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ピクルス
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会議室を出て、オフィスへ向かう。そして沙夜は自分のデスクのパソコンの電源を入れた。報告書を書くためだ。明日の朝で良いとは言われていたが、明日になれば忘れていることもある。そのために今日、書いておきたいのだ。
書くことは大体決まっている。それを打ち込んでいくが、ふとオフィスの入り口の方を見た。裕太と翔はまだ話をしているから。
「二人で話したいことがある。」
そう言っていたが、沙夜抜きで何を話すというのかはわからない。翔を信頼しているので、沙夜が「夜」であることを話すとは思えないが、割と気が弱い翔とぐいぐいと聞いてくる裕太では明らかに裕太の方が優勢に思える。いらないことを話さなければ良いがと、沙夜は思っていた。
入力が終わり、お茶に口をつける。そして時計を見ると、時間的にもう芹は食事を済ませてしまった頃だろう。弁当と同じ内容の夕食を用意していた。あとは味噌汁があるだけ。自分で剥いた栗は美味しいだろうと思いながら、お茶の蓋を締めた。
その時、オフィスに二人が戻ってきた。そして沙夜の方を見ると裕太は少し笑って言う。
「残っていたんだね。」
「報告書を書いてました。すいません。明日で良いと言われていたのですが、どうしても今日書いてしまいたくて。」
「かまわない。あぁ、そうだ。泉さん。」
「はい?」
「泉さんに渡しておいてくれと、うちのから言われていたのを忘れていた。」
そう言って給湯室へ裕太は行くと、手には蓋付きの瓶が握られている。中にはカット野菜と水気が入っていてピクルスのように見えた。
「ピクルスですか?」
「そう。泉さんから教えてもらったモノだ。うちの子供がバリバリ食べててね。あの野菜嫌いがこれだと底なしのようだ。」
「鷹の爪が入ってますよ。子供さんには厳しくないですか?」
「うちの子供は辛いものは大丈夫なんだよ。」
沙菜は唐辛子辛いものは苦手だ。その子供よりも味覚は子供なのだろう。
「そうでしたか。」
「持って帰って、味を見て欲しいと言われていてね。」
「ありがたく頂戴いたします。」
沙菜以外の人は食べれるかもしれない。そう思いながら沙夜はその瓶を保冷バッグの中に入れた。
「それでは西藤部長。また。」
「うん。楽しみにしている。」
何の話をしたのかはわからない。だが沙夜を抜いて話をしたことだ。沙夜には関係ないことかもしれない。
「報告書は送信しています。私もそろそろ帰りますね。」
「あぁ。泉さん。」
「どうしました?」
バッグを持った沙夜が裕太の方を見る。すると裕太は少し笑って言った。
「残業時間がギリギリだと言われた。あまり続くと、休暇を取ってもらうようになるから。」
「はぁ……。」
この場合の休暇というのは、残業分を合わせて一日分休みを余計に増やされることだ。それで残業代が付かないようにしているのだろう。もちろん、一番良いのは残業が無いことが良いのだが、沙夜の場合は手際が悪いわけでは無いがイレギュラーなことが多すぎる。それが残業に繋がっているのだ。
沙夜は翔とともに裏口から出る。周りはすっかり暗くなっていて、裏通りに出るとサラリーマン達が今から飲みに行くようで、繁華街の方へ足を運んでいた。
「今度の水曜日は休めると思っていたんだけどな。」
翔はそう言うと、沙夜も少し笑う。
「芋掘りに行かないかって誘おうと思っていたんですけどね。」
「芋掘り?」
「八百屋さんの知り合いの農家の方です。今度の水曜日は私も休みですし、芹も都合を合わせてくれたので一緒に行こうかと思って。」
「芹と?」
「何か問題でも?」
そんなデートのようなことをするのだ。焦らないわけが無い。だがそれを言える立場では無いのはわかっている。同居人で、友達ですら無い。誰とどこへ行こうと文句を言える立場では無いのだ。わかっている。なのに気持ちがもやっとするのだ。
「何も無いよ。その芋ってサツマイモ?」
「えぇ。その日は芋の天ぷらですね。それから正月まで持たせて、きんとんにしても良いし。」
「そんなに持つモノなの?」
「保存方法があるんです。冷蔵庫に入れると良くないんですよ。」
表通りに出ようとしていた。その沙夜の後ろ姿を見て、裕太の言葉を思い出す。
「泉さんには男の影がある。あの大型の音楽番組に君たちが出ていたとき、男に会っていたんだ。親密そうだったよ。」
特徴を聞くと、それは芹だったに違いない。芹は家を出るのを嫌がる。外で仕事があるときもあるが、それはそれ以上に家に来て欲しくないときだけだ。
その芹が外に出て沙夜に会っていた。それはどんな理由なのかわからない。しかし沙夜の中で芹が大きくなっている。だから会っていたのだ。
「沙夜。」
誰が聞いているのかわからない。だからこんな公の場ではその名前で呼んで欲しくなかった。沙夜は怪訝そうな顔をして、翔の方を見る。
「千草さん。その名前で呼ぶのは辞めてください。」
「……芹は外でも君のことを沙夜と呼ぶのだろう。」
「芹を知っている人は少ないですから。」
「それだけが理由?」
「それ以外何があるんですか。」
すると翔は少しため息を付いて沙夜に言う。
「……芹に気があるのか。」
「どうしてそんな話になるのかがわかりませんね。」
即答で沙夜は言うと、翔は少し笑う。取り越し苦労だったのだろうか。いいや。そうでは無い。沙夜は常に芹を気にしていた。食事はしたのだろうか。仕事はしているのだろうか。夜はちゃんと寝ているのだろうか。
芹の方が年上なのに、まるで弟を心配する姉のような感じに見える。いや。姉弟ならまだましだ。恋人のようだと思うと、腹が立つ。
「芹をずっと気にしているようだから。」
「「二藍」の担当と一緒に、渡摩季の担当でもありますからね。他の担当から歌詞はまだかと言われるのは私ですし。」
芹もまた売れっ子なのだ。それで沙夜が苦労しているのがわかる。
「それでも……。」
すると沙夜は足を止めて言う。翔を見上げると首を横に振った。
「私は誰かを「男」とか「女」とかで見るのは嫌なんです。」
それは恋愛をする気は無いと言うことだろうか。そう思って翔は沙夜に聞く。
「性的な部分で見るのが嫌だと言うこと?」
すると沙夜は首を縦に振った。
「沙菜はそう言うことを売りにして仕事をしている。それはそれでありだと思うんです。でも自分のこととしては全く理解が出来ない。私は……誰かを好きになったことが無いんです。」
違う。誰かを想っていたはずだ。そうでは無いとあんな切ない曲を紡ぎ出せない。
「だったら……セックスすらしたことが無いの?キスもしたことが無い?」
その言葉に沙夜は首を横に振る。
「これ以上は言いたくありません。帰りましょう。電車はまだ動いていますから。」
そう言って大通りの方へ足を進める。
「沙夜。」
「自分のことを話さないのに、人のことを聞こうとするのは卑怯だと思いませんか。」
その言葉に翔は少しため息を付いた。確かにその通りだ。翔も沙夜について行くように足を進める。
「そうだね。そしたら俺のことを話そうか。」
「千草さんはゲイではないというくらいのことしか知りませんでしたが。女性と付き合ったのを見たことが無いですね。」
「「二藍」に入ってからは無いな。同棲してた人が昔いてね。会社に勤めていたときだったかな。俺、八つ当たりしてしまって、帰ったらその人は居なかった。」
「アパートで?」
すると翔は少し笑って言う。
「別れ話をどっちからするかなって話をしてた。だけど別れも言われずに、どこかへ行ったんだ。追うことも出来なかった。俺もギリギリだったからね。」
うつ病になりかけた。それを救ってくれたのは恋人では無く、友人だった。今でも連絡を取れるほどの友人で、その男が結婚するとき翔は式場に行けない代わりに曲をプレゼントした。
それを友人は喜んでくれたと思う。
書くことは大体決まっている。それを打ち込んでいくが、ふとオフィスの入り口の方を見た。裕太と翔はまだ話をしているから。
「二人で話したいことがある。」
そう言っていたが、沙夜抜きで何を話すというのかはわからない。翔を信頼しているので、沙夜が「夜」であることを話すとは思えないが、割と気が弱い翔とぐいぐいと聞いてくる裕太では明らかに裕太の方が優勢に思える。いらないことを話さなければ良いがと、沙夜は思っていた。
入力が終わり、お茶に口をつける。そして時計を見ると、時間的にもう芹は食事を済ませてしまった頃だろう。弁当と同じ内容の夕食を用意していた。あとは味噌汁があるだけ。自分で剥いた栗は美味しいだろうと思いながら、お茶の蓋を締めた。
その時、オフィスに二人が戻ってきた。そして沙夜の方を見ると裕太は少し笑って言う。
「残っていたんだね。」
「報告書を書いてました。すいません。明日で良いと言われていたのですが、どうしても今日書いてしまいたくて。」
「かまわない。あぁ、そうだ。泉さん。」
「はい?」
「泉さんに渡しておいてくれと、うちのから言われていたのを忘れていた。」
そう言って給湯室へ裕太は行くと、手には蓋付きの瓶が握られている。中にはカット野菜と水気が入っていてピクルスのように見えた。
「ピクルスですか?」
「そう。泉さんから教えてもらったモノだ。うちの子供がバリバリ食べててね。あの野菜嫌いがこれだと底なしのようだ。」
「鷹の爪が入ってますよ。子供さんには厳しくないですか?」
「うちの子供は辛いものは大丈夫なんだよ。」
沙菜は唐辛子辛いものは苦手だ。その子供よりも味覚は子供なのだろう。
「そうでしたか。」
「持って帰って、味を見て欲しいと言われていてね。」
「ありがたく頂戴いたします。」
沙菜以外の人は食べれるかもしれない。そう思いながら沙夜はその瓶を保冷バッグの中に入れた。
「それでは西藤部長。また。」
「うん。楽しみにしている。」
何の話をしたのかはわからない。だが沙夜を抜いて話をしたことだ。沙夜には関係ないことかもしれない。
「報告書は送信しています。私もそろそろ帰りますね。」
「あぁ。泉さん。」
「どうしました?」
バッグを持った沙夜が裕太の方を見る。すると裕太は少し笑って言った。
「残業時間がギリギリだと言われた。あまり続くと、休暇を取ってもらうようになるから。」
「はぁ……。」
この場合の休暇というのは、残業分を合わせて一日分休みを余計に増やされることだ。それで残業代が付かないようにしているのだろう。もちろん、一番良いのは残業が無いことが良いのだが、沙夜の場合は手際が悪いわけでは無いがイレギュラーなことが多すぎる。それが残業に繋がっているのだ。
沙夜は翔とともに裏口から出る。周りはすっかり暗くなっていて、裏通りに出るとサラリーマン達が今から飲みに行くようで、繁華街の方へ足を運んでいた。
「今度の水曜日は休めると思っていたんだけどな。」
翔はそう言うと、沙夜も少し笑う。
「芋掘りに行かないかって誘おうと思っていたんですけどね。」
「芋掘り?」
「八百屋さんの知り合いの農家の方です。今度の水曜日は私も休みですし、芹も都合を合わせてくれたので一緒に行こうかと思って。」
「芹と?」
「何か問題でも?」
そんなデートのようなことをするのだ。焦らないわけが無い。だがそれを言える立場では無いのはわかっている。同居人で、友達ですら無い。誰とどこへ行こうと文句を言える立場では無いのだ。わかっている。なのに気持ちがもやっとするのだ。
「何も無いよ。その芋ってサツマイモ?」
「えぇ。その日は芋の天ぷらですね。それから正月まで持たせて、きんとんにしても良いし。」
「そんなに持つモノなの?」
「保存方法があるんです。冷蔵庫に入れると良くないんですよ。」
表通りに出ようとしていた。その沙夜の後ろ姿を見て、裕太の言葉を思い出す。
「泉さんには男の影がある。あの大型の音楽番組に君たちが出ていたとき、男に会っていたんだ。親密そうだったよ。」
特徴を聞くと、それは芹だったに違いない。芹は家を出るのを嫌がる。外で仕事があるときもあるが、それはそれ以上に家に来て欲しくないときだけだ。
その芹が外に出て沙夜に会っていた。それはどんな理由なのかわからない。しかし沙夜の中で芹が大きくなっている。だから会っていたのだ。
「沙夜。」
誰が聞いているのかわからない。だからこんな公の場ではその名前で呼んで欲しくなかった。沙夜は怪訝そうな顔をして、翔の方を見る。
「千草さん。その名前で呼ぶのは辞めてください。」
「……芹は外でも君のことを沙夜と呼ぶのだろう。」
「芹を知っている人は少ないですから。」
「それだけが理由?」
「それ以外何があるんですか。」
すると翔は少しため息を付いて沙夜に言う。
「……芹に気があるのか。」
「どうしてそんな話になるのかがわかりませんね。」
即答で沙夜は言うと、翔は少し笑う。取り越し苦労だったのだろうか。いいや。そうでは無い。沙夜は常に芹を気にしていた。食事はしたのだろうか。仕事はしているのだろうか。夜はちゃんと寝ているのだろうか。
芹の方が年上なのに、まるで弟を心配する姉のような感じに見える。いや。姉弟ならまだましだ。恋人のようだと思うと、腹が立つ。
「芹をずっと気にしているようだから。」
「「二藍」の担当と一緒に、渡摩季の担当でもありますからね。他の担当から歌詞はまだかと言われるのは私ですし。」
芹もまた売れっ子なのだ。それで沙夜が苦労しているのがわかる。
「それでも……。」
すると沙夜は足を止めて言う。翔を見上げると首を横に振った。
「私は誰かを「男」とか「女」とかで見るのは嫌なんです。」
それは恋愛をする気は無いと言うことだろうか。そう思って翔は沙夜に聞く。
「性的な部分で見るのが嫌だと言うこと?」
すると沙夜は首を縦に振った。
「沙菜はそう言うことを売りにして仕事をしている。それはそれでありだと思うんです。でも自分のこととしては全く理解が出来ない。私は……誰かを好きになったことが無いんです。」
違う。誰かを想っていたはずだ。そうでは無いとあんな切ない曲を紡ぎ出せない。
「だったら……セックスすらしたことが無いの?キスもしたことが無い?」
その言葉に沙夜は首を横に振る。
「これ以上は言いたくありません。帰りましょう。電車はまだ動いていますから。」
そう言って大通りの方へ足を進める。
「沙夜。」
「自分のことを話さないのに、人のことを聞こうとするのは卑怯だと思いませんか。」
その言葉に翔は少しため息を付いた。確かにその通りだ。翔も沙夜について行くように足を進める。
「そうだね。そしたら俺のことを話そうか。」
「千草さんはゲイではないというくらいのことしか知りませんでしたが。女性と付き合ったのを見たことが無いですね。」
「「二藍」に入ってからは無いな。同棲してた人が昔いてね。会社に勤めていたときだったかな。俺、八つ当たりしてしまって、帰ったらその人は居なかった。」
「アパートで?」
すると翔は少し笑って言う。
「別れ話をどっちからするかなって話をしてた。だけど別れも言われずに、どこかへ行ったんだ。追うことも出来なかった。俺もギリギリだったからね。」
うつ病になりかけた。それを救ってくれたのは恋人では無く、友人だった。今でも連絡を取れるほどの友人で、その男が結婚するとき翔は式場に行けない代わりに曲をプレゼントした。
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