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北の大地の恵み
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そのまま六人で歩いて観光ホテルへと向かった。そこまで離れているわけでは無いが、立派なホテルだと思う。ホテルマンがいて、客も国内の人だけでは無く海外の人も居るようだ。中に入って案内板を見ると、どうやらプールやちょっとした遊技場なんかもある。おそらく家族向けの観光ホテルなのだ。
「大きなホテルだな。ここに泊まれないってのは嘘みたいだ。部屋数なんかにも余裕はあるみたいなのに。」
「そうしたのよ。」
このフェスの関係者と連絡を取り合っていたとき何とか日帰りを出来ないかと沙夜は思っていたのだが、どうしても「二藍」の順番はあとの方になり飛行機も無いので出来れば泊まって欲しいと、関係者から連絡があったのだ。
だったらホテルは他のアーティストがいないホテルにして欲しい、グレードは下がって良いし、何ならビジネスホテルで構わない。そう告げて今のホテルになったのだ。温泉が付いているが、ほとんどビジネスホテルのようなホテルとこの充実した観光ホテルでは全く違うだろう。きっと一泊の料金すら「二藍」と他のアーティストでは変わっていると思う。
「え?そうなんだ。」
「あら。こちらの方が良かったかしら。他のアーティストとかぶるのはいやだろうなと思って違うホテルにして貰ったんだけど。」
「いや。そちらの方が良いな。」
一馬はそう言うと、そのホテルの案内を純と見ていた。
「そうだね。こっちには俺らのことを嫌だっていうヤツもいるんだろうし。」
少なくとも「Harem」やその前に演奏したパンクバンドは良い思いをしていないはずだ。他にもそういうバンドも居るだろう。そう思うと手放しで他のバンドと一緒のホテルなんかに泊まれない。
「そもそもこんな所に泊まっても遊べないよ。」
治はそう言うと、翔も頷いた。
「でも凄いね。プールまであるんだ。ナイトプールとか?一気にこう……パーティーの匂いがするよ。」
どんなパーティーだろう。沙夜はそう思って少し笑う。
「プールなんかで遊びたいか?翔は。」
治がそう聞くと、翔は首を横に振る。
「プールは苦手だよ。塩素の匂いがしてさ。海の方がまだまし。」
「海の方が磯の匂いがしそうだけど。」
純がそう言うと、翔は少し首を横に振る。
「釣りなんかは俺も、昔父親に連れられて行ったことがあるよ。」
父親はたまにそういうモノに翔を連れて行っていた。慎吾はどうしても嫌だと言って付いてこなかったが、それなりに楽しかったと思う。
「だから翔はプールには入らなかったのか。」
一馬はそう言って呆れたようにそう言う。ジムでマシンばかり当たっていると言っていたので、たまにはプールで泳いだ方が良いと言っていたのだがそういう理由だったのだろう。
「確かにプールは関節なんかに負担がかからないから良いって話は聞くけどさ。マシンでも悪くは無いと思うよ。」
「しかしもうそこまで若くも無いんだ。」
一馬と翔が話をしているのを見て、複雑な思いをしていたのは遥人だった。沙夜にずっと一途に想いを募らせている翔と、奥さんも子供も捨てたくないが沙夜のことも好きでもうおそらく関係を住ませてしまった一馬。あとはそれが表面に出ないことを望むだけだ。遥人はそう思いながら、沙夜の方を見ようとした。だが沙夜はホテルマンに声をかけている。どうやら宴会場の場所を聞いているのだ。
そして五人に近づくと、声をかける。
「宴会場は地下みたいね。もう始まって居るみたい。」
「そっか。だったら急ごう。」
そう言って六人はエレベーターの方へ向かい、そのエレベーターに乗り込む。その間も遥人が意識をしているのか、それとも一馬が意識をしているのかわからないが、一馬は沙夜の側にずっといた。
今晩は、もしかしたら一馬は沙夜の所へ行くのかも知れない。それはそれで都合が良い。加湿器をかけられるからだ。ホテルの部屋はどうしても空気が乾燥しているのが気になる。乾燥は喉の大敵なのだ。
そして地下にたどり着くと、誰もこちらが宴会場だと言わなくてもすぐにわかるようだった。賑やかな声や笑い声が聞こえるところがあるから。
「こっちだな。」
六人はそちらへ向かおうとしたときだった。
「あら。お久しぶりね。」
すぐ側にトイレがあったのだろう。そこから出てきたのは一人の女性だった。「二藍」も何度かこの女性とテレビ局やイベントなどで共演したことがある。
「リリーさん。」
遥人が一番に反応して、リリーに近づいた。ドレッドヘアをターバンでまとめている姿はどこかこの国の人らしくない感じがした。
「聞いたわよ。海外のあのフェスに出たんですって?」
「えぇ。ありがたいことに。」
「羨ましいわ。私はそういうモノに出れないからね。」
このリリーという女性は、一度薬で捕まっている。だから海外への渡航が少し難しいのだ。特に「二藍」がいった国はそういう事が厳しいところで、チェックされているのだろう。
「でもリリーさんが主催したチャリティーイベントは大盛況だったんですよね。」
「えぇ。おかげさまで。」
海外の発展途上国を救うイベントを企画し、開催した。その収益は全額、その国に寄付される。学校に満足に通えない子供達が、毎日水くみをする手間を省かせるように水道工事をしたのだという。それでその子供達が学校に通えるのかというと微妙だが、毎年することで意味があるのだという。
「俺もそういうイベントは出てみたいです。」
「来年は一緒に出演しましょう。」
「リリーさんはこのイベントは、いつの出演だったんですか。見なかったんですけど。」
「昼間にしたの。」
「昼?」
リリーは「二藍」よりもキャリアが相当長い。だから夜の方に持ってくるのが当然だと思っていた。
「えぇ。会いたくない人がいたから。でも打ち上げのことは考えていなかったわ。ここで会うって思っても無かった。」
「会いたくない人?」
「やだ。わかっているでしょう?」
そう言われてやっと気がついた。リリーも「Harem」をあまり良いように思っていないのだ。
「俺らもあまり関わりたくないんです。でもそういうわけにもいかないかなぁ。」
ちらっと一馬の方を見る。しかし一馬は首を横に振った。
「あまり気にしないで良い。多分、あっちから嫌がると思うから。」
「嫌がる?」
一馬はこっそりと連絡をしていたのだ。あの男の素性が気になっていたから。そして誰かに似ていると思ったのは気のせいでは無かった。
「一馬。あまりそういうことは他で漏らさないで。」
「わかっている。だがしつこいようであれば奥の手を使うというだけだ。特に翔はなんだかんだと関わりをもとうとするかも知れない。沙夜。今日は翔についてやった方が良いかもしれないな。」
「そうね……わかったわ。」
あとで一緒に居れるから良いと思っているのだろうか。その言葉に翔も機嫌が良くなった。単純なモノだと思う。
あの場では沙夜と一馬が寝たのかはわからないが、一馬は少なくとも寝たいと思っているのだろう。だがあのホテルに居るとは言っても、あまり軽率なことはしない方が良いのだが。遥人はそう思いながら、携帯電話のメッセージを見ていた。
「だったら一緒に飲みましょうか。ね?花岡さんは相変わらず酒豪なの?」
リリーはそう言うと一馬は少し笑いながら言う。
「こっちにも酒豪がいるんですよ。」
そう言われてリリーは驚いたように沙夜の方を見る。
「あら。そうだったの。マネージャーさんだったかしら。」
「レコード会社のモノです。「二藍」は芸能事務所なんかには籍を置いていないので。」
「なるほど。だからここまで来ているのね。担当が。うちも来ているんだけど、他の担当の人達と盛り上がっちゃってて、アーティストのところには来やしない。」
「普通はそのくらいの距離感なんですかね。」
「いいえ。その人によると思うわ。べったりと関わって欲しい人も居れば、軽薄に仕事だけをこなせば良いって人も居る。あたしはつかず離れずくらいがちょうど良いんだけど、「二藍」は違うのね。」
「えぇ。みんなが沙夜を頼りにしています。」
治がそう言うと、リリーは少し笑って言う。
「羨ましいわ。そこまで頼りに出来る相手が居るってのは。ふふっ。私はそれを自分の手で潰してしまったんだけどね。」
薬に手を出した。事情があったとは言え、信頼は地に落ちたのだ。だがそれでも這い上がってきたリリーはとても強く見える。今は自分の名前でイベントを開催出来るほどになったのだ。それが遥人にとって自分が少し重なって見えたのだろう。
「大きなホテルだな。ここに泊まれないってのは嘘みたいだ。部屋数なんかにも余裕はあるみたいなのに。」
「そうしたのよ。」
このフェスの関係者と連絡を取り合っていたとき何とか日帰りを出来ないかと沙夜は思っていたのだが、どうしても「二藍」の順番はあとの方になり飛行機も無いので出来れば泊まって欲しいと、関係者から連絡があったのだ。
だったらホテルは他のアーティストがいないホテルにして欲しい、グレードは下がって良いし、何ならビジネスホテルで構わない。そう告げて今のホテルになったのだ。温泉が付いているが、ほとんどビジネスホテルのようなホテルとこの充実した観光ホテルでは全く違うだろう。きっと一泊の料金すら「二藍」と他のアーティストでは変わっていると思う。
「え?そうなんだ。」
「あら。こちらの方が良かったかしら。他のアーティストとかぶるのはいやだろうなと思って違うホテルにして貰ったんだけど。」
「いや。そちらの方が良いな。」
一馬はそう言うと、そのホテルの案内を純と見ていた。
「そうだね。こっちには俺らのことを嫌だっていうヤツもいるんだろうし。」
少なくとも「Harem」やその前に演奏したパンクバンドは良い思いをしていないはずだ。他にもそういうバンドも居るだろう。そう思うと手放しで他のバンドと一緒のホテルなんかに泊まれない。
「そもそもこんな所に泊まっても遊べないよ。」
治はそう言うと、翔も頷いた。
「でも凄いね。プールまであるんだ。ナイトプールとか?一気にこう……パーティーの匂いがするよ。」
どんなパーティーだろう。沙夜はそう思って少し笑う。
「プールなんかで遊びたいか?翔は。」
治がそう聞くと、翔は首を横に振る。
「プールは苦手だよ。塩素の匂いがしてさ。海の方がまだまし。」
「海の方が磯の匂いがしそうだけど。」
純がそう言うと、翔は少し首を横に振る。
「釣りなんかは俺も、昔父親に連れられて行ったことがあるよ。」
父親はたまにそういうモノに翔を連れて行っていた。慎吾はどうしても嫌だと言って付いてこなかったが、それなりに楽しかったと思う。
「だから翔はプールには入らなかったのか。」
一馬はそう言って呆れたようにそう言う。ジムでマシンばかり当たっていると言っていたので、たまにはプールで泳いだ方が良いと言っていたのだがそういう理由だったのだろう。
「確かにプールは関節なんかに負担がかからないから良いって話は聞くけどさ。マシンでも悪くは無いと思うよ。」
「しかしもうそこまで若くも無いんだ。」
一馬と翔が話をしているのを見て、複雑な思いをしていたのは遥人だった。沙夜にずっと一途に想いを募らせている翔と、奥さんも子供も捨てたくないが沙夜のことも好きでもうおそらく関係を住ませてしまった一馬。あとはそれが表面に出ないことを望むだけだ。遥人はそう思いながら、沙夜の方を見ようとした。だが沙夜はホテルマンに声をかけている。どうやら宴会場の場所を聞いているのだ。
そして五人に近づくと、声をかける。
「宴会場は地下みたいね。もう始まって居るみたい。」
「そっか。だったら急ごう。」
そう言って六人はエレベーターの方へ向かい、そのエレベーターに乗り込む。その間も遥人が意識をしているのか、それとも一馬が意識をしているのかわからないが、一馬は沙夜の側にずっといた。
今晩は、もしかしたら一馬は沙夜の所へ行くのかも知れない。それはそれで都合が良い。加湿器をかけられるからだ。ホテルの部屋はどうしても空気が乾燥しているのが気になる。乾燥は喉の大敵なのだ。
そして地下にたどり着くと、誰もこちらが宴会場だと言わなくてもすぐにわかるようだった。賑やかな声や笑い声が聞こえるところがあるから。
「こっちだな。」
六人はそちらへ向かおうとしたときだった。
「あら。お久しぶりね。」
すぐ側にトイレがあったのだろう。そこから出てきたのは一人の女性だった。「二藍」も何度かこの女性とテレビ局やイベントなどで共演したことがある。
「リリーさん。」
遥人が一番に反応して、リリーに近づいた。ドレッドヘアをターバンでまとめている姿はどこかこの国の人らしくない感じがした。
「聞いたわよ。海外のあのフェスに出たんですって?」
「えぇ。ありがたいことに。」
「羨ましいわ。私はそういうモノに出れないからね。」
このリリーという女性は、一度薬で捕まっている。だから海外への渡航が少し難しいのだ。特に「二藍」がいった国はそういう事が厳しいところで、チェックされているのだろう。
「でもリリーさんが主催したチャリティーイベントは大盛況だったんですよね。」
「えぇ。おかげさまで。」
海外の発展途上国を救うイベントを企画し、開催した。その収益は全額、その国に寄付される。学校に満足に通えない子供達が、毎日水くみをする手間を省かせるように水道工事をしたのだという。それでその子供達が学校に通えるのかというと微妙だが、毎年することで意味があるのだという。
「俺もそういうイベントは出てみたいです。」
「来年は一緒に出演しましょう。」
「リリーさんはこのイベントは、いつの出演だったんですか。見なかったんですけど。」
「昼間にしたの。」
「昼?」
リリーは「二藍」よりもキャリアが相当長い。だから夜の方に持ってくるのが当然だと思っていた。
「えぇ。会いたくない人がいたから。でも打ち上げのことは考えていなかったわ。ここで会うって思っても無かった。」
「会いたくない人?」
「やだ。わかっているでしょう?」
そう言われてやっと気がついた。リリーも「Harem」をあまり良いように思っていないのだ。
「俺らもあまり関わりたくないんです。でもそういうわけにもいかないかなぁ。」
ちらっと一馬の方を見る。しかし一馬は首を横に振った。
「あまり気にしないで良い。多分、あっちから嫌がると思うから。」
「嫌がる?」
一馬はこっそりと連絡をしていたのだ。あの男の素性が気になっていたから。そして誰かに似ていると思ったのは気のせいでは無かった。
「一馬。あまりそういうことは他で漏らさないで。」
「わかっている。だがしつこいようであれば奥の手を使うというだけだ。特に翔はなんだかんだと関わりをもとうとするかも知れない。沙夜。今日は翔についてやった方が良いかもしれないな。」
「そうね……わかったわ。」
あとで一緒に居れるから良いと思っているのだろうか。その言葉に翔も機嫌が良くなった。単純なモノだと思う。
あの場では沙夜と一馬が寝たのかはわからないが、一馬は少なくとも寝たいと思っているのだろう。だがあのホテルに居るとは言っても、あまり軽率なことはしない方が良いのだが。遥人はそう思いながら、携帯電話のメッセージを見ていた。
「だったら一緒に飲みましょうか。ね?花岡さんは相変わらず酒豪なの?」
リリーはそう言うと一馬は少し笑いながら言う。
「こっちにも酒豪がいるんですよ。」
そう言われてリリーは驚いたように沙夜の方を見る。
「あら。そうだったの。マネージャーさんだったかしら。」
「レコード会社のモノです。「二藍」は芸能事務所なんかには籍を置いていないので。」
「なるほど。だからここまで来ているのね。担当が。うちも来ているんだけど、他の担当の人達と盛り上がっちゃってて、アーティストのところには来やしない。」
「普通はそのくらいの距離感なんですかね。」
「いいえ。その人によると思うわ。べったりと関わって欲しい人も居れば、軽薄に仕事だけをこなせば良いって人も居る。あたしはつかず離れずくらいがちょうど良いんだけど、「二藍」は違うのね。」
「えぇ。みんなが沙夜を頼りにしています。」
治がそう言うと、リリーは少し笑って言う。
「羨ましいわ。そこまで頼りに出来る相手が居るってのは。ふふっ。私はそれを自分の手で潰してしまったんだけどね。」
薬に手を出した。事情があったとは言え、信頼は地に落ちたのだ。だがそれでも這い上がってきたリリーはとても強く見える。今は自分の名前でイベントを開催出来るほどになったのだ。それが遥人にとって自分が少し重なって見えたのだろう。
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