39 / 47
第二回 格闘遊戯
しおりを挟む
「ヴァンサン達は座って待っていてくれ。次は、うららとコユキの番だな。」
うららは座ったままで、その意見を否定する。
「私は自分に満足しているから、いらないわよ。」
だが、春人の意見が覆る事はなかった。
「そうは言っても、うちの戦闘担当の能力は、最優先で強化出来る時に強化をしておきたい。レムという前例があるからな。レムが言っていた事を思い出してみろ。レムは最強だが、転生を繰り返しているから、現段階ではそれ以上の力を持つモンスターがいるんだぞ。」
うららは戦闘は任せてと言っておきながら、邪神レムレースが来た時に春人に庇われていた。レムの素早い動きにまったくついて行けずに、春人が一度やられてしまったのを、自分の責任だと感じている。その事を思い出して、顔色を曇らせる。あんな想いは二度としたくはないのだ。
「……そう言われるとそうね。私は調子に乗っていたみたいね。お願いします。」
「うん。あとは便利なスキルもいくつか付けておくよ。コユキもそれで良いか?」
春人は続いてコユキの方を見る。コユキは恐る恐る春人の顔色を窺っていた。
「……うちは荷物持ちだけど、強くなった方が良いのかな?」
「どちらでも別に構わない。だが俺が魔物に触れない分、新たな天賦の才を付けておきたいな。コユキが許してくれるなら、サポートから剥ぎ取りまで有利となるものを選ぶよ。それに、今のままだと耐久力が心配だからな。今回の討伐で、レベルももう少し上げるぞ。」
「分かったんだよ。役に立たなくて、春人のパーティーから追い出されたくないんだよ。」
春人はコユキがまだ追い出される事を心配しているのが、不憫だった。それだけで今までのコユキの苦労が分かった。笑顔でコユキの頭を撫でる。
「安心しろ。コユキはもう俺達の仲間なんだ。役に立たないからと追い出す事はない。子供のうちはな。」
コユキは春人にだけは子供扱いされる事が嫌だった。顔を真っ赤にして抵抗する。
「酷いんだよっ。うちは、こう見えてもう大人だもん。」
「あはは。ごめんごめん。じゃあやるぞ。【 格闘遊戯 】矮人」
春人がテーブルから離れ、歩きながらスキルを使うと、少し離れた場所にドワーフが現れる。真の友情から見たら、それはまるで召喚魔法。この異世界には、そんな力を持つ者はいない。いたとしても、逸話や空想の類なのだ。
ヴァンサン達はびっくりして、席を立って凝視している。
ドワーフが春人を見て笑い出した。
「がはははは。小童。久しぶりだわい。よくぞ儂を呼び出したな。」
「まあ。次回で仏が出現していない限り、今日、呼び出すのはあんただけだ。」
「そうか。天賦の才の付与が一番使えるからな。」
ドワーフの答えに、春人は少し考える。
「前言撤回。使えると言えば猪もいたな。あれは人間にも上位のスキルが付与出来たんだった。コユキのすぐ死ぬ問題はそれで解決しよう。」
「まあ。そんな事はどうでも良いっ。久しぶりに――」
『 ――Ready GO! 』
矮人の話の途中で、戦闘開始のアナウンスが流れる。真の友情のメンバーは、春人のまともな戦闘を始めて見る。
だが春人は自分の事を最弱の剣士と言っていたので、その戦闘での期待値はそれほど高くはない。一方でドワーフは、その佇まいや気迫でそうとう強い事が窺える。それも見ただけで、今まで出会った事のないような最強の敵だという事が分かった。春人に天賦の才を付与された今であっても、心の底から恐怖していた。
しかし、勝負は一瞬で終わった。ドワーフが槌を振り上げた瞬間に春人はその懐に入り、胴体を一閃した。二撃目でドワーフの槌を根本から吹き飛ばす。ドワーフが武器を手放すと、次から次へと連続の斬撃を叩き込む。華麗で一切無駄のない連続攻撃に一同は衝撃を受ける。
たしかに、うららの時とは違い春人の動きは見えてはいた。だがそれは、ドワーフが槌を振り上げるまでだ。一瞬だけ春人は消えた。まるでドワーフに隙を与え、隙が出来た瞬間だけ全力を出したような動きだった。
その後の連続技や攻撃の威力、相手の動きを全て封じ、まったく反撃を許さないような流れ。熟練の剣豪が素人剣士でも相手にしているような圧倒的な力の差。
「ぷぎゃっ――ごぶぉっ。」
ドワーフが金色の小人に変わる。同時にヴァンサンが呟いていた。
「いったいどこが最弱なんだよ。」
「……だね。最強の間違いじゃないの?」
ドワーフの金の像から声が聞こえて来る。
『がはははは。また揉んでやったわい。』
うららがドワーフに突っ込む。
「春人に手も足も出なかったのに、何で上からなのよ。」
春人が、タブレットを操作した。
「今日はこんな感じだ。大丈夫か?」
追加した天賦の才
≪ 春人 ≫
四季魔法Ⅰ 4万円(割引チケット)
復体5万円
≪ うらら ≫
①テイムⅠ 19万5千円(割引チケット)
②聖気完全解放 Ⅰ 21万円(割引チケット)
③光気完全解放 Ⅰ 22万5千円(割引チケット)
④信仰者付与Ⅰ24万円(割引チケット)
⑤遊技Ⅰ 5万円(割引チケット):{ 翼 補助技{運搬技Ⅰ冒険技Ⅰ偵察技Ⅰ}歌手技{踊技Ⅰ 音楽技Ⅰ 歌技Ⅰ}}」
≪ コユキ ≫
①武技Ⅰ 3万円
②探検技Ⅰ 5万円{ 翼 補助技{運搬技Ⅸ 冒険技Ⅰ偵察技Ⅰ} 採守技Ⅰ{堅守Ⅰ 採掘技Ⅰ 算術技Ⅰ}}
③四季魔法Ⅰ 5万円
『がはははは。良いぞ。』
「じゃあ。ありがとな。また頼むよ。」
『がははは。またな。さらばだ。』
春人は、タブレットを手放し、もう一度スキルを唱えた。
「【 格闘 遊戯 】猪」
「ふんぬっ。小童。ずいぶんと久しぶりだな。」
「一週間は経過したけど、先週だろ。猪のスキル付与は、なんでも付けられるけど、発動しないものや劣化する場合があるんだよな?」
「ふんぬ。そうだ。」
「具体的にどういう事なんだ?」
「無属性は基本的には発動しない。天属性は発動はするが、パッシブのみで、その場合は劣化をする。アクティブスキルは聖者 聖女 英雄の職業であれば、発動は出来るが同じく劣化する。」
「瀕死自動回復はどっちに該当する?」
「人間ではアクセス出来ないが、スキル自体が自動で発動するものは可――」
『 ――Ready GO! 』
「質問は後にし――」
「オーケー。」
戦いが始まると真の友情のメンバーは、参考にする為に戦いを見つめていた。
だがそれはまたしても、すぐに終了する。春人は前回とはレベルや才能が格段に違うのだ。
「べぎょすっ――ぎょあっーー。」
レンジロウがマリナに言う。
「春人は本当に神なのではないか? あれなら魔王でも簡単に倒せるだろう。そういう次元だぞ。」
「そうだね。間違いないでしょう。」
倒された猪が金色の猪に変わる。
『ふんぬ。まだまだ。しかし、前回より少しだけ強くなったようだな。』
「そうか? 戦闘は相変わらず弱いが、これがゲームなら負けないのは、前と一緒だ。」
『誰に何のスキルを付ける? 先程の質問から察するに該当者は一人しかおらんがな。』
「はずれだ。元から天属性の者にも付ける。」
1つ一万円
≪ 春人 ≫
【魔導転移】(考察遊戯で春人が製作)
【防御強化】(考察遊戯で春人が製作)
≪ うらら ≫
【魔導転移】
【天の境地】我慢&即死耐性
【瀕死回復Ⅰ】
【自動発動】
≪ コユキ ≫
【魔導転移】
【防御強化】
【天の境地】我慢&即死耐性 → 我慢&即死耐性(小)
【瀕死回復Ⅰ】
瀕死時HP70%自動回復 → 残りHP30%で28%自動回復
【体天】 HP+5000 → +2000
【堅天】 守+1000 → +400
【天心】 精神+1000 → +400
春人はゴールドをお金に換え、125万円に変換した62.5万ゴールドを支払っていた。
「うららとコユキもこれで飛べるようになったぞ。ヴァンサン達も、目的地まで飛行の練習から始めようか。」
うららは座ったままで、その意見を否定する。
「私は自分に満足しているから、いらないわよ。」
だが、春人の意見が覆る事はなかった。
「そうは言っても、うちの戦闘担当の能力は、最優先で強化出来る時に強化をしておきたい。レムという前例があるからな。レムが言っていた事を思い出してみろ。レムは最強だが、転生を繰り返しているから、現段階ではそれ以上の力を持つモンスターがいるんだぞ。」
うららは戦闘は任せてと言っておきながら、邪神レムレースが来た時に春人に庇われていた。レムの素早い動きにまったくついて行けずに、春人が一度やられてしまったのを、自分の責任だと感じている。その事を思い出して、顔色を曇らせる。あんな想いは二度としたくはないのだ。
「……そう言われるとそうね。私は調子に乗っていたみたいね。お願いします。」
「うん。あとは便利なスキルもいくつか付けておくよ。コユキもそれで良いか?」
春人は続いてコユキの方を見る。コユキは恐る恐る春人の顔色を窺っていた。
「……うちは荷物持ちだけど、強くなった方が良いのかな?」
「どちらでも別に構わない。だが俺が魔物に触れない分、新たな天賦の才を付けておきたいな。コユキが許してくれるなら、サポートから剥ぎ取りまで有利となるものを選ぶよ。それに、今のままだと耐久力が心配だからな。今回の討伐で、レベルももう少し上げるぞ。」
「分かったんだよ。役に立たなくて、春人のパーティーから追い出されたくないんだよ。」
春人はコユキがまだ追い出される事を心配しているのが、不憫だった。それだけで今までのコユキの苦労が分かった。笑顔でコユキの頭を撫でる。
「安心しろ。コユキはもう俺達の仲間なんだ。役に立たないからと追い出す事はない。子供のうちはな。」
コユキは春人にだけは子供扱いされる事が嫌だった。顔を真っ赤にして抵抗する。
「酷いんだよっ。うちは、こう見えてもう大人だもん。」
「あはは。ごめんごめん。じゃあやるぞ。【 格闘遊戯 】矮人」
春人がテーブルから離れ、歩きながらスキルを使うと、少し離れた場所にドワーフが現れる。真の友情から見たら、それはまるで召喚魔法。この異世界には、そんな力を持つ者はいない。いたとしても、逸話や空想の類なのだ。
ヴァンサン達はびっくりして、席を立って凝視している。
ドワーフが春人を見て笑い出した。
「がはははは。小童。久しぶりだわい。よくぞ儂を呼び出したな。」
「まあ。次回で仏が出現していない限り、今日、呼び出すのはあんただけだ。」
「そうか。天賦の才の付与が一番使えるからな。」
ドワーフの答えに、春人は少し考える。
「前言撤回。使えると言えば猪もいたな。あれは人間にも上位のスキルが付与出来たんだった。コユキのすぐ死ぬ問題はそれで解決しよう。」
「まあ。そんな事はどうでも良いっ。久しぶりに――」
『 ――Ready GO! 』
矮人の話の途中で、戦闘開始のアナウンスが流れる。真の友情のメンバーは、春人のまともな戦闘を始めて見る。
だが春人は自分の事を最弱の剣士と言っていたので、その戦闘での期待値はそれほど高くはない。一方でドワーフは、その佇まいや気迫でそうとう強い事が窺える。それも見ただけで、今まで出会った事のないような最強の敵だという事が分かった。春人に天賦の才を付与された今であっても、心の底から恐怖していた。
しかし、勝負は一瞬で終わった。ドワーフが槌を振り上げた瞬間に春人はその懐に入り、胴体を一閃した。二撃目でドワーフの槌を根本から吹き飛ばす。ドワーフが武器を手放すと、次から次へと連続の斬撃を叩き込む。華麗で一切無駄のない連続攻撃に一同は衝撃を受ける。
たしかに、うららの時とは違い春人の動きは見えてはいた。だがそれは、ドワーフが槌を振り上げるまでだ。一瞬だけ春人は消えた。まるでドワーフに隙を与え、隙が出来た瞬間だけ全力を出したような動きだった。
その後の連続技や攻撃の威力、相手の動きを全て封じ、まったく反撃を許さないような流れ。熟練の剣豪が素人剣士でも相手にしているような圧倒的な力の差。
「ぷぎゃっ――ごぶぉっ。」
ドワーフが金色の小人に変わる。同時にヴァンサンが呟いていた。
「いったいどこが最弱なんだよ。」
「……だね。最強の間違いじゃないの?」
ドワーフの金の像から声が聞こえて来る。
『がはははは。また揉んでやったわい。』
うららがドワーフに突っ込む。
「春人に手も足も出なかったのに、何で上からなのよ。」
春人が、タブレットを操作した。
「今日はこんな感じだ。大丈夫か?」
追加した天賦の才
≪ 春人 ≫
四季魔法Ⅰ 4万円(割引チケット)
復体5万円
≪ うらら ≫
①テイムⅠ 19万5千円(割引チケット)
②聖気完全解放 Ⅰ 21万円(割引チケット)
③光気完全解放 Ⅰ 22万5千円(割引チケット)
④信仰者付与Ⅰ24万円(割引チケット)
⑤遊技Ⅰ 5万円(割引チケット):{ 翼 補助技{運搬技Ⅰ冒険技Ⅰ偵察技Ⅰ}歌手技{踊技Ⅰ 音楽技Ⅰ 歌技Ⅰ}}」
≪ コユキ ≫
①武技Ⅰ 3万円
②探検技Ⅰ 5万円{ 翼 補助技{運搬技Ⅸ 冒険技Ⅰ偵察技Ⅰ} 採守技Ⅰ{堅守Ⅰ 採掘技Ⅰ 算術技Ⅰ}}
③四季魔法Ⅰ 5万円
『がはははは。良いぞ。』
「じゃあ。ありがとな。また頼むよ。」
『がははは。またな。さらばだ。』
春人は、タブレットを手放し、もう一度スキルを唱えた。
「【 格闘 遊戯 】猪」
「ふんぬっ。小童。ずいぶんと久しぶりだな。」
「一週間は経過したけど、先週だろ。猪のスキル付与は、なんでも付けられるけど、発動しないものや劣化する場合があるんだよな?」
「ふんぬ。そうだ。」
「具体的にどういう事なんだ?」
「無属性は基本的には発動しない。天属性は発動はするが、パッシブのみで、その場合は劣化をする。アクティブスキルは聖者 聖女 英雄の職業であれば、発動は出来るが同じく劣化する。」
「瀕死自動回復はどっちに該当する?」
「人間ではアクセス出来ないが、スキル自体が自動で発動するものは可――」
『 ――Ready GO! 』
「質問は後にし――」
「オーケー。」
戦いが始まると真の友情のメンバーは、参考にする為に戦いを見つめていた。
だがそれはまたしても、すぐに終了する。春人は前回とはレベルや才能が格段に違うのだ。
「べぎょすっ――ぎょあっーー。」
レンジロウがマリナに言う。
「春人は本当に神なのではないか? あれなら魔王でも簡単に倒せるだろう。そういう次元だぞ。」
「そうだね。間違いないでしょう。」
倒された猪が金色の猪に変わる。
『ふんぬ。まだまだ。しかし、前回より少しだけ強くなったようだな。』
「そうか? 戦闘は相変わらず弱いが、これがゲームなら負けないのは、前と一緒だ。」
『誰に何のスキルを付ける? 先程の質問から察するに該当者は一人しかおらんがな。』
「はずれだ。元から天属性の者にも付ける。」
1つ一万円
≪ 春人 ≫
【魔導転移】(考察遊戯で春人が製作)
【防御強化】(考察遊戯で春人が製作)
≪ うらら ≫
【魔導転移】
【天の境地】我慢&即死耐性
【瀕死回復Ⅰ】
【自動発動】
≪ コユキ ≫
【魔導転移】
【防御強化】
【天の境地】我慢&即死耐性 → 我慢&即死耐性(小)
【瀕死回復Ⅰ】
瀕死時HP70%自動回復 → 残りHP30%で28%自動回復
【体天】 HP+5000 → +2000
【堅天】 守+1000 → +400
【天心】 精神+1000 → +400
春人はゴールドをお金に換え、125万円に変換した62.5万ゴールドを支払っていた。
「うららとコユキもこれで飛べるようになったぞ。ヴァンサン達も、目的地まで飛行の練習から始めようか。」
0
お気に入りに追加
856
あなたにおすすめの小説
バイトで冒険者始めたら最強だったっていう話
紅赤
ファンタジー
ここは、地球とはまた別の世界――
田舎町の実家で働きもせずニートをしていたタロー。
暢気に暮らしていたタローであったが、ある日両親から家を追い出されてしまう。
仕方なく。本当に仕方なく、当てもなく歩を進めて辿り着いたのは冒険者の集う街<タイタン>
「冒険者って何の仕事だ?」とよくわからないまま、彼はバイトで冒険者を始めることに。
最初は田舎者だと他の冒険者にバカにされるが、気にせずテキトーに依頼を受けるタロー。
しかし、その依頼は難度Aの高ランククエストであることが判明。
ギルドマスターのドラムスは急いで救出チームを編成し、タローを助けに向かおうと――
――する前に、タローは何事もなく帰ってくるのであった。
しかもその姿は、
血まみれ。
右手には討伐したモンスターの首。
左手にはモンスターのドロップアイテム。
そしてスルメをかじりながら、背中にお爺さんを担いでいた。
「いや、情報量多すぎだろぉがあ゛ぁ!!」
ドラムスの叫びが響く中で、タローの意外な才能が発揮された瞬間だった。
タローの冒険者としての摩訶不思議な人生はこうして幕を開けたのである。
――これは、バイトで冒険者を始めたら最強だった。という話――
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
いずれ殺される悪役モブに転生した俺、死ぬのが嫌で努力したら規格外の強さを手に入れたので、下克上してラスボスを葬ってやります!
果 一
ファンタジー
二人の勇者を主人公に、ブルガス王国のアリクレース公国の大戦を描いた超大作ノベルゲーム『国家大戦・クライシス』。ブラック企業に勤務する久我哲也は、日々の疲労が溜まっている中、そのゲームをやり込んだことにより過労死してしまう。
次に目が覚めたとき、彼はゲーム世界のカイム=ローウェンという名の少年に生まれ変わっていた。ところが、彼が生まれ変わったのは、勇者でもラスボスでもなく、本編に名前すら登場しない悪役サイドのモブキャラだった!
しかも、本編で配下達はラスボスに利用されたあげく、見限られて殺されるという運命で……?
「ちくしょう! 死んでたまるか!」
カイムは、殺されないために努力することを決める。
そんな努力の甲斐あってか、カイムは規格外の魔力と実力を手にすることとなり、さらには原作知識で次々と殺される運命だった者達を助け出して、一大勢力の頭へと駆け上る!
これは、死ぬ運命だった悪役モブが、最凶へと成り上がる物語だ。
本作は小説家になろう、カクヨムでも公開しています
他サイトでのタイトルは、『いずれ殺される悪役モブに転生した俺、死ぬのが嫌で努力したら規格外の強さを手に入れたので、下克上してラスボスを葬ってやります!~チート魔法で無双してたら、一大勢力を築き上げてしまったんだが~』となります
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる