復讐の果てに

俺の不甲斐なさ

俺は悩んでいる



敬子ちゃんのお父さんに言われた、お前じゃ敬子は幸せに出来ない、お前は必ず敬子を傷つけると、お前は多分女を信じない目を離せば不安になり、敬子が友達と遊びに行くだけで疑う、修一くんには悪いが敬子を不幸には出来ないだから別れてくれ

君が悪い訳じゃない事は解っているが不幸に成るのが解っていて止めない親は居ない、君だって不安だろ、一番君が解って要るんじゃないか



その通りだった、俺はまだ心の中に負の感情に支配されている

元妻から手紙が来ているが一通見ていない、俺は敬子ちゃんを好きに成るほど苦しい、本当に学校に行っているのか、友達と遊びに行くと言うけど本当にただの友達なのか、だから敬子ちゃんとは一線を越えていない



また騙されるんじゃないか、でも昔から知っている敬子ちゃんはそんな子じゃない、でも元妻もそんな奴じゃ無かった、でも敬子ちゃんを失いたく無い、でも俺はただ寂しさを埋めているだけじゃないかと考えてしまう



このままじゃ敬子ちゃんに失礼だ、一度キチンと話しをしよう



「敬子ちゃんちょっと良い」



「何修一さん」



笑顔を向けられると言えない



「えっとね・・・税理士さんが税金対策に会社名義で車を買った方が良いって言われて買うんだけど敬子ちゃんはどんな車が好き」



何を言って要るんだ俺は



「私は修一さんが好きな車なら何でも良いよ」



「そっか、決まったら教えるね」



本当にヘタレだ、何で俺はこんなにも弱い人間に成ってしまったのだろうか、どんどん沼に沈んで行くみたいだ、誰かに相談したいが恥ずかしくて出来ない

趣味でも有れば違ったのか、考えれば考えるほどフラバが襲ってくる



明日こそ敬子ちゃんと話そう



「敬子ちゃん、今日は真剣な話しが有る」



敬子ちゃんも気付いたのか黙って俺の前に座った



「敬子ちゃん、よく聞いて、俺は敬子ちゃんが好きだ、でもこのままじゃ敬子ちゃんを不幸にする、俺は敬子ちゃんが居ない時不安なんだ、このままじゃ敬子ちゃんを常に監視してないと不安で押し潰されそうで、そんな事したら敬子ちゃんだって嫌でしょう、だから俺達は別れた方が良いんだ、ごめんね勝手で」



「私は別れません、不安なら大学辞めて24時間一緒に居ますよ、お父さんからも言われたけど私の気持ちは変わりません、修一さんが悩んで要るの知ってました、私は修一さんに私のすべてをあげます、だから私に修一さんの全てをください、私がもしも浮気したら１億払う契約書を作ってください、後、私にGPS付けて監視しても良いです、私は修一さんを裏切りませんよ、舐めないでください、私は7年間修一さん一筋ですからね、修一さんより私の愛は重いですからね覚悟してくださいね」



俺は何も言い返せない、敬子ちゃん顔が真剣過ぎて怖い



「明日から私はこの家で暮らしますから良いですね、それと修一さん私が好きならちょっと行動して下さい、私は貴方しか見てませんから」



「でも、お父さんが反対してるし、まだ学生だから」



「私はもう二十歳です結婚だってできます、お父さんは私が説得します、それに私が不幸に成るって誰が決めたんですか私は修一さんと一緒に居る事が幸せ何です、不安ならとっとと子供作りましょう、そうだそれが良い」



「ちょっとと待って落ち着いて」



「落ち着いてます、修一さんは嫌何ですか」



「敬子ちゃんの両親にキチンと筋を通して、祝福されたいでしょ」



「大丈夫です、両親を説得しますから、だから修一さんも私を見て下さい」



こんな敬子ちゃん見たの始めてだ、俺も真剣に気持ちに答えよう



その夜に敬子ちゃんのお父さんに居酒屋に呼び出された



「こんばんは井上さん」



「修一くん悪いなこんな時間に」



「いえ、こちらこそすみません」



「敬子から話しは聞いた、修一くんはどう思って要るのか聞きたい」



「はい、私も敬子さんを愛しています、ただあんな事が有った後何で凄く不安何です、敬子さんを幸せにしたいが、私では敬子さんを不幸にしてしまうのでは無いか、私も何が正しいのか解らないんです」



「修一くんは良い青年だ、本来なら俺も祝福したい、でも今の修一くんには敬子を任せられない、焦るな今君は病気なんだ心の、俺も何とか立ち直って欲しいだが、敬子にそんな苦労をして欲しく無いと思ってしまう、俺もな救命医何てやっていると家族を疎かにして浮気されて離婚した奴らを何人も見て来た、愛が深いほど立ち直るのに時間が掛かる、それに修一くんは誰にも相談して無いだろ、カウンセラー紹介しても良いが修一くん俺と毎週俺と飲むぞ、俺が良いと言うまでな、それとゴルフを始めろ、俺は義理の息子とゴルフするのが夢だったんだ」



「ゴルフは付き合い程度ですがしてますから大丈夫です」



「そうか、敬子にもやらせて家族でラウンドするか」



「はい、お願いします」



「しかし、修一くん敬子は頑固だぞ、今日家に帰っていきなり話し始めろ、俺の意見何て聞きゃしないよ、しかも子供を作るとか言い出して困ったよ、まさか手を出して無いだろうな」



「出してませんから」



「真剣なら結婚する迄手を出すな、解ったか」



「はい」



「信じるからな、絶対に守れよ」



俺は相談できる人ができて少し気が楽に成った気がした



翌日、敬子ちゃんが泊まる準備して家に来た時は焦った



何とか納得して貰ったけど、敬子ちゃん最近目が怖い、俺が強く成る前に敬子ちゃんが強く成って行く