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ライブ
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祭りは次の日まで行われ、それが終わるとライブの動画がインターネットにアップされる。その前からSNSで騒ぎになっていたが、動画がアップされるとその様子をテレビのワイドショーなどで取り上げられた。主に栗山遙人が新しいバンドを組んだという話題で、テレビの画面も栗山ばかりが取り上げられているように感じるが、それよりもその音楽性をクローズアップされている。
テレビをあまり見ない一馬だが、さすがにこの話題に気になってきたのだろう。どんな風に映し出されているのかと、ランニングから帰ってきてテレビを付けてそのニュースを見ていた。
その時響子がランニングから帰ってくる。立ったままテレビの画面の自分の姿を見ていた一馬に、響子が汗を拭きながら一馬に聞く。
「たいした騒ぎになっているわね。」
「そうだな。」
「事務所は何て言っているの?」
「キーボードを早く見つけて、さっさとメジャーデビューをさせたいという感じだ。」
「見つかるの?」
「何人か候補はいるらしい。だが三倉さんが首を縦に振らない。まぁ……牧野さんも三倉さんがだいぶ譲歩してライブに参加してもらったようなモノだ。」
「キーボードとなると難しいかもしれないわね。」
鍵盤を扱う人というのはビアニストからアレンジャーまで幅広い。ピアニストはキーボードに慣れていないので、そこを一から慣れさせていく必要がある。だからといってシンセサイザーのように本格的なモノを扱える人になると、わざわざバンドを組んだりしない。アレンジや独自の作品を作ることで十分生活は出来ているから、わざわざバンドを組んで時間を割く人はいないのだろう。
一馬がテレビを消した音がする。その間、響子はジャージを脱いで軽くシャワーを浴びた。そして出てくると食事の用意をする。もう食事は出来上がっているのだ。味噌汁やご飯をつぎ、卵焼きやおひたし、めざしを出すと一馬に声をかける。
「ご飯が出来てるわよ。」
「あぁ。」
テレビを消した一馬は今日の仕事の譜面を見ていたのだろう。バンドに参加をしたからと言って仕事が減るわけでは無い。一馬はまだ引く手あまたなのだ。
「今日の仕事は?」
響子はそう聞くと、一馬は味噌汁から口を離して言う。
「ほら……若い女が沢山集まって、踊ったり歌ったりするアイドルがいるだろう?」
「えぇ。」
数が居すぎてどのアイドルなのかわからない。それに同じような顔ばかりで、見分けも付かなかった響子だったが、詳しいアイドルグループの名前なんかは一馬でもよくわからないのだ。
「それのバックの練習と、どこかの歌手のレコーディングか。」
あまり生活は変わっていないようだ。響子はそう思いながら、卵焼きに手を付け、一馬を見る。
「良い音楽だったと思うわ。」
「二藍か?」
「えぇ。」
響子のその一言が聞きたかった。いつも響子が淹れてくれるコーヒーで自分が満足しているように、一馬が奏でた音で響子が満足してくれると良いと思っていたから。
「仕事と仕事の合間に、今日は店に行くから。」
「忙しいんじゃ無いの?」
「だったら終わったら行く。」
「残しておこうか。コーヒー。またオーナーにはブツブツ言われそうだけど。」
一馬が来ることを知っていてコーヒー豆を残しておくと、圭太が「えこひいきをしている」と不機嫌そうなのだ。それが最近わかっているから、一杯分だけを開店する前に避けておく。もちろん圭太にはわからないようにして。
「無理はしなくてもいい。そっちの店も最近忙しいんだろう?」
「そうね。生菓子が売れる季節ではそろそろ無くなってきたけれど。」
それでも相変わらず忙しいのは、ケーキやコーヒーの魅力からだろう。一馬が有名になり始めたと同時に、「clover」も知る人ぞ知ると言う店から、誰もが知っている美味しい店という評価になってきたのだ。
やってきた客もケーキやコーヒーを飲みながらの会話に、栗山遙人の話題がチラチラと出てくる。それに持っている雑誌にも、男性向けのストリート系の雑誌。それなのにそれを女性が持っているのは栗山遙人が載っているからだ。
「すごいかっこいいよね。」
「うん。ちょっと怖い感じもするけど、それがワイルドでさ。」
その様子を見て、功太郎は少し笑いながら響子に言う。
「ワイルドだって。」
「栗山さんでしょう?見た目が良いからじゃ無いかしら。」
「香はあの入れ墨ばっかり気になってたみたいだけど。」
首のあたりから覗く黒い蛇の入れ墨は、少し怖い感じがした。だが本人が入れたいのだから外野が文句を言うことではない。それに今からロックを歌う歌手になるのだったら、入れ墨なんかはそこまで問題では無いだろう。ロック歌手は入れ墨を入れている人が多く、海外では更に多い。ファッション感覚で入れているのだろう。
「一馬さんは入れ墨無いの?」
「無いわね。痛い思いをして体にお絵かきするのは嫌なんですって。」
「確かに。」
その時、圭太が業者と話を終えて業者を見送る。そして厚いパンフレットを手にして、カウンターに近づいてきた。
「響子。椅子ってどっちが良いと思う?」
そう言ってそのパンフレットに付箋をしているところを開いた。そこにはカウンター用の椅子がいくつかあり、どちらも足が長くて背もたれがないものばかりだ。カウンター用の椅子で、どれもカウンター席に合うような色合いになっている。
「そうね。こっちに三つ置くつもりでしょう?」
「あぁ。で、こっちのスペースはいつも通りの提供する物を置く所な。」
カウンター席を作ると聞いたとき、響子はそれに反対した。だが圭太の主張に響子も渋々納得し、カウンター席を作ることを了承したのだ。
コーヒーとケーキを一人で楽しみたい客は居ないことはない。それなのにこの店はテーブル席しか無い。女性が一人でテーブル席に座り、コーヒーとケーキを楽しんでいるのが悪いというわけでは無いが、人によってはどうして一人でそこまでして店で食べるのだろうという周りの声を気にする人もいる。響子はそんなことを気にしたことも無いが、考える人は考えてしまうだろう。それに男が一人だと尚更その環境は厳しい。
好きなものを好きなように食べれないのは、世の中の目を気にしている人が多いからだろう。だったら一人用の席を作れば良いと圭太が提案したのだ。
「一馬さんもこれから人目を避けるかもな。」
功太郎もそう言ってそのパンフレットに目を移す。その言葉に響子は驚いて、功太郎を見た。
「どうして一馬さんが?」
「インターネットで騒ぎになってんだよ。世の中的には栗山遙人が一番騒ぎになっている感じだけど、どうしても動画には一馬さんの姿もある。知っている人は一馬さんだってわかっている人もいるって事だ。」
「芸能人みたいだな。」
圭太はそう言うと、響子は首を横に振った。
「あり得ないわ。そんな有名な……。」
「有名人なの。これからデビューするんだったら尚更。」
ますます二人の環境が厳しくなるだろう。そして唯一二人で過ごせる家でもすれ違うかもしれない。響子はそれが一番恐れていることだった。決して守ってくれるわけでは無い。その分自分が強くならなければいけない。わかっているのに寂しさを抑えきれなかった。
「それに一馬さんは目立つもんな。」
功太郎がそう言うと、響子は首を横に振った。
「背が大きいから?」
「それもあるけどやっぱ髪が長いからなぁ。後ろから見ても一馬さんだってわかるよ。」
「確かに、音楽番組でアイドルの後ろで弾いていてもすぐにわかる。」
圭太がそう言ったとき、入り口のドアベルが鳴って圭太はすぐにその入り口へ向かった。
「いらっしゃいませ。イートインでしょうか。あ……。」
その姿に圭太も言葉を詰まらせ、響子の方を振り向いた。響子も驚いて、その人を見る。それは天草裕太だったのだ。
「あぁ。本当にケーキ屋さんだったのか。一馬がお気に入りのコーヒーを淹れるところだって言っていたから、どんなモノかと思ったんだけど。」
「コーヒーをテイクアウトなさいますか?」
「あぁ。甘い物は苦手でね。コーヒーだけで良いかな。」
今日は丸いサングラスをしている。それがどことなくうさんくさく見えた。圭太は伝票を書くと、響子がいるカウンターへ近づき伝票を渡す。
「コーヒー単品のテイクアウトな。」
「はい。」
水をポットに入れて湧かし、棚からコーヒー豆を取り出す。その様子を見て、裕太はつかつかとそのカウンターに近づいていった。
「お姉さん。」
「……。」
響子は振り返ると、裕太に言う。
「こちらはお客様の席はございませんので、テイクアウトのお客様はそちらの席で待つようにしています。そちらでお待ちください。」
身も蓋もない言い方だが、それがこの店のやり方なのだ。そう思って裕太はカウンターを離れると用意している椅子に座った。響子の身も蓋もない言い方に気を悪くする客も多い。だからそれをフォローしようと圭太が裕太に近づいていった。
「天草さん。本宮に何か?」
確か、あのイベントで裕太は響子に何か話をしていた。それが何なのかはわからない。だが響子は裕太を拒絶していたように見える。だったらあまり近づかせない方が良い。圭太はそう思いながら裕太に近づいていく。従業員を守るのもオーナーの役目なのだから。
テレビをあまり見ない一馬だが、さすがにこの話題に気になってきたのだろう。どんな風に映し出されているのかと、ランニングから帰ってきてテレビを付けてそのニュースを見ていた。
その時響子がランニングから帰ってくる。立ったままテレビの画面の自分の姿を見ていた一馬に、響子が汗を拭きながら一馬に聞く。
「たいした騒ぎになっているわね。」
「そうだな。」
「事務所は何て言っているの?」
「キーボードを早く見つけて、さっさとメジャーデビューをさせたいという感じだ。」
「見つかるの?」
「何人か候補はいるらしい。だが三倉さんが首を縦に振らない。まぁ……牧野さんも三倉さんがだいぶ譲歩してライブに参加してもらったようなモノだ。」
「キーボードとなると難しいかもしれないわね。」
鍵盤を扱う人というのはビアニストからアレンジャーまで幅広い。ピアニストはキーボードに慣れていないので、そこを一から慣れさせていく必要がある。だからといってシンセサイザーのように本格的なモノを扱える人になると、わざわざバンドを組んだりしない。アレンジや独自の作品を作ることで十分生活は出来ているから、わざわざバンドを組んで時間を割く人はいないのだろう。
一馬がテレビを消した音がする。その間、響子はジャージを脱いで軽くシャワーを浴びた。そして出てくると食事の用意をする。もう食事は出来上がっているのだ。味噌汁やご飯をつぎ、卵焼きやおひたし、めざしを出すと一馬に声をかける。
「ご飯が出来てるわよ。」
「あぁ。」
テレビを消した一馬は今日の仕事の譜面を見ていたのだろう。バンドに参加をしたからと言って仕事が減るわけでは無い。一馬はまだ引く手あまたなのだ。
「今日の仕事は?」
響子はそう聞くと、一馬は味噌汁から口を離して言う。
「ほら……若い女が沢山集まって、踊ったり歌ったりするアイドルがいるだろう?」
「えぇ。」
数が居すぎてどのアイドルなのかわからない。それに同じような顔ばかりで、見分けも付かなかった響子だったが、詳しいアイドルグループの名前なんかは一馬でもよくわからないのだ。
「それのバックの練習と、どこかの歌手のレコーディングか。」
あまり生活は変わっていないようだ。響子はそう思いながら、卵焼きに手を付け、一馬を見る。
「良い音楽だったと思うわ。」
「二藍か?」
「えぇ。」
響子のその一言が聞きたかった。いつも響子が淹れてくれるコーヒーで自分が満足しているように、一馬が奏でた音で響子が満足してくれると良いと思っていたから。
「仕事と仕事の合間に、今日は店に行くから。」
「忙しいんじゃ無いの?」
「だったら終わったら行く。」
「残しておこうか。コーヒー。またオーナーにはブツブツ言われそうだけど。」
一馬が来ることを知っていてコーヒー豆を残しておくと、圭太が「えこひいきをしている」と不機嫌そうなのだ。それが最近わかっているから、一杯分だけを開店する前に避けておく。もちろん圭太にはわからないようにして。
「無理はしなくてもいい。そっちの店も最近忙しいんだろう?」
「そうね。生菓子が売れる季節ではそろそろ無くなってきたけれど。」
それでも相変わらず忙しいのは、ケーキやコーヒーの魅力からだろう。一馬が有名になり始めたと同時に、「clover」も知る人ぞ知ると言う店から、誰もが知っている美味しい店という評価になってきたのだ。
やってきた客もケーキやコーヒーを飲みながらの会話に、栗山遙人の話題がチラチラと出てくる。それに持っている雑誌にも、男性向けのストリート系の雑誌。それなのにそれを女性が持っているのは栗山遙人が載っているからだ。
「すごいかっこいいよね。」
「うん。ちょっと怖い感じもするけど、それがワイルドでさ。」
その様子を見て、功太郎は少し笑いながら響子に言う。
「ワイルドだって。」
「栗山さんでしょう?見た目が良いからじゃ無いかしら。」
「香はあの入れ墨ばっかり気になってたみたいだけど。」
首のあたりから覗く黒い蛇の入れ墨は、少し怖い感じがした。だが本人が入れたいのだから外野が文句を言うことではない。それに今からロックを歌う歌手になるのだったら、入れ墨なんかはそこまで問題では無いだろう。ロック歌手は入れ墨を入れている人が多く、海外では更に多い。ファッション感覚で入れているのだろう。
「一馬さんは入れ墨無いの?」
「無いわね。痛い思いをして体にお絵かきするのは嫌なんですって。」
「確かに。」
その時、圭太が業者と話を終えて業者を見送る。そして厚いパンフレットを手にして、カウンターに近づいてきた。
「響子。椅子ってどっちが良いと思う?」
そう言ってそのパンフレットに付箋をしているところを開いた。そこにはカウンター用の椅子がいくつかあり、どちらも足が長くて背もたれがないものばかりだ。カウンター用の椅子で、どれもカウンター席に合うような色合いになっている。
「そうね。こっちに三つ置くつもりでしょう?」
「あぁ。で、こっちのスペースはいつも通りの提供する物を置く所な。」
カウンター席を作ると聞いたとき、響子はそれに反対した。だが圭太の主張に響子も渋々納得し、カウンター席を作ることを了承したのだ。
コーヒーとケーキを一人で楽しみたい客は居ないことはない。それなのにこの店はテーブル席しか無い。女性が一人でテーブル席に座り、コーヒーとケーキを楽しんでいるのが悪いというわけでは無いが、人によってはどうして一人でそこまでして店で食べるのだろうという周りの声を気にする人もいる。響子はそんなことを気にしたことも無いが、考える人は考えてしまうだろう。それに男が一人だと尚更その環境は厳しい。
好きなものを好きなように食べれないのは、世の中の目を気にしている人が多いからだろう。だったら一人用の席を作れば良いと圭太が提案したのだ。
「一馬さんもこれから人目を避けるかもな。」
功太郎もそう言ってそのパンフレットに目を移す。その言葉に響子は驚いて、功太郎を見た。
「どうして一馬さんが?」
「インターネットで騒ぎになってんだよ。世の中的には栗山遙人が一番騒ぎになっている感じだけど、どうしても動画には一馬さんの姿もある。知っている人は一馬さんだってわかっている人もいるって事だ。」
「芸能人みたいだな。」
圭太はそう言うと、響子は首を横に振った。
「あり得ないわ。そんな有名な……。」
「有名人なの。これからデビューするんだったら尚更。」
ますます二人の環境が厳しくなるだろう。そして唯一二人で過ごせる家でもすれ違うかもしれない。響子はそれが一番恐れていることだった。決して守ってくれるわけでは無い。その分自分が強くならなければいけない。わかっているのに寂しさを抑えきれなかった。
「それに一馬さんは目立つもんな。」
功太郎がそう言うと、響子は首を横に振った。
「背が大きいから?」
「それもあるけどやっぱ髪が長いからなぁ。後ろから見ても一馬さんだってわかるよ。」
「確かに、音楽番組でアイドルの後ろで弾いていてもすぐにわかる。」
圭太がそう言ったとき、入り口のドアベルが鳴って圭太はすぐにその入り口へ向かった。
「いらっしゃいませ。イートインでしょうか。あ……。」
その姿に圭太も言葉を詰まらせ、響子の方を振り向いた。響子も驚いて、その人を見る。それは天草裕太だったのだ。
「あぁ。本当にケーキ屋さんだったのか。一馬がお気に入りのコーヒーを淹れるところだって言っていたから、どんなモノかと思ったんだけど。」
「コーヒーをテイクアウトなさいますか?」
「あぁ。甘い物は苦手でね。コーヒーだけで良いかな。」
今日は丸いサングラスをしている。それがどことなくうさんくさく見えた。圭太は伝票を書くと、響子がいるカウンターへ近づき伝票を渡す。
「コーヒー単品のテイクアウトな。」
「はい。」
水をポットに入れて湧かし、棚からコーヒー豆を取り出す。その様子を見て、裕太はつかつかとそのカウンターに近づいていった。
「お姉さん。」
「……。」
響子は振り返ると、裕太に言う。
「こちらはお客様の席はございませんので、テイクアウトのお客様はそちらの席で待つようにしています。そちらでお待ちください。」
身も蓋もない言い方だが、それがこの店のやり方なのだ。そう思って裕太はカウンターを離れると用意している椅子に座った。響子の身も蓋もない言い方に気を悪くする客も多い。だからそれをフォローしようと圭太が裕太に近づいていった。
「天草さん。本宮に何か?」
確か、あのイベントで裕太は響子に何か話をしていた。それが何なのかはわからない。だが響子は裕太を拒絶していたように見える。だったらあまり近づかせない方が良い。圭太はそう思いながら裕太に近づいていく。従業員を守るのもオーナーの役目なのだから。
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