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北の大地の恵み
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ステージは「Harem」のライブの用意をスタッフがしている。その中には「Harem」のメンバーもいるようだが、裕太の姿は見当たらない。「Harem」の音楽はミクスチャーロックのようなのだから、裕太の機材が多いのは当たり前でそれをどの配置にするのかと口を出さないのだろうかと思っていた。自分の演奏したい配置に置き換えたりなんかはしないのかと純は思いながらその様子を見ている。だが隣にいる沙夜も一馬もそんな様子にはあまり興味が無いらしい。
「ステージは思ったよりも広いわね。観客席もスタンドばかりだけど、結構お客様も入っているみたい。」
「南の島の方の奴らは本当に音楽好きが多いようだったが、こちらの人達もそうなんだろう。」
一馬もそう言って観客席の方を見る。もう夕方はとっくに過ぎていて周りは暗くなっているのに、子供の姿も見えるのはこの辺ではお祭り代わりの所もあるのだ。
「若い女が多いな。」
純も客席に視線を移すと、確かに女の姿が多い。おそらく「Harem」の音を聞きたいと言いながらも、目的は瀬名なのだ。
「瀬名って奴はモデルもしているみたいだな。何度か遥人は一緒の雑誌に載ったことがあるって言っていたし。」
「確かに美形だわ。スタイルも良いし。顔も小さいし。」
遥人も確かにモデルの仕事もしているが、本当にモデルをしている人と並ぶと少し見劣りする。翔はそれがコンプレックスでモデルの仕事を辞めてしまったが、遥人はその辺は物怖じをしない。仕事となれば何でもしたいというスタンスなのだろう。ただし、映画、ドラマではラブストーリーをしないようにしているらしい。歯の浮くような甘い台詞なんかを演技とは言っても言いたくないようだ。
「モデルねぇ……。」
一馬はそう呟いて、瀬名はどこかで見たことがあるとその記憶を呼び起こしていた。海外にずっといた男だという。だから会っているとしたら海外なのだろうが、一馬は海外へは数えるほどしか行ったことは無い。だとしたら別の所だろうか。そう思いながらモヤモヤとしていた。
「まぁ良いわ。とりあえずステージの広さはわかったことだし、あとはみんなに配置を聞いてスタッフにそれを言って、それからみんなで自分の良いようにしてくれるかしら。」
「OK。じゃ、戻ろうか。治は食い過ぎてないかな。こっちの方は美味しいモノが多いし。」
「確かに。俺らが住んでいるところでも手には入るかも知れないが、やはり食材は鮮度が一番だからな。」
一馬もそう言うと、箸にあった軽食を思い出していた。おにぎりやサンドイッチが置いてあって、少し小腹を満たすくらいならちょうど良いかもしれない。炭水化物が多いのは、これからステージに上がるのにエネルギーが必要だからだろう。
「ここに来る時に畑や牛を見たわね。」
「土地が広いからね。」
純はそう言って少し笑った。
「こういうところでのんびりするのも良いかもしれないわ。」
元々沙夜は、田舎で農作業なんかをするのが好きだった。だからこういう生活に憧れているのだろう。
「沙夜さんは将来は田舎に行きたいの?」
純がそう聞くと、沙夜は少し頷いた。
「知り合いの人が田舎で養鶏や畑をしているの。将来は自給自足が出来れば良いと言っていたけれど、そういうのは確かに憧れるわね。」
畑をしながら音楽を作る。そういう生活も悪くない。そしてその傍らには芹が居る。芹はきっとどこに居ても文章を書いたり歌詞を書いたり出来るだろう。だが案外都会で育っている芹なのだ。西川辰雄からもモヤシと言われていたくらいなのだから、そういう生活が二人で出来るのかと言われたら不安だろう。
相手が無理をして相手に合わせていると、きっと無理が出てくる。そう思うと沙夜の我が儘だけでは貫き通せない。
「沙夜さんなら出来そうだよ。俺、今でも沙夜さんはその気になったら梅酒とか梅干しくらいなら作りそうだって思うし。」
「それも悪くないわね。」
すると一馬が思い出したように言う。
「実家で毎年、梅酒なら作っているな。沙夜。飲んでみるか?」
「え?本当に?」
「飲み頃は冬くらいだと思うが、沙夜さんが飲みたいと言えばわけてくれるかも知れない。」
「一馬の家では飲まないの?」
「しばらくは飲んでなかったな。息子が欲しがるし。」
「一馬と奥さんの子供だったら将来有望だよ。」
どんな将来だと思いながら、みんなの元へ帰ってくる。遥人は再びマスクを付けて、歌詞を見直していた。治と翔もコップを手にして談笑をしているようだった。
「どうだった?ステージの広さって。」
翔がそう聞くと、沙夜は頷いて言う。
「結構広かったわ。でも跳んだり跳ねたりは辞めて欲しいと言われている。栗山さん。注意をしてね。」
「わかった。」
遥人はそう言ってその歌詞カードを畳むとポケットに入れた。遥人はテンションが上がると、走り回ったりすることもあるのだ。それを注意して欲しいと言っているのだろう。
「スカバンドも出たんだな。だからステージが広かったのか。」
純はそう言って出演者の一覧を見ていた。その中にインディーズでも結構有名なすかバンドの名前を見つけたらしい。
「スカねぇ。ジャズとか吹奏楽をしていたヤツが、転びそうなジャンルだよな。一馬のいた大学とかでもそういうヤツっていなかったか。」
治がそう聞くと、一馬は頷いた。
「大学の時にはライブに出たことがあるな。独特なジャンルだと思いながら演奏をしていた。そうだ……あの時は……。」
裕太も一緒に出たのだ。あのバンドのキーボードの代わりに。紫乃と出会う前で、裕太も素直に「他のジャンルを演奏するのは、勉強になるよ」と言っていたのだが、今はそんなことを思っていないだろう。そう思うと自分が暗くなりそうになる。
「一馬。」
沙夜はそんな一馬の様子が気になったのだろう。声をかけてくれる。すると一馬は首を横に振ると、沙夜の方を見下ろしていった。
「大丈夫だ。どうしても昔なじみがいると昔のことを思い出して駄目だな。」
その言葉に翔が驚いたように言う。
「一馬がそんな弱音を吐くんだな。」
「俺をなんだと思ってるんだ。人並みに傷つくこともあるんだから。」
「傷つく?」
何を傷ついたことがあったのだろう。沙夜はそう思いながら、一馬の方を見ると、一馬はぽつりと言った。
「昔のことだ。大学の時にスカバンドのヘルプに出てな。裕太も一緒に出たんだ。あの時には裕太はジャズばかりだったし、他のジャンルはクラッシックくらいだった。だからやりにくいと思ってたんだが、あいつはひょうひょうとしていた。」
「ひょうひょう?」
「勉強になると。」
その言葉に翔は驚いたように一馬を見た。今の裕太とは全く違って見えたからだ。
「別人みたいに見えるな。今の天草さんとは。」
「何がそうさせたんだろうな。」
するとずっと黙っていた遥人がため息を付いて言う。
「女だろ。」
「女か……。」
やはり紫乃が影響をしているのだろう。とんだ疫病神だと思った。
「今はどうでも良いな。客席を暖めてくれれば良いんだから。」
遥人はそう言うとステージの方を見ていた。遥人も何故か少しイライラしている感じがする。それは本番前だからとかそんな問題では無いのだ。
「沙夜。水分を取った方が良い。水でも貰ってくるか。」
「そうしよう。夏目さんもあまり口にしたくないだろうけれど、水分だけは取っておいた方が良いわ。倒れられても困るのだし。」
「そうだな。思ったよりも暑いよ。ここ。もっと涼しいかと思ったのに。」
純もそう言って二人に付いていく。だが遥人はわかっていた。きっと一馬と沙夜の間には、もうただの担当と担当アーティストの域では無いことが。あの一馬の目は父親が恋人を連れてきていた時と同じだと思っていた。
浮気をしていた両親。互いに別のパートナーが居るのに世間体だけで夫婦を続けていた。しかも父親は女を愛せない人だ。本当に好きな人は男であり、母親も他に男がいた。その男には妻が居て、子供も居た。
だから妻の葬式にはその不倫相手の男の妻が関係者を装い挨拶に来ていたのだ。黙認していたと言うことだろう。そう思うと、その女性が惨めに見えてきた。
一馬の奥さんもその立場になりかねない。知っているだけに遥人はやるせない気持ちになっていた。
「ステージは思ったよりも広いわね。観客席もスタンドばかりだけど、結構お客様も入っているみたい。」
「南の島の方の奴らは本当に音楽好きが多いようだったが、こちらの人達もそうなんだろう。」
一馬もそう言って観客席の方を見る。もう夕方はとっくに過ぎていて周りは暗くなっているのに、子供の姿も見えるのはこの辺ではお祭り代わりの所もあるのだ。
「若い女が多いな。」
純も客席に視線を移すと、確かに女の姿が多い。おそらく「Harem」の音を聞きたいと言いながらも、目的は瀬名なのだ。
「瀬名って奴はモデルもしているみたいだな。何度か遥人は一緒の雑誌に載ったことがあるって言っていたし。」
「確かに美形だわ。スタイルも良いし。顔も小さいし。」
遥人も確かにモデルの仕事もしているが、本当にモデルをしている人と並ぶと少し見劣りする。翔はそれがコンプレックスでモデルの仕事を辞めてしまったが、遥人はその辺は物怖じをしない。仕事となれば何でもしたいというスタンスなのだろう。ただし、映画、ドラマではラブストーリーをしないようにしているらしい。歯の浮くような甘い台詞なんかを演技とは言っても言いたくないようだ。
「モデルねぇ……。」
一馬はそう呟いて、瀬名はどこかで見たことがあるとその記憶を呼び起こしていた。海外にずっといた男だという。だから会っているとしたら海外なのだろうが、一馬は海外へは数えるほどしか行ったことは無い。だとしたら別の所だろうか。そう思いながらモヤモヤとしていた。
「まぁ良いわ。とりあえずステージの広さはわかったことだし、あとはみんなに配置を聞いてスタッフにそれを言って、それからみんなで自分の良いようにしてくれるかしら。」
「OK。じゃ、戻ろうか。治は食い過ぎてないかな。こっちの方は美味しいモノが多いし。」
「確かに。俺らが住んでいるところでも手には入るかも知れないが、やはり食材は鮮度が一番だからな。」
一馬もそう言うと、箸にあった軽食を思い出していた。おにぎりやサンドイッチが置いてあって、少し小腹を満たすくらいならちょうど良いかもしれない。炭水化物が多いのは、これからステージに上がるのにエネルギーが必要だからだろう。
「ここに来る時に畑や牛を見たわね。」
「土地が広いからね。」
純はそう言って少し笑った。
「こういうところでのんびりするのも良いかもしれないわ。」
元々沙夜は、田舎で農作業なんかをするのが好きだった。だからこういう生活に憧れているのだろう。
「沙夜さんは将来は田舎に行きたいの?」
純がそう聞くと、沙夜は少し頷いた。
「知り合いの人が田舎で養鶏や畑をしているの。将来は自給自足が出来れば良いと言っていたけれど、そういうのは確かに憧れるわね。」
畑をしながら音楽を作る。そういう生活も悪くない。そしてその傍らには芹が居る。芹はきっとどこに居ても文章を書いたり歌詞を書いたり出来るだろう。だが案外都会で育っている芹なのだ。西川辰雄からもモヤシと言われていたくらいなのだから、そういう生活が二人で出来るのかと言われたら不安だろう。
相手が無理をして相手に合わせていると、きっと無理が出てくる。そう思うと沙夜の我が儘だけでは貫き通せない。
「沙夜さんなら出来そうだよ。俺、今でも沙夜さんはその気になったら梅酒とか梅干しくらいなら作りそうだって思うし。」
「それも悪くないわね。」
すると一馬が思い出したように言う。
「実家で毎年、梅酒なら作っているな。沙夜。飲んでみるか?」
「え?本当に?」
「飲み頃は冬くらいだと思うが、沙夜さんが飲みたいと言えばわけてくれるかも知れない。」
「一馬の家では飲まないの?」
「しばらくは飲んでなかったな。息子が欲しがるし。」
「一馬と奥さんの子供だったら将来有望だよ。」
どんな将来だと思いながら、みんなの元へ帰ってくる。遥人は再びマスクを付けて、歌詞を見直していた。治と翔もコップを手にして談笑をしているようだった。
「どうだった?ステージの広さって。」
翔がそう聞くと、沙夜は頷いて言う。
「結構広かったわ。でも跳んだり跳ねたりは辞めて欲しいと言われている。栗山さん。注意をしてね。」
「わかった。」
遥人はそう言ってその歌詞カードを畳むとポケットに入れた。遥人はテンションが上がると、走り回ったりすることもあるのだ。それを注意して欲しいと言っているのだろう。
「スカバンドも出たんだな。だからステージが広かったのか。」
純はそう言って出演者の一覧を見ていた。その中にインディーズでも結構有名なすかバンドの名前を見つけたらしい。
「スカねぇ。ジャズとか吹奏楽をしていたヤツが、転びそうなジャンルだよな。一馬のいた大学とかでもそういうヤツっていなかったか。」
治がそう聞くと、一馬は頷いた。
「大学の時にはライブに出たことがあるな。独特なジャンルだと思いながら演奏をしていた。そうだ……あの時は……。」
裕太も一緒に出たのだ。あのバンドのキーボードの代わりに。紫乃と出会う前で、裕太も素直に「他のジャンルを演奏するのは、勉強になるよ」と言っていたのだが、今はそんなことを思っていないだろう。そう思うと自分が暗くなりそうになる。
「一馬。」
沙夜はそんな一馬の様子が気になったのだろう。声をかけてくれる。すると一馬は首を横に振ると、沙夜の方を見下ろしていった。
「大丈夫だ。どうしても昔なじみがいると昔のことを思い出して駄目だな。」
その言葉に翔が驚いたように言う。
「一馬がそんな弱音を吐くんだな。」
「俺をなんだと思ってるんだ。人並みに傷つくこともあるんだから。」
「傷つく?」
何を傷ついたことがあったのだろう。沙夜はそう思いながら、一馬の方を見ると、一馬はぽつりと言った。
「昔のことだ。大学の時にスカバンドのヘルプに出てな。裕太も一緒に出たんだ。あの時には裕太はジャズばかりだったし、他のジャンルはクラッシックくらいだった。だからやりにくいと思ってたんだが、あいつはひょうひょうとしていた。」
「ひょうひょう?」
「勉強になると。」
その言葉に翔は驚いたように一馬を見た。今の裕太とは全く違って見えたからだ。
「別人みたいに見えるな。今の天草さんとは。」
「何がそうさせたんだろうな。」
するとずっと黙っていた遥人がため息を付いて言う。
「女だろ。」
「女か……。」
やはり紫乃が影響をしているのだろう。とんだ疫病神だと思った。
「今はどうでも良いな。客席を暖めてくれれば良いんだから。」
遥人はそう言うとステージの方を見ていた。遥人も何故か少しイライラしている感じがする。それは本番前だからとかそんな問題では無いのだ。
「沙夜。水分を取った方が良い。水でも貰ってくるか。」
「そうしよう。夏目さんもあまり口にしたくないだろうけれど、水分だけは取っておいた方が良いわ。倒れられても困るのだし。」
「そうだな。思ったよりも暑いよ。ここ。もっと涼しいかと思ったのに。」
純もそう言って二人に付いていく。だが遥人はわかっていた。きっと一馬と沙夜の間には、もうただの担当と担当アーティストの域では無いことが。あの一馬の目は父親が恋人を連れてきていた時と同じだと思っていた。
浮気をしていた両親。互いに別のパートナーが居るのに世間体だけで夫婦を続けていた。しかも父親は女を愛せない人だ。本当に好きな人は男であり、母親も他に男がいた。その男には妻が居て、子供も居た。
だから妻の葬式にはその不倫相手の男の妻が関係者を装い挨拶に来ていたのだ。黙認していたと言うことだろう。そう思うと、その女性が惨めに見えてきた。
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