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多忙
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ホテルへ行くとチェックインの時間はとっくに過ぎているので、キャンセル扱いになったと説明を受けた。こちらの連絡なしで来なかったので、返金はされないが会社が払うものなのでその辺は気にしなくていいだろう。
フロントから荷物を受け取り、外に出る。そして会社の方へ向かおうとしたときだった。携帯電話が鳴る。それに出ると、不機嫌そうな晶の声が聞こえた。
「はい……。え……。あぁ……そうでしたね。いいえ……それらしき人はいないんですけど……。」
どうやら昨日のヤクザとの一件を気にしていたらしい。色んなことがありすぎて、忘れかけていた。
「今からですか?はい……わかりました。中で待っておきます。」
どうやら晶は香子に連絡をして、シャワーを浴びたら会社まで送るように言ったらしい。だが肝心の清子がホテルの方へ向かったときいて、あわてて連絡をしたのだ。
清子は再びホテルのフロントにはいると、片隅にあるソファーに腰掛けた。それだけで眠気がきそうになるくらい疲れているのだろう。誰かがいなければ十を数える暇もなく眠りそうだ。
「おい。」
急に声をかけられて、清子ははっと前を見る。そこには晶の姿があった。
「あ。すいません。ご足労かけて。」
「別に良いけどさ、お前、危機感なさ過ぎ。ホテルのフロントだって、さらわれるときはさらわれるんだからな。この国だって物騒なんだから気をつけろよ。」
外国へ行っていた晶だから言えることだろう。ホテルを出ると、冷たい風が吹き抜けた。あの海岸の町とは違うが、ビル風が冷たく吹き抜ける。
「お前、このまま会社に帰るか?」
「そうですね。少し眠れたらいいんですけど。」
オフィスの中はまるで野戦病院だった。男たちが机にうっつぶしてねむっていたり、用意が良い人は寝袋などを用意して床で眠っている。どちらにしても男しかいない。その中に清子がいるのは気が引ける。史もそう思っているのかもしれないが、史は今はその余裕がない。疲れがピークをとっくに超しているのだろう。昨日もほとんど寝ていないから当然だ。
「仮眠室が空いてたかな。他の部署も同じような感じだし、仮眠室は女ばっかりだったと思うけど。」
「どこででも寝れますから。」
昔はそうだった。今のように金に余裕があるわけではなかったから、ウィークリーのアパートに支払うお金もぎりぎりだった。家具や家電は最低限ついていたが、布団などはとても薄っぺらでその上からコートをかぶせて寝たこともある。
「あのさ……俺の家にくるか?」
晶の家は職場から近い。狭いが、あの中で寝るよりはましだろう。
「遠慮します。」
「手なんかださねぇよ。今日は俺も疲れてるし。」
その心配もあったが、清子は首を横に振る。
「部屋で寝たら本格的に眠ってしまいそうだから。」
「寝起き悪い方じゃあなかったと思うけど。」
「昔の話ですよ。」
空が少し白み始めたようだ。あと数時間でまた仕事になる。休まなければ倒れてしまうかもしれない。
「お、ちょっと待って。」
コンビニの前で晶は足を止めて中に入っていく。清子を連れていかないのは、連れて行って買えないモノを買うためだろう。清子はバッグから煙草を取り出すと、店先にある灰皿の前に立つ。そのときだった。
「徳成。」
不意に声をかけられて、清子はそちらをみる。そこには我孫子の姿があった。
「我孫子さん。おはようございます。」
「何だよ。お前も仕事だったのか?あの時間に連絡があったってことはお前、寝てねぇな?」
「えぇ。」
「倒れるぞ。」
我孫子はそういってその灰皿に近づくと、煙草を取り出した。
「三沢のことは片づいたのか?」
「えぇ。私たちが言ってもいいんですけど、おそらく自分から退職届を出すだろうと。」
「だと思うよ。しかし、お前の所の人事部は何を見てんのかね。経歴見ればすぐにわかるだろうにな。」
清子も煙草を取り出すと、それに火をつける。
「経歴しか見ていなかったからそういう結果になったんでしょうね。私もそういうところがありましたし。」
「お前も?」
「私を入れようとしたのは社長だったそうです。強引な手を使って、引き入れようとしてました。」
「でも結果はいるんだろ?」
「あれだけ優遇してくれるのだったら、そうせざる得ませんよ。」
古い家とは言え、土地と家を買ってまで清子を入れようとした。その狙いは何なのかは、まだわからない。
「そうだな。でもお前、注意しろよ。」
「え?」
「その家とか土地とかは、お前がいる限りは社長のモノなんだろ?」
「会社とは別で個人的に買ったそうです。」
「だからだよ。もし会社が傾くようなことがあれば、速攻でその土地とか家とか売られるんだからな。そんとき、お前も追い出されるだろうよ。」
それが一番危惧していたことだった。人事部からして、あまり人を見る目がないように思える。三沢や長井の件がその証拠だ。
そのとき、コンビニから晶が出てきた。我孫子と話をしている清子を見て、少し戸惑ったが気にせずにそちらに向かった。
「我孫子さん。」
「おー。いつかそこの公園にいた奴だな。久住……だっけ。」
「久住晶です。」
「久住晶ね。」
「あ、そうだ。我孫子さん。俺の弟を今度紹介して良いですか。」
「弟?」
煙草の灰を捨てて、我孫子はいぶかしげに晶をみる。
「うちの会社に入ったんですよ。IT部門で。」
「ってことは、三沢の弟子か何かか?いいのか?俺に紹介して。」
「さっきずっと「裏切られた」「信用できない」ってずっとグチってて。たぶんもう三沢って人の所には行きたくないと思うから。」
すると我孫子は首を横に振る。
「俺、講習会とかはメーカーの要請ですることはあるけどさ、一応大学教授なのよ。」
「あ……。」
「徳成が学んでいたときは職業訓練校の講師だったから教えられたけど、俺が教えれるのは基本、大学の生徒なんだよな。」
「つまり、研究所を持っていない我孫子さんの所に入るのは、出来ないってことですか。」
「そういうこと。」
突っぱねている感じがする。我孫子にしては珍しいものだ。基本お節介で、人の世話をするのが好きな人なのに。
「だったらどうするかな。徳成も半年後にはいなくなるし、こういう所って信用おける人じゃないと三沢みたいな感じになるんでしょ?」
「まぁな。三沢みたいな感じってのはごろごろいる。ちょっと情報を操れるからって、株とかに手を出してる奴とかは危険だな。」
「……どうするかな。金が必用だったら、また大学に行き直したりする事は出来ないだろうしな。」
「あとは本人だろ?本人がどうしたいかってこと。お前が心配するようなことじゃねぇよ。いい大人なんだから、お前は自分のことを心配しろよ。」
「俺の?」
「ちゃっちゃっと、徳成を嫁にもらってやれ。前の彼女とは別れたんだろ?」
その言葉に清子は思わず煙でむせそうになった。誤解にもほどがあると。
フロントから荷物を受け取り、外に出る。そして会社の方へ向かおうとしたときだった。携帯電話が鳴る。それに出ると、不機嫌そうな晶の声が聞こえた。
「はい……。え……。あぁ……そうでしたね。いいえ……それらしき人はいないんですけど……。」
どうやら昨日のヤクザとの一件を気にしていたらしい。色んなことがありすぎて、忘れかけていた。
「今からですか?はい……わかりました。中で待っておきます。」
どうやら晶は香子に連絡をして、シャワーを浴びたら会社まで送るように言ったらしい。だが肝心の清子がホテルの方へ向かったときいて、あわてて連絡をしたのだ。
清子は再びホテルのフロントにはいると、片隅にあるソファーに腰掛けた。それだけで眠気がきそうになるくらい疲れているのだろう。誰かがいなければ十を数える暇もなく眠りそうだ。
「おい。」
急に声をかけられて、清子ははっと前を見る。そこには晶の姿があった。
「あ。すいません。ご足労かけて。」
「別に良いけどさ、お前、危機感なさ過ぎ。ホテルのフロントだって、さらわれるときはさらわれるんだからな。この国だって物騒なんだから気をつけろよ。」
外国へ行っていた晶だから言えることだろう。ホテルを出ると、冷たい風が吹き抜けた。あの海岸の町とは違うが、ビル風が冷たく吹き抜ける。
「お前、このまま会社に帰るか?」
「そうですね。少し眠れたらいいんですけど。」
オフィスの中はまるで野戦病院だった。男たちが机にうっつぶしてねむっていたり、用意が良い人は寝袋などを用意して床で眠っている。どちらにしても男しかいない。その中に清子がいるのは気が引ける。史もそう思っているのかもしれないが、史は今はその余裕がない。疲れがピークをとっくに超しているのだろう。昨日もほとんど寝ていないから当然だ。
「仮眠室が空いてたかな。他の部署も同じような感じだし、仮眠室は女ばっかりだったと思うけど。」
「どこででも寝れますから。」
昔はそうだった。今のように金に余裕があるわけではなかったから、ウィークリーのアパートに支払うお金もぎりぎりだった。家具や家電は最低限ついていたが、布団などはとても薄っぺらでその上からコートをかぶせて寝たこともある。
「あのさ……俺の家にくるか?」
晶の家は職場から近い。狭いが、あの中で寝るよりはましだろう。
「遠慮します。」
「手なんかださねぇよ。今日は俺も疲れてるし。」
その心配もあったが、清子は首を横に振る。
「部屋で寝たら本格的に眠ってしまいそうだから。」
「寝起き悪い方じゃあなかったと思うけど。」
「昔の話ですよ。」
空が少し白み始めたようだ。あと数時間でまた仕事になる。休まなければ倒れてしまうかもしれない。
「お、ちょっと待って。」
コンビニの前で晶は足を止めて中に入っていく。清子を連れていかないのは、連れて行って買えないモノを買うためだろう。清子はバッグから煙草を取り出すと、店先にある灰皿の前に立つ。そのときだった。
「徳成。」
不意に声をかけられて、清子はそちらをみる。そこには我孫子の姿があった。
「我孫子さん。おはようございます。」
「何だよ。お前も仕事だったのか?あの時間に連絡があったってことはお前、寝てねぇな?」
「えぇ。」
「倒れるぞ。」
我孫子はそういってその灰皿に近づくと、煙草を取り出した。
「三沢のことは片づいたのか?」
「えぇ。私たちが言ってもいいんですけど、おそらく自分から退職届を出すだろうと。」
「だと思うよ。しかし、お前の所の人事部は何を見てんのかね。経歴見ればすぐにわかるだろうにな。」
清子も煙草を取り出すと、それに火をつける。
「経歴しか見ていなかったからそういう結果になったんでしょうね。私もそういうところがありましたし。」
「お前も?」
「私を入れようとしたのは社長だったそうです。強引な手を使って、引き入れようとしてました。」
「でも結果はいるんだろ?」
「あれだけ優遇してくれるのだったら、そうせざる得ませんよ。」
古い家とは言え、土地と家を買ってまで清子を入れようとした。その狙いは何なのかは、まだわからない。
「そうだな。でもお前、注意しろよ。」
「え?」
「その家とか土地とかは、お前がいる限りは社長のモノなんだろ?」
「会社とは別で個人的に買ったそうです。」
「だからだよ。もし会社が傾くようなことがあれば、速攻でその土地とか家とか売られるんだからな。そんとき、お前も追い出されるだろうよ。」
それが一番危惧していたことだった。人事部からして、あまり人を見る目がないように思える。三沢や長井の件がその証拠だ。
そのとき、コンビニから晶が出てきた。我孫子と話をしている清子を見て、少し戸惑ったが気にせずにそちらに向かった。
「我孫子さん。」
「おー。いつかそこの公園にいた奴だな。久住……だっけ。」
「久住晶です。」
「久住晶ね。」
「あ、そうだ。我孫子さん。俺の弟を今度紹介して良いですか。」
「弟?」
煙草の灰を捨てて、我孫子はいぶかしげに晶をみる。
「うちの会社に入ったんですよ。IT部門で。」
「ってことは、三沢の弟子か何かか?いいのか?俺に紹介して。」
「さっきずっと「裏切られた」「信用できない」ってずっとグチってて。たぶんもう三沢って人の所には行きたくないと思うから。」
すると我孫子は首を横に振る。
「俺、講習会とかはメーカーの要請ですることはあるけどさ、一応大学教授なのよ。」
「あ……。」
「徳成が学んでいたときは職業訓練校の講師だったから教えられたけど、俺が教えれるのは基本、大学の生徒なんだよな。」
「つまり、研究所を持っていない我孫子さんの所に入るのは、出来ないってことですか。」
「そういうこと。」
突っぱねている感じがする。我孫子にしては珍しいものだ。基本お節介で、人の世話をするのが好きな人なのに。
「だったらどうするかな。徳成も半年後にはいなくなるし、こういう所って信用おける人じゃないと三沢みたいな感じになるんでしょ?」
「まぁな。三沢みたいな感じってのはごろごろいる。ちょっと情報を操れるからって、株とかに手を出してる奴とかは危険だな。」
「……どうするかな。金が必用だったら、また大学に行き直したりする事は出来ないだろうしな。」
「あとは本人だろ?本人がどうしたいかってこと。お前が心配するようなことじゃねぇよ。いい大人なんだから、お前は自分のことを心配しろよ。」
「俺の?」
「ちゃっちゃっと、徳成を嫁にもらってやれ。前の彼女とは別れたんだろ?」
その言葉に清子は思わず煙でむせそうになった。誤解にもほどがあると。
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