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流出
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清子も煙草を吸い終わると、ちらっと晶を見る。晶は「pink倶楽部」にあるAV男優のページを見ているようだった。そこには白いワイシャツを全部脱がせないで、ちらっと鍛えられた腹筋や胸の筋肉が見える。
「こういうの女は好きだよな。」
「らしいですね。」
「お前は好きじゃねぇのか?」
「別に……あまり考えた事も無いことですから。」
すると晶は清子の手を引いて、自分の胸に手を当てる。すると思ったよりも堅い筋肉の感触が伝わってきた。
「……何をするんですか。」
だがすぐに手を引っ込めた。
「欲情しねぇかなって思って。」
「しません。もう帰ったらどうですか?私、まだやることがあるし。」
「何?」
「新種のコンピューターウィルスが発生したそうなので、その対処を。」
「色気がねぇ話だな。」
その前にシャワーを浴びたい。だが晶がいればそんなことも出来ないのだ。さっさと帰ってくれないだろうか。そう思っていたときだった。
「清子。」
「徳成です。」
「それはもう聞き飽きたって。でもこの場だったら、別にそう呼んでもいいんじゃないのか。知らない仲じゃないんだし。」
「……久住さん。昔は昔です。今は恋人もいるのでしょうし、その方を見ないとその方に失礼ですよ。」
だから放っておいて欲しい。自分は一人なのだから。
そのとき晶の手が向けられた。びくっと体を震わせる。また何かするのかと思ったのだ。しかし晶の手は耳に触れる。
「ピアスもあけてないのか。」
「必要ないです。」
体に穴をあけてまで綺麗にする必要性を感じない。清子らしい言葉だと思う。
「化粧もほとんどしてねぇし……でもこの唇はすげぇ赤いな。口紅塗ってんのか?」
指が唇に触れる。そして徐々に、その距離が近くなっていく。
「清子。」
「駄目です。」
「今更止められるか。」
そのとき、晶の携帯電話が尻のポケットの中で激しく鳴る。それが気になって、清子は晶の肩を押す。
「電話ですよ。」
「……イヤ。」
肩に置かれているその手を握ると、手の甲に唇を這わせる。すると清子の頬が赤くなった。
「やめて……。」
電話が切れた。それと同時に、晶はその体を抱き寄せた。さっきも抱き寄せた体だったのに、いくら抱いても抱き足りない気がする。
「清子。ずっと……こうしたかったんだ。清子。」
「駄目です。」
清子はそう言って体を押しのけようとした。しかしその力が強くて引き離せない。
「清子。」
耳元で囁かれる声。自分のモノではないのに、勘違いさせてしまう。だが違う。きっとこの人だって離れるのだ。そもそも自分のモノではない。恋人のモノなのだ。
「や……。」
それを思い、清子はそう言って思いっきり力を入れて体を無理矢理離した。
「帰って……。イヤなんです。」
「俺は……。」
「何も言わないで。帰って。」
清子の目に涙が溜まっている。顔を逸らしたとき、その涙がつっと頬にこぼれた。
「本当にイヤじゃねぇだろ。」
「イヤです。」
「だったら何で泣いてんだよ。」
また手を伸ばす。そして今度は清子の濡れている頬に手を這わせて、こちらを向かせる。まっすぐ見られる懐かしい瞳が、さらに胸を高鳴らせた。
「俺が別のヤツのモノだから、泣いてるのか?」
「……違います。」
「だったら……。」
「違う。私は……誰も信じたくないから……。私の問題です。お願い、何も聞かないで帰って……。」
清子は目を伏せる。あなたを見ていないと誤魔化すようにした行動だった。だが目から涙が次々とあふれてくる。晶はそれを拭い、清子の顔に近づいていく。目を閉じた清子に近づき、そして唇が軽く触れた。
「……や……。」
触れた瞬間、晶も震えていることに気が付いた。晶もまた緊張していたのだ。
拒否しようと顔を背けても正面を向かされる。そして何度も唇を重ねてきた。拒否をやめたように顔を背けないのを感じて、頬に当てている手を下ろして手を握る。そして次に唇を重ねたとき、その閉じている唇を舌で割った。
「ん……。」
夢中だった。何もかも忘れてキスを重ねる。徐々に清子もそれに答えるように、舌を絡ませてきた。音を立てて夢中で舌を絡ませると声が漏れた。それがまたかき立てて、一旦離してもまた繰り返したくなる。
何度か唇を重ねて改めて唇を離すと、清子はその晶の顔を見る。頬が赤くなって、髪の奥の懐かしい目がこちらを見ていた。思わずその視線から目をそらず。自分の気持ちを見透かされそうだったから。
「清子。やべぇわ。」
そう言って晶から視線を離した。その視線は下を向いている。
「何?」
「立ってきた。」
その言葉に思わず体を押した。そして清子は立ち上がると、怒ったように晶を見下ろした。
「勝手に抜いてろ。」
少し笑い、晶は再び鳴り出した携帯電話を取り出して相手を見る。それは愛だった。
「もしもし……どうしたんだ。ん……悪い。コンビニに行ったとき、携帯を車に置いてた。着信にも気が付かなかったし……悪かったよ。」
素直に謝る姿に、清子は相手が愛だろうとため息を付く。話をしている間に、少しずつ距離をとる。
本来は愛の恋人なのだ。こんな事をしてはいけない。だが晶に背を向けたまま、唇に触れた。晶とセックスをして十年間、清子は男とセックスはおろかキスすらしていなかったのだ。なのにこんなに素直に自分がキスを受け入れたことに、戸惑っていた。
「わかったよ。どこに行けばいいんだ。……そこなら三十分くらいで行ける。……わかった。じゃあ、またあとでな。」
電話を切ると晶はため息を付いて立ち上がると、後ろを向いている清子を背中から抱きしめた。
「清子……。」
「やめて。」
その腕を振りきると、晶を見上げた。
「もうやめて。待ってる人がいるんでしょう?」
「……お前しか見てねぇよ。やっぱ俺は、お前しかいないんだ。」
「やめてって。そう言うの。やなの。」
「俺がイヤか?」
「あなたじゃない。」
「だったら編集長ならいいのか。俺じゃなくて、編集長だったらキスしたいと思ってたのか。」
「違う。私は……誰も好きにならない。一人で生きていきたいから……。」
意固地になってる。また涙が溢れているから。だがその頬に手を触れると、それを振り払われた。
「待ってるんでしょう?行って。」
「また来る。」
「来ないで。来るんなら、住むところを変えるわ。編集長にも知られたし、良い機会だと思うから。」
「編集長もきたのか。」
清子の言葉に焦ってしまった。史もここに来て、清子に手を出したのだろうか。さっきまで絡ませていた舌を、史も味わったのだろうか。
「……もう行って。これ以上何も話さないから。」
「だったら、もう一度させろよ。」
そう言って晶は少し身を屈めると、唇を重ねた。最初から舌を入れて、その舌を舐める。
立ち尽くしている清子の体を抱き寄せると、晶はその部屋を出ていった。だがその拳はぐっと握られている。
史もここに来たのだ。だから素直にキスをさせたのだろうか。そう思うと、悔しさが溢れてきそうだった。
「こういうの女は好きだよな。」
「らしいですね。」
「お前は好きじゃねぇのか?」
「別に……あまり考えた事も無いことですから。」
すると晶は清子の手を引いて、自分の胸に手を当てる。すると思ったよりも堅い筋肉の感触が伝わってきた。
「……何をするんですか。」
だがすぐに手を引っ込めた。
「欲情しねぇかなって思って。」
「しません。もう帰ったらどうですか?私、まだやることがあるし。」
「何?」
「新種のコンピューターウィルスが発生したそうなので、その対処を。」
「色気がねぇ話だな。」
その前にシャワーを浴びたい。だが晶がいればそんなことも出来ないのだ。さっさと帰ってくれないだろうか。そう思っていたときだった。
「清子。」
「徳成です。」
「それはもう聞き飽きたって。でもこの場だったら、別にそう呼んでもいいんじゃないのか。知らない仲じゃないんだし。」
「……久住さん。昔は昔です。今は恋人もいるのでしょうし、その方を見ないとその方に失礼ですよ。」
だから放っておいて欲しい。自分は一人なのだから。
そのとき晶の手が向けられた。びくっと体を震わせる。また何かするのかと思ったのだ。しかし晶の手は耳に触れる。
「ピアスもあけてないのか。」
「必要ないです。」
体に穴をあけてまで綺麗にする必要性を感じない。清子らしい言葉だと思う。
「化粧もほとんどしてねぇし……でもこの唇はすげぇ赤いな。口紅塗ってんのか?」
指が唇に触れる。そして徐々に、その距離が近くなっていく。
「清子。」
「駄目です。」
「今更止められるか。」
そのとき、晶の携帯電話が尻のポケットの中で激しく鳴る。それが気になって、清子は晶の肩を押す。
「電話ですよ。」
「……イヤ。」
肩に置かれているその手を握ると、手の甲に唇を這わせる。すると清子の頬が赤くなった。
「やめて……。」
電話が切れた。それと同時に、晶はその体を抱き寄せた。さっきも抱き寄せた体だったのに、いくら抱いても抱き足りない気がする。
「清子。ずっと……こうしたかったんだ。清子。」
「駄目です。」
清子はそう言って体を押しのけようとした。しかしその力が強くて引き離せない。
「清子。」
耳元で囁かれる声。自分のモノではないのに、勘違いさせてしまう。だが違う。きっとこの人だって離れるのだ。そもそも自分のモノではない。恋人のモノなのだ。
「や……。」
それを思い、清子はそう言って思いっきり力を入れて体を無理矢理離した。
「帰って……。イヤなんです。」
「俺は……。」
「何も言わないで。帰って。」
清子の目に涙が溜まっている。顔を逸らしたとき、その涙がつっと頬にこぼれた。
「本当にイヤじゃねぇだろ。」
「イヤです。」
「だったら何で泣いてんだよ。」
また手を伸ばす。そして今度は清子の濡れている頬に手を這わせて、こちらを向かせる。まっすぐ見られる懐かしい瞳が、さらに胸を高鳴らせた。
「俺が別のヤツのモノだから、泣いてるのか?」
「……違います。」
「だったら……。」
「違う。私は……誰も信じたくないから……。私の問題です。お願い、何も聞かないで帰って……。」
清子は目を伏せる。あなたを見ていないと誤魔化すようにした行動だった。だが目から涙が次々とあふれてくる。晶はそれを拭い、清子の顔に近づいていく。目を閉じた清子に近づき、そして唇が軽く触れた。
「……や……。」
触れた瞬間、晶も震えていることに気が付いた。晶もまた緊張していたのだ。
拒否しようと顔を背けても正面を向かされる。そして何度も唇を重ねてきた。拒否をやめたように顔を背けないのを感じて、頬に当てている手を下ろして手を握る。そして次に唇を重ねたとき、その閉じている唇を舌で割った。
「ん……。」
夢中だった。何もかも忘れてキスを重ねる。徐々に清子もそれに答えるように、舌を絡ませてきた。音を立てて夢中で舌を絡ませると声が漏れた。それがまたかき立てて、一旦離してもまた繰り返したくなる。
何度か唇を重ねて改めて唇を離すと、清子はその晶の顔を見る。頬が赤くなって、髪の奥の懐かしい目がこちらを見ていた。思わずその視線から目をそらず。自分の気持ちを見透かされそうだったから。
「清子。やべぇわ。」
そう言って晶から視線を離した。その視線は下を向いている。
「何?」
「立ってきた。」
その言葉に思わず体を押した。そして清子は立ち上がると、怒ったように晶を見下ろした。
「勝手に抜いてろ。」
少し笑い、晶は再び鳴り出した携帯電話を取り出して相手を見る。それは愛だった。
「もしもし……どうしたんだ。ん……悪い。コンビニに行ったとき、携帯を車に置いてた。着信にも気が付かなかったし……悪かったよ。」
素直に謝る姿に、清子は相手が愛だろうとため息を付く。話をしている間に、少しずつ距離をとる。
本来は愛の恋人なのだ。こんな事をしてはいけない。だが晶に背を向けたまま、唇に触れた。晶とセックスをして十年間、清子は男とセックスはおろかキスすらしていなかったのだ。なのにこんなに素直に自分がキスを受け入れたことに、戸惑っていた。
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電話を切ると晶はため息を付いて立ち上がると、後ろを向いている清子を背中から抱きしめた。
「清子……。」
「やめて。」
その腕を振りきると、晶を見上げた。
「もうやめて。待ってる人がいるんでしょう?」
「……お前しか見てねぇよ。やっぱ俺は、お前しかいないんだ。」
「やめてって。そう言うの。やなの。」
「俺がイヤか?」
「あなたじゃない。」
「だったら編集長ならいいのか。俺じゃなくて、編集長だったらキスしたいと思ってたのか。」
「違う。私は……誰も好きにならない。一人で生きていきたいから……。」
意固地になってる。また涙が溢れているから。だがその頬に手を触れると、それを振り払われた。
「待ってるんでしょう?行って。」
「また来る。」
「来ないで。来るんなら、住むところを変えるわ。編集長にも知られたし、良い機会だと思うから。」
「編集長もきたのか。」
清子の言葉に焦ってしまった。史もここに来て、清子に手を出したのだろうか。さっきまで絡ませていた舌を、史も味わったのだろうか。
「……もう行って。これ以上何も話さないから。」
「だったら、もう一度させろよ。」
そう言って晶は少し身を屈めると、唇を重ねた。最初から舌を入れて、その舌を舐める。
立ち尽くしている清子の体を抱き寄せると、晶はその部屋を出ていった。だがその拳はぐっと握られている。
史もここに来たのだ。だから素直にキスをさせたのだろうか。そう思うと、悔しさが溢れてきそうだった。
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