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ツケ
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二人はマンションを出て、大通りにでる。先ほど降りたバス停の向かいにコンビニがあり、清子はそこへ真っ直ぐ向かう。そして手にしたのは、携帯型のラジオだった。簡易的なイヤホンもついていたが、電池はついていない。清子は電池も買うと、マンションへ戻っていった。
ラジオに電池を入れて、チューニングをあわせる。
「FMの周波数ならいいんですけどね。」
イヤホンをつけてその雑音に耳を傾ける。ラジオ番組が何件かヒットし、クラシック、ロック、DJに扮したお笑い芸人の軽やかな口調が耳についた。そして無音になったそこでチューニングを止める。
「良かった。FMの周波数を使っているものもありました。」
その時の清子の顔は、宝物を捜し当てた子供のようだと史は思う。
「何階でしたかね。」
「三階だ。」
「家具や家電はついているといっていましたね。」
「あぁ。」
「部屋に入ったらなるべく不自然ではない程度に音を立ててください。エアコンとか、電気とかをつけたらテレビをつけてください。」
「テレビ?」
「なるだけ騒がしいテレビ番組をつけてください。」
「普段はあまり見ないんだけど、不自然じゃないかな。」
「音を立てないとわからないから。」
そう言ってエレベーターで三階に上がっていく。そしてそのエレベーターから近くの部屋の前に二人は立った。
「私はここで。」
「来ないの?」
「盗撮されていたとしたら、私が入ればもっと酷くなると思いますけど。」
それもそうか。史はそう思いながら、部屋の鍵を開ける。一人で中に入ると、電気をつける。玄関のすぐ脇にトイレやバスルームがあり、その向かいにキッチンがある。冷蔵庫や電子レンジも完備されていた。そしてその奥には、ダイニングテーブルと二人掛けのソファ、ローテーブル、テレビやオーディオがあった。そのどれにも不自然な点はなく、盗聴器や盗撮器があるようには見えない。
エアコンをつけてソファに荷物をおく。そして清子に言われたようにテレビをつけた。時間を見ればニュースなどはまだしていない時間でちょうどいい番組をしている。
バラエティー番組にチャンネルを合わせると、芸人が罰ゲームで熱湯風呂に入り「熱い、熱い」と大騒ぎしていた。それとともに笑い声が起きる。だがこんなものを見ても気分は晴れない。
史はそのままテレビを消して、エアコンを消した。荷物を持ち、電気を切ると、また外に出て行く。
するとエレベーターホールの所で、清子は難しい顔をしていた。
「清子……。」
清子はイヤホンを取ると、史の方を見る。
「熱湯風呂でしたか。」
「え?」
「あまり芸能人には詳しくないんですけど……テレビなんかで良くお見かけする芸人さんでしたね。三人組のお笑いの方。」
「どうしてそれが……。」
「やはりこの部屋は盗聴されてますね。編集長。この部屋には入らない方がいい。会社が用意した部屋で、盗聴、盗撮をされていたのだったら、それが会社の意向なんですか?」
「いいや……。ここは缶詰部屋としても使われる。盗聴や盗撮なんかしたら、作家先生の信用に関わるだろう。確かに、先生によっては盗撮でもしたいという人もいるけど。」
「pink倶楽部」の読み物コーナーで人気がある作家は、筆を取るまでが遅く、担当者をいつもいらいらさせていた。だから書いているときに何をしているのかと、担当者がグチっていたのを思い出す。
「だったら個人的なことでしょうか。」
清子はそう言ってラジオの電源を切る。すると史は少し微笑んで言った。
「君の部屋にはついていないのかな。」
「さぁ……。どうなんでしょうね。」
「君の部屋についていたとしたら、それが会社の意向なんだろう。でも俺らにもプライバシーはある。それを明日にでも伝えて、それらをはずすように訴えるよ。」
「……明日は休みですよね。」
「人事部は寮の管理もしているから、寮や社宅に入っている人は部長の黒澤さんの番号はみんな知っている。」
「なるほど。」
賃貸を貸しているのだ。もし部屋に何らかのトラブルがあったら、業者に連絡をするのが黒澤の仕事なのだろう。
「君の部屋は?」
清子はバッグから鍵を取り出した。その先には「四〇四」のプレートがついている。
「この上ですね。」
「行こう。」
そう言って史はその震える手で、清子の肩に手を置くとエレベーターへ向かっていった。
同じように清子が今度は部屋に入り音を立ててみたが、結局清子の部屋には何もないようだった。念のためにラジオを使い、ハウリングもさせてみたが、雑音は聞こえなかった。
「この部屋には何もないですね。」
史の部屋よりは少し手狭で、1Kタイプの部屋だ。トイレと風呂は別々だが、備え付けられているテレビなども小さいし、ベッドもパイプベッドだった。一人で住むにはこれくらいで十分だと思っているのだろう。
「やはり……俺の部屋だけか。」
史はそう言ってため息をつくと、荷物を床に置いた。
「恨まれるようなことでもしましたか。」
清子もベッドの上に荷物を置くと、キッチンへ向かう。喫煙できる部屋が良いと言っていたので、灰皿も用意してあったのだ。それを手にして、ダイニングテーブルにおく。
「恨みというか……ちょっと違うんだけどね。」
「……。」
これだけの男だ。恨まれるようなことをしてきたのだろう。清子はバッグから煙草を取り出すと、それをくわえた。
「ストーカーですか。」
その言葉に史の顔色が悪くなる。それを見て予想は当たっていたと確信した。
「ストーカーは犯罪です。訴えれば本格的に乗り出す可能性もあるのにどうして……。」
「そんな簡単な問題じゃないよ。」
史もそう言って煙草を取り出した。
「男優をしていたら、やはりそういう輩って出てくるんだ。特に……俺は女性向けのものに沢山出ていたしね。」
いろんなシチュエーションで撮ったことがある。だがその一つ一つが、史の中で「あり得ない」と思いながらも演じていた。それを割り切れない自分がいたから、女性向けではなく男性向けのがつがつしたAVに出たいと思っていた時期もあった。
だが社長である美夏はそれを認めなかった。五年間も下積みをしていた史だ。それだけキャリアもあって、気が利いて、セックスがうまくて、女性に優しくソフトだからと言って指名してくる女優も多かったのだから仕方がない。
「加納恵って知ってる?」
「えぇ。男優さんですよね。女性向けのモノによく出ていると聞きました。」
「同期でね。彼の薦めでSNSを始めた。」
自分の他愛もないことをつぶやいたり、写真を投稿したりすることで反応してくれたり、コメントを残してくれたりするのはとてもおもしろいと思っていた。だがある日から、それが苦痛になってきた。
「最初はコメントだけだった。たぶん女性だと思うだけど……DMでフォローをしてください。って書いてあってね。これも自分のソフトを買って貰えればいいと思って、フォローしたんだ。」
「……。」
フォローをしたり、フォローバックをしたりというのは、タップ一つでできる。解除もタップ一つだ。だから気軽だったのかもしれない。
「でもそこから、一コメを取れなかったとか、反応をしてくれなかったとか、DMで送られてきた。」
「うっとうしいですね。解除してしまえばいいのに。」
「解除したらしたで、またDMが送られてくる。そのうち、その人の画像なんかも送られてきてね。」
「……。」
「徐々に脅迫じみてきた。相手をした女優にも脅迫じみたDMが送られてくることもあったらしくてね。事務所の方に苦情が来たんだ。それでなくても女優ってのは、結構ナイーブな所があるしね。」
それは香子を見て何となくわかった。一度出ただけなのに、こんなことになると思ってなかったのだろう。
「一年間女性向けでしていたけど、この先のことを考えるといつまでもできる仕事じゃないし、こんなこともあったからきっぱりと足を洗った。それと同時にSNSも辞めた。あのときはまだ二十六だったし、再出発なら若いときの方が良いと思ってね。」
AV男優をしていたとはいえ、大学をまともに出た史だ。それに「三島出版」には男優であったときの先輩もいる。
「先輩?」
「黒澤さんだよ。あの人も男優だったんだ。」
中年太りをしている黒澤が、男優をしていたというのは意外な話だった。
「黒澤さんの実績のおかげで、俺はこの会社でまともに働いているけど……ある日、会社のメールボックスに見覚えのないアドレスからメッセージが届いていた。それにはあのアカウント名が記されてたんだ。」
ぞっとした。どうしてこの会社にいることが知られたのだろう。
それからずっとそのメールに悩まされていた。それが酷くなったのは、清子が来てからだろうか。
「私ですか?」
「恋人だと思っているのかもしれない。まぁ……俺にとってはそっちの方が都合がいいんだけど。」
「冗談を。」
灰が落ちそうになって、史はベッドから立ち上がるとダイニングテーブルに近づいて、その灰皿に灰を落とした。
誤解をしないでほしい。そのために清子を利用したのではない。本当に清子を手に入れたいと思ったのだから。
ラジオに電池を入れて、チューニングをあわせる。
「FMの周波数ならいいんですけどね。」
イヤホンをつけてその雑音に耳を傾ける。ラジオ番組が何件かヒットし、クラシック、ロック、DJに扮したお笑い芸人の軽やかな口調が耳についた。そして無音になったそこでチューニングを止める。
「良かった。FMの周波数を使っているものもありました。」
その時の清子の顔は、宝物を捜し当てた子供のようだと史は思う。
「何階でしたかね。」
「三階だ。」
「家具や家電はついているといっていましたね。」
「あぁ。」
「部屋に入ったらなるべく不自然ではない程度に音を立ててください。エアコンとか、電気とかをつけたらテレビをつけてください。」
「テレビ?」
「なるだけ騒がしいテレビ番組をつけてください。」
「普段はあまり見ないんだけど、不自然じゃないかな。」
「音を立てないとわからないから。」
そう言ってエレベーターで三階に上がっていく。そしてそのエレベーターから近くの部屋の前に二人は立った。
「私はここで。」
「来ないの?」
「盗撮されていたとしたら、私が入ればもっと酷くなると思いますけど。」
それもそうか。史はそう思いながら、部屋の鍵を開ける。一人で中に入ると、電気をつける。玄関のすぐ脇にトイレやバスルームがあり、その向かいにキッチンがある。冷蔵庫や電子レンジも完備されていた。そしてその奥には、ダイニングテーブルと二人掛けのソファ、ローテーブル、テレビやオーディオがあった。そのどれにも不自然な点はなく、盗聴器や盗撮器があるようには見えない。
エアコンをつけてソファに荷物をおく。そして清子に言われたようにテレビをつけた。時間を見ればニュースなどはまだしていない時間でちょうどいい番組をしている。
バラエティー番組にチャンネルを合わせると、芸人が罰ゲームで熱湯風呂に入り「熱い、熱い」と大騒ぎしていた。それとともに笑い声が起きる。だがこんなものを見ても気分は晴れない。
史はそのままテレビを消して、エアコンを消した。荷物を持ち、電気を切ると、また外に出て行く。
するとエレベーターホールの所で、清子は難しい顔をしていた。
「清子……。」
清子はイヤホンを取ると、史の方を見る。
「熱湯風呂でしたか。」
「え?」
「あまり芸能人には詳しくないんですけど……テレビなんかで良くお見かけする芸人さんでしたね。三人組のお笑いの方。」
「どうしてそれが……。」
「やはりこの部屋は盗聴されてますね。編集長。この部屋には入らない方がいい。会社が用意した部屋で、盗聴、盗撮をされていたのだったら、それが会社の意向なんですか?」
「いいや……。ここは缶詰部屋としても使われる。盗聴や盗撮なんかしたら、作家先生の信用に関わるだろう。確かに、先生によっては盗撮でもしたいという人もいるけど。」
「pink倶楽部」の読み物コーナーで人気がある作家は、筆を取るまでが遅く、担当者をいつもいらいらさせていた。だから書いているときに何をしているのかと、担当者がグチっていたのを思い出す。
「だったら個人的なことでしょうか。」
清子はそう言ってラジオの電源を切る。すると史は少し微笑んで言った。
「君の部屋にはついていないのかな。」
「さぁ……。どうなんでしょうね。」
「君の部屋についていたとしたら、それが会社の意向なんだろう。でも俺らにもプライバシーはある。それを明日にでも伝えて、それらをはずすように訴えるよ。」
「……明日は休みですよね。」
「人事部は寮の管理もしているから、寮や社宅に入っている人は部長の黒澤さんの番号はみんな知っている。」
「なるほど。」
賃貸を貸しているのだ。もし部屋に何らかのトラブルがあったら、業者に連絡をするのが黒澤の仕事なのだろう。
「君の部屋は?」
清子はバッグから鍵を取り出した。その先には「四〇四」のプレートがついている。
「この上ですね。」
「行こう。」
そう言って史はその震える手で、清子の肩に手を置くとエレベーターへ向かっていった。
同じように清子が今度は部屋に入り音を立ててみたが、結局清子の部屋には何もないようだった。念のためにラジオを使い、ハウリングもさせてみたが、雑音は聞こえなかった。
「この部屋には何もないですね。」
史の部屋よりは少し手狭で、1Kタイプの部屋だ。トイレと風呂は別々だが、備え付けられているテレビなども小さいし、ベッドもパイプベッドだった。一人で住むにはこれくらいで十分だと思っているのだろう。
「やはり……俺の部屋だけか。」
史はそう言ってため息をつくと、荷物を床に置いた。
「恨まれるようなことでもしましたか。」
清子もベッドの上に荷物を置くと、キッチンへ向かう。喫煙できる部屋が良いと言っていたので、灰皿も用意してあったのだ。それを手にして、ダイニングテーブルにおく。
「恨みというか……ちょっと違うんだけどね。」
「……。」
これだけの男だ。恨まれるようなことをしてきたのだろう。清子はバッグから煙草を取り出すと、それをくわえた。
「ストーカーですか。」
その言葉に史の顔色が悪くなる。それを見て予想は当たっていたと確信した。
「ストーカーは犯罪です。訴えれば本格的に乗り出す可能性もあるのにどうして……。」
「そんな簡単な問題じゃないよ。」
史もそう言って煙草を取り出した。
「男優をしていたら、やはりそういう輩って出てくるんだ。特に……俺は女性向けのものに沢山出ていたしね。」
いろんなシチュエーションで撮ったことがある。だがその一つ一つが、史の中で「あり得ない」と思いながらも演じていた。それを割り切れない自分がいたから、女性向けではなく男性向けのがつがつしたAVに出たいと思っていた時期もあった。
だが社長である美夏はそれを認めなかった。五年間も下積みをしていた史だ。それだけキャリアもあって、気が利いて、セックスがうまくて、女性に優しくソフトだからと言って指名してくる女優も多かったのだから仕方がない。
「加納恵って知ってる?」
「えぇ。男優さんですよね。女性向けのモノによく出ていると聞きました。」
「同期でね。彼の薦めでSNSを始めた。」
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「最初はコメントだけだった。たぶん女性だと思うだけど……DMでフォローをしてください。って書いてあってね。これも自分のソフトを買って貰えればいいと思って、フォローしたんだ。」
「……。」
フォローをしたり、フォローバックをしたりというのは、タップ一つでできる。解除もタップ一つだ。だから気軽だったのかもしれない。
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「……。」
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それは香子を見て何となくわかった。一度出ただけなのに、こんなことになると思ってなかったのだろう。
「一年間女性向けでしていたけど、この先のことを考えるといつまでもできる仕事じゃないし、こんなこともあったからきっぱりと足を洗った。それと同時にSNSも辞めた。あのときはまだ二十六だったし、再出発なら若いときの方が良いと思ってね。」
AV男優をしていたとはいえ、大学をまともに出た史だ。それに「三島出版」には男優であったときの先輩もいる。
「先輩?」
「黒澤さんだよ。あの人も男優だったんだ。」
中年太りをしている黒澤が、男優をしていたというのは意外な話だった。
「黒澤さんの実績のおかげで、俺はこの会社でまともに働いているけど……ある日、会社のメールボックスに見覚えのないアドレスからメッセージが届いていた。それにはあのアカウント名が記されてたんだ。」
ぞっとした。どうしてこの会社にいることが知られたのだろう。
それからずっとそのメールに悩まされていた。それが酷くなったのは、清子が来てからだろうか。
「私ですか?」
「恋人だと思っているのかもしれない。まぁ……俺にとってはそっちの方が都合がいいんだけど。」
「冗談を。」
灰が落ちそうになって、史はベッドから立ち上がるとダイニングテーブルに近づいて、その灰皿に灰を落とした。
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