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雑炊
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道は渋滞していたが、何とか会場のホールへやってきた。すでに何組かのライブは終わっていて、控え室にはこの寒いのに汗だくのアーティストが楽器を抱えてやってきていた。
「お疲れさん。」
同じステージに立つバンドのメンバーが「二藍」のメンツに声をかけている。こういうフェスは割と多い。なので自然と顔をいつも合わせているバンドのメンバーとはこうして声をかけられることもある。
「純。このエフェクターさぁ。」
普段はあまり他人と関わりたくないというオーラを出している純も、ここでは割と饒舌だ。だが対照的なのは一馬で、「二藍」の五人や沙夜の前では特に気にしないでベースを置いたり立てかけていたりするが、今は背中から下ろそうとしない。おそらく何があるのかわからないから、楽器だけは守りたいと思っているのだろう。
「あ、翔君。」
鼻にかけたような声がして、思わず沙夜も振り返った。そこには橋本紗理那の姿があったのだ。「JACK-O'-LANTERN」が解散したあと、すぐにこうしてフェスに出ることが出来ると言うのに少し沙夜は違和感を持ったが、呼ぶのはフェスの主催者だ。おそらく集客があると思って呼んでいるのだろう。
「あ、橋本さん。どうも、お疲れ様です。」
「いやぁね。こんな所で他人行儀。」
「橋本さんは「JACK」の曲は今日は歌わないんですか?」
「うーん。今日はカバー曲なの。」
敬語とさん付けで翔は必死に紗理那から抵抗しているように見える。だが紗理那はそれくらいではへこたれないのだろう。機材のカバーを外しながら沙夜はその根性には感心していた。
「あれって橋本紗理那?」
治がそう聞くと沙夜は少し頷いた。
「そうね。」
「ほっそいな。うちの奥さんの半分しかねぇよ。鶏ガラじゃん。」
「橋倉さん。」
沙夜がそう言って治を注意する。すると治は咳払いをした。
「でも翔を狙ってるのあんなに露骨にするかなぁ。」
「そういう人なのよ。」
軽く腕に触れたりして、アピールしているのがわかる。他のアーティストもそれを見て笑っているように見えるが、肝心の翔は少しずつ距離を取ろうとしているのだ。それに紗理那は気がつかないのだろう。
「沙夜は嫌じゃ無いの?」
「どうして私が?」
沙夜は不思議そうにコードを取り出す。すると治は面食らったように手を振った。
「いや。何でも無いんだ。」
「そう。だったら良いけど。」
本当に翔に興味が無いのだろう。翔はあれだけ沙夜にアピールしているのに全く気がつかないのだろうか。
「それよりも……加藤さんは今日来られなくなったのね。」
「加藤啓介さん?」
夏頃に一馬がコラボして以来、加藤啓介の音沙汰が無い。ライブをしたと言うことも聞かないし、新曲を出すという話も無い。前にはCMなんかに出ることもあったが、それも一切無い。休止に近いような状況なのだ。
一時期は健康面での不安があったように思えたが、この年越しフェスで久しぶりにステージに立つと言っていた。なのにその二,三日前に急にキャンセルをしたのだという。
「やはり体調が悪いのかしら。」
「一馬は何だって?一馬がお気に入りだったんだろ?加藤さん。」
「えぇ。だけど連絡が返ってこないって言っていたから。」
「厳しいかもな。」
治達はともかく、一馬や沙夜は加藤啓介とがっつりと関わっていたのだ。何かあったら駆けつけないといけないとは思っている。
「あぁ、でもほら見ろよ。」
治はそう言って向こうに視線を送る。そこには一馬と一人の男が話をしているようだ。それはいつか加藤啓介のステージでドラムを叩いていた男だ。加藤啓介の血の繋がりの無い息子。どうやら他の歌手なんかのステージでドラムを叩くらしい。
一馬はそれに気がついてその男に話しかけた。
「加藤君。」
他のメンバーは雑談したり、今日演奏する曲の話をしているのに文樹は緊張しているのかその和から外れ壁にもたれかかって今日する曲をイヤホンで聴いていたのだ。一馬に声をかけられて、文樹は顔を上げる。
「花岡さん。」
「調子はどうだ。」
「歌番組なんかに出ることもあるんですけどね。どうしても俺、緊張するみたいで。こういうのって慣れなんですかね。」
「そうかも知れない。」
一馬は元々路上で演奏をしていたのだ。生のライブをずっとしていたようなモノで、それは厳しいモノだったと思う。もちろん賛美する声もあったが、ほとんどは酔ったサラリーマンのストレスのはけ口になり、中には缶ビールをかけられることもあったのだ。今となっては笑い話かもしれないが、その当時はずいぶんみんなで悩んだと思う。
曲の完成度を上げるために練習をしたり、ジャズにこだわらずもっと聴きやすいキャッチーなメロディにした方が良いのかなんて事も話し合った。だが最終的に一馬がたどり着いたのは、自信だったと思う。
「他のメンバーに比べると、やっぱ俺、あまり場慣れしていないし、ミスするんじゃ無いかって……。この間なんか、合わせにくいってベースの人から言われて。すげぇ練習してるのに。どうしたら良いのかわからなくて。」
「それだけじゃ無いだろう。」
「……父のこともあるから。」
この世界では重鎮の加藤啓介の息子なのだ。だから呼ばれたところがある。つまりコネでこうやって呼ばれていると思われているところがあるのだ。嫉妬されていてそういう事を言われているのかもしれない。
「俺もずいぶん前のバンドのことを言われてな。」
「そう聞きました。父親だって最初は花岡さんがジャズ畑だから、ロックなんて演奏出来ないって思ってたみたいで。」
「だからといってジャズばかりをする気は無かった。だから色んなジャンルを演奏するようにしたんだ。柔軟に対応出来るように色んな音も聴いてみた。それで演奏してもやはり批判はあったと思う。」
それは今でも変わらない。どこへ行っても「元々ジャズだからロックは違和感がある」と言われることもあるのだ。
「それでも花岡さんは色んな仕事をしていると聞きました。「二藍」だけでは無く、スタジオミュージシャンみたいな事もしているって聞いたし。」
「あぁ。」
「あまり周りの声って気になりませんか。」
周りの声に踊らされているように見えた。それは少し前の一馬とかぶる気がする。
「最終的には自信だと思う。」
「自信?」
「もちろん自己努力というのは必要だし、数をこなして場慣れすることも必要だと思うが、そこまですればあとは「自分とはこういう演奏をする」という自信がものを言うんだ。」
「……。」
「自信は無いのか。」
「いいえ。ずっと練習してます。レッスンを今でも行ったり、父からも……。」
持っているスティックをぎゅっと握った。練習をしているというのは嘘では無いのだろう。そのスティックの先が擦れてきているのだから。
「その自信が武器になる。これだけやったという事がな。あとは雑音なんだ。無視をしていろ。」
「……俺、また花岡さんと演奏したいです。」
「そう出来ると良いな。」
その時、後ろから一馬を呼ぶ声がした。その声に一馬は「二藍」のメンツが居る方を振り向く。
「そう言えば、お前、誰のバックで叩くんだ。」
「サリーさんですよ。」
「サリー?」
「元「JACK-O'-LANTERN」の。ソロになってサリーって名前になったんですよ。」
「ふーん。オリジナルか?」
「いいえ。年明けにソロ曲を出すみたいですけどね。まだお披露目出来ないから今日はカバー曲だそうで。」
「カバーはみんな知っている曲だ。ミスはすぐにわかるだろうから、気をつけろよ。」
「はい。」
一馬はそう言って「二藍」の人達がいるところへ帰って行く。すると治が苦笑いをして一馬に言った。
「なんか言ったのか?あの加藤啓介の息子に。」
「俺と同じ顔をしていたと思ってな。」
「お前と?」
一馬はそう言ってベースをケースから取りだした。そして弦の調子を見ている。
「……俺も最初から自信満々では無かったって事だ。」
「わかるよ。でもあまり関わらないでくれよ。」
「どうしてだ。」
すると治はドラムを組み立てながら言う。
「わかってんだろ。あの息子は驚異なんだよ。俺にとって。せっかく俺だってドラム教室の先生だけじゃ無くて、スタジオミュージシャンの枠も増えてきているんだ。それを取られたくないんだよ。」
「治は案外ちっちゃいな。」
「そうか?普通の感覚だろ。特にこれから子供が増えるんだ。収入は減らしたくないし。お前だってもう一人子供が出来たらわかるよ。」
「そうか。」
治にとって一馬の行動は余計だったのだ。だが一馬にとって文樹は加藤啓介の顔がちらつく存在でもある。それは啓介に対する恩義からしていることで、もし啓介に何かあればその縁は無くなるかもしれないのだ。それまでにしてあげられることはしてやりたいと思う。
「お疲れさん。」
同じステージに立つバンドのメンバーが「二藍」のメンツに声をかけている。こういうフェスは割と多い。なので自然と顔をいつも合わせているバンドのメンバーとはこうして声をかけられることもある。
「純。このエフェクターさぁ。」
普段はあまり他人と関わりたくないというオーラを出している純も、ここでは割と饒舌だ。だが対照的なのは一馬で、「二藍」の五人や沙夜の前では特に気にしないでベースを置いたり立てかけていたりするが、今は背中から下ろそうとしない。おそらく何があるのかわからないから、楽器だけは守りたいと思っているのだろう。
「あ、翔君。」
鼻にかけたような声がして、思わず沙夜も振り返った。そこには橋本紗理那の姿があったのだ。「JACK-O'-LANTERN」が解散したあと、すぐにこうしてフェスに出ることが出来ると言うのに少し沙夜は違和感を持ったが、呼ぶのはフェスの主催者だ。おそらく集客があると思って呼んでいるのだろう。
「あ、橋本さん。どうも、お疲れ様です。」
「いやぁね。こんな所で他人行儀。」
「橋本さんは「JACK」の曲は今日は歌わないんですか?」
「うーん。今日はカバー曲なの。」
敬語とさん付けで翔は必死に紗理那から抵抗しているように見える。だが紗理那はそれくらいではへこたれないのだろう。機材のカバーを外しながら沙夜はその根性には感心していた。
「あれって橋本紗理那?」
治がそう聞くと沙夜は少し頷いた。
「そうね。」
「ほっそいな。うちの奥さんの半分しかねぇよ。鶏ガラじゃん。」
「橋倉さん。」
沙夜がそう言って治を注意する。すると治は咳払いをした。
「でも翔を狙ってるのあんなに露骨にするかなぁ。」
「そういう人なのよ。」
軽く腕に触れたりして、アピールしているのがわかる。他のアーティストもそれを見て笑っているように見えるが、肝心の翔は少しずつ距離を取ろうとしているのだ。それに紗理那は気がつかないのだろう。
「沙夜は嫌じゃ無いの?」
「どうして私が?」
沙夜は不思議そうにコードを取り出す。すると治は面食らったように手を振った。
「いや。何でも無いんだ。」
「そう。だったら良いけど。」
本当に翔に興味が無いのだろう。翔はあれだけ沙夜にアピールしているのに全く気がつかないのだろうか。
「それよりも……加藤さんは今日来られなくなったのね。」
「加藤啓介さん?」
夏頃に一馬がコラボして以来、加藤啓介の音沙汰が無い。ライブをしたと言うことも聞かないし、新曲を出すという話も無い。前にはCMなんかに出ることもあったが、それも一切無い。休止に近いような状況なのだ。
一時期は健康面での不安があったように思えたが、この年越しフェスで久しぶりにステージに立つと言っていた。なのにその二,三日前に急にキャンセルをしたのだという。
「やはり体調が悪いのかしら。」
「一馬は何だって?一馬がお気に入りだったんだろ?加藤さん。」
「えぇ。だけど連絡が返ってこないって言っていたから。」
「厳しいかもな。」
治達はともかく、一馬や沙夜は加藤啓介とがっつりと関わっていたのだ。何かあったら駆けつけないといけないとは思っている。
「あぁ、でもほら見ろよ。」
治はそう言って向こうに視線を送る。そこには一馬と一人の男が話をしているようだ。それはいつか加藤啓介のステージでドラムを叩いていた男だ。加藤啓介の血の繋がりの無い息子。どうやら他の歌手なんかのステージでドラムを叩くらしい。
一馬はそれに気がついてその男に話しかけた。
「加藤君。」
他のメンバーは雑談したり、今日演奏する曲の話をしているのに文樹は緊張しているのかその和から外れ壁にもたれかかって今日する曲をイヤホンで聴いていたのだ。一馬に声をかけられて、文樹は顔を上げる。
「花岡さん。」
「調子はどうだ。」
「歌番組なんかに出ることもあるんですけどね。どうしても俺、緊張するみたいで。こういうのって慣れなんですかね。」
「そうかも知れない。」
一馬は元々路上で演奏をしていたのだ。生のライブをずっとしていたようなモノで、それは厳しいモノだったと思う。もちろん賛美する声もあったが、ほとんどは酔ったサラリーマンのストレスのはけ口になり、中には缶ビールをかけられることもあったのだ。今となっては笑い話かもしれないが、その当時はずいぶんみんなで悩んだと思う。
曲の完成度を上げるために練習をしたり、ジャズにこだわらずもっと聴きやすいキャッチーなメロディにした方が良いのかなんて事も話し合った。だが最終的に一馬がたどり着いたのは、自信だったと思う。
「他のメンバーに比べると、やっぱ俺、あまり場慣れしていないし、ミスするんじゃ無いかって……。この間なんか、合わせにくいってベースの人から言われて。すげぇ練習してるのに。どうしたら良いのかわからなくて。」
「それだけじゃ無いだろう。」
「……父のこともあるから。」
この世界では重鎮の加藤啓介の息子なのだ。だから呼ばれたところがある。つまりコネでこうやって呼ばれていると思われているところがあるのだ。嫉妬されていてそういう事を言われているのかもしれない。
「俺もずいぶん前のバンドのことを言われてな。」
「そう聞きました。父親だって最初は花岡さんがジャズ畑だから、ロックなんて演奏出来ないって思ってたみたいで。」
「だからといってジャズばかりをする気は無かった。だから色んなジャンルを演奏するようにしたんだ。柔軟に対応出来るように色んな音も聴いてみた。それで演奏してもやはり批判はあったと思う。」
それは今でも変わらない。どこへ行っても「元々ジャズだからロックは違和感がある」と言われることもあるのだ。
「それでも花岡さんは色んな仕事をしていると聞きました。「二藍」だけでは無く、スタジオミュージシャンみたいな事もしているって聞いたし。」
「あぁ。」
「あまり周りの声って気になりませんか。」
周りの声に踊らされているように見えた。それは少し前の一馬とかぶる気がする。
「最終的には自信だと思う。」
「自信?」
「もちろん自己努力というのは必要だし、数をこなして場慣れすることも必要だと思うが、そこまですればあとは「自分とはこういう演奏をする」という自信がものを言うんだ。」
「……。」
「自信は無いのか。」
「いいえ。ずっと練習してます。レッスンを今でも行ったり、父からも……。」
持っているスティックをぎゅっと握った。練習をしているというのは嘘では無いのだろう。そのスティックの先が擦れてきているのだから。
「その自信が武器になる。これだけやったという事がな。あとは雑音なんだ。無視をしていろ。」
「……俺、また花岡さんと演奏したいです。」
「そう出来ると良いな。」
その時、後ろから一馬を呼ぶ声がした。その声に一馬は「二藍」のメンツが居る方を振り向く。
「そう言えば、お前、誰のバックで叩くんだ。」
「サリーさんですよ。」
「サリー?」
「元「JACK-O'-LANTERN」の。ソロになってサリーって名前になったんですよ。」
「ふーん。オリジナルか?」
「いいえ。年明けにソロ曲を出すみたいですけどね。まだお披露目出来ないから今日はカバー曲だそうで。」
「カバーはみんな知っている曲だ。ミスはすぐにわかるだろうから、気をつけろよ。」
「はい。」
一馬はそう言って「二藍」の人達がいるところへ帰って行く。すると治が苦笑いをして一馬に言った。
「なんか言ったのか?あの加藤啓介の息子に。」
「俺と同じ顔をしていたと思ってな。」
「お前と?」
一馬はそう言ってベースをケースから取りだした。そして弦の調子を見ている。
「……俺も最初から自信満々では無かったって事だ。」
「わかるよ。でもあまり関わらないでくれよ。」
「どうしてだ。」
すると治はドラムを組み立てながら言う。
「わかってんだろ。あの息子は驚異なんだよ。俺にとって。せっかく俺だってドラム教室の先生だけじゃ無くて、スタジオミュージシャンの枠も増えてきているんだ。それを取られたくないんだよ。」
「治は案外ちっちゃいな。」
「そうか?普通の感覚だろ。特にこれから子供が増えるんだ。収入は減らしたくないし。お前だってもう一人子供が出来たらわかるよ。」
「そうか。」
治にとって一馬の行動は余計だったのだ。だが一馬にとって文樹は加藤啓介の顔がちらつく存在でもある。それは啓介に対する恩義からしていることで、もし啓介に何かあればその縁は無くなるかもしれないのだ。それまでにしてあげられることはしてやりたいと思う。
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