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遺書
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普段、朝倉はコーヒーを飲まない。だが東二の店のコーヒーは別だ。あまり苦くなく、なのに香りが高くてとても美味しい。
牛丼を食べ終わって、朝倉はそのコーヒーを飲んでいた。すると清子もそのコーヒーに口を付けると、煙草を取り出そうとして朝倉をみる。
「煙草吸っても良いですか?」
「あぁ。良いよ。」
「喫煙者ではないですよね。」
「こっちにいたときは吸っていたけど、外国にいたら煙草は手に入らないところもあったから、思い切って禁煙したんだ。」
「喫煙していた人が禁煙できるのは、尊敬できますね。」
清子はそう言って煙草に火をつける。そしてその脇にある灰皿をみた。
「川西さんと何かありましたか。」
清子は煙を吐き出して朝倉に聞く。すると朝倉は頭をかいて、清子をみた。
「徳成さんは……気が無い男と寝たことがある?」
その言葉に清子は思わず煙でせき込んでしまった。そして落ち着くようにコーヒーを飲む。
「は?」
そう言われて一番に頭に浮かんだのは、晶だった。晶に気は無いが寝てしまったし、それを口に出すことなんか出来ない。
「いいや……徳成さんの性格上、それはないか。潔癖そうだもんな。」
「……それはどうも。」
誉められた気がしないがとりあえずお礼を言った。だがその言葉も朝倉の耳には入っていないように見える。
「あの日、川西さんはかなり酔ってた。普段はお酒を飲まないと言っていたが、君がいなかったから周りは男だらけだったし負けん気が強かったからか、頑張って飲んでいた。」
「……そんなの頑張るものではないと思いますが。」
酒は好きだが、間を持たせるために飲んでいたこともある。そんなときは、清子でも酔ってしまったかもしれないと足下がふらついていたのを思い出した。だが周りを見れば、清子のペースにあわせて飲んでいた男たちがつぶれて寝ていたのを思い出す。
「それで……皆が二次会へ行くと言っていたから、俺はつぶれた川西さんを連れてビジネスホテルに入れた。」
「いやな予感がします。」
あらかじめ今日は帰れるかどうかわからないと思っていた朝倉は、ビジネスホテルを予約していた。そこに川西を連れてきたのだ。
だがホテルの部屋に入ったとたん川西は意識を取り戻して、朝倉に近づいたと思ったらそこで嘔吐してしまったのだ。
「スーツも何もかもゲロまみれだった。だからここは川西さんに部屋を譲ろうと思っていたけれど、とりあえずシャワーだけでも借りた。」
シャワーを浴び終わり明日着る予定だった服に身を包むと、ベッドで寝ている川西が目に留まった。また吐かないだろうかと心配になったからだという。
だがさっきよりも顔色が良い。何も知らずにすやすやと寝ているようだった。だが少し胸元を開けておいた方が良いかもしれない。そう思って、川西に近づくとそのブラウスのボタンをはずした。
するとそこから白い下着が見えた。派手な外見だから、遊んでいると思っていたのに、清楚な白いレースが見えて思わず手を離した。
「これ以上はいけないと思ってたのにな。」
気が付いたら、そのブラウスの中に手を入れていた。小振りな胸が手に触れて、その先に触れると意識はないのに吐息が激しくなる。
「それで……したんですか?」
清子は煙草の灰を落として、あきれたように朝倉に聞いた。すると首を横に振った。
「最後までしてない。意識のない相手にそこまでするような鬼畜じゃない。」
「どうだか。でも……あの川西さんの様子からすると、最後まではしてなくても意識が戻ったんでしょう?」
寸前だった。意識が戻った川西は、半裸の自分の体に一気に酔いが醒めたように朝倉を突き飛ばした。
「最低。」
煙草の火を消して、清子は朝倉をみる。
「で、どうしたいんですか?最後までしてなかったから良かったですねって、私が言えばいいんですか?」
「そんなこと言えるわけがないだろう。」
「でしょうね。だったら……謝るしかないんじゃないんですか。気が無くて、気の迷いでそうしてしまったって。」
「気が無い訳じゃない。」
「だったら好きだったんですか?」
「ただの同僚として……。」
「気が無いんですね。」
「違う。あぁ……どう言っていいのか……。」
おそらく好きなのだろう。だがこんな形で寝ると思っていなかったから動揺している。そんな風に見えた。
ただ、出会ってそんなに時がたっているわけではない。それが気の迷いだと言われれば、仕方がないのかもしれない。
「川西さんに聞いてみたらどうですか。」
「川西さんに?」
「どう思ったか。本気で嫌だったんだったら、本気で抵抗しますよ。」
自分もそうだった。晶とセックスをしたときもキスをしたときも、本気で嫌ならもっと抵抗できたはずだった。なのに抵抗できなかったのは、晶に少しでも気持ちがあったからだ。
「ほら。そこにいますから。」
東屋の後ろを見ると、立ち尽くしている川西がいた。清子は少し微笑むと、まだ入っているコーヒーのカップを持って立ち上がり、川西に近づいた。
「話し合ってください。私は会社に戻りますから。」
すると川西は震える足で、東屋に向かった。清子はそれを見て少しため息を付く。これで良かったのだと信じながら。
ふと見ると東二の店が、店じまいを始めていた。もう店が終わりなのだろう。
「東二さん。」
「あぁ。もう話は終わった?」
「えぇ。何とか。」
後ろを見ると、朝倉と川西が何か話し合っているようだ。
「あいつ、ロリコンだったんだな。」
「貧乳好きですよ。」
「……昔、AVをしていたとき、あぁいう子供みたいな女を相手にしたことがあるよ。罪悪感でその日は寝れなかった。」
成人済みだ。わかっているのに、その顔を自分の娘とかぶったのだ。
「正木君は、優しくしてくれているか。」
「えぇ。私にはもったいないくらい。」
すると東二は少し清子を見て言う。
「徳成さん。一つだけ忠告しておくよ。優しい人というのは万人に優しい。だから、勘違いされることも多いんだ。俺はそう勘違いされたことが沢山あるから言えることだ。」
AVをしていたとき、サディストにもマゾヒストにもならないといけなかった。それが女優を勘違いさせたこともある。
「正木君は、そう言うタイプに見える。きっぱりと断ることが出来なさそうだ。」
「……私もそうかもしれません。」
そうではなければ、晶と寝ることなんかしなかった。未だに史の顔を直視できないのだから。
「君は冷たい人間に見える。だけど……その根底は優しいんだね。」
「そうでしょうか。」
「じゃないと、俺が娘の鞄に正木君の作品を入れて、正木君に罪悪感を持たせたなんてきっぱりとは言えないはずだ。」
「……やっぱりそうだったんですか。」
あきれたように清子が言うと、東二は少し笑っていった。
「今度、二人で店に来ると良い。改めて謝罪をするから。」
「だったら対面して言ってください。本当に悪いと思っているならそうするべきです。」
清子はそう言うと、東二は少し笑った。
「そうするよ。じゃあ、昼からも頑張って。」
「はい。」
コーヒーを片手に、清子は会社に戻る。時間はあまりないかもしれない。そう思っていたときだった。
会社のゲートをくぐろうとしたとき、エレベーターに晶が居た。どうやら今戻ってきたらしく、手にはコンビニの袋が握られていた。
「久住さん。」
清子は声をかけると、晶はにやっと笑って手招きする。
「外に出てたのか。で、それは東二さんのところの?」
「そうです。」
「よく行く気になれるよな。編集長とあの人、ごたごたがあったんだろう?」
「昔の話ですよ。」
東二の娘を死に追いやったと、史は信じている。だが真実は東二がそれを仕組んだのだ。
「撮影だったんですか。」
「あぁ。どっかのカフェのラテアート撮ってた。最近のラテってすげぇな。立体なんだよ。猫とか。」
「へぇ……。味はどうなんですかね。」
「普通のカフェオレみたいな。」
「見た目だけですね。」
「あぁいうの、女は好きだよな。」
「どうなんでしょう。」
「お前は女じゃねえみたいな言い方だな。」
少し笑っているうちに、エレベーターがやってきた。そこへ後ろから史もやってきた。だが、二人をみて少し違和感を覚えた。へらっとした晶の笑い顔と、清子の表情。晶は普段通りだったが、清子はどこか晶と壁が無くなった気がする。それは清子が倒れたときからだろうか。
あの日、やはり何かあったのか。それを勘ぐることをしている自分が嫌だった。「好きだ」と言う言葉を信じていたのに、清子を疑っている自分が嫌だった。
牛丼を食べ終わって、朝倉はそのコーヒーを飲んでいた。すると清子もそのコーヒーに口を付けると、煙草を取り出そうとして朝倉をみる。
「煙草吸っても良いですか?」
「あぁ。良いよ。」
「喫煙者ではないですよね。」
「こっちにいたときは吸っていたけど、外国にいたら煙草は手に入らないところもあったから、思い切って禁煙したんだ。」
「喫煙していた人が禁煙できるのは、尊敬できますね。」
清子はそう言って煙草に火をつける。そしてその脇にある灰皿をみた。
「川西さんと何かありましたか。」
清子は煙を吐き出して朝倉に聞く。すると朝倉は頭をかいて、清子をみた。
「徳成さんは……気が無い男と寝たことがある?」
その言葉に清子は思わず煙でせき込んでしまった。そして落ち着くようにコーヒーを飲む。
「は?」
そう言われて一番に頭に浮かんだのは、晶だった。晶に気は無いが寝てしまったし、それを口に出すことなんか出来ない。
「いいや……徳成さんの性格上、それはないか。潔癖そうだもんな。」
「……それはどうも。」
誉められた気がしないがとりあえずお礼を言った。だがその言葉も朝倉の耳には入っていないように見える。
「あの日、川西さんはかなり酔ってた。普段はお酒を飲まないと言っていたが、君がいなかったから周りは男だらけだったし負けん気が強かったからか、頑張って飲んでいた。」
「……そんなの頑張るものではないと思いますが。」
酒は好きだが、間を持たせるために飲んでいたこともある。そんなときは、清子でも酔ってしまったかもしれないと足下がふらついていたのを思い出した。だが周りを見れば、清子のペースにあわせて飲んでいた男たちがつぶれて寝ていたのを思い出す。
「それで……皆が二次会へ行くと言っていたから、俺はつぶれた川西さんを連れてビジネスホテルに入れた。」
「いやな予感がします。」
あらかじめ今日は帰れるかどうかわからないと思っていた朝倉は、ビジネスホテルを予約していた。そこに川西を連れてきたのだ。
だがホテルの部屋に入ったとたん川西は意識を取り戻して、朝倉に近づいたと思ったらそこで嘔吐してしまったのだ。
「スーツも何もかもゲロまみれだった。だからここは川西さんに部屋を譲ろうと思っていたけれど、とりあえずシャワーだけでも借りた。」
シャワーを浴び終わり明日着る予定だった服に身を包むと、ベッドで寝ている川西が目に留まった。また吐かないだろうかと心配になったからだという。
だがさっきよりも顔色が良い。何も知らずにすやすやと寝ているようだった。だが少し胸元を開けておいた方が良いかもしれない。そう思って、川西に近づくとそのブラウスのボタンをはずした。
するとそこから白い下着が見えた。派手な外見だから、遊んでいると思っていたのに、清楚な白いレースが見えて思わず手を離した。
「これ以上はいけないと思ってたのにな。」
気が付いたら、そのブラウスの中に手を入れていた。小振りな胸が手に触れて、その先に触れると意識はないのに吐息が激しくなる。
「それで……したんですか?」
清子は煙草の灰を落として、あきれたように朝倉に聞いた。すると首を横に振った。
「最後までしてない。意識のない相手にそこまでするような鬼畜じゃない。」
「どうだか。でも……あの川西さんの様子からすると、最後まではしてなくても意識が戻ったんでしょう?」
寸前だった。意識が戻った川西は、半裸の自分の体に一気に酔いが醒めたように朝倉を突き飛ばした。
「最低。」
煙草の火を消して、清子は朝倉をみる。
「で、どうしたいんですか?最後までしてなかったから良かったですねって、私が言えばいいんですか?」
「そんなこと言えるわけがないだろう。」
「でしょうね。だったら……謝るしかないんじゃないんですか。気が無くて、気の迷いでそうしてしまったって。」
「気が無い訳じゃない。」
「だったら好きだったんですか?」
「ただの同僚として……。」
「気が無いんですね。」
「違う。あぁ……どう言っていいのか……。」
おそらく好きなのだろう。だがこんな形で寝ると思っていなかったから動揺している。そんな風に見えた。
ただ、出会ってそんなに時がたっているわけではない。それが気の迷いだと言われれば、仕方がないのかもしれない。
「川西さんに聞いてみたらどうですか。」
「川西さんに?」
「どう思ったか。本気で嫌だったんだったら、本気で抵抗しますよ。」
自分もそうだった。晶とセックスをしたときもキスをしたときも、本気で嫌ならもっと抵抗できたはずだった。なのに抵抗できなかったのは、晶に少しでも気持ちがあったからだ。
「ほら。そこにいますから。」
東屋の後ろを見ると、立ち尽くしている川西がいた。清子は少し微笑むと、まだ入っているコーヒーのカップを持って立ち上がり、川西に近づいた。
「話し合ってください。私は会社に戻りますから。」
すると川西は震える足で、東屋に向かった。清子はそれを見て少しため息を付く。これで良かったのだと信じながら。
ふと見ると東二の店が、店じまいを始めていた。もう店が終わりなのだろう。
「東二さん。」
「あぁ。もう話は終わった?」
「えぇ。何とか。」
後ろを見ると、朝倉と川西が何か話し合っているようだ。
「あいつ、ロリコンだったんだな。」
「貧乳好きですよ。」
「……昔、AVをしていたとき、あぁいう子供みたいな女を相手にしたことがあるよ。罪悪感でその日は寝れなかった。」
成人済みだ。わかっているのに、その顔を自分の娘とかぶったのだ。
「正木君は、優しくしてくれているか。」
「えぇ。私にはもったいないくらい。」
すると東二は少し清子を見て言う。
「徳成さん。一つだけ忠告しておくよ。優しい人というのは万人に優しい。だから、勘違いされることも多いんだ。俺はそう勘違いされたことが沢山あるから言えることだ。」
AVをしていたとき、サディストにもマゾヒストにもならないといけなかった。それが女優を勘違いさせたこともある。
「正木君は、そう言うタイプに見える。きっぱりと断ることが出来なさそうだ。」
「……私もそうかもしれません。」
そうではなければ、晶と寝ることなんかしなかった。未だに史の顔を直視できないのだから。
「君は冷たい人間に見える。だけど……その根底は優しいんだね。」
「そうでしょうか。」
「じゃないと、俺が娘の鞄に正木君の作品を入れて、正木君に罪悪感を持たせたなんてきっぱりとは言えないはずだ。」
「……やっぱりそうだったんですか。」
あきれたように清子が言うと、東二は少し笑っていった。
「今度、二人で店に来ると良い。改めて謝罪をするから。」
「だったら対面して言ってください。本当に悪いと思っているならそうするべきです。」
清子はそう言うと、東二は少し笑った。
「そうするよ。じゃあ、昼からも頑張って。」
「はい。」
コーヒーを片手に、清子は会社に戻る。時間はあまりないかもしれない。そう思っていたときだった。
会社のゲートをくぐろうとしたとき、エレベーターに晶が居た。どうやら今戻ってきたらしく、手にはコンビニの袋が握られていた。
「久住さん。」
清子は声をかけると、晶はにやっと笑って手招きする。
「外に出てたのか。で、それは東二さんのところの?」
「そうです。」
「よく行く気になれるよな。編集長とあの人、ごたごたがあったんだろう?」
「昔の話ですよ。」
東二の娘を死に追いやったと、史は信じている。だが真実は東二がそれを仕組んだのだ。
「撮影だったんですか。」
「あぁ。どっかのカフェのラテアート撮ってた。最近のラテってすげぇな。立体なんだよ。猫とか。」
「へぇ……。味はどうなんですかね。」
「普通のカフェオレみたいな。」
「見た目だけですね。」
「あぁいうの、女は好きだよな。」
「どうなんでしょう。」
「お前は女じゃねえみたいな言い方だな。」
少し笑っているうちに、エレベーターがやってきた。そこへ後ろから史もやってきた。だが、二人をみて少し違和感を覚えた。へらっとした晶の笑い顔と、清子の表情。晶は普段通りだったが、清子はどこか晶と壁が無くなった気がする。それは清子が倒れたときからだろうか。
あの日、やはり何かあったのか。それを勘ぐることをしている自分が嫌だった。「好きだ」と言う言葉を信じていたのに、清子を疑っている自分が嫌だった。
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