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多忙
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昼休憩の時間になっても、結局誰一人休憩に立つことは出来なかった。史は夕べ仮眠を取っただけなのだろう。目の舌に薄く熊を作っているが、やはりさわやかな感じは全く変わらない。
そして長井のデスクには、了がやってきていた。長井は昨日のうちにクビになり、ここへは挨拶すら出来ないまま去っていったのだ。
了は慣れないことばかりだったが、長井よりは仕事が出来るようで裸の女や半裸の男の写真を見ても全く動じなかった。そういった意味ではとても助かる。動じれば、清子に変わってもらおうと思っていたが、清子は清子でやることが多いらしくヘッドホンをはずすことなく、パソコンの画面ばかり見ていた。
その清子のパソコンの画面には、全裸の女性の写真がある。それを今加工していて、胸のあたりや性器にモザイクをかけていた。それが終わると次は水着の写真。明らかにサイズの合っていないビキニの写真は、その上から乳輪が見えそうになっている。そこを消すのだ。
「プリントアウトしたときに線画はいるだけでは不十分だ。もう少し対策を練った方がいい。」
優の言うことは確かだ。確かに線だけでは、消すことも可能だろう。少し特殊な方法を使えば、その線を移さないでプリントアウトできないこともないだろうし。
そのとき清子の目の前にてが降られた。ふと顔を上げると、史が手を振っている。
「どうしました。」
ヘッドホンをはずして史を見上げる。すると史は、封筒を取り出して清子に手渡す。
「公園の屋台の方にカレー屋があるのがわかるかな。」
「はい。」
「そこのカレーを予約しておいた。人数分あるから、取ってきてくれないかな。」
「わかりました。」
みんなそんな暇はないのだろう。清子も手一杯ではあるが、この調子だとみんなよりも早く仕事は終わりそうだと思う。
清子はパソコンをスリープ状態にすると、バッグとコートを手にした。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
今日と明日は、会社が昼の面倒を見てくれる。社員食堂はあるがテイクアウトは出来ないので、外に会に行く人が多いのだろう。
他の部署も同じようなもので、社員が大きな紙袋やビニールの袋を持って部署に入っていく。
清子もエレベーターに乗り、一階に降りて外にでる。よく晴れた空だ。だが空っ風が吹いていて、身を切るように冷えている。
公園へはしばらく足を踏み入れていない。東二のことが気になるのだ。東二は、史に嫌悪感を示している。それは自分の娘が史をきっかけに死を選んだことからだ。
朝は公園へ入るだけで、コーヒーの臭いがしていたのだが今日はそんな匂いがしない。昼からは店の営業をしているのだという。だから、おそらくもう東二は帰ってしまったのだ。ほっとしながらカレーの屋台を探す。
するとき色の屋根がついた屋台を見つけた。おそらくこれだろう。
「いらっしゃいませ。」
「あの……三島出版か、正木という名前で取りおきしているのはありませんか。」
浅黒い肌の男は、そういわれてカレーを混ぜる手を止めるとその横を見る。
「「三島出版、pink倶楽部」さんですか。」
「そうです。」
「じゃあこれですけど、一人で大丈夫ですか。結構重いですよ。」
そういって男は屋台を出て、清子に大きなビニール袋を手渡した。カレーの匂いがする。それとご飯やナンが入っているのだろう。手にするとずっしりと重かった。
「すぐそこですし、大丈夫です。」
「無理しないで。」
史から預かった封筒を男に手渡すと、男は中身を確認してにっこりと笑った。そしてそのビニール袋の一つをあけると、清子に確認させた。
「中に領収書が入ってます。」
「はい。わかりました。ありがとうございます。」
両手で抱えるくらいのビニール袋だ。しまった。バッグは置いてくれば良かったと、清子は少し後悔した。
入り口からほど近いとは言っても、この重さは結構な重さだ。
そのとき、清子は声をかけられる。
「徳成さん。」
振り向くと、そこには東二の姿があった。
「東二さん。」
「すごい荷物だね。」
「部内の方の、食事です。」
「一人で持ってくるなんて、大変だろう。手伝おうか?」
「いいえ。もうすぐそこですから。ありがとうございます。」
清子はそういってその場を去ろうとした。しかし東二がそれを止める。
「無理してはいけない。入り口までだったら運んであげるから。」
そういって半ば無理矢理、東二はビニール袋の一つを持った。
「ちょっと話もあったしね。」
「話ですか?」
「昌樹君は、相変わらずだろうか。」
その話題か。清子は少しため息をつくとうなずいた。
「はい。」
「コラムを読んだよ。文才もあると思ってなかった。あのフリーで活躍している風俗ライターよりも面白いと思ったね。」
「本人に言ってください。喜びますよ。」
「昌樹君が俺を避けているのは知っているだろう?」
原因は娘のことだろう。清子は何も言わずに信号を見ていた。その様子に東二は、少しため息をつく。
「娘が自殺したのは、昌樹君が原因じゃないよ。」
その言葉に清子は驚いて東二を見る。東二は少し遠い目をして言う。
「原因は俺だ。当時の業界はむちゃくちゃだった。俺は内縁の妻や娘がいるけれど、その両方を放り出して女の股に入れ込んでいた。」
「それが仕事だったんでしょう。」
「隣の部屋では妻が別の男に入れ込まれているのに?その現場に娘を連れていって、別室で俺の弟子みたいな男にあやしてもらっていてそれが普通だと思っているのかな。」
「……。」
そんな状況だったのだ。その娘が何を思っていたのかわからないが、それが当たり前ではないと気がついたとき娘は何を思ったのだろう。
「それでも引退したら、俺はメーカーを新規に作った。必死にそのための金を貯めていたし。でも……そのメーカーはうまくいかなかった。残ったのは借金だけだった。」
借金を完済させるために、東二は妻には秘密にしたまま娘を裏でデビューさせたのだ。
「未成年ですよね。」
「そう。でも裏だから関係ない。娘は十四だった。処女を多くのスタッフがいる中、泣け叫びながら失ったんだ。」
「……。」
「俺にも入れ込めっていう指示はあった。だけどさすがに立たなくてね。そしたら、噂が立った。夕は、不全になってしまったってね。」
「不全ではないでしょう?そんなこと出来るわけがない。」
東二は、少しため息をつくと首を横に振った。
「それが出来ないのはプロじゃない。入れ込めといったら、娘だろうと、親だろうと、入れ込めるのがプロなんだから。」
そんなものなのだろうか。そんなに常識のないことを求められるのがプロなのだろうか。
「娘はずっとそれを引きずっていた。だからAVを毛嫌いしていた。だけど昌樹君がそれを打ち壊してくれた。抵抗なく、セックスが出来るようになったのは昌樹君のおかげだろう。」
「編集長が?」
「だが、やはり過去は変えられない。いつか俺に言っていた。昌樹君とするとあのときの光景がフラッシュバックして、思わず抵抗しそうになる。昌樹君には何の落ち度もないのに、それがイヤだと。」
「……。」
「いずれ消えることだ。気にするなと俺は声をかけた。その夜、あいつは死んでたんだよ。」
「ずいぶん、自分を高い棚に上げてたんですね。」
その言葉に東二はむっとしたように清子に言う。
「君はお金に困ったことがないお嬢様か。そうでもしないと、妻も子供も無くすことになるんだ。」
「そんなことをしないでも返済することは出来た。AVに頼らなくても、出来たはずです。私だってお金に困ったことはありました。だけど……私に出来ることしかやりません。」
信号が青に変わり、清子は足を進める。そのあとを東二も歩いていった。
「一つ、聞いていいですか。」
「何だろうか。」
「……死んだ娘さんの持っていたものに、編集長のソフトがあった。だから、AVにでている編集長に耐えられなかったから死を選んだと編集長から聞いています。でも……それはおかしいんです。」
「どうして?」
「我孫子さんからは、娘さんは編集長がAVにでることを応援していた節があります。だから恨んで死を選んだというのは話のつじつまが合いません。」
「……。」
「あとから入れたんじゃないんですか?編集長に全てを擦り付けて。」
会社の前につく。清子はビニール袋を手にすると、東二に頭を下げた。
「言い過ぎました。」
「いいや。気にしていないよ。お嬢さんの妄想だからね。」
妄想で片づけるのか。清子はそう思いながら、その場をあとにしようとした。そのとき東二から声をかけられる。
「徳成さん。昌樹君を選ぶと苦労すると思うよ。あいつは女を自分のもののように扱うところがあるからね。自分の好みにしたがるところがある。君のように自分をしっかり持っていればいるほど、自分の思うとおりにしたいのだと思うだろうから。」
「そうでしょうね。」
しかし最近はそれも心地いいのかもしれないと思っていた。それは史にも誰にも言っていないことだが。
そして長井のデスクには、了がやってきていた。長井は昨日のうちにクビになり、ここへは挨拶すら出来ないまま去っていったのだ。
了は慣れないことばかりだったが、長井よりは仕事が出来るようで裸の女や半裸の男の写真を見ても全く動じなかった。そういった意味ではとても助かる。動じれば、清子に変わってもらおうと思っていたが、清子は清子でやることが多いらしくヘッドホンをはずすことなく、パソコンの画面ばかり見ていた。
その清子のパソコンの画面には、全裸の女性の写真がある。それを今加工していて、胸のあたりや性器にモザイクをかけていた。それが終わると次は水着の写真。明らかにサイズの合っていないビキニの写真は、その上から乳輪が見えそうになっている。そこを消すのだ。
「プリントアウトしたときに線画はいるだけでは不十分だ。もう少し対策を練った方がいい。」
優の言うことは確かだ。確かに線だけでは、消すことも可能だろう。少し特殊な方法を使えば、その線を移さないでプリントアウトできないこともないだろうし。
そのとき清子の目の前にてが降られた。ふと顔を上げると、史が手を振っている。
「どうしました。」
ヘッドホンをはずして史を見上げる。すると史は、封筒を取り出して清子に手渡す。
「公園の屋台の方にカレー屋があるのがわかるかな。」
「はい。」
「そこのカレーを予約しておいた。人数分あるから、取ってきてくれないかな。」
「わかりました。」
みんなそんな暇はないのだろう。清子も手一杯ではあるが、この調子だとみんなよりも早く仕事は終わりそうだと思う。
清子はパソコンをスリープ状態にすると、バッグとコートを手にした。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
今日と明日は、会社が昼の面倒を見てくれる。社員食堂はあるがテイクアウトは出来ないので、外に会に行く人が多いのだろう。
他の部署も同じようなもので、社員が大きな紙袋やビニールの袋を持って部署に入っていく。
清子もエレベーターに乗り、一階に降りて外にでる。よく晴れた空だ。だが空っ風が吹いていて、身を切るように冷えている。
公園へはしばらく足を踏み入れていない。東二のことが気になるのだ。東二は、史に嫌悪感を示している。それは自分の娘が史をきっかけに死を選んだことからだ。
朝は公園へ入るだけで、コーヒーの臭いがしていたのだが今日はそんな匂いがしない。昼からは店の営業をしているのだという。だから、おそらくもう東二は帰ってしまったのだ。ほっとしながらカレーの屋台を探す。
するとき色の屋根がついた屋台を見つけた。おそらくこれだろう。
「いらっしゃいませ。」
「あの……三島出版か、正木という名前で取りおきしているのはありませんか。」
浅黒い肌の男は、そういわれてカレーを混ぜる手を止めるとその横を見る。
「「三島出版、pink倶楽部」さんですか。」
「そうです。」
「じゃあこれですけど、一人で大丈夫ですか。結構重いですよ。」
そういって男は屋台を出て、清子に大きなビニール袋を手渡した。カレーの匂いがする。それとご飯やナンが入っているのだろう。手にするとずっしりと重かった。
「すぐそこですし、大丈夫です。」
「無理しないで。」
史から預かった封筒を男に手渡すと、男は中身を確認してにっこりと笑った。そしてそのビニール袋の一つをあけると、清子に確認させた。
「中に領収書が入ってます。」
「はい。わかりました。ありがとうございます。」
両手で抱えるくらいのビニール袋だ。しまった。バッグは置いてくれば良かったと、清子は少し後悔した。
入り口からほど近いとは言っても、この重さは結構な重さだ。
そのとき、清子は声をかけられる。
「徳成さん。」
振り向くと、そこには東二の姿があった。
「東二さん。」
「すごい荷物だね。」
「部内の方の、食事です。」
「一人で持ってくるなんて、大変だろう。手伝おうか?」
「いいえ。もうすぐそこですから。ありがとうございます。」
清子はそういってその場を去ろうとした。しかし東二がそれを止める。
「無理してはいけない。入り口までだったら運んであげるから。」
そういって半ば無理矢理、東二はビニール袋の一つを持った。
「ちょっと話もあったしね。」
「話ですか?」
「昌樹君は、相変わらずだろうか。」
その話題か。清子は少しため息をつくとうなずいた。
「はい。」
「コラムを読んだよ。文才もあると思ってなかった。あのフリーで活躍している風俗ライターよりも面白いと思ったね。」
「本人に言ってください。喜びますよ。」
「昌樹君が俺を避けているのは知っているだろう?」
原因は娘のことだろう。清子は何も言わずに信号を見ていた。その様子に東二は、少しため息をつく。
「娘が自殺したのは、昌樹君が原因じゃないよ。」
その言葉に清子は驚いて東二を見る。東二は少し遠い目をして言う。
「原因は俺だ。当時の業界はむちゃくちゃだった。俺は内縁の妻や娘がいるけれど、その両方を放り出して女の股に入れ込んでいた。」
「それが仕事だったんでしょう。」
「隣の部屋では妻が別の男に入れ込まれているのに?その現場に娘を連れていって、別室で俺の弟子みたいな男にあやしてもらっていてそれが普通だと思っているのかな。」
「……。」
そんな状況だったのだ。その娘が何を思っていたのかわからないが、それが当たり前ではないと気がついたとき娘は何を思ったのだろう。
「それでも引退したら、俺はメーカーを新規に作った。必死にそのための金を貯めていたし。でも……そのメーカーはうまくいかなかった。残ったのは借金だけだった。」
借金を完済させるために、東二は妻には秘密にしたまま娘を裏でデビューさせたのだ。
「未成年ですよね。」
「そう。でも裏だから関係ない。娘は十四だった。処女を多くのスタッフがいる中、泣け叫びながら失ったんだ。」
「……。」
「俺にも入れ込めっていう指示はあった。だけどさすがに立たなくてね。そしたら、噂が立った。夕は、不全になってしまったってね。」
「不全ではないでしょう?そんなこと出来るわけがない。」
東二は、少しため息をつくと首を横に振った。
「それが出来ないのはプロじゃない。入れ込めといったら、娘だろうと、親だろうと、入れ込めるのがプロなんだから。」
そんなものなのだろうか。そんなに常識のないことを求められるのがプロなのだろうか。
「娘はずっとそれを引きずっていた。だからAVを毛嫌いしていた。だけど昌樹君がそれを打ち壊してくれた。抵抗なく、セックスが出来るようになったのは昌樹君のおかげだろう。」
「編集長が?」
「だが、やはり過去は変えられない。いつか俺に言っていた。昌樹君とするとあのときの光景がフラッシュバックして、思わず抵抗しそうになる。昌樹君には何の落ち度もないのに、それがイヤだと。」
「……。」
「いずれ消えることだ。気にするなと俺は声をかけた。その夜、あいつは死んでたんだよ。」
「ずいぶん、自分を高い棚に上げてたんですね。」
その言葉に東二はむっとしたように清子に言う。
「君はお金に困ったことがないお嬢様か。そうでもしないと、妻も子供も無くすことになるんだ。」
「そんなことをしないでも返済することは出来た。AVに頼らなくても、出来たはずです。私だってお金に困ったことはありました。だけど……私に出来ることしかやりません。」
信号が青に変わり、清子は足を進める。そのあとを東二も歩いていった。
「一つ、聞いていいですか。」
「何だろうか。」
「……死んだ娘さんの持っていたものに、編集長のソフトがあった。だから、AVにでている編集長に耐えられなかったから死を選んだと編集長から聞いています。でも……それはおかしいんです。」
「どうして?」
「我孫子さんからは、娘さんは編集長がAVにでることを応援していた節があります。だから恨んで死を選んだというのは話のつじつまが合いません。」
「……。」
「あとから入れたんじゃないんですか?編集長に全てを擦り付けて。」
会社の前につく。清子はビニール袋を手にすると、東二に頭を下げた。
「言い過ぎました。」
「いいや。気にしていないよ。お嬢さんの妄想だからね。」
妄想で片づけるのか。清子はそう思いながら、その場をあとにしようとした。そのとき東二から声をかけられる。
「徳成さん。昌樹君を選ぶと苦労すると思うよ。あいつは女を自分のもののように扱うところがあるからね。自分の好みにしたがるところがある。君のように自分をしっかり持っていればいるほど、自分の思うとおりにしたいのだと思うだろうから。」
「そうでしょうね。」
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