122 / 172
別居
122
しおりを挟む
桂に出会って、こういうことを始めてから胸が大きくなった気がする。もう育たないと思っていたのに、ブラがキツくなってきたからだ。
その下着を桂は慣れた手つきでホックをはずすと、白くて大きな胸が弾き出る。それに桂は手で触れた。柔らかくて温かいのはきっと湯上がりだから。しっとりとしてて、手に吸い付くようだ。まだ若い肌は、張りがあって柔らかい。揉みしだくと、春川の口から吐息が漏れる。
「あぁっ……。啓治……。」
何度もベッドシーンをして、それより遙かに多く女性と寝た。それでも愛おしいとは思えない。
「春。好き。」
桂はそう言って彼女のその乳房の先、乳首に指を這わせた。
「感じる?」
「んんんん!」
「声にならないのか?ほら。がちがちに固くなってる。言って。どう?感じる?」
指で弾くように乳首に触れると、頬を赤くして春川は言う。
「すごい、変な感じ。んっ……。あぁっ。」
「先っぽどう?」
「んっ……。びりびりする。あぁん。あんまりいじらないで。変になりそう。」
「まだおっぱいだけど、そんなに感じる?おっぱいいじられるの好き?」
「好き。その指で……んっ……。すごい。あぁん!」
その固くなった乳首を、口に含む。唾液を垂らし、じゅるじゅると音を立てて吸い上げ、そして舌で舐め回すとさらに声を上げた。
「んっ!」
いったん乳首から唇を話すと、歯でそれを軽く噛む。するとさらに声を上げた。
「あぁん!」
「痛い?」
「ううん。すごい。おっぱいでイきそうだった。」
「じゃあイかせようか?」
もう片方の胸にも舌を這わせて、舌で舐め回す。その間にも片方の胸には手を這わせた。もう座っているだけでは耐えれそうにない。春川は堪えるように桂の頭に手を回す。
「んっ!んっ!」
水の音が響き触れていない彼女の性器からは、すでに濡れていた。耐えれないように足を動かすと、ぬるっとした感触を感じるから。
そして彼は片方の胸にも歯を立てる。そしてその舌で舌を這わせた。
「ああああ!」
ぎゅっと彼の頭を抱きしめると、彼女の目はトロンと酔ったように半開きになり、顔はもう真っ赤になっている。
「イった?」
「胸だけなのに。」
「嫌らしい乳首だから。ほら。ビンビン。」
口を離したそこは、もうがちがちに立っている。それを面白そうにピンと弾いた。
「あっ!」
「お前だけイくの?今夜は長くなるんだろう?ほら。俺のもくわえて。」
今度は桂がベッドに座り、春川が畳の上に座る。そして彼は足を開くと、その足の間に彼女は体を寄せる。彼の性器はもうすでに硬く、大きくなっていた。それを手で包み込むように握ると、彼は軽く声を上げる。
「んっ……。」
「あんまりそこまで大きくはないけれど……。」
彼女は自分の胸をぐっと持ち上げるとそれを挟む。かなり密着させないと、彼のものは包み込めない。だが柔らかいそれに包まれて動かされると、つい声を上げてしまう。
「あっ……春。どうしてそんなこと……。」
「調べたの……。んっ!やばい。私も気持ちいい。乳首擦れているから……。」
動かす度に硬い乳首が肌に触れる。さっきまでしつこいくらい胸に触れていたからかもしれないが、ピンク色に染まった胸が気持ちいい。唾液を胸に垂らし彼の透明な汁と交わって、水の音が響いた。
「んっ。春……すごい。気持ちいいけど……。そこでイくのもったいないから……。くわえて。」
「んっ……。」
胸を離すと、彼女はそれに舌を這わせる。丁寧に舌を這わせて、唇を亀頭に付ける。そして口を開けてそれをくわえた。
「すごい。気持ちいい。あぁっ!そんなに舌を使うな。すぐイく。」
ゾクゾクした快感が襲ってくる。すぐイきそうなくらい気持ちいいのだ。だがすぐイくのはもったいない。彼もまた顔を赤くして、射精感を堪えていた。
水の音を立てて、彼女はそれを舐め回す。竿の下、その玉にも下を這わせて、手で転がす。そしてまた性器を口にふくみ、水の音をさせて舐め回した。
「んっ!そんなに早くしたら……。あっ!あっ!駄目だ!春……。」
竿の奥からドクンと衝撃があった。それはやがて彼女の喉の奥に放出される。生温かく、生臭いそれを彼女はぐっと吸い込み、喉の奥にしまった。
「……多かったわね。」
「搾り取られるかと思った。」
息を弾ませて、彼女を抱き抱えると膝の上に乗せる。向かい合って見つめ合うと、自然に顔が近づいてきた。しかし彼女の動きが止まる。
「待って。」
「どうしたんだ。」
「今、私の口の中、あなたの匂いがすると思う。」
「かまわない。そんなことよりもキスしたい。春。舌出して。」
口を開いて、お互いに舌を絡ませる。部屋の中に水の音が響いた。それを離すとお互いの口に糸が繋がる。それを彼の指が拭い、その指は彼女の腹に、そしてその茂みに降りる。
くちゃっという音をさせて、その指は性器に触れた。もうすでに蜜は垂れるほど溢れている。
「もう余裕で入りそうなくらい濡れてる。ほら。春。聞こえる?この音。嫌らしい音。」
性器から垂れる蜜を拭い、その入り口に指を這わせる。そしてその上のすでに固くなっているクリトリスに指を触れると、彼女は声を上げた。
「あっ……。」
「立ってるのわかる?触ってやるよ。ほら。すごいな。ここ触ったらすごい濡れてきた。漏らしてんじゃないのかってくらい、濡れてきた。」
その密は彼の太股に、性器も濡らす。
「ん……。啓治……。お願い。指……。」
「入れる?本当に指でいいの?じゃあ、春。一端離すから、うつ伏せになって。」
指を離して、彼女はのろのろとその体から降りる。そしてうつ伏せになると、彼はその腰を持ち上げた。
「やだ。啓治。この格好。」
「すごい。いい格好だな。尻の穴まで見える。それにもう蜜がシーツに垂れてる。」
そこに入れたことはあるが、彼女はそこまで望んでいないだろう。だが可能性はある。だがそんなアブノーマルまでは望んでいない。あくまで喜ばせたい。体を重ねるだけで幸せなのだ。
彼はその性器に指で触れ、中指をぐっと入れる。すると彼女は高くあえいだ。
「あっ!啓治……。」
狭い膣内に指を抜き差しさせると、そのたびにかきだされるように蜜が指を濡らし卑猥な音がする。
「すごいな。ほら。ぐちょぐちょ。」
感じるところをずっと責めていて、気がおかしくなりそうだ。彼女はシーツをつかみ、それに耐えていた。
「んっ……。」
その様子に彼は彼女から指を出し、そして腰を持ち上げるとそこに顔を近づけて舌を這わせる。その蜜を舐めるように性器に舌を這わせると、堪えきれないように派手に声を上げた。
「ああああ!啓治!だめ!」
じゅるじゅると音を立ててそれを舐めると、彼女はびくんと強くけいれんしてぐったりと体を横たえた。
彼は彼女の体を横にすると、再び盛り上がってきた自分の性器をそれに押しつけた。
「入れていい?」
「ん……。」
おそらく意識がもうろうとしていた。イきすぎたのかもしれない。それでも何度もイかせたい。何度も求められ、何度も彼女の中でハテたい。
ぐっとそれを押し込むと、彼女はまたさらに声を上げる。
「ああああ!まだイってるのに!」
「まだ入り口。すごい。ひくひくしてる。締め付けすごいな。」
後ろからぐっと入れ込むと、さらに彼女は高くあえぐ。
「ああああ!」
「すげ……。食いちぎられそうなくらい締め付けてくる。」
やっと奥に入り、彼女の方を見る。するとさらに耐えるようにシーツをつかんでいた。そしてその下に下がっている胸も、プルプルと揺れている。彼は奥に入れたまま、その乳房に手を伸ばした。そして乳首に指を這わせる。
「あっ!」
すでに固く尖り、痛いほどだろう。それでも彼はそれをいじるのをやめない。
「あっ!啓治……。」
そして腰に手を当てると、その奥に彼は自分自身を打ち込んでいく。
「あっ!あっ!」
「気持ちいいな。ほら。打ち込む度に、蜜が垂れてる。本当、やらしい体だな。」
「啓治……。お願い……。」
彼女が何を求めているのかわかった。彼は一度そこから抜くと、彼女を仰向けにして彼女を持ち上げた。
「え?」
唇にキスをすると、彼は彼女を持ち上げたままその中に入れ込む。そして激しく彼女の中に入れ込むと、彼女は体も心も振り落とされないように、彼の首にしがみついた。
「あっ!啓治……。」
彼のような体の大きな人はよくこういう体勢を求められるが、この首にしがみつくその腕が、打ち込む度に動く胸が全てが愛しい。
「春。」
息を切らせて彼は彼女をおろし、そのまま足を持ち上げてさらに打ち込んだ。
「やぁ……。深いっ!イく!イく!」
「イけよ。春。その顔見せて!」
彼女は彼の首にしがみつくように手を伸ばし、今日何度目かわからない絶頂を迎えた。
「やべ……。すげぇ締まった。」
愛液が溢れ、彼女はびくびくとさらにけいれんする。
「まだ。イかないから。春。なぁ。教えて。」
「何……。」
飛びそうな意識の中、彼女は彼の方を向く。
「中で出すのと、外で出すの、どっちがいい?」
「え……。」
そう言って彼はまた彼女の中に打ち込む。すると彼女はまた声を上げる。
「どっち?」
「あ……。ああああ!啓治!だめっ!あん!ああああ!イってるからっ!」
「どっちがいい?お前の体は、俺を離したくないって言ってるみたいだけど。どっち?」
「中……。」
消えそうな声で彼女は言う。
「え?」
「中に……中に頂戴。出して……。」
すると彼は少し笑い彼女を持ち上げると、膝の上に載せる。
「この体勢好きだったよな。動いて。ほら。」
「クリに……当たって……。またイく。」
「あぁ。好きなだけイって。」
何度もイき、彼も何度も彼女の中でハテた。やっと彼女から出てきたとき、彼女の性器からは彼女の愛液と、彼の精子がどろっと出てきた。
もしコレで子供が出来てもかまわない。それほど深い快楽に溺れ、そして愛していると実感できた。
セックスは遊びじゃない。だけど言葉だけでは繋がれない。だから肌を合わせ、体を繋ぐのだ。
「好きよ。」
「俺も好きだ。」
外は雪が降り、寒い夜だった。だが二人の間は何者にも代え難い温かさがある。
その下着を桂は慣れた手つきでホックをはずすと、白くて大きな胸が弾き出る。それに桂は手で触れた。柔らかくて温かいのはきっと湯上がりだから。しっとりとしてて、手に吸い付くようだ。まだ若い肌は、張りがあって柔らかい。揉みしだくと、春川の口から吐息が漏れる。
「あぁっ……。啓治……。」
何度もベッドシーンをして、それより遙かに多く女性と寝た。それでも愛おしいとは思えない。
「春。好き。」
桂はそう言って彼女のその乳房の先、乳首に指を這わせた。
「感じる?」
「んんんん!」
「声にならないのか?ほら。がちがちに固くなってる。言って。どう?感じる?」
指で弾くように乳首に触れると、頬を赤くして春川は言う。
「すごい、変な感じ。んっ……。あぁっ。」
「先っぽどう?」
「んっ……。びりびりする。あぁん。あんまりいじらないで。変になりそう。」
「まだおっぱいだけど、そんなに感じる?おっぱいいじられるの好き?」
「好き。その指で……んっ……。すごい。あぁん!」
その固くなった乳首を、口に含む。唾液を垂らし、じゅるじゅると音を立てて吸い上げ、そして舌で舐め回すとさらに声を上げた。
「んっ!」
いったん乳首から唇を話すと、歯でそれを軽く噛む。するとさらに声を上げた。
「あぁん!」
「痛い?」
「ううん。すごい。おっぱいでイきそうだった。」
「じゃあイかせようか?」
もう片方の胸にも舌を這わせて、舌で舐め回す。その間にも片方の胸には手を這わせた。もう座っているだけでは耐えれそうにない。春川は堪えるように桂の頭に手を回す。
「んっ!んっ!」
水の音が響き触れていない彼女の性器からは、すでに濡れていた。耐えれないように足を動かすと、ぬるっとした感触を感じるから。
そして彼は片方の胸にも歯を立てる。そしてその舌で舌を這わせた。
「ああああ!」
ぎゅっと彼の頭を抱きしめると、彼女の目はトロンと酔ったように半開きになり、顔はもう真っ赤になっている。
「イった?」
「胸だけなのに。」
「嫌らしい乳首だから。ほら。ビンビン。」
口を離したそこは、もうがちがちに立っている。それを面白そうにピンと弾いた。
「あっ!」
「お前だけイくの?今夜は長くなるんだろう?ほら。俺のもくわえて。」
今度は桂がベッドに座り、春川が畳の上に座る。そして彼は足を開くと、その足の間に彼女は体を寄せる。彼の性器はもうすでに硬く、大きくなっていた。それを手で包み込むように握ると、彼は軽く声を上げる。
「んっ……。」
「あんまりそこまで大きくはないけれど……。」
彼女は自分の胸をぐっと持ち上げるとそれを挟む。かなり密着させないと、彼のものは包み込めない。だが柔らかいそれに包まれて動かされると、つい声を上げてしまう。
「あっ……春。どうしてそんなこと……。」
「調べたの……。んっ!やばい。私も気持ちいい。乳首擦れているから……。」
動かす度に硬い乳首が肌に触れる。さっきまでしつこいくらい胸に触れていたからかもしれないが、ピンク色に染まった胸が気持ちいい。唾液を胸に垂らし彼の透明な汁と交わって、水の音が響いた。
「んっ。春……すごい。気持ちいいけど……。そこでイくのもったいないから……。くわえて。」
「んっ……。」
胸を離すと、彼女はそれに舌を這わせる。丁寧に舌を這わせて、唇を亀頭に付ける。そして口を開けてそれをくわえた。
「すごい。気持ちいい。あぁっ!そんなに舌を使うな。すぐイく。」
ゾクゾクした快感が襲ってくる。すぐイきそうなくらい気持ちいいのだ。だがすぐイくのはもったいない。彼もまた顔を赤くして、射精感を堪えていた。
水の音を立てて、彼女はそれを舐め回す。竿の下、その玉にも下を這わせて、手で転がす。そしてまた性器を口にふくみ、水の音をさせて舐め回した。
「んっ!そんなに早くしたら……。あっ!あっ!駄目だ!春……。」
竿の奥からドクンと衝撃があった。それはやがて彼女の喉の奥に放出される。生温かく、生臭いそれを彼女はぐっと吸い込み、喉の奥にしまった。
「……多かったわね。」
「搾り取られるかと思った。」
息を弾ませて、彼女を抱き抱えると膝の上に乗せる。向かい合って見つめ合うと、自然に顔が近づいてきた。しかし彼女の動きが止まる。
「待って。」
「どうしたんだ。」
「今、私の口の中、あなたの匂いがすると思う。」
「かまわない。そんなことよりもキスしたい。春。舌出して。」
口を開いて、お互いに舌を絡ませる。部屋の中に水の音が響いた。それを離すとお互いの口に糸が繋がる。それを彼の指が拭い、その指は彼女の腹に、そしてその茂みに降りる。
くちゃっという音をさせて、その指は性器に触れた。もうすでに蜜は垂れるほど溢れている。
「もう余裕で入りそうなくらい濡れてる。ほら。春。聞こえる?この音。嫌らしい音。」
性器から垂れる蜜を拭い、その入り口に指を這わせる。そしてその上のすでに固くなっているクリトリスに指を触れると、彼女は声を上げた。
「あっ……。」
「立ってるのわかる?触ってやるよ。ほら。すごいな。ここ触ったらすごい濡れてきた。漏らしてんじゃないのかってくらい、濡れてきた。」
その密は彼の太股に、性器も濡らす。
「ん……。啓治……。お願い。指……。」
「入れる?本当に指でいいの?じゃあ、春。一端離すから、うつ伏せになって。」
指を離して、彼女はのろのろとその体から降りる。そしてうつ伏せになると、彼はその腰を持ち上げた。
「やだ。啓治。この格好。」
「すごい。いい格好だな。尻の穴まで見える。それにもう蜜がシーツに垂れてる。」
そこに入れたことはあるが、彼女はそこまで望んでいないだろう。だが可能性はある。だがそんなアブノーマルまでは望んでいない。あくまで喜ばせたい。体を重ねるだけで幸せなのだ。
彼はその性器に指で触れ、中指をぐっと入れる。すると彼女は高くあえいだ。
「あっ!啓治……。」
狭い膣内に指を抜き差しさせると、そのたびにかきだされるように蜜が指を濡らし卑猥な音がする。
「すごいな。ほら。ぐちょぐちょ。」
感じるところをずっと責めていて、気がおかしくなりそうだ。彼女はシーツをつかみ、それに耐えていた。
「んっ……。」
その様子に彼は彼女から指を出し、そして腰を持ち上げるとそこに顔を近づけて舌を這わせる。その蜜を舐めるように性器に舌を這わせると、堪えきれないように派手に声を上げた。
「ああああ!啓治!だめ!」
じゅるじゅると音を立ててそれを舐めると、彼女はびくんと強くけいれんしてぐったりと体を横たえた。
彼は彼女の体を横にすると、再び盛り上がってきた自分の性器をそれに押しつけた。
「入れていい?」
「ん……。」
おそらく意識がもうろうとしていた。イきすぎたのかもしれない。それでも何度もイかせたい。何度も求められ、何度も彼女の中でハテたい。
ぐっとそれを押し込むと、彼女はまたさらに声を上げる。
「ああああ!まだイってるのに!」
「まだ入り口。すごい。ひくひくしてる。締め付けすごいな。」
後ろからぐっと入れ込むと、さらに彼女は高くあえぐ。
「ああああ!」
「すげ……。食いちぎられそうなくらい締め付けてくる。」
やっと奥に入り、彼女の方を見る。するとさらに耐えるようにシーツをつかんでいた。そしてその下に下がっている胸も、プルプルと揺れている。彼は奥に入れたまま、その乳房に手を伸ばした。そして乳首に指を這わせる。
「あっ!」
すでに固く尖り、痛いほどだろう。それでも彼はそれをいじるのをやめない。
「あっ!啓治……。」
そして腰に手を当てると、その奥に彼は自分自身を打ち込んでいく。
「あっ!あっ!」
「気持ちいいな。ほら。打ち込む度に、蜜が垂れてる。本当、やらしい体だな。」
「啓治……。お願い……。」
彼女が何を求めているのかわかった。彼は一度そこから抜くと、彼女を仰向けにして彼女を持ち上げた。
「え?」
唇にキスをすると、彼は彼女を持ち上げたままその中に入れ込む。そして激しく彼女の中に入れ込むと、彼女は体も心も振り落とされないように、彼の首にしがみついた。
「あっ!啓治……。」
彼のような体の大きな人はよくこういう体勢を求められるが、この首にしがみつくその腕が、打ち込む度に動く胸が全てが愛しい。
「春。」
息を切らせて彼は彼女をおろし、そのまま足を持ち上げてさらに打ち込んだ。
「やぁ……。深いっ!イく!イく!」
「イけよ。春。その顔見せて!」
彼女は彼の首にしがみつくように手を伸ばし、今日何度目かわからない絶頂を迎えた。
「やべ……。すげぇ締まった。」
愛液が溢れ、彼女はびくびくとさらにけいれんする。
「まだ。イかないから。春。なぁ。教えて。」
「何……。」
飛びそうな意識の中、彼女は彼の方を向く。
「中で出すのと、外で出すの、どっちがいい?」
「え……。」
そう言って彼はまた彼女の中に打ち込む。すると彼女はまた声を上げる。
「どっち?」
「あ……。ああああ!啓治!だめっ!あん!ああああ!イってるからっ!」
「どっちがいい?お前の体は、俺を離したくないって言ってるみたいだけど。どっち?」
「中……。」
消えそうな声で彼女は言う。
「え?」
「中に……中に頂戴。出して……。」
すると彼は少し笑い彼女を持ち上げると、膝の上に載せる。
「この体勢好きだったよな。動いて。ほら。」
「クリに……当たって……。またイく。」
「あぁ。好きなだけイって。」
何度もイき、彼も何度も彼女の中でハテた。やっと彼女から出てきたとき、彼女の性器からは彼女の愛液と、彼の精子がどろっと出てきた。
もしコレで子供が出来てもかまわない。それほど深い快楽に溺れ、そして愛していると実感できた。
セックスは遊びじゃない。だけど言葉だけでは繋がれない。だから肌を合わせ、体を繋ぐのだ。
「好きよ。」
「俺も好きだ。」
外は雪が降り、寒い夜だった。だが二人の間は何者にも代え難い温かさがある。
0
お気に入りに追加
107
あなたにおすすめの小説


会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。



体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる