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ジャーマンポテト
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一馬と沙夜が駐車場の車の中で話をしているだろうというのは、奏太の感だった。一馬はもうステージ用の衣装を着ている。沙夜の慎重な考えからして、外に出ることは考えられない。だがテレビ局であれば自由に行動が出来るわけでは無いだろう。となると考えられるのは駐車場の自分たちの車だと思った。
そう思いながら駐車場へやってくると、やはり一馬と沙夜は車の中で話をしているようだった。後部座席であるから姿はそこまではっきり見えるわけでは無いが、一馬の体格の良さと特徴的な長髪は嫌でも目立つから。
もう楽屋にメイク担当の女性が来ている。治もそこへ行ったと言うことはあまり時間は無いはずだ。あとの話は本番が終わってからでも良い。今は本番前だし、それに集中してくれれば良いのだ。そう思いながら車に近づいたときだった。
一馬の手が沙夜の方へ差し出される。それを見て奏太は一瞬足を止めた。
一馬には奥さんと子供が居る。そして沙夜にも「草壁」という恋人が居るのはこの間知った。それを双方が裏切って手を出していると言うことだろうか。いや。違う。
その時奏太が仮説を立てる。
もし一馬が沙夜と不倫をしていたとすると、奥さんと子供を裏切っていることになるだろう。それは奥さんと子供にも悪いことをしていると思う。あの気の強い奥さんによくばれないように出来るモノだ。
そして沙夜は「草壁」というライターと付き合っているらしい。文章を読んでみると、そのライターは音楽ライターでありかなり言いたい放題のことを言っているようだ。だがその影響力はかなり大きく、これがきっかけで解散してしまったバンドも居る。それでも悪いことを書いているわけでは無い。むしろ音楽の知識は凄いモノがあるようだ。少々音楽をかじっているというわけでは無いように思える。
となるともしかしたら……。
本番前のステージを前から見ながら、奏太はずっと考え込んでいた。明るいステージの上で、「二藍」のメンツは司会者や他のアーティスト達に挨拶をしている。一馬も治も楽屋で互いに謝り合い、もうすっきりした顔をしていた。あとには引きずらないのが「二藍」の良いところなのかもしれない。その様子に沙夜もほっとしているようだった。
「はい。本番いきます!」
「本番!」
スタッフが声を上げ、沙夜はステージを降りた。今からは演奏のシーンを撮るのだ。ギリギリまで翔のセッティングに関わっていたらしい。
「三,二,一!キュー!」
そう言われて、治のドラムの音が響く。そして一馬のベースの音、純のギター、翔のキーボードの音。そして遥人の声が響く。
不倫ソングだった。そう思うと、この曲も一馬に当てたモノかもしれない。歌詞の中にある「指輪を置いてあなたの元へ」というのは、一馬の指輪のことかもしれない。そして隣に居る沙夜の指には指輪がある。一馬が結婚をしているので、あまり自由なお金を使えなかったから、そういう安っぽい指輪しか買えなかったのだろうか。
「はい!OKです!ありがとうございました!」
一発で演奏部分の収録が終わった。五人はほっとした表情になると、沙夜がまたステージへ上がっていく。片付けをしているスタッフに言って運び出しやすいように隅に楽器を置いてもらうようにしてもらうのだ。これから五人は他のバンドやアーティストの収録が終わるまで少し自由に出来る。このあとはトーク部分の収録になるため、衣装はそのままだが。
「沙夜。これを持っていてくれないか。」
一馬はそう言って沙夜にベースを手渡す。楽屋に置くという手もあるが、鍵がかかるとはいえ置いておくのは不安なのだろう。
「あ、俺も。」
純はそういってギターを沙夜に手渡そうとする。だが沙夜は首を横に振った。
「二つは持てないわ。」
すると奏太の方に純はギターを渡そうとした。純は奏太にギターを持っていてもらってもかまわない。そう思っていたのだ。
「奏太。悪いけど持っててくれないか。」
すると奏太はちらっと沙夜の方を見る。沙夜はベースを持っているようだ。
「ベースの方が重いだろう。俺がそっち持つよ。」
すると一馬が首を横に振った。
「いや。ベースは沙夜が持っていて欲しい。」
「え?」
すると沙夜は少し頷いて言う。
「わかったわ。」
「重かったら床に置いていても良いから。目の届くところに置いておいてくれ。」
「これが重かったら、演奏なんか出来ないわよ。」
そう言うと、一馬は少し笑いながらまたステージの方に目を移した。そして純も奏太にギターを手渡す。そして二人は三人の元へ向かってしまった。もう一馬と治の間にわだかまりは無かったように、治は冗談を言っているように思える。治と一馬がすっきりすれば、あとの三人もいつも通りに対応が出来る。それに沙夜はほっとしていた。
「何でお前がベースを持たないといけないんだ。絶対そっちの方が重いだろう。」
それでも奏太は納得していないらしい。その言葉に沙夜は首を横に振って言う。
「花岡さんは特に他人には自分の楽器を持たせないの。」
「何で?」
「昔、嫌がらせをされたことがあると言っていたわ。」
大学の時にコンテストに出たことがある。そのクラシックのコンテストの控え室で、一馬は弦を切られたり弓をボロボロにされたことがあるのだ。それから楽器はいつも自分の目の届くところに置いておくようにしたし、自分の手が離れるときには信頼が置ける人では無いと任せられなかった。
「それってまるでさ……。」
「何?」
やはりそうなのだろうか。「草壁」とは一馬のことなのだろうか。確かに人生を悟りきったような物言いは、歯に着せないような言葉を言うことも出来るだろう。言葉を選ばなければそういう事も出来そうだ。
不倫の関係だから言いたくなかった。そう思えた。
確かに沙夜と一馬は感覚が似ている気がする。そして沙夜と一馬の奥さんもよく似ているように思えた。きっと沙夜に姉が居るなら、一馬の奥さんがそうだと言ってもおかしくないかもしれない。それだけ似ているのだ。外見や内面も似ているから一馬も沙夜に惹かれたのだろうか。
さっきはキスをしそうだと思ったから、車に駆け寄ったのだ。もしあのままキスをしていたら、こんなテレビ局の駐車場ですればマスコミの餌食になる。
だがそんなことを考えられないくらい二人が想い合っているのだろうか。わからない。沙夜のことがわからなかった。
「コード類はまとめたし、あとは打楽器をケースに詰めたり……聞いてる?」
さっきから奏太はぼんやりしていた。自分がいなくてもテレビの仕事なんかはして欲しいと思っているのに、それが全く身に入っていないように思えた。
「聞いてるよ。音楽の演奏の収録ってあといくつあるんだっけ。」
「このあとで終わり。ほら、そこに居るじゃ無い。」
同じような顔をしたアイドルが六人ほど。隣の国からやってきて、こっちの国でもデビューをするのだ。細い足を惜しげも無く出して、仲が良さそうにキャアキャアと話をしていたり、写真を撮ったりしている。おそらくSNS何かに上げるのだろう。
そういうカメラにも五人は気をつけるように言っている。だからそのアイドルには近づかないように五人は隅の方にいた。
「アイドルか。」
「そうね。いくつくらいなのかしら。」
「多分一番上でも二十歳くらいだろう。」
「若いのね。沙菜は二十の時にデビューをしたけれど。」
「デビュー?」
「AVね。アイドルだったのは十三くらいから十八まで。」
「それより前は?」
「子供モデルよ。」
「双子なんだろう。あんたもそうしていたのか。」
嫌なことを思い出して少し言葉に詰まる。だが隠すようなことでは無い。そう思って沙夜は正直に言った。
「確かにしていたわ。モデル。でも小学校に入る前に辞めた。」
「何で?」
すると沙夜はその女性達を見ながら呟いた。
「私では無くても良いからよ。子供モデルなんて使い捨てだから。」
双子の女の子のモデルだったから、もてはやされただけだ。愛らしく天使のようだと言われてもそういう子供は沢山いるのだから、沙夜では無くても良いのだと思うととても空しくなる。
「それってあれだな。」
「あれ?」
「唯一無二じゃないといけなかったのかもしれないけど、自分もそのレベルに達していなかったとも言える。」
「……そうかもしれないわね。どっちにしても私はそういう仕事は無理ね。五人を見て思い知らされたわ。」
「五人が?」
スタジオの隅で談笑をしている五人を見て、沙夜はため息を付いた。
「何があっても、笑顔で演奏なんか出来ないわ。大学の時のレッスンに付いている教授からいつも言われてた。私の演奏は精神状態が露骨に出るタイプで、そういう人はプロになれないっていわれたの。」
「……お前もどれだけだって言ってやれば良かったのに。」
「今思うとそう言えるわ。もう鍵盤に触れることも無いけれど。」
沙夜はそう言うと、奏太は少し笑って言う。
「連弾。またするか。」
すると沙夜は首を横に振った。
「辞めておく。」
連弾は気持ちが良い。だがその相手は奏太では無い。
沙夜も一馬の方を見て思う。一馬と一緒に弾くことが出来たら、気持ちいいかもしれない。
そう思いながら駐車場へやってくると、やはり一馬と沙夜は車の中で話をしているようだった。後部座席であるから姿はそこまではっきり見えるわけでは無いが、一馬の体格の良さと特徴的な長髪は嫌でも目立つから。
もう楽屋にメイク担当の女性が来ている。治もそこへ行ったと言うことはあまり時間は無いはずだ。あとの話は本番が終わってからでも良い。今は本番前だし、それに集中してくれれば良いのだ。そう思いながら車に近づいたときだった。
一馬の手が沙夜の方へ差し出される。それを見て奏太は一瞬足を止めた。
一馬には奥さんと子供が居る。そして沙夜にも「草壁」という恋人が居るのはこの間知った。それを双方が裏切って手を出していると言うことだろうか。いや。違う。
その時奏太が仮説を立てる。
もし一馬が沙夜と不倫をしていたとすると、奥さんと子供を裏切っていることになるだろう。それは奥さんと子供にも悪いことをしていると思う。あの気の強い奥さんによくばれないように出来るモノだ。
そして沙夜は「草壁」というライターと付き合っているらしい。文章を読んでみると、そのライターは音楽ライターでありかなり言いたい放題のことを言っているようだ。だがその影響力はかなり大きく、これがきっかけで解散してしまったバンドも居る。それでも悪いことを書いているわけでは無い。むしろ音楽の知識は凄いモノがあるようだ。少々音楽をかじっているというわけでは無いように思える。
となるともしかしたら……。
本番前のステージを前から見ながら、奏太はずっと考え込んでいた。明るいステージの上で、「二藍」のメンツは司会者や他のアーティスト達に挨拶をしている。一馬も治も楽屋で互いに謝り合い、もうすっきりした顔をしていた。あとには引きずらないのが「二藍」の良いところなのかもしれない。その様子に沙夜もほっとしているようだった。
「はい。本番いきます!」
「本番!」
スタッフが声を上げ、沙夜はステージを降りた。今からは演奏のシーンを撮るのだ。ギリギリまで翔のセッティングに関わっていたらしい。
「三,二,一!キュー!」
そう言われて、治のドラムの音が響く。そして一馬のベースの音、純のギター、翔のキーボードの音。そして遥人の声が響く。
不倫ソングだった。そう思うと、この曲も一馬に当てたモノかもしれない。歌詞の中にある「指輪を置いてあなたの元へ」というのは、一馬の指輪のことかもしれない。そして隣に居る沙夜の指には指輪がある。一馬が結婚をしているので、あまり自由なお金を使えなかったから、そういう安っぽい指輪しか買えなかったのだろうか。
「はい!OKです!ありがとうございました!」
一発で演奏部分の収録が終わった。五人はほっとした表情になると、沙夜がまたステージへ上がっていく。片付けをしているスタッフに言って運び出しやすいように隅に楽器を置いてもらうようにしてもらうのだ。これから五人は他のバンドやアーティストの収録が終わるまで少し自由に出来る。このあとはトーク部分の収録になるため、衣装はそのままだが。
「沙夜。これを持っていてくれないか。」
一馬はそう言って沙夜にベースを手渡す。楽屋に置くという手もあるが、鍵がかかるとはいえ置いておくのは不安なのだろう。
「あ、俺も。」
純はそういってギターを沙夜に手渡そうとする。だが沙夜は首を横に振った。
「二つは持てないわ。」
すると奏太の方に純はギターを渡そうとした。純は奏太にギターを持っていてもらってもかまわない。そう思っていたのだ。
「奏太。悪いけど持っててくれないか。」
すると奏太はちらっと沙夜の方を見る。沙夜はベースを持っているようだ。
「ベースの方が重いだろう。俺がそっち持つよ。」
すると一馬が首を横に振った。
「いや。ベースは沙夜が持っていて欲しい。」
「え?」
すると沙夜は少し頷いて言う。
「わかったわ。」
「重かったら床に置いていても良いから。目の届くところに置いておいてくれ。」
「これが重かったら、演奏なんか出来ないわよ。」
そう言うと、一馬は少し笑いながらまたステージの方に目を移した。そして純も奏太にギターを手渡す。そして二人は三人の元へ向かってしまった。もう一馬と治の間にわだかまりは無かったように、治は冗談を言っているように思える。治と一馬がすっきりすれば、あとの三人もいつも通りに対応が出来る。それに沙夜はほっとしていた。
「何でお前がベースを持たないといけないんだ。絶対そっちの方が重いだろう。」
それでも奏太は納得していないらしい。その言葉に沙夜は首を横に振って言う。
「花岡さんは特に他人には自分の楽器を持たせないの。」
「何で?」
「昔、嫌がらせをされたことがあると言っていたわ。」
大学の時にコンテストに出たことがある。そのクラシックのコンテストの控え室で、一馬は弦を切られたり弓をボロボロにされたことがあるのだ。それから楽器はいつも自分の目の届くところに置いておくようにしたし、自分の手が離れるときには信頼が置ける人では無いと任せられなかった。
「それってまるでさ……。」
「何?」
やはりそうなのだろうか。「草壁」とは一馬のことなのだろうか。確かに人生を悟りきったような物言いは、歯に着せないような言葉を言うことも出来るだろう。言葉を選ばなければそういう事も出来そうだ。
不倫の関係だから言いたくなかった。そう思えた。
確かに沙夜と一馬は感覚が似ている気がする。そして沙夜と一馬の奥さんもよく似ているように思えた。きっと沙夜に姉が居るなら、一馬の奥さんがそうだと言ってもおかしくないかもしれない。それだけ似ているのだ。外見や内面も似ているから一馬も沙夜に惹かれたのだろうか。
さっきはキスをしそうだと思ったから、車に駆け寄ったのだ。もしあのままキスをしていたら、こんなテレビ局の駐車場ですればマスコミの餌食になる。
だがそんなことを考えられないくらい二人が想い合っているのだろうか。わからない。沙夜のことがわからなかった。
「コード類はまとめたし、あとは打楽器をケースに詰めたり……聞いてる?」
さっきから奏太はぼんやりしていた。自分がいなくてもテレビの仕事なんかはして欲しいと思っているのに、それが全く身に入っていないように思えた。
「聞いてるよ。音楽の演奏の収録ってあといくつあるんだっけ。」
「このあとで終わり。ほら、そこに居るじゃ無い。」
同じような顔をしたアイドルが六人ほど。隣の国からやってきて、こっちの国でもデビューをするのだ。細い足を惜しげも無く出して、仲が良さそうにキャアキャアと話をしていたり、写真を撮ったりしている。おそらくSNS何かに上げるのだろう。
そういうカメラにも五人は気をつけるように言っている。だからそのアイドルには近づかないように五人は隅の方にいた。
「アイドルか。」
「そうね。いくつくらいなのかしら。」
「多分一番上でも二十歳くらいだろう。」
「若いのね。沙菜は二十の時にデビューをしたけれど。」
「デビュー?」
「AVね。アイドルだったのは十三くらいから十八まで。」
「それより前は?」
「子供モデルよ。」
「双子なんだろう。あんたもそうしていたのか。」
嫌なことを思い出して少し言葉に詰まる。だが隠すようなことでは無い。そう思って沙夜は正直に言った。
「確かにしていたわ。モデル。でも小学校に入る前に辞めた。」
「何で?」
すると沙夜はその女性達を見ながら呟いた。
「私では無くても良いからよ。子供モデルなんて使い捨てだから。」
双子の女の子のモデルだったから、もてはやされただけだ。愛らしく天使のようだと言われてもそういう子供は沢山いるのだから、沙夜では無くても良いのだと思うととても空しくなる。
「それってあれだな。」
「あれ?」
「唯一無二じゃないといけなかったのかもしれないけど、自分もそのレベルに達していなかったとも言える。」
「……そうかもしれないわね。どっちにしても私はそういう仕事は無理ね。五人を見て思い知らされたわ。」
「五人が?」
スタジオの隅で談笑をしている五人を見て、沙夜はため息を付いた。
「何があっても、笑顔で演奏なんか出来ないわ。大学の時のレッスンに付いている教授からいつも言われてた。私の演奏は精神状態が露骨に出るタイプで、そういう人はプロになれないっていわれたの。」
「……お前もどれだけだって言ってやれば良かったのに。」
「今思うとそう言えるわ。もう鍵盤に触れることも無いけれど。」
沙夜はそう言うと、奏太は少し笑って言う。
「連弾。またするか。」
すると沙夜は首を横に振った。
「辞めておく。」
連弾は気持ちが良い。だがその相手は奏太では無い。
沙夜も一馬の方を見て思う。一馬と一緒に弾くことが出来たら、気持ちいいかもしれない。
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