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一年目
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試験が終わったその日。私は駅前にあるビルの中にいた。そこがヒジカタコーヒーの支所。あまり大きな所ではないのに、所狭しとコーヒー豆やらコーヒーをいれるための道具が置かれている。
まだ配送前らしく、これすべてを今日中にいろんな店に持って行く。その中には「虹」も「窓」も入っていた。
「今日まで試験だったのよね。大変だったわねぇ。」
ここの支社長は女性だった。でもこの人が母親の店のお客らしい。
「いろんな人の接待するのに、あなたのお母さんの店って丁度いいのよ。でもお母さんがあなたが真面目すぎて困るって話してたから、丁度いいと思ってさ。」
「はぁ。」
ずいぶんフランクな人だ。それに気合いはいっている外見だな。きっちりしたメイクはまつげがばっさばっさだし、くりんくりんの茶色い髪は、どこかのホステスのようだと思う。でも言えないけど。
「パソコンは使える?」
「表計算と文章書きは習ってます。あとはバイト先ですることもありますが。」
「そうそうバイトしてるんですってねぇ。そこはどうするの?」
「夜に入ります。」
「平気?」
「えぇ。」
「バイト先も夜だけでいいの?」
「はい。昼はあまり必要ないようですから。」
「そう。だったら夏休みいつから?」
「二十一日からです。」
「土曜日ね。その日から来れる?」
「はい。よろしくお願いします。」
手を差し出されたその女性の手首には、不自然な傷があった。明らかに自傷のあとだった。難しい人なのかもしれない。
そのあと、まだ時間が早いので「虹」へ行くことにした。試験は昼までだったので、ヒジカタコーヒーから戻ってきてもまだ十四時なのだ。
しばらく「窓」には行っていない。前のことがあって、行き辛くなったのだ。「また明日」といった葵さんには悪いけれど、どうしても恐怖はまだとれそうにない。
「虹」のドアを開けると、相変わらず目を引くような人が大勢いる。カウンターを見ると、そこにはモスグリーンのワンピースと黒いロングのヅラをつけた竹彦がいた。
「桜さん。」
ぱっと表情が明るくなる竹彦。まぶしいなぁ。美少女が微笑みかけているような感覚になる。
「いらっしゃい。桜さん。」
梅子さんがカウンターの向こうで話しかけてくる。今日は中世ヨーロッパのお姫様みたいな格好だ。
「どうも。」
「あら。今日は制服なのね。」
「ちょっと用事があって。」
「困ったわねぇ。ここあまり制服で来て欲しくないんだけど。」
「あ、そうだったんですか。すいません。気がつきませんで。」
そういえば夜はバーになるところだ。制服のまま来るのはあまり良くないのだろう。
「だったら制服じゃなければいいんだろう。そこ、いろいろあるから着ればいい。」
松秋さんがそう言ってくれた。すると梅子さんが目を輝かせて、カウンターから出てきた。
「そうよ。あんた、元がいいんだからもっと磨きなさいな。ほら。立って。立って。」
すると周りの客も呆れたようにこちらをみた。
「あーあ。始まったよ。梅子さんのプロデュース。」
「ケバくなるぞ。あの子。」
そう言って笑っていた。
「あ、梅子さん。あまり桜さんは……。」
「わかってるわよー。あんまりあたらないわ。さ、桜さん。こっちへ来て。」
長くてボリュームのあるまつげでウィンクされ、私は引っ張られるようにカーテンの向こうに連れて行かれた。やや強引に。イヤ。かなり強引に。
渡された服は、洋服ではなく浴衣だった。それを見よう見まねで着て、出来上がったところに梅子さんが髪を当たる。一つに結んでいるだけだった長い髪をアップにされて、薄く化粧までされた。
「出来た。すごい。やっぱ女の子は違うわねぇ。」
「この着付け合ってます?」
「合ってるわ。ばっちり。」
「じゃなくて、なんか違う気がするんですけど。」
「そうかしら。気にならないわよ。」
「ん……まぁいいか。梅子さんがいうんだったら。」
カーテンを開けると、店の中がわっと沸いた。
「浴衣かぁ。それは気がつかなかった。」
「似合ってるね。紺色の浴衣って。」
カウンターの向こうにいる松秋さんも口だけで笑っていた。
「似合ってる。」
ぼそっと言う。しかし竹彦だけはこちらを見て何もいわなかった。
「どうしたの?竹彦。見とれた?」
「まぁそうなんだけど……梅子さん。この浴衣の着付けは、梅子さんがしたんですか。」
「違うわよ。説明だけして帯はあたしが巻いたけど。」
「これ、「左前」っていって死人に着せる着方。本当は逆ですよ。」
「あら。やだ。そうなの?ごめんなさいね。桜さん。着替えましょ。」
「帯が……。」
するとカウンターの向こうで、松秋さんが困ったように言う。
「これ以上、カウンター空けないでくれよ。」
カウンターの向こうには伝票が何枚もピラピラと下がっている。おそらくオーダーが詰まってるのだろう。
「だったら、僕が帯を巻くよ。」
するとカウンター席に座っていた。竹彦が立ち上がった。
「え?」
「帯だけでしょ?別に肌に触る訳じゃないし。」
「そう……ね。じゃあ、ちょっと着たら、また呼ぶわ。」
「うん。」
また私はカーテンの向こうに入り、帯をほどいた。大丈夫。竹彦だったら。何もない。絶対に。きっと梅子さんと一緒にいるくらい何もないはず。
やだなぁ。なんかすごい疑心暗鬼になってる。
帯をほどいて、今度は左襟が前に来るように浴衣を着る。そして帯を手にした。
「竹彦君。悪いけどお願い。」
すると竹彦はこのカーテンの中に入ってきた。そして帯を手に、私の腰回りに手を伸ばした。
「慣れてるのね。」
「姉さんとかの浴衣をいつも手伝わされてるから。それに……死んだ人のもね。」
「……そっか。」
葬儀場の息子だからこう言うことに気がついたんだ。皮肉だな。
ぎゅっと帯を締める。力がウエストに加わったけれど、さっきよりは楽に巻いてくれているようだった。
「さっきより緩いと思うけど、大丈夫?」
「これくらいでも大丈夫だよ。暴れたりしなければ、着崩れたりはしない。」
「そう。」
「だから暴れないで。」
そう言って彼は締め終わったその帯に手を伸ばしてきた。
「ちょ……っと。」
「騒がないで。少しこのままに。」
私の身長よりも少しだけ背の高いだけの竹彦。その竹彦は、私の後ろ側から手を伸ばし抱きしめていた。かすかに首の後ろに温かい感触が伝わってきた。
「じゃあ、これで。」
ぱっと手を離されカーテンを引いた。
「これが正解なんだな。」
「それでも綺麗ね。」
私はどんな表情をしていたのだろう。先にカウンター席に座っている竹彦の隣に座るのを少しためらってしまった。
まだ配送前らしく、これすべてを今日中にいろんな店に持って行く。その中には「虹」も「窓」も入っていた。
「今日まで試験だったのよね。大変だったわねぇ。」
ここの支社長は女性だった。でもこの人が母親の店のお客らしい。
「いろんな人の接待するのに、あなたのお母さんの店って丁度いいのよ。でもお母さんがあなたが真面目すぎて困るって話してたから、丁度いいと思ってさ。」
「はぁ。」
ずいぶんフランクな人だ。それに気合いはいっている外見だな。きっちりしたメイクはまつげがばっさばっさだし、くりんくりんの茶色い髪は、どこかのホステスのようだと思う。でも言えないけど。
「パソコンは使える?」
「表計算と文章書きは習ってます。あとはバイト先ですることもありますが。」
「そうそうバイトしてるんですってねぇ。そこはどうするの?」
「夜に入ります。」
「平気?」
「えぇ。」
「バイト先も夜だけでいいの?」
「はい。昼はあまり必要ないようですから。」
「そう。だったら夏休みいつから?」
「二十一日からです。」
「土曜日ね。その日から来れる?」
「はい。よろしくお願いします。」
手を差し出されたその女性の手首には、不自然な傷があった。明らかに自傷のあとだった。難しい人なのかもしれない。
そのあと、まだ時間が早いので「虹」へ行くことにした。試験は昼までだったので、ヒジカタコーヒーから戻ってきてもまだ十四時なのだ。
しばらく「窓」には行っていない。前のことがあって、行き辛くなったのだ。「また明日」といった葵さんには悪いけれど、どうしても恐怖はまだとれそうにない。
「虹」のドアを開けると、相変わらず目を引くような人が大勢いる。カウンターを見ると、そこにはモスグリーンのワンピースと黒いロングのヅラをつけた竹彦がいた。
「桜さん。」
ぱっと表情が明るくなる竹彦。まぶしいなぁ。美少女が微笑みかけているような感覚になる。
「いらっしゃい。桜さん。」
梅子さんがカウンターの向こうで話しかけてくる。今日は中世ヨーロッパのお姫様みたいな格好だ。
「どうも。」
「あら。今日は制服なのね。」
「ちょっと用事があって。」
「困ったわねぇ。ここあまり制服で来て欲しくないんだけど。」
「あ、そうだったんですか。すいません。気がつきませんで。」
そういえば夜はバーになるところだ。制服のまま来るのはあまり良くないのだろう。
「だったら制服じゃなければいいんだろう。そこ、いろいろあるから着ればいい。」
松秋さんがそう言ってくれた。すると梅子さんが目を輝かせて、カウンターから出てきた。
「そうよ。あんた、元がいいんだからもっと磨きなさいな。ほら。立って。立って。」
すると周りの客も呆れたようにこちらをみた。
「あーあ。始まったよ。梅子さんのプロデュース。」
「ケバくなるぞ。あの子。」
そう言って笑っていた。
「あ、梅子さん。あまり桜さんは……。」
「わかってるわよー。あんまりあたらないわ。さ、桜さん。こっちへ来て。」
長くてボリュームのあるまつげでウィンクされ、私は引っ張られるようにカーテンの向こうに連れて行かれた。やや強引に。イヤ。かなり強引に。
渡された服は、洋服ではなく浴衣だった。それを見よう見まねで着て、出来上がったところに梅子さんが髪を当たる。一つに結んでいるだけだった長い髪をアップにされて、薄く化粧までされた。
「出来た。すごい。やっぱ女の子は違うわねぇ。」
「この着付け合ってます?」
「合ってるわ。ばっちり。」
「じゃなくて、なんか違う気がするんですけど。」
「そうかしら。気にならないわよ。」
「ん……まぁいいか。梅子さんがいうんだったら。」
カーテンを開けると、店の中がわっと沸いた。
「浴衣かぁ。それは気がつかなかった。」
「似合ってるね。紺色の浴衣って。」
カウンターの向こうにいる松秋さんも口だけで笑っていた。
「似合ってる。」
ぼそっと言う。しかし竹彦だけはこちらを見て何もいわなかった。
「どうしたの?竹彦。見とれた?」
「まぁそうなんだけど……梅子さん。この浴衣の着付けは、梅子さんがしたんですか。」
「違うわよ。説明だけして帯はあたしが巻いたけど。」
「これ、「左前」っていって死人に着せる着方。本当は逆ですよ。」
「あら。やだ。そうなの?ごめんなさいね。桜さん。着替えましょ。」
「帯が……。」
するとカウンターの向こうで、松秋さんが困ったように言う。
「これ以上、カウンター空けないでくれよ。」
カウンターの向こうには伝票が何枚もピラピラと下がっている。おそらくオーダーが詰まってるのだろう。
「だったら、僕が帯を巻くよ。」
するとカウンター席に座っていた。竹彦が立ち上がった。
「え?」
「帯だけでしょ?別に肌に触る訳じゃないし。」
「そう……ね。じゃあ、ちょっと着たら、また呼ぶわ。」
「うん。」
また私はカーテンの向こうに入り、帯をほどいた。大丈夫。竹彦だったら。何もない。絶対に。きっと梅子さんと一緒にいるくらい何もないはず。
やだなぁ。なんかすごい疑心暗鬼になってる。
帯をほどいて、今度は左襟が前に来るように浴衣を着る。そして帯を手にした。
「竹彦君。悪いけどお願い。」
すると竹彦はこのカーテンの中に入ってきた。そして帯を手に、私の腰回りに手を伸ばした。
「慣れてるのね。」
「姉さんとかの浴衣をいつも手伝わされてるから。それに……死んだ人のもね。」
「……そっか。」
葬儀場の息子だからこう言うことに気がついたんだ。皮肉だな。
ぎゅっと帯を締める。力がウエストに加わったけれど、さっきよりは楽に巻いてくれているようだった。
「さっきより緩いと思うけど、大丈夫?」
「これくらいでも大丈夫だよ。暴れたりしなければ、着崩れたりはしない。」
「そう。」
「だから暴れないで。」
そう言って彼は締め終わったその帯に手を伸ばしてきた。
「ちょ……っと。」
「騒がないで。少しこのままに。」
私の身長よりも少しだけ背の高いだけの竹彦。その竹彦は、私の後ろ側から手を伸ばし抱きしめていた。かすかに首の後ろに温かい感触が伝わってきた。
「じゃあ、これで。」
ぱっと手を離されカーテンを引いた。
「これが正解なんだな。」
「それでも綺麗ね。」
私はどんな表情をしていたのだろう。先にカウンター席に座っている竹彦の隣に座るのを少しためらってしまった。
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