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ピクトリアケーキ
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弁当を食べ終わり片付けをしていると、携帯電話が鳴った。メッセージで向こうの国からのメッセージを和訳したモノを送られてきたらしい。その和訳をしているのは、望月奏太であり、その和訳は割と正確なのだ。。
「二藍」からは受け入れられれば、このままずっと沙夜と一緒に「二藍」を支えてくれることになるだろう。受け入れられなくても、外国からのメッセージの和訳は頼まれる。だからまだ奏太の籍は洋ロックの部門にあり、ハードロックの部門と言ったり着たりをしてすごしていた。。
西藤裕太は正直ほっとしていたと思う。沙夜一人ではやはり不安なところもあったからだ。担当だからと何カ国語も話せなくても良いが、言語に明るい人材というのはいても、尚且つ音楽に精通している人となれば限られてくる。
そう言った意味では奏太は適任だった。和訳して、向こうの言葉に翻訳してと、良い橋渡しをしていると思う。向こうの嫌みも沙夜は冷静に返しているようだし、奏太も正確に通訳しているようだ。これでこちらの国とは対等になれると裕太は思いながら、やっと自分の手から離れてくれたとほっとする。
正直、裕太は「二藍」の面倒を見ながら部長職は厳しいと思っていたのだ。自分の方が残業をしてしまうこともあり、上からは示しが付かないと言われていた事もある。残業を減らして環境の良い職場にするという、世の中の流れにこの会社も沿いたいのだ。
たまには早く帰って、子供との時間を取りたいと思う。最近は子供も音楽に興味があるようだからだ。ギターを持たせてみて、小さな手でコードを押さえようとしているのを見て、微笑む裕太の姿は、昔の自分からは想像が付かなかっただろう。
そのまま沙夜は総務部へ向かい、車の鍵を借りる。手持ちの楽器だけでいける人はそのまま楽器を持って練習スタジオへ行くのだが、ミキサーや翔の使うキーボードは手持ちで持って行けない。なのでその荷物を運ぶのに社用車を借りたのだ。
楽器をしまっている倉庫へ向かう。ここでは翔個人の楽器や、治の楽器などが納められているのだ。もちろん、翔や治が個人的に持っている楽器もあるが、ライブでしか使わない楽器やテレビでしか使わない楽器などはここにしまっている。それは他のアーティストも一緒であり、「二藍」のモノは「二藍」と書いていてそこにしまわれてあるのだ。
沙夜はその倉庫へやってくると、その中から「二藍」のブースへやってきた。翔が言っていたキーボードは目立ちやすいところにある。ソフトケースに入っていて、取っ手が付いているので持ち運びは楽だろう。それからスタンドを手にすると沙夜は少しため息を付いた。もう一往復した方が良いと思ったからだ。さすがにキーボードとスタンドとミキサーを一気に運べないだろう。その時だった。
「あと、どれを持って行くんだ。」
声をかけられて振り返るとそこには奏太がいた。ジーパンとシャツという格好で、どちらがアーティストなのかわからない。
「ミキサーを持っていくわ。」
「スピーカーは?」
「それは現地にあるから。」
「っていっても本番って、幼稚園なんだろう?スピーカーの質が違うんじゃ無いのか?あぁいうところってのは話すためのスピーカーなんだろうし。」
「それで十分みたいよ。」
「でもハードロックで……。」
「ハードロックを幼稚園児に聴かせるつもりは無いのよ。千草さんが今回使うのは、キーボード一本だしね。しかもこのキーボード音の種類が無いし、鍵盤も足りないけれど、これでいいんですって。ステージが狭いみたいなのよ。」
「ふーん。」
良くわかっているようだ。やはりあの千草翔という男が、沙夜の恋人なのかもしれない。だがあんな優男のどこが良いのだろう。一度会ったが、笑顔で人の良いところを探しているように見えるが、その笑顔すらうさんくさいと思うような男に見える。
昔あぁいう男から声をかけられたことがある。路上で演奏をしていた時だ。君ならプロにでもなれると思うと言われて、舞い上がったのかもしれない。クラシック以外のジャンルで評価されるのは嬉しかったからだ。だが結局その男は、奏太から金を受け取るだけ受け取ると連絡が付かなくなった。
いい言葉を言う人や笑顔でいつも居る人の方が奏太にとってうさんくさいと思える。だが沙夜は違う。あまり笑うことは無いし、いつもどこか不機嫌そうだ。
「何?」
キーボードを置いて、ミキサーを探している沙夜をじっと見ていたからだろう。沙夜から不思議そうな目で見られていた。
「いや。別に。」
いつも通りのスーツの姿だった。パンツスーツで、かえってスカートよりもこちらの方がいやらしいように見える。しゃがんでいる沙夜の腰や尻、足がこちらに向けられているのだから。
「あったわ。これね。」
そういって沙夜は一抱えするようなミキサーを取りだした。古いタイプのモノで大きい割に調整出来る音は数が少ない。
「これ?」
「えぇ。これは簡単に扱えるの。いつもだったらミキサーをしてくれる人が居るんだけど、今回は私がしないといけないし。」
「お前が?」
「えぇ。おかしいかしら。」
「別に……。」
音楽をしていたのだ。それくらいのことなら沙夜ならしそうだと思う。
「どちらか持ってくれない?」
「そのために来たんだよ。そのミキサーは重そうだな。そっち持ってやるから。」
「そう。ありがとう。」
持っていたミキサーやコードを奏太に手渡す。その時奏太の手が沙夜に触れた。それがわかり、沙夜は手を引こうとした。だが奏太はそれを離そうとしない。
「持ってくれるんでしょう。さっさと行ってくれないかしら。」
その時、倉庫の扉が開いた。その音で奏太はその手を離し、ミキサーを持つ。そして沙夜もキーボードやスタンドを手に持った。
「あぁ。「二藍」さんじゃ無いですか。」
声をかけられて、沙夜は振り返る。そこにはアイドル担当の男がいた。どうやらライブがあるらしく、ここへ来たらしい。。
「どうも、お疲れ様です。」
「お疲れ様です。あのですね。泉さん。この間、千草さんに作ってもらった曲、とても歌っている本人もファンも反応が良いんですよ。」
「それは良かったですね。」
「それで、今度アルバムがうちから出るんですけど、この間の曲とまた別にもう一曲千草さんに作ってもらえないかと思ってですね。」
「わかりました。今日千草と会うので、話をしてみますね。OKが出たら、またこちらから連絡をします。」
「よろしくお願いします。」
「それから別なんですけどね。うちの隣がジャズ部門なんですけど、花岡さんにサックスプレーヤーの方から今度指名があると思いますよ。」
「わぁ。そうですか。花岡さんも喜びますよ。それは本人にもう話しても良いんですか?」
「えぇ。八,九割くらいは決定です。本人出演のCMの曲らしいですし。」
「二藍」はこれだけ大きな名前になってもどこかのバンドのヘルプだったり、スタジオミュージシャンのようなことは未だにしている。そしてどこの現場でも重宝されているようだ。さすがにアイドルなんかのバックで弾くことはほとんど無くなったが、昔はショッピングモールなんかでも弾いていたりしていたらしい。
沙夜と奏太は荷物を持って社用車へ向かう。そしてその社用車であるバンのトランクに荷物を置いた。驚くほど荷物が少ないと思う。
「これだけ?」
驚いたように奏太が聞くと、沙夜は頷いた。
「ハードロックをするわけじゃ無いって言っているでしょう?それに手持ちでいける楽器は持っていってもらうし。」
「じゃあ何をするんだよ。」
「園児が喜ぶような曲をするの。親御さんも来るかもしれないけれど、別に親御さんのためにする演奏では無いしね。」
そう言って沙夜はトランクを閉めると運転席の鍵を開けた。すると奏太が焦ったように言う。
「お前が運転するの?」
「そうだけど、何か問題でもある?」
「免許持ってたのか。」
「えぇ。ゴールドよ。」
「それって乗って無くてゴールドになったんじゃ無いのか。」
その通りだから沙夜もそれには何も言えない。いわゆるペーパードライバーだったのだ。
「俺が運転するよ。」
そう言って奏太は沙夜の持っていた鍵を取ると、運転席に乗り込んだ。沙夜はその言葉がしゃくに障るが、まぁ良いかと思いながら助手席に乗り込んだ。これから付き合っていくのだったら、この悪態にも慣れないといけないだろうから。
「A町だっけ。」
「えぇ。」
「そこに「二藍」達も集まってるのか?」
「えぇ。」
「テレビで見る限りだとツンとした感じで、あまり話さないイメージだな。ストイックに練習とかしてんのか。」
「ストイックに練習はしているわ。私が居なくてもね。」
しっかりした五人なのだ。サボったり、楽をしたいとかは思ったことは無いかもしれない。
「二藍」からは受け入れられれば、このままずっと沙夜と一緒に「二藍」を支えてくれることになるだろう。受け入れられなくても、外国からのメッセージの和訳は頼まれる。だからまだ奏太の籍は洋ロックの部門にあり、ハードロックの部門と言ったり着たりをしてすごしていた。。
西藤裕太は正直ほっとしていたと思う。沙夜一人ではやはり不安なところもあったからだ。担当だからと何カ国語も話せなくても良いが、言語に明るい人材というのはいても、尚且つ音楽に精通している人となれば限られてくる。
そう言った意味では奏太は適任だった。和訳して、向こうの言葉に翻訳してと、良い橋渡しをしていると思う。向こうの嫌みも沙夜は冷静に返しているようだし、奏太も正確に通訳しているようだ。これでこちらの国とは対等になれると裕太は思いながら、やっと自分の手から離れてくれたとほっとする。
正直、裕太は「二藍」の面倒を見ながら部長職は厳しいと思っていたのだ。自分の方が残業をしてしまうこともあり、上からは示しが付かないと言われていた事もある。残業を減らして環境の良い職場にするという、世の中の流れにこの会社も沿いたいのだ。
たまには早く帰って、子供との時間を取りたいと思う。最近は子供も音楽に興味があるようだからだ。ギターを持たせてみて、小さな手でコードを押さえようとしているのを見て、微笑む裕太の姿は、昔の自分からは想像が付かなかっただろう。
そのまま沙夜は総務部へ向かい、車の鍵を借りる。手持ちの楽器だけでいける人はそのまま楽器を持って練習スタジオへ行くのだが、ミキサーや翔の使うキーボードは手持ちで持って行けない。なのでその荷物を運ぶのに社用車を借りたのだ。
楽器をしまっている倉庫へ向かう。ここでは翔個人の楽器や、治の楽器などが納められているのだ。もちろん、翔や治が個人的に持っている楽器もあるが、ライブでしか使わない楽器やテレビでしか使わない楽器などはここにしまっている。それは他のアーティストも一緒であり、「二藍」のモノは「二藍」と書いていてそこにしまわれてあるのだ。
沙夜はその倉庫へやってくると、その中から「二藍」のブースへやってきた。翔が言っていたキーボードは目立ちやすいところにある。ソフトケースに入っていて、取っ手が付いているので持ち運びは楽だろう。それからスタンドを手にすると沙夜は少しため息を付いた。もう一往復した方が良いと思ったからだ。さすがにキーボードとスタンドとミキサーを一気に運べないだろう。その時だった。
「あと、どれを持って行くんだ。」
声をかけられて振り返るとそこには奏太がいた。ジーパンとシャツという格好で、どちらがアーティストなのかわからない。
「ミキサーを持っていくわ。」
「スピーカーは?」
「それは現地にあるから。」
「っていっても本番って、幼稚園なんだろう?スピーカーの質が違うんじゃ無いのか?あぁいうところってのは話すためのスピーカーなんだろうし。」
「それで十分みたいよ。」
「でもハードロックで……。」
「ハードロックを幼稚園児に聴かせるつもりは無いのよ。千草さんが今回使うのは、キーボード一本だしね。しかもこのキーボード音の種類が無いし、鍵盤も足りないけれど、これでいいんですって。ステージが狭いみたいなのよ。」
「ふーん。」
良くわかっているようだ。やはりあの千草翔という男が、沙夜の恋人なのかもしれない。だがあんな優男のどこが良いのだろう。一度会ったが、笑顔で人の良いところを探しているように見えるが、その笑顔すらうさんくさいと思うような男に見える。
昔あぁいう男から声をかけられたことがある。路上で演奏をしていた時だ。君ならプロにでもなれると思うと言われて、舞い上がったのかもしれない。クラシック以外のジャンルで評価されるのは嬉しかったからだ。だが結局その男は、奏太から金を受け取るだけ受け取ると連絡が付かなくなった。
いい言葉を言う人や笑顔でいつも居る人の方が奏太にとってうさんくさいと思える。だが沙夜は違う。あまり笑うことは無いし、いつもどこか不機嫌そうだ。
「何?」
キーボードを置いて、ミキサーを探している沙夜をじっと見ていたからだろう。沙夜から不思議そうな目で見られていた。
「いや。別に。」
いつも通りのスーツの姿だった。パンツスーツで、かえってスカートよりもこちらの方がいやらしいように見える。しゃがんでいる沙夜の腰や尻、足がこちらに向けられているのだから。
「あったわ。これね。」
そういって沙夜は一抱えするようなミキサーを取りだした。古いタイプのモノで大きい割に調整出来る音は数が少ない。
「これ?」
「えぇ。これは簡単に扱えるの。いつもだったらミキサーをしてくれる人が居るんだけど、今回は私がしないといけないし。」
「お前が?」
「えぇ。おかしいかしら。」
「別に……。」
音楽をしていたのだ。それくらいのことなら沙夜ならしそうだと思う。
「どちらか持ってくれない?」
「そのために来たんだよ。そのミキサーは重そうだな。そっち持ってやるから。」
「そう。ありがとう。」
持っていたミキサーやコードを奏太に手渡す。その時奏太の手が沙夜に触れた。それがわかり、沙夜は手を引こうとした。だが奏太はそれを離そうとしない。
「持ってくれるんでしょう。さっさと行ってくれないかしら。」
その時、倉庫の扉が開いた。その音で奏太はその手を離し、ミキサーを持つ。そして沙夜もキーボードやスタンドを手に持った。
「あぁ。「二藍」さんじゃ無いですか。」
声をかけられて、沙夜は振り返る。そこにはアイドル担当の男がいた。どうやらライブがあるらしく、ここへ来たらしい。。
「どうも、お疲れ様です。」
「お疲れ様です。あのですね。泉さん。この間、千草さんに作ってもらった曲、とても歌っている本人もファンも反応が良いんですよ。」
「それは良かったですね。」
「それで、今度アルバムがうちから出るんですけど、この間の曲とまた別にもう一曲千草さんに作ってもらえないかと思ってですね。」
「わかりました。今日千草と会うので、話をしてみますね。OKが出たら、またこちらから連絡をします。」
「よろしくお願いします。」
「それから別なんですけどね。うちの隣がジャズ部門なんですけど、花岡さんにサックスプレーヤーの方から今度指名があると思いますよ。」
「わぁ。そうですか。花岡さんも喜びますよ。それは本人にもう話しても良いんですか?」
「えぇ。八,九割くらいは決定です。本人出演のCMの曲らしいですし。」
「二藍」はこれだけ大きな名前になってもどこかのバンドのヘルプだったり、スタジオミュージシャンのようなことは未だにしている。そしてどこの現場でも重宝されているようだ。さすがにアイドルなんかのバックで弾くことはほとんど無くなったが、昔はショッピングモールなんかでも弾いていたりしていたらしい。
沙夜と奏太は荷物を持って社用車へ向かう。そしてその社用車であるバンのトランクに荷物を置いた。驚くほど荷物が少ないと思う。
「これだけ?」
驚いたように奏太が聞くと、沙夜は頷いた。
「ハードロックをするわけじゃ無いって言っているでしょう?それに手持ちでいける楽器は持っていってもらうし。」
「じゃあ何をするんだよ。」
「園児が喜ぶような曲をするの。親御さんも来るかもしれないけれど、別に親御さんのためにする演奏では無いしね。」
そう言って沙夜はトランクを閉めると運転席の鍵を開けた。すると奏太が焦ったように言う。
「お前が運転するの?」
「そうだけど、何か問題でもある?」
「免許持ってたのか。」
「えぇ。ゴールドよ。」
「それって乗って無くてゴールドになったんじゃ無いのか。」
その通りだから沙夜もそれには何も言えない。いわゆるペーパードライバーだったのだ。
「俺が運転するよ。」
そう言って奏太は沙夜の持っていた鍵を取ると、運転席に乗り込んだ。沙夜はその言葉がしゃくに障るが、まぁ良いかと思いながら助手席に乗り込んだ。これから付き合っていくのだったら、この悪態にも慣れないといけないだろうから。
「A町だっけ。」
「えぇ。」
「そこに「二藍」達も集まってるのか?」
「えぇ。」
「テレビで見る限りだとツンとした感じで、あまり話さないイメージだな。ストイックに練習とかしてんのか。」
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