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第3章
マタ王国の内戦16
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俺と対峙している鬼の背後には人間の兵たちが多数いる。
この状況では広範囲に渡る魔法は使えない。
しかし100体もの魔物を、剣でちまちま倒していくのも面倒だ。
それに時間をかけて不利だと分かれば、鬼たちは反転して人間たちへとその刃の向き先を変える事も考えられる。
どうしたものか…
そんな事を考えているうちに、鬼の数体が俺に目掛けて殺到してきた。
ドゴン!
ドゴン!
ひらりとその攻撃をかわすたびに、地面に大きな穴が開いていく。
地面に拳をめり込ませている鬼の後ろから、一体の鬼が棍棒を振り下ろしてきた。
俺は素早く剣を抜く。
ガン!
俺は剣でそれを受け止めるが、その衝撃で身体が沈む。
大きな衝撃による隙が生まれたのを確認した鬼たちの蹴りと拳が、左右から飛んできた。
俺は今度は素早く魔法を唱えた。
「…土遁!」
ドゴッ!
地面から土の壁が俺を守るように現れる。
付け焼刃のような防御壁など物ともせずに鬼たちの一撃はそれを突き破った。
しかしその勢いは少し弱まり、俺がバックステップでかわすには十分な余裕を生んだ。
スタッ…
俺は少し鬼と距離を取る。
その様子を見ていた一体の鬼が、俺を挑発するように笑い飛ばした。
「グヘへ!逃げるだけか?勇者よ」
鬼たちが一斉に笑い出す。
俺はとある覚悟を決め、一つ溜め息をついた。
「…残念だが、仕方ないな」
俺は肩の力を抜いた。
それが鬼たちには俺がこの戦いを諦めたように思えたようだ。
「グヘへ!残念なのはこっちの方だ。
勇者なんてそんなものか?アルラウネを一蹴したと聞いて、楽しみにしていたのになぁ」
「…勘違いするなよ、クズ共」
「ああん?この状況で何を言ってやがる?お前をすぐにボコボコにしてやるよ!グヘへ!」
「…俺の楽しみを減らす事が残念だ」
「ああん?言っている意味が全く分からんぞ!」
「…すぐに分かる。嫌というほどな」
「諦めたんじゃねえのか!?」
「…諦めたさ」
「グヘへ!やっぱりこいつはヘボだ!グヘへ!」
「…貴様らをじっくりといたぶるのは…」
俺のこの一言で鬼たちは完全にキレた。
「なんだとぉ!!みんなやっちまえ!!」
先頭の鬼の号令で俺に再び殺到してくる鬼ども。
やはり頭は弱いようだ。
俺の挑発で全員が俺に向かってきた。
俺は覚悟した。
こいつら全員を瞬殺することを…
「金剛身!!」
俺は自分の能力を飛躍的に高める魔法を唱える。
ドンッ!!
俺の身体にオーラがまとう。
「英雄王よ!万物を断つ王の力、我にその資格を示せ!超階位魔法剣!『エクスカリバー』!!」
俺の剣が突如現れた大岩に突きささる。
俺はそれを一気に引き抜いた。
この行為は『エクスカリバー』の儀式であり、大岩から剣を引き抜く事が出来ないと剣は粉々となり、魔法は失敗する。
よほどの能力がないとこの儀式は成功しないのだが、無双の勇者である俺にとっては児戯に過ぎなかった。
大岩から引き抜いた瞬間に聖なる光で巨大化する俺の剣。
ここに俺は魔法剣『エクスカリバー』を使用する資格を得た。
さらに究極のスキルを放つことにする。
「…神速斬と千剣の舞」
俺は剣を構える。
そして一気に駆け出した。
鬼の軍勢に向かって。
「…合わせて、神速の剣舞!!」
ドーンッ!!
地面を想像を絶する力で蹴り出すと、炸裂する爆発音。
ヒュン!ヒュン!
軽やかな空気を切り裂く音が鬼たちの合間を縫って踊った。
タンッ!タンッ!
目にも止まらないスピードで華麗なステップを踏む。
目に見える物と言えば、鬼たちの首に優しく触れる美しい光の曲線だけだった。
それはまるで、蛍の光がヒラヒラと舞っているような、幻想的な光景であった。
スタンッ…
そしてほんの数秒に過ぎなかった俺のダンスが終わる。
俺は剣を納めると、片膝をついて、指を「パチン!」と鳴らした。
ブシャァァァ…一斉に全ての鬼の首から血が噴水のように飛び出す。
バタ…
バタ…
断末魔を立てる事も許されずに、次々と鬼たちは倒れていった。
一方の俺は、金剛身の反動もあり、その様子を目の前の特等席でじっくりと鑑賞していたのであった。
そして誰に聞かせるでもなく、俺はつぶやいた。
「…ぬるすぎる」
◇◇
「オヤオヤ、マタオマエカ…」
完全に人間性の欠片(かけら)もないパブロはティナを目の前にして余裕の表情を浮かべている。
「私はあなたともう一度戦えて嬉しいわ」
ティナも刀を抜いて、微笑みを絶やさない。
しかしそれは虚勢であったのは、否めなかった。
先の一戦で、ある程度は敵の力を計れたと思っている。
もちろんその事はパブロにとっても同じであろう。
ただし、ティナにとって致命的な弱点が一つある。
それは、パブロには魔力があり、どんな魔法を唱えてくるか分からない事であった。
魔法の事への理解に乏しい彼女であったので余計にその事が頭を離れず、安易な飛び込みを許さなかった。
「シネェェェ!」
様子を見ているうちに、パブロの方から攻撃をしかけてくる。
屋敷の時よりもさらに長い爪を刃物のように、振るってきた。
カキン!
それをティナは軽く刀で受け止める。
直後に刀の攻撃範囲内に入るべく、一歩踏み出した。
そこに
「ダークペイン!」
と魔法が放たれる。
黒い塊のような魔法がティナを襲う。
彼女はとっさにそれを左ステップでかわす。
「キェェェ!」
それを見越していたかのように、パブロは右の爪を降り下ろしてきた。
「くっ…!」
ダッ!
ティナはバックステップでそれをかわした。
「ガァァ!!」
ティナの推進力が後ろになったのを見計らって、パブロは魔力をぶつけてくる。
バン!
「キャッ!」
強い力で押し出される感覚。
ティナは思わず尻もちをついた。
「キヒヒヒ!」
そこにパブロの凶悪な爪が再びティナを襲ってきた。
ヒュン!
空気を切り裂く高い音がティナの耳にもはっきりと聞こえる。
「オワリダ!!」
この状況では広範囲に渡る魔法は使えない。
しかし100体もの魔物を、剣でちまちま倒していくのも面倒だ。
それに時間をかけて不利だと分かれば、鬼たちは反転して人間たちへとその刃の向き先を変える事も考えられる。
どうしたものか…
そんな事を考えているうちに、鬼の数体が俺に目掛けて殺到してきた。
ドゴン!
ドゴン!
ひらりとその攻撃をかわすたびに、地面に大きな穴が開いていく。
地面に拳をめり込ませている鬼の後ろから、一体の鬼が棍棒を振り下ろしてきた。
俺は素早く剣を抜く。
ガン!
俺は剣でそれを受け止めるが、その衝撃で身体が沈む。
大きな衝撃による隙が生まれたのを確認した鬼たちの蹴りと拳が、左右から飛んできた。
俺は今度は素早く魔法を唱えた。
「…土遁!」
ドゴッ!
地面から土の壁が俺を守るように現れる。
付け焼刃のような防御壁など物ともせずに鬼たちの一撃はそれを突き破った。
しかしその勢いは少し弱まり、俺がバックステップでかわすには十分な余裕を生んだ。
スタッ…
俺は少し鬼と距離を取る。
その様子を見ていた一体の鬼が、俺を挑発するように笑い飛ばした。
「グヘへ!逃げるだけか?勇者よ」
鬼たちが一斉に笑い出す。
俺はとある覚悟を決め、一つ溜め息をついた。
「…残念だが、仕方ないな」
俺は肩の力を抜いた。
それが鬼たちには俺がこの戦いを諦めたように思えたようだ。
「グヘへ!残念なのはこっちの方だ。
勇者なんてそんなものか?アルラウネを一蹴したと聞いて、楽しみにしていたのになぁ」
「…勘違いするなよ、クズ共」
「ああん?この状況で何を言ってやがる?お前をすぐにボコボコにしてやるよ!グヘへ!」
「…俺の楽しみを減らす事が残念だ」
「ああん?言っている意味が全く分からんぞ!」
「…すぐに分かる。嫌というほどな」
「諦めたんじゃねえのか!?」
「…諦めたさ」
「グヘへ!やっぱりこいつはヘボだ!グヘへ!」
「…貴様らをじっくりといたぶるのは…」
俺のこの一言で鬼たちは完全にキレた。
「なんだとぉ!!みんなやっちまえ!!」
先頭の鬼の号令で俺に再び殺到してくる鬼ども。
やはり頭は弱いようだ。
俺の挑発で全員が俺に向かってきた。
俺は覚悟した。
こいつら全員を瞬殺することを…
「金剛身!!」
俺は自分の能力を飛躍的に高める魔法を唱える。
ドンッ!!
俺の身体にオーラがまとう。
「英雄王よ!万物を断つ王の力、我にその資格を示せ!超階位魔法剣!『エクスカリバー』!!」
俺の剣が突如現れた大岩に突きささる。
俺はそれを一気に引き抜いた。
この行為は『エクスカリバー』の儀式であり、大岩から剣を引き抜く事が出来ないと剣は粉々となり、魔法は失敗する。
よほどの能力がないとこの儀式は成功しないのだが、無双の勇者である俺にとっては児戯に過ぎなかった。
大岩から引き抜いた瞬間に聖なる光で巨大化する俺の剣。
ここに俺は魔法剣『エクスカリバー』を使用する資格を得た。
さらに究極のスキルを放つことにする。
「…神速斬と千剣の舞」
俺は剣を構える。
そして一気に駆け出した。
鬼の軍勢に向かって。
「…合わせて、神速の剣舞!!」
ドーンッ!!
地面を想像を絶する力で蹴り出すと、炸裂する爆発音。
ヒュン!ヒュン!
軽やかな空気を切り裂く音が鬼たちの合間を縫って踊った。
タンッ!タンッ!
目にも止まらないスピードで華麗なステップを踏む。
目に見える物と言えば、鬼たちの首に優しく触れる美しい光の曲線だけだった。
それはまるで、蛍の光がヒラヒラと舞っているような、幻想的な光景であった。
スタンッ…
そしてほんの数秒に過ぎなかった俺のダンスが終わる。
俺は剣を納めると、片膝をついて、指を「パチン!」と鳴らした。
ブシャァァァ…一斉に全ての鬼の首から血が噴水のように飛び出す。
バタ…
バタ…
断末魔を立てる事も許されずに、次々と鬼たちは倒れていった。
一方の俺は、金剛身の反動もあり、その様子を目の前の特等席でじっくりと鑑賞していたのであった。
そして誰に聞かせるでもなく、俺はつぶやいた。
「…ぬるすぎる」
◇◇
「オヤオヤ、マタオマエカ…」
完全に人間性の欠片(かけら)もないパブロはティナを目の前にして余裕の表情を浮かべている。
「私はあなたともう一度戦えて嬉しいわ」
ティナも刀を抜いて、微笑みを絶やさない。
しかしそれは虚勢であったのは、否めなかった。
先の一戦で、ある程度は敵の力を計れたと思っている。
もちろんその事はパブロにとっても同じであろう。
ただし、ティナにとって致命的な弱点が一つある。
それは、パブロには魔力があり、どんな魔法を唱えてくるか分からない事であった。
魔法の事への理解に乏しい彼女であったので余計にその事が頭を離れず、安易な飛び込みを許さなかった。
「シネェェェ!」
様子を見ているうちに、パブロの方から攻撃をしかけてくる。
屋敷の時よりもさらに長い爪を刃物のように、振るってきた。
カキン!
それをティナは軽く刀で受け止める。
直後に刀の攻撃範囲内に入るべく、一歩踏み出した。
そこに
「ダークペイン!」
と魔法が放たれる。
黒い塊のような魔法がティナを襲う。
彼女はとっさにそれを左ステップでかわす。
「キェェェ!」
それを見越していたかのように、パブロは右の爪を降り下ろしてきた。
「くっ…!」
ダッ!
ティナはバックステップでそれをかわした。
「ガァァ!!」
ティナの推進力が後ろになったのを見計らって、パブロは魔力をぶつけてくる。
バン!
「キャッ!」
強い力で押し出される感覚。
ティナは思わず尻もちをついた。
「キヒヒヒ!」
そこにパブロの凶悪な爪が再びティナを襲ってきた。
ヒュン!
空気を切り裂く高い音がティナの耳にもはっきりと聞こえる。
「オワリダ!!」
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