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火祭り
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燃えさかる炎に、護符やお守りを入れる人がいる。そしてその炎で、串に刺した餅や芋を焼いている。清子はその焼いた餅を手渡されて口に入れる。餅自体に味はないが、中にはあんこが入っている。そのあんこはあまり甘くなくて、豆の味がして美味しかった。
「焼き芋だよね。美味しいな。」
史もそういってそれを口にしている。
「厄が取れると言いますね。」
「そう。俺の地元はこういう風習がなかったから新鮮だな。」
少し離れたところで了と亜矢子に餅を渡している茂が居た。一瞬で和解したとは言い難いが、会話は普通にしているように見える。
だが他の人に茂が餅を手渡そうとすると、拒否する人もいる。おそらく昔のことを知っているのだろう。
「涼しい顔をして何でこの場にいるのかしら。」
「人殺しなのに。」
そういう人もいるのは仕方がないと言える。特に子供を持つ親は茂に近づけたくないと思っているのだろう。もしこのまま夏生と一緒になって子供ができたりしたら、その子供が今度は言われるのだろう。
「本人たちは何の罪もないのに……。」
「え?」
餅を食べ終えて、清子は少しため息をつく。
「私も言われるんですかね。明日、史の家に行くと言ってましたけど、両親もはっきりしないし、叔父はこの間捕まっていました。犯罪者が身内にいるといわれませんか。」
「そのときは、俺が守るから。君のせいじゃないって。産まれた家を選ぶことはできないんだから。」
甘い考えだと思う。最悪、史も家と縁を切るなど言い出しかねない。その前に、離れた方がいいのかもしれないと思っていた。
だが離れられない。強引だとは言っても、大事にしてくれているのだから。
「正木さん。」
少し手が放れて、茂が史に近づいてきた。
「どうしました。」
「今日、うちに泊まると言ってましたけど、俺、今夜は商工会の方に明日の準備で泊まり込むんですよ。」
「明日も何かあるんですか?」
「明日はこの櫓の解体です。」
解体くらいなら泊まり込む必要はない。それは名目だけだ。商工会の事務所で若い人たちが、この祭りの打ち上げで朝まで飲み明かすらしい。
「布団と風呂は用意してあるんで、勝手に泊まっていってください。鍵は晶に渡してます。」
「わかりました。すいません。関係ないのに迷惑をかけて。」
「いいんです。来年からは清子ちゃんも加わるでしょうし。」
「え?」
清子は驚いたように茂をみる。
「若い人はみんな青年団に入ってるよ。夏生ちゃんももちろん入っているし、君も入った方が良い。」
祖母はそういうつきあいをいっさいしていなかった。だからそういう集まりに疎かったのだ。
「そうですね……わかりました。」
少しずつ、実感がわいてくる。自分がここに戻るということが。
そして日が変わり、櫓の火が消えた。それとともに、祭りが終わる。五人はその港の近くにある神社で初詣をして、一度清子の家に戻ると車を取りに行った。
「くそ。車が酒くせぇ。」
晶は文句を言いながら、車を運転させる。
「さすがに漁師の町だな。すごい酒を勧められたよ。」
「俺、一滴も飲んでないのに。」
「仕事だったんだろう。いい写真は撮れたのか?」
「今から送る。でも悪くねぇな。こういう写真も。作られた遺跡とかはあまり興味がなかったけど、伝統文化だしな。あー。年明けにやる神楽を撮ってきて欲しいっていうのもあったな。あれ受けるか。」
「そうしろ。ここからでは初日の出は見えないんだったか。」
「んー。こっちからはな。でも展望台に行けば、割と見える。明日行く?」
「良いな。清子。明日行こうか?」
そのあと実家に連れて行く。晶も誰も邪魔をさせない。
家に帰ると、清子は風呂の湯船に触れた。沸かしたという割にはもう結構冷めているようだ。だが竈にまだ火が少し残っている。少し炊いて、もう一度沸かしておこうかと少し離れたところにある薪を手にした。
その間、家の中では晶が台所でお湯を沸かしていた。この時間から飲む気はないらしく、お茶を入れようとしていたのだ。
「お茶か?」
「うん。まぁ……今日は飲まなくて良いかな。俺は。元々そんなに飲む方じゃないし。」
「飲んでも顔色が変わらないから、飲めるんだろう?」
「飲めるってだけ。俺、あまり好きになれないんだよ。清子は好きみたいだけどな。」
清子も進んで飲んでいるわけではなさそうに見える。だが飲まなければ、間が持たないとでも思っているのだろうか。食事もあまりしないのだし、酒で動いていると勘違いさせる。
「本当にあの家にずっと居るつもりなんだろうな。」
「あぁ。家の庭の片隅にさ、少し畑があるんだよ。あそこで野菜を育てたり、風呂を炊いたり、魚を釣ったりして過ごしたいらしい。」
「……。」
「反対するなよ。あいつの人生なんだから。」
「わかってる。でも……その中に俺が居るのかと思う。」
「居るんじゃなくて、居るようにしないといけないだろ?バカなのか。」
晶はここに戻る気はない。了ほどではないが、晶もまた「人殺しの弟」と言われていたこともある。田舎は閉鎖的で、噂ばかりが一人歩きするのだ。それに耐えた学生時代を耐えれたのは、清子との夜だけを思っていたのだから。
「清子がここに戻ってくるのはリスクが高い気がするな。」
「どうして?」
「あいつは集団行動を苦手としている。酒を飲んでそれを誤魔化しているが、気がついていたか?」
「ん?」
「地元の割には、知り合いなんかがいないようだ。声をかけられているところを見たことがない。同じ年頃の人も結構居たようだが、一人で飲んでいるようだったから。」
「昔から混ざらなかったからな。女って群れたがるじゃん。でもその中にはいることもないから、いじめの対象になってたこともあった。全く相手にしてなかったから、途中から空気だったよ。あいつ。」
「大人になってもそういうところがある。学校は社会の縮図だろ?そこでうまくいかないヤツは、どこでもうまくいかない。自分が変わるしかないんだから。」
「だから俺もフリーになりたいって思っているんだけどな。」
「お前は、久住君のためだろう?」
その言葉に晶は頭をかいて火にかけているやかんの火を止めた。
「……亜矢子が言ったのか。ちっ。あいつおしゃべりなんだから。」
「この間、うちの会社は新聞社と提携した。そっちでもうまくやれば、フリーにならなくてもやっていけるだろう?」
「まぁな。金は大したことねぇけど、その分求められていることが多いから、金にはなるな。」
明日も撮らないといけないことがある。その間史と清子は実家へ行くのだろう。二人が結婚するというのがリアルになるようだ。
そのときだった。
「あれ?茂さん。もう帰ってきたんですか。それにどうしたんですか?その顔。」
清子の声が外からする。その声に二人は顔を見合わせて、表に出た。すると立ち上がっている清子の心配そうな顔と、その側に立っている茂がいる。だが茂の頬が赤く腫れていた。思いっきり殴られたように見えたのに、晶と史は顔を見合わせた。
「焼き芋だよね。美味しいな。」
史もそういってそれを口にしている。
「厄が取れると言いますね。」
「そう。俺の地元はこういう風習がなかったから新鮮だな。」
少し離れたところで了と亜矢子に餅を渡している茂が居た。一瞬で和解したとは言い難いが、会話は普通にしているように見える。
だが他の人に茂が餅を手渡そうとすると、拒否する人もいる。おそらく昔のことを知っているのだろう。
「涼しい顔をして何でこの場にいるのかしら。」
「人殺しなのに。」
そういう人もいるのは仕方がないと言える。特に子供を持つ親は茂に近づけたくないと思っているのだろう。もしこのまま夏生と一緒になって子供ができたりしたら、その子供が今度は言われるのだろう。
「本人たちは何の罪もないのに……。」
「え?」
餅を食べ終えて、清子は少しため息をつく。
「私も言われるんですかね。明日、史の家に行くと言ってましたけど、両親もはっきりしないし、叔父はこの間捕まっていました。犯罪者が身内にいるといわれませんか。」
「そのときは、俺が守るから。君のせいじゃないって。産まれた家を選ぶことはできないんだから。」
甘い考えだと思う。最悪、史も家と縁を切るなど言い出しかねない。その前に、離れた方がいいのかもしれないと思っていた。
だが離れられない。強引だとは言っても、大事にしてくれているのだから。
「正木さん。」
少し手が放れて、茂が史に近づいてきた。
「どうしました。」
「今日、うちに泊まると言ってましたけど、俺、今夜は商工会の方に明日の準備で泊まり込むんですよ。」
「明日も何かあるんですか?」
「明日はこの櫓の解体です。」
解体くらいなら泊まり込む必要はない。それは名目だけだ。商工会の事務所で若い人たちが、この祭りの打ち上げで朝まで飲み明かすらしい。
「布団と風呂は用意してあるんで、勝手に泊まっていってください。鍵は晶に渡してます。」
「わかりました。すいません。関係ないのに迷惑をかけて。」
「いいんです。来年からは清子ちゃんも加わるでしょうし。」
「え?」
清子は驚いたように茂をみる。
「若い人はみんな青年団に入ってるよ。夏生ちゃんももちろん入っているし、君も入った方が良い。」
祖母はそういうつきあいをいっさいしていなかった。だからそういう集まりに疎かったのだ。
「そうですね……わかりました。」
少しずつ、実感がわいてくる。自分がここに戻るということが。
そして日が変わり、櫓の火が消えた。それとともに、祭りが終わる。五人はその港の近くにある神社で初詣をして、一度清子の家に戻ると車を取りに行った。
「くそ。車が酒くせぇ。」
晶は文句を言いながら、車を運転させる。
「さすがに漁師の町だな。すごい酒を勧められたよ。」
「俺、一滴も飲んでないのに。」
「仕事だったんだろう。いい写真は撮れたのか?」
「今から送る。でも悪くねぇな。こういう写真も。作られた遺跡とかはあまり興味がなかったけど、伝統文化だしな。あー。年明けにやる神楽を撮ってきて欲しいっていうのもあったな。あれ受けるか。」
「そうしろ。ここからでは初日の出は見えないんだったか。」
「んー。こっちからはな。でも展望台に行けば、割と見える。明日行く?」
「良いな。清子。明日行こうか?」
そのあと実家に連れて行く。晶も誰も邪魔をさせない。
家に帰ると、清子は風呂の湯船に触れた。沸かしたという割にはもう結構冷めているようだ。だが竈にまだ火が少し残っている。少し炊いて、もう一度沸かしておこうかと少し離れたところにある薪を手にした。
その間、家の中では晶が台所でお湯を沸かしていた。この時間から飲む気はないらしく、お茶を入れようとしていたのだ。
「お茶か?」
「うん。まぁ……今日は飲まなくて良いかな。俺は。元々そんなに飲む方じゃないし。」
「飲んでも顔色が変わらないから、飲めるんだろう?」
「飲めるってだけ。俺、あまり好きになれないんだよ。清子は好きみたいだけどな。」
清子も進んで飲んでいるわけではなさそうに見える。だが飲まなければ、間が持たないとでも思っているのだろうか。食事もあまりしないのだし、酒で動いていると勘違いさせる。
「本当にあの家にずっと居るつもりなんだろうな。」
「あぁ。家の庭の片隅にさ、少し畑があるんだよ。あそこで野菜を育てたり、風呂を炊いたり、魚を釣ったりして過ごしたいらしい。」
「……。」
「反対するなよ。あいつの人生なんだから。」
「わかってる。でも……その中に俺が居るのかと思う。」
「居るんじゃなくて、居るようにしないといけないだろ?バカなのか。」
晶はここに戻る気はない。了ほどではないが、晶もまた「人殺しの弟」と言われていたこともある。田舎は閉鎖的で、噂ばかりが一人歩きするのだ。それに耐えた学生時代を耐えれたのは、清子との夜だけを思っていたのだから。
「清子がここに戻ってくるのはリスクが高い気がするな。」
「どうして?」
「あいつは集団行動を苦手としている。酒を飲んでそれを誤魔化しているが、気がついていたか?」
「ん?」
「地元の割には、知り合いなんかがいないようだ。声をかけられているところを見たことがない。同じ年頃の人も結構居たようだが、一人で飲んでいるようだったから。」
「昔から混ざらなかったからな。女って群れたがるじゃん。でもその中にはいることもないから、いじめの対象になってたこともあった。全く相手にしてなかったから、途中から空気だったよ。あいつ。」
「大人になってもそういうところがある。学校は社会の縮図だろ?そこでうまくいかないヤツは、どこでもうまくいかない。自分が変わるしかないんだから。」
「だから俺もフリーになりたいって思っているんだけどな。」
「お前は、久住君のためだろう?」
その言葉に晶は頭をかいて火にかけているやかんの火を止めた。
「……亜矢子が言ったのか。ちっ。あいつおしゃべりなんだから。」
「この間、うちの会社は新聞社と提携した。そっちでもうまくやれば、フリーにならなくてもやっていけるだろう?」
「まぁな。金は大したことねぇけど、その分求められていることが多いから、金にはなるな。」
明日も撮らないといけないことがある。その間史と清子は実家へ行くのだろう。二人が結婚するというのがリアルになるようだ。
そのときだった。
「あれ?茂さん。もう帰ってきたんですか。それにどうしたんですか?その顔。」
清子の声が外からする。その声に二人は顔を見合わせて、表に出た。すると立ち上がっている清子の心配そうな顔と、その側に立っている茂がいる。だが茂の頬が赤く腫れていた。思いっきり殴られたように見えたのに、晶と史は顔を見合わせた。
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