ行くと、遅くなることが多い。CDや音源も一馬はスタジオに置いているので、それを一つ一つ聴くのが楽しいのだと言っていた。だが喧嘩をしたという話を聞けば、そう言うことをしているわけでは無くただ話し込んでいるだけかもしれない。そう思うことにした。まさかこんな状況でセックスをするわけは無い。
「芹と沙菜もいないのか。」
「芹君はお仕事があるって言ってたよ。沙菜ちゃんはわかんない。」
ライターとしての活動もしているのだ。たまにライブハウスなんかへ行き、デビュー直前のバンドの音なんかを記事にしている。今日もその仕事かもしれない。今日の昼間は沙夜とデートをしていたのだ。夜は仕事をしたいのだろう。沙菜はたまにふらっとどこかへ行くこともあるが、大抵同業者なんかに誘われて飲みに行ったりしている。本人はアルコールが飲めないのに。
「そっか。じゃあ今夜は寂しいなぁ。」
「翔君。一緒に寝る?」
「ここで?」
まさかリビングで三人が川の字になって寝ると言うことだろうか。部屋がないのでここで寝てもらっているが、そんなことをするのはさすがに抵抗がある。それに子供が居ると言っても、一馬の奥さんなのだ。沙夜が一馬と不倫をしているとしても、自分がここで三人で寝ればどう見ても不倫に見える。手を出さないとしても。
確かに一馬の奥さんはどことなく沙夜に似ている。細身で髪が長く、沙夜ほどでは無いが背が高い方だ。もし何も縛られるモノも無く、ただの男と女として出会っていたら翔はこういう女性を好きになるかもしれない。
「海斗。困らせないで。」
奥さんがそう言うと、海斗は無邪気に言った。
「えー?別に良いじゃん。父ちゃんが居ないときは真二郎君が来ることもあるし、真二郎君と寝ることだってあるじゃん。」
その言葉に驚いて奥さんの方を見る。真二郎というのは、奥さんの幼なじみだと言っていた。ここに奥さんと海斗がやってきて真二郎は何度か様子を見にここへ来た時挨拶をしたが、相当綺麗な男だと思った。モデルをしていたときに綺麗な男というのは相当見たはずだが、真二郎は綺麗だと言うだけでは無く何となく色気があるように思える。ゲイでは無いはずなのに、その色気に当てられそうだと思った。
しかし純に聞けば、この真二郎という男はとんでもないろくでなしだという。男でも女でも声をかけられたり声をかけることも多く、一晩限りだけでは無く常にセフレを何人かキープしているらしい。それに過去にはウリセンの店に籍を置いていて、仕事で男とセックスをしていたのだ。売春と言えば売春だろう。
それでもこの奥さんも、海斗も真二郎には絶対的な信頼があるのだ。一馬が忙しくて家を空けることが多いとき、真二郎は父親代わりのように世話を焼いている。家へ行って食事などをすることもあるようだが、まさか一緒に寝ていることがあると思わなかった。
「母ちゃんはね、さみしがり屋なんだ。」
「さみしがり屋?」
「人がいないとあまり眠れないみたいなんだよ。だから俺、いつも母ちゃんの隣で寝てるんだ。翔君も一緒に寝ると良いよ。翔君も寂しくないから。」
海斗が言っていることもわかる。だが翔はさすがにそこで寝たりしない。たとえ奥さんが人の温もりに飢えていると言っても、真二郎の代わりも一馬の代わりもできないのだ。
「俺は人がいると寝れないんだ。」
「えー?」
その時奥さんがリビングにあるテーブルを動かし始めた。布団を敷こうとしているのだろう。
「手伝うよ。」
翔はもうこの話を終わらせたいと、海斗の側から離れるように奥さんの所へ向かう。すると奥さんはぽつりと言った。
「変なことを言ってごめんなさいね。」
海斗が言ったことに謝罪をしているのだろうか。それとも、真二郎とは浮気をしていないにしても心のよりどころであるという事に変わりは無いことを、謝罪しているのだろうか。翔は首を横に振って言う。
「別に良いと思うよ。頼れる人がいるってだけで心の支えになるだろうし。」
翔にとってそれは沙夜だった。だが一度だけ沙菜を抱きしめたその温もりは、まだ手に残っているように思える。翔もまた複雑だったのだ。
Sにあるライブハウスで今度デビューをするというバンドのライブを見ていた。パンクバンドに見えるが、歌っているのは社会に対する反骨精神でも無ければ、強烈な愛を歌っているのでは無く、日常の生活のことを歌っている。
ミカンは美味いが剥くのが手間だとか、湯船を溜めたら水だったとか、ガス代が払えないだとか。おそらくそんな何気ない歌詞が受けているのだろう。
面白いバンドだと思った。音楽はもっと精度を上げて言いと思うが、ライブならそんなモノだろう。だが気になるのはドラムの男。入れ墨が沢山入っている体の上半身は裸で、ピアスが沢山している。こういう男に限って真面目だったりするが、ライブの曲の間でベースともめているのがわかる。確かにリズムが狂ってしまうところもあるが、ベースの男が几帳面すぎるのだろうか。それとも違う理由だろうか。
そう思いながらビールを飲み干すと、そのカップをくず入れに入れる。その時だった。
「芹さん?」
驚いて振り向くと、そこには朝倉すずの姿があった。すずの手にはオレンジジュースが握られている。
「朝倉さん。こういうところにも来るんだ。」
「えぇ。このバンドのギタリストは同期のお兄さんだから。」
「同期の?って事は藤枝も?」
「藤枝はそこに居ますよ。」
向こうの方に藤枝靖の姿がある。スーツ姿なのは仕事帰りだからだろう。まだ若い靖がスーツを着ても新卒くらいにしか見えない。それにこういう場に慣れていないようにも見える。それがこういうライブハウスに居るような女性の格好の餌食になるのだ。何とかして断ろうとしているのがわかるが、そのやり方も不器用に見える。
「あれで童貞卒業してくれれば良いのにな。」
「ははっ。でも多分藤枝は行きませんよ。うちの部署に居る女性にも声をかけられていましたけど、食事すら二人でだったら行かないから。」
靖は少し女性の理想が高すぎる気がする。初恋は大学の時に居候をしていた家主である叔母だったと聞いたことがあるが、その叔母に芹は会ったときこの女性が初恋ならこれから苦労するだろうなと思った。それくらい、いい女だなと芹も思ったくらいだ。沙夜が一番綺麗だと思うが、その人は綺麗さが違う。何より自信があるように思えた。作家として尊敬できる人の一人になったと思う。
「朝倉さんはオレンジジュースだっけ?」
「お酒飲めないんですよ。」
「そっか。日和と一緒だっけ。」
日和の名前が出て心が痛かった。まだあの色気の塊のような女性と芹が付き合っているとわかったから。
その時芹の腕に何かまかり付いてきた。驚いてそちらを見ると、沙菜が芹の腕に手を絡ませていた。
「今晩は。朝倉さん。」
「あ……。日和さん。今晩は。」
恋人なのだ。だから一緒に居るのは当然か。そう思ってすずの目が暗くなる。
「芹。お目当てのバンドは出た?」
「もう一個。」
「だったらあたしも飲み物をもらってくる。」
「あ、俺も行くわ。じゃあ、また。朝倉さん。」
「はい。」
笑顔で手を振ってくれている。だが心は泣いているのだろう。それに前よりも恋人っぽく見えた。それが更にすずの心を締め付ける。
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