57 / 172
もう一つの恋
57
しおりを挟む
おおっぴらに言える関係じゃない。それに春川には旦那がいる。それでも桂と一緒にいたかった。
「啓治。」
触れられる度に、体が熱くなる。名前を呼ぶ度に、愛しくなる。
「ルー。脱ぐ?脱がした方がいい?」
桂はそういって彼女のシャツの下から手を入れてきた。下着越しから大きな手が伝わってくる。
「……脱ぐわ。」
「脱がせたかったな。」
「ふふっ。だったらそう言えばいいのに。」
彼はそう言って彼女のシャツに手をかけた。そのときだった。
携帯電話が鳴る。ソファのすぐ側に置いてあった彼女の携帯のようだった。
「ごめん。」
彼女はそう言ってソファを降りた。そしてバッグから携帯電話を取り出す。
「もしもし。」
ためらいなく通話ボタンを押す。それはきっと祥吾からだったのだろう。
「えぇ……もう少ししたら、帰ります。そんな、朝まではいくら何でもつきあいませんから。」
この人ことで一晩中はいれないのだと、桂は少しため息を付く。
「はい……。んっ?あ……いえ。足下に猫がいたようで……。」
意地悪したくなった。彼は彼女の体に手を伸ばしてきたのだ。シャツ越しに彼女の乳房に手を伸ばし、それをもみしだく。柔らかくて、さわり心地の良い胸だ。
後ろから見る彼女の頬は、赤く染まり始めた。
「えぇ……。ちょっと外に出てます。中はウルサいので……。わかってますから……。えぇ……。」
携帯電話から漏れる祥吾の声。低めの声だった。
彼女はそれに答えながら、桂のそのいたずらに耐えている。やがて彼はシャツの中に手を入れて、下着の中に手を入れてきた。直接触れる胸は柔らかくて温かい。その手が器用に動くと、彼女は軽く震えだした。
「時間ですか?え……無理して起きてなくても結構ですよ。まぁ……そうですよね。……はい。では出来るだけ早く……んっ!」
ついに彼女の固くなっている乳首に指が這ってきたのだ。たまらず声を上げた。
「何でも……ないです。さっきの猫が……怖いですね。暗いところでは光るから……ごめんなさい。では、また後ほど。」
電話を切ると、彼女は携帯電話を手にしたまま声を上げた。
「やぁん!啓治。やめて!」
「すごい。ここビンビン。電話しながら感じてた?」
下着をずらして、乳首を出した。そしてそこを摘み上げるとさらに声を上げる。
「んっ……。」
「旦那と話してるときは、いつもこうしようか。」
「やだ……。」
「でも感じてるよ。ほら。こんなに頬が熱い。」
頬に触れる手。それはやがて下に置かれ、シャツをまくり上げられた。下着の隙間から乳首が露わになる。そこに彼は舌を這わせた。
「んっ……。」
音を立ててそれを吸い上げていく。舌で激しく刺激をしながら、吸い上げた。
「あっ!あっ!」
快感からだろうか、彼女の瞳には涙が溜まっている。
「どうして泣くの?」
シャツを脱がされて、下着をとられた彼女に彼はそれを聞く。すると彼女はその涙を拭って言う。
「怖い。」
「何で?」
「自分が自分の体じゃないみたいで、こんなに感じることなんかなかったのに。」
すると彼は少し笑う。そして唇に軽くキスをした。
「いや?」
「イヤじゃないの。もっと触って欲しいと思うけれど……怖いとも思うから。」
「ルー。だったら、もっと感じようか。俺しか見えないように。旦那を忘れるくらい、感じよう。俺も感じるから。」
正直彼女を抱いていると、気が狂いそうになる。それくらい彼女のそれがいいのだ。何度抱いても抱き足りなく思えて仕方がない。
「啓治。」
彼女はそう言って彼の唇にキスをする。積極的に彼女から舌をいれてきた。それに興奮してか、彼は彼女の体に手を伸ばす。すると口元から吐息が漏れてきた。
「んっ……。んっ……。」
一度離しても、もう一度重ねる唇。彼の首もとに手をおいていたが、それを離すと彼女はその彼の太股にズボン越しに触れてきた。
「ルー。」
唇を僅かに離し、彼女は手をその上に這わせた。
「んっ……。気持ちいいっ……。ルー。中入れて。」
唇を重ねながら、彼女はそのズボンの中に手を入れる。もうそこは固くそり上がっていた。
「お前の手、超気持ちいい。」
「慣れてないわ。」
「そっちの方がいい。ルー。俺も触って良い?」
彼女がうなずく前に、彼は彼女のジーパンの中に手を入れた。下着越しでもわかるくらいそこはもう濡れている。
「濡れやすいな。ほら。下着履いてる意味ある?こんなに濡れてたら、旦那から何をしていたのかすぐにわかるだろう?」
「んっ……。」
「ほら。ここもすげぇ立ってる。」
そう言って彼は下着の中に手を入れて、その濡れているところの上の固いところに指を這わせた。ごりごりという感触が伝わってきて、思わず声がでる。
「あっ……。あっ……。」
感じながらも、彼女は彼のズボンの中の手を休めなかった。徐々に固く、そして太くなっていく。
「あまり……時間無いって言ってたか。ルー。脱いで。一度イこうか。」
言われたとおりジーパンを脱ぐと、彼もズボンを脱いだ。そして彼がソファで横になると、彼女にその上に乗りかかるように言った。
「でも……この体勢って……。」
「あんたの本にも書いてあったろ?体型の差はあるけど、何とかなるから。」
「そんな問題じゃ……。んっ。」
彼はもじもじしている彼女の体を自分の顔の前に置く。そしてその濡れているところに舌を這わせた。
「きゃ……。」
じゅるじゅると音を立てる。その音がとても卑猥だ。
「んっ……。」
彼女もそのそそり立っているものに手を這わせ、やがて口でくわえる。唾液を垂らし、ぐじょぐじょと音を立てた。
「やべぇな。あんた、何でそんなこと……。」
「勉強熱心なのよ。」
「じゃあこういうのも?」
舌でそこを舐め上げて、そしてその上にも舌を這わせる。
「やっ……だめっ。」
舌が強く刺激を与える。もう腰が砕けそうだ。手でそれをつかんでいるが、もうそれを刺激できそうにない。
「だめっ……イく。イっちゃう!」
彼女はそう言って盛大に彼の上で絶頂を迎えた。すると彼は体を彼女から起こし、まだ息も絶え絶えの状態の彼女の中に、それをすり付けた。
「ルー。入れていい?」
「……。」
「つける方がいい?」
「……生の方が気持ちいいけど……。」
「そっか。つけようか?」
すると彼女は首を横に振る。
「入れて。」
「ルー。」
「良いから。今日はたぶんデキないから。」
「デキない日か?」
「うん。たぶん。」
その言葉に少し不安を覚えた。だが、もう耐えれない。彼はその中に自分を入れ込んだ。
「んっ……。せまっ……。」
「ああああ!」
「中では出さないから。んっ……。でも気持ちいいな。ルーの中。超絡みつく。」
気持ちいい。打ち込む度に締まる感じがする。何より自分で感じている彼女がとても愛しい。
「好き。ルー。」
「私も……あぁん!そんな奥……。んっ!」
動く度にプルプルと揺れる胸に手を這わせ、そして彼女を抱き抱えた。そしてつながったまま、ソファに座ると彼女を上に乗せたまま下から突き上げる。
「あっ!あっ!」
「ルー!そんなに締めるな。中で出してしまう。」
そのとき彼女の携帯電話が鳴った。それに彼女は反応したが、彼はそれを止めた。そして奥まで彼女の中に入れ込む。
「ああああ!」
しがみつく彼女の腕。それが今は自分だけのものと思いたかった。
「啓治。」
触れられる度に、体が熱くなる。名前を呼ぶ度に、愛しくなる。
「ルー。脱ぐ?脱がした方がいい?」
桂はそういって彼女のシャツの下から手を入れてきた。下着越しから大きな手が伝わってくる。
「……脱ぐわ。」
「脱がせたかったな。」
「ふふっ。だったらそう言えばいいのに。」
彼はそう言って彼女のシャツに手をかけた。そのときだった。
携帯電話が鳴る。ソファのすぐ側に置いてあった彼女の携帯のようだった。
「ごめん。」
彼女はそう言ってソファを降りた。そしてバッグから携帯電話を取り出す。
「もしもし。」
ためらいなく通話ボタンを押す。それはきっと祥吾からだったのだろう。
「えぇ……もう少ししたら、帰ります。そんな、朝まではいくら何でもつきあいませんから。」
この人ことで一晩中はいれないのだと、桂は少しため息を付く。
「はい……。んっ?あ……いえ。足下に猫がいたようで……。」
意地悪したくなった。彼は彼女の体に手を伸ばしてきたのだ。シャツ越しに彼女の乳房に手を伸ばし、それをもみしだく。柔らかくて、さわり心地の良い胸だ。
後ろから見る彼女の頬は、赤く染まり始めた。
「えぇ……。ちょっと外に出てます。中はウルサいので……。わかってますから……。えぇ……。」
携帯電話から漏れる祥吾の声。低めの声だった。
彼女はそれに答えながら、桂のそのいたずらに耐えている。やがて彼はシャツの中に手を入れて、下着の中に手を入れてきた。直接触れる胸は柔らかくて温かい。その手が器用に動くと、彼女は軽く震えだした。
「時間ですか?え……無理して起きてなくても結構ですよ。まぁ……そうですよね。……はい。では出来るだけ早く……んっ!」
ついに彼女の固くなっている乳首に指が這ってきたのだ。たまらず声を上げた。
「何でも……ないです。さっきの猫が……怖いですね。暗いところでは光るから……ごめんなさい。では、また後ほど。」
電話を切ると、彼女は携帯電話を手にしたまま声を上げた。
「やぁん!啓治。やめて!」
「すごい。ここビンビン。電話しながら感じてた?」
下着をずらして、乳首を出した。そしてそこを摘み上げるとさらに声を上げる。
「んっ……。」
「旦那と話してるときは、いつもこうしようか。」
「やだ……。」
「でも感じてるよ。ほら。こんなに頬が熱い。」
頬に触れる手。それはやがて下に置かれ、シャツをまくり上げられた。下着の隙間から乳首が露わになる。そこに彼は舌を這わせた。
「んっ……。」
音を立ててそれを吸い上げていく。舌で激しく刺激をしながら、吸い上げた。
「あっ!あっ!」
快感からだろうか、彼女の瞳には涙が溜まっている。
「どうして泣くの?」
シャツを脱がされて、下着をとられた彼女に彼はそれを聞く。すると彼女はその涙を拭って言う。
「怖い。」
「何で?」
「自分が自分の体じゃないみたいで、こんなに感じることなんかなかったのに。」
すると彼は少し笑う。そして唇に軽くキスをした。
「いや?」
「イヤじゃないの。もっと触って欲しいと思うけれど……怖いとも思うから。」
「ルー。だったら、もっと感じようか。俺しか見えないように。旦那を忘れるくらい、感じよう。俺も感じるから。」
正直彼女を抱いていると、気が狂いそうになる。それくらい彼女のそれがいいのだ。何度抱いても抱き足りなく思えて仕方がない。
「啓治。」
彼女はそう言って彼の唇にキスをする。積極的に彼女から舌をいれてきた。それに興奮してか、彼は彼女の体に手を伸ばす。すると口元から吐息が漏れてきた。
「んっ……。んっ……。」
一度離しても、もう一度重ねる唇。彼の首もとに手をおいていたが、それを離すと彼女はその彼の太股にズボン越しに触れてきた。
「ルー。」
唇を僅かに離し、彼女は手をその上に這わせた。
「んっ……。気持ちいいっ……。ルー。中入れて。」
唇を重ねながら、彼女はそのズボンの中に手を入れる。もうそこは固くそり上がっていた。
「お前の手、超気持ちいい。」
「慣れてないわ。」
「そっちの方がいい。ルー。俺も触って良い?」
彼女がうなずく前に、彼は彼女のジーパンの中に手を入れた。下着越しでもわかるくらいそこはもう濡れている。
「濡れやすいな。ほら。下着履いてる意味ある?こんなに濡れてたら、旦那から何をしていたのかすぐにわかるだろう?」
「んっ……。」
「ほら。ここもすげぇ立ってる。」
そう言って彼は下着の中に手を入れて、その濡れているところの上の固いところに指を這わせた。ごりごりという感触が伝わってきて、思わず声がでる。
「あっ……。あっ……。」
感じながらも、彼女は彼のズボンの中の手を休めなかった。徐々に固く、そして太くなっていく。
「あまり……時間無いって言ってたか。ルー。脱いで。一度イこうか。」
言われたとおりジーパンを脱ぐと、彼もズボンを脱いだ。そして彼がソファで横になると、彼女にその上に乗りかかるように言った。
「でも……この体勢って……。」
「あんたの本にも書いてあったろ?体型の差はあるけど、何とかなるから。」
「そんな問題じゃ……。んっ。」
彼はもじもじしている彼女の体を自分の顔の前に置く。そしてその濡れているところに舌を這わせた。
「きゃ……。」
じゅるじゅると音を立てる。その音がとても卑猥だ。
「んっ……。」
彼女もそのそそり立っているものに手を這わせ、やがて口でくわえる。唾液を垂らし、ぐじょぐじょと音を立てた。
「やべぇな。あんた、何でそんなこと……。」
「勉強熱心なのよ。」
「じゃあこういうのも?」
舌でそこを舐め上げて、そしてその上にも舌を這わせる。
「やっ……だめっ。」
舌が強く刺激を与える。もう腰が砕けそうだ。手でそれをつかんでいるが、もうそれを刺激できそうにない。
「だめっ……イく。イっちゃう!」
彼女はそう言って盛大に彼の上で絶頂を迎えた。すると彼は体を彼女から起こし、まだ息も絶え絶えの状態の彼女の中に、それをすり付けた。
「ルー。入れていい?」
「……。」
「つける方がいい?」
「……生の方が気持ちいいけど……。」
「そっか。つけようか?」
すると彼女は首を横に振る。
「入れて。」
「ルー。」
「良いから。今日はたぶんデキないから。」
「デキない日か?」
「うん。たぶん。」
その言葉に少し不安を覚えた。だが、もう耐えれない。彼はその中に自分を入れ込んだ。
「んっ……。せまっ……。」
「ああああ!」
「中では出さないから。んっ……。でも気持ちいいな。ルーの中。超絡みつく。」
気持ちいい。打ち込む度に締まる感じがする。何より自分で感じている彼女がとても愛しい。
「好き。ルー。」
「私も……あぁん!そんな奥……。んっ!」
動く度にプルプルと揺れる胸に手を這わせ、そして彼女を抱き抱えた。そしてつながったまま、ソファに座ると彼女を上に乗せたまま下から突き上げる。
「あっ!あっ!」
「ルー!そんなに締めるな。中で出してしまう。」
そのとき彼女の携帯電話が鳴った。それに彼女は反応したが、彼はそれを止めた。そして奥まで彼女の中に入れ込む。
「ああああ!」
しがみつく彼女の腕。それが今は自分だけのものと思いたかった。
0
お気に入りに追加
107
あなたにおすすめの小説


会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。



体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる