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食卓
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史の車にはスモークが張っている。外から見えないようにするためだろうか。それに一人なのにどうしてバンのような大きな車に乗っているのだろう。清子は不思議に思いながら、史に聞く。
「あの……この車なんですけど。」
「ん?」
「スモーク張ってますよね。それに結構大きな車だし……。」
「アダルトメーカーから引き取った車だから。」
「あぁ……。」
と言うことは、この車でセックスをしたのだろうか。史ではなくても他の女優や男優がここで……。
「気になる?」
「いいえ。何度かそういうのを見たので、そういうこともあるんだろうなと言うくらいで。」
「クリーニングはしてある。だから気にしないで。ただスモークだけは取れなくてね、この車で町を走っていたら警察に停められることもあるんだ。だからあまり出したくなくてね。」
「別の車を買えばいいのに。」
「あまり載らないから、むしろ売って良いかなと思ってた。でも今からはそう言っていられないな。」
「え?」
「君があの町にいるんだったら、俺が通うから。」
すると清子は少し笑ってく美を横に振る。
「在宅勤務と言っても月に二、三回は本社に行かないといけませんし、なおかつ、私は勉強会とか講習会へ行くことが多いのでおそらく私が、街に出る方が多いと思いますよ。そのときは、会いましょう。」
軽く言った言葉だった。だが史は少し笑うと、その山道の路肩に車を停める。
「何?」
すると史はシートベルトをはずすと、清子に覆い被さるように手をのばしてきた。
「え……あの……。」
「清子。そんな事を言ったら期待する。今すぐ触れたい。」
「ここで……?あの……誰が通るかわからないのに……。」
「君といるとこういうのも、我慢しないといけないことが多いね。出もそれだけ触れられたときの喜びが大きいよ。家に帰るまでと思ってたけど、少し味見がしたい。」
そう言って史は清子の顎を少し持ち上げると唇を重ねた。清子も抵抗しないようにそれに答える。
「……ん……。」
唇を離すと、史はそのまままた唇を重ねて舌を入れてきた。クチャ、クシャと音がする。
「そう。そのまま舌を出して……。」
「んっ!」
そのままままキスを重ね、唇を離したとき清子の頬が赤く染まっていた。
「……家まで持たないな。ホテルに行こうか。」
「え……。」
「ここでするわけにはいかないし、この時間ならホテルも安いし。」
「あの……。」
「ん?」
清子から離れて、史は再びシートベルトを締めた。
「……家に……来ますか?」
最初は家に入られることも嫌がっていた。なのに、赤くなりながらそう言ってくれる清子を今すぐ抱きたい。こうやって恥ずかしがっている清子がとても愛しい。
「そうしようか。その前に買い物をしたいんだっていってたね。俺も行くところがあるんだった。君の買い物にも俺はつきあうから、俺の買い物にもつきあってくれる?」
「はい。」
忘れよう。もう晶とは何もないのだから。
ドラッグストアで石鹸やシャンプーを買い、後部座席に入れる。コレで正月までは何とかなるだろう。
「食料品は良いの?」
「食料品は腐りやすいから、少し高いのは仕方がないです。それに調味料は買ってますから。」
ドラッグストアの中には、やはり日曜日なのか夫婦で買い出しに来ている人もいた。その一組に見えたのだろうか。割と恥ずかしいものがある。
「史はどこへ行くんですか?」
「ん?ちょっと馴染みの店にね。」
車についている時計をみる。開店しているかどうかは微妙だが、開いていたら清子も喜ぶかもしれない。
街に帰ってきた車は、慣れた道を走っていく。そしてたどり着いたのは、いつかきたS区にある歓楽街だった。そこの駐車場に停めると、史は少し笑って清子の手を握る。
「え?」
「こっちだよ。」
まだ日が高いからか、あまり人はいない。風俗や、ホテル、そしていつか二人で行った成人映画をしている映画館、ストリップ劇場なんかもある。
だがこんな日が高いうちからは開いていない店が多い。深夜が本番なのだ。
そして史が足を止めたのは、屋号に「書房」がついている店だった。それは普通の本屋ではないことは住ぐにわかる。出会い系の電話番号やCGで作られた女の子が上目遣いで見ているポスターがあるから。
「良かった。開いていた。」
清子を引きずるようにして、迷わずに店に入っていく。するとその店内は、一番目立つところには普通の本がおいてあるが少し奥に入るとアダルトグッズやAVのソフトが置いてあった。壁にもそのポスターが張ってある。
職場では見慣れているが、なかなかきわどいものが多いらしい。
「あら。昌樹さん。」
年増の女がカウンターの向こうにいる。金色の髪で、この寒いのに豊かな胸を全面に出しているようだ。
「藍子さん。おはよう。」
「久しぶりね。ここに来るの。」
少し笑って清子を値踏みするように見ていた。
「清子。この人はね。泉藍子さんと言うんだ。」
「えぇ。何度か見たことがあります。ポスターで。」
その言葉に藍子は驚いたように清子をみる。こんな地味な格好をしていても、AV女優なのだろうか。こういうのが好きな男もいるので、需要がないわけではないのだろうがそれにしては地味すぎる。それにすっぴんのようだ。そんな清子を元売れっ子のAV女優である藍子には我慢が出来ない。だが史の手前それを言えないだろう。
「今日は何をお求め?」
「コンドーム。」
「あぁ。あんたのサイズってあまり無いからねぇ。でも最近はネットでも買えるわ。」
「ネットはちょっと不安だよ。」
「そうねぇ。どこで漏洩するかわからないし……。そっちにあるわ。」
藍子はそう言ってカウンターを出ると、奥のコーナーへ向かう。その途中で、清子はふと一本のAVに目を留めた。背表紙に載っている女優の顔に見覚えがあったからだ。
「……。」
手に取ると、やはりそうかと思う。
「清子。何を見ているんだ。」
その表紙を見て、史は言葉を飲んだ。それはさっき茂の元へやってきていた夏生という女性だったからだ。
普通のAVではなく、どうやらSMプレイが中心らしい。赤い縄で縛られたり、溜められた精子を飲ませられたり、体中に落書きされていたりする。その落書きにも卑猥な言葉が連なっていた。
「……そうだよ。この子、こういう女優だったんだよ。」
「茂さんは知っているのでしょうか。」
「知らないと思う。でも、茂さんなら受け入れるんじゃないのかな。」
「偏見の目が厳しいと思ってましたが……そんなに簡単に受け入れるのでしょうか。」
「受け入れるよ。あの人は、明奈の写真を見せてもあまり動揺していなかった。こういうことがあったのを予想してたみたいだ。」
「……。」
「後はお互いの性癖が合えばいい。結構なマゾヒストだからね。夏生ちゃんは命の危険を感じてAVの世界から足を洗ったみたいだけど。」
「……命の?」
すると史はそのAVの下のコーナーのソフトを手にした。
「インディーズ。まぁ……ようは裏ってことなんだけど。こういうところのメーカーは、容赦ないからね。騙してAVに出して、死ぬ思いをして辞めたいといえば「違約金」と言って法外な金額を請求されることもある。」
「……明神さんは運が良かったんですね。」
「大手のメーカーだったから。それに……AV女優が生まれては消える世界だ。単体女優になったり、企画単体女優になれるのはほんの一部。最初は法外な金額を提示されるけど、出れば出るほど価値は下がる。それに仕事もなくなる。そうなれば、女優もこういったものに出ないといけなくなるんだ。」
清子はそのソフトを手にして、裏表紙をみる。レイプものらしく、セーラー服を着た女優が手足をいすに縛られて、開脚しているその性器には大根が刺さっていた。
それを見て、清子はそのソフトを元に戻した。
「昌樹さん。何をしているの?用意あるけど、どれくらい必要かしら。」
「あ、すいません。とりあえず二つ。」
「一つ、三十個入ってるわよ。そんなに必要かしら。」
その言葉に清子は少し頬を染めた。前にしたとき、コンドームが一つしかなかったのだ。とりあえず避妊はしてくれるようだ。それで安心した。
「あの……この車なんですけど。」
「ん?」
「スモーク張ってますよね。それに結構大きな車だし……。」
「アダルトメーカーから引き取った車だから。」
「あぁ……。」
と言うことは、この車でセックスをしたのだろうか。史ではなくても他の女優や男優がここで……。
「気になる?」
「いいえ。何度かそういうのを見たので、そういうこともあるんだろうなと言うくらいで。」
「クリーニングはしてある。だから気にしないで。ただスモークだけは取れなくてね、この車で町を走っていたら警察に停められることもあるんだ。だからあまり出したくなくてね。」
「別の車を買えばいいのに。」
「あまり載らないから、むしろ売って良いかなと思ってた。でも今からはそう言っていられないな。」
「え?」
「君があの町にいるんだったら、俺が通うから。」
すると清子は少し笑ってく美を横に振る。
「在宅勤務と言っても月に二、三回は本社に行かないといけませんし、なおかつ、私は勉強会とか講習会へ行くことが多いのでおそらく私が、街に出る方が多いと思いますよ。そのときは、会いましょう。」
軽く言った言葉だった。だが史は少し笑うと、その山道の路肩に車を停める。
「何?」
すると史はシートベルトをはずすと、清子に覆い被さるように手をのばしてきた。
「え……あの……。」
「清子。そんな事を言ったら期待する。今すぐ触れたい。」
「ここで……?あの……誰が通るかわからないのに……。」
「君といるとこういうのも、我慢しないといけないことが多いね。出もそれだけ触れられたときの喜びが大きいよ。家に帰るまでと思ってたけど、少し味見がしたい。」
そう言って史は清子の顎を少し持ち上げると唇を重ねた。清子も抵抗しないようにそれに答える。
「……ん……。」
唇を離すと、史はそのまままた唇を重ねて舌を入れてきた。クチャ、クシャと音がする。
「そう。そのまま舌を出して……。」
「んっ!」
そのままままキスを重ね、唇を離したとき清子の頬が赤く染まっていた。
「……家まで持たないな。ホテルに行こうか。」
「え……。」
「ここでするわけにはいかないし、この時間ならホテルも安いし。」
「あの……。」
「ん?」
清子から離れて、史は再びシートベルトを締めた。
「……家に……来ますか?」
最初は家に入られることも嫌がっていた。なのに、赤くなりながらそう言ってくれる清子を今すぐ抱きたい。こうやって恥ずかしがっている清子がとても愛しい。
「そうしようか。その前に買い物をしたいんだっていってたね。俺も行くところがあるんだった。君の買い物にも俺はつきあうから、俺の買い物にもつきあってくれる?」
「はい。」
忘れよう。もう晶とは何もないのだから。
ドラッグストアで石鹸やシャンプーを買い、後部座席に入れる。コレで正月までは何とかなるだろう。
「食料品は良いの?」
「食料品は腐りやすいから、少し高いのは仕方がないです。それに調味料は買ってますから。」
ドラッグストアの中には、やはり日曜日なのか夫婦で買い出しに来ている人もいた。その一組に見えたのだろうか。割と恥ずかしいものがある。
「史はどこへ行くんですか?」
「ん?ちょっと馴染みの店にね。」
車についている時計をみる。開店しているかどうかは微妙だが、開いていたら清子も喜ぶかもしれない。
街に帰ってきた車は、慣れた道を走っていく。そしてたどり着いたのは、いつかきたS区にある歓楽街だった。そこの駐車場に停めると、史は少し笑って清子の手を握る。
「え?」
「こっちだよ。」
まだ日が高いからか、あまり人はいない。風俗や、ホテル、そしていつか二人で行った成人映画をしている映画館、ストリップ劇場なんかもある。
だがこんな日が高いうちからは開いていない店が多い。深夜が本番なのだ。
そして史が足を止めたのは、屋号に「書房」がついている店だった。それは普通の本屋ではないことは住ぐにわかる。出会い系の電話番号やCGで作られた女の子が上目遣いで見ているポスターがあるから。
「良かった。開いていた。」
清子を引きずるようにして、迷わずに店に入っていく。するとその店内は、一番目立つところには普通の本がおいてあるが少し奥に入るとアダルトグッズやAVのソフトが置いてあった。壁にもそのポスターが張ってある。
職場では見慣れているが、なかなかきわどいものが多いらしい。
「あら。昌樹さん。」
年増の女がカウンターの向こうにいる。金色の髪で、この寒いのに豊かな胸を全面に出しているようだ。
「藍子さん。おはよう。」
「久しぶりね。ここに来るの。」
少し笑って清子を値踏みするように見ていた。
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「えぇ。何度か見たことがあります。ポスターで。」
その言葉に藍子は驚いたように清子をみる。こんな地味な格好をしていても、AV女優なのだろうか。こういうのが好きな男もいるので、需要がないわけではないのだろうがそれにしては地味すぎる。それにすっぴんのようだ。そんな清子を元売れっ子のAV女優である藍子には我慢が出来ない。だが史の手前それを言えないだろう。
「今日は何をお求め?」
「コンドーム。」
「あぁ。あんたのサイズってあまり無いからねぇ。でも最近はネットでも買えるわ。」
「ネットはちょっと不安だよ。」
「そうねぇ。どこで漏洩するかわからないし……。そっちにあるわ。」
藍子はそう言ってカウンターを出ると、奥のコーナーへ向かう。その途中で、清子はふと一本のAVに目を留めた。背表紙に載っている女優の顔に見覚えがあったからだ。
「……。」
手に取ると、やはりそうかと思う。
「清子。何を見ているんだ。」
その表紙を見て、史は言葉を飲んだ。それはさっき茂の元へやってきていた夏生という女性だったからだ。
普通のAVではなく、どうやらSMプレイが中心らしい。赤い縄で縛られたり、溜められた精子を飲ませられたり、体中に落書きされていたりする。その落書きにも卑猥な言葉が連なっていた。
「……そうだよ。この子、こういう女優だったんだよ。」
「茂さんは知っているのでしょうか。」
「知らないと思う。でも、茂さんなら受け入れるんじゃないのかな。」
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「受け入れるよ。あの人は、明奈の写真を見せてもあまり動揺していなかった。こういうことがあったのを予想してたみたいだ。」
「……。」
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「……命の?」
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「インディーズ。まぁ……ようは裏ってことなんだけど。こういうところのメーカーは、容赦ないからね。騙してAVに出して、死ぬ思いをして辞めたいといえば「違約金」と言って法外な金額を請求されることもある。」
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清子はそのソフトを手にして、裏表紙をみる。レイプものらしく、セーラー服を着た女優が手足をいすに縛られて、開脚しているその性器には大根が刺さっていた。
それを見て、清子はそのソフトを元に戻した。
「昌樹さん。何をしているの?用意あるけど、どれくらい必要かしら。」
「あ、すいません。とりあえず二つ。」
「一つ、三十個入ってるわよ。そんなに必要かしら。」
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