クラスで一人だけ男子な僕のズボンが盗まれたので仕方無くチ○ポ丸出しで居たら何故か女子がたくさん集まって来た

pelonsan

文字の大きさ
上 下
54 / 77

ドキッ!? 性地巡礼!? 学食は撮影会!?

しおりを挟む
「マイちゃん! フランクフルトはチーズインですか!?」

 お堅い 助平すけひら 睦莉むつり の ”マイちゃん” 呼びで その人柄の良さが想像出来てしまう。
 だが、それよりも驚いたのは その見た目だ。
 どう見ても二十代にしか見えない。
 先程、助平すけひら 睦莉むつり は学食の ”おばちゃん” と呼んでいた。
 そのため勝手に年配の女性を想像していたのだが完全に お門違いだった。
 そんな 仲夏懺ちゅうかざん まい は元気に応える。

(※挿絵画像は自由使用可能なAI画像生成サイトで出力したものです。そのため背景等が本文と一致しておりません。参考程度でお願いします。)

「うむ! 言わずもがなチーズインだ!! ……って、助平すけひらお前!? オッパイ放り出して何してんだよ!? エッロい身体した委員長だから、いつかは やるかとは思っていたが……エロまで委員長だとはな!」
「もー、やだなぁマイちゃん。違いますよ! ……ほら、こっち……噂の ご本人登場です!」

 そう紹介された僕は おずおずと前へ出る。
 でも、噂の竿は堂々と雄大にだ。

「どうも! 竿乃玉之助です! ……って、何ですか!? コレは!? ぼ、僕の竿をモチーフにだなんて……どひゃー! い、いつの間にっ!?」

 より取り見取りのホットドッグだが全部 僕の竿型ソーセージだ。
 中には亀頭の形をした先端からチーズが漏れ出しているのもある。
 仲夏懺ちゅうかざん まい は誇らし気に大きな胸を張った。
 ちなみにシャツの乳房の部分の見た目が完全に乳袋である。

「それは企業努力の賜物と言うものだよ。玉之助! ……て言うか、玉之助! 初めましてだな! 本当にチンポ丸出しとか……しかも、ビンビンじゃないか!! おばちゃん びっくりだぞ」
「びっくりしたのは こっちですよ。このフランクフルト、本当に僕の竿と瓜二つじゃ無いですか! びっくりして思わず仰け反った上に、濃厚なチーズ発射しそうですよ」
「おいおい、本人がトッピングしてくれるって言うのか? だがな……果たして、足りるのかな? これだけの生徒たちの分をな!」
「えっ!?」

 思わず僕は ぎょっとしてしまう。
 周囲を見渡すと皆ホットドッグを握り締めながら僕の竿と見比べているでは無いか!
 よく見ると角度まで揃えている熱心振りである。
 中には先っぽを咥え込んでいる先走りJKまで居た。
 だが、さすがに僕のチーズをトッピングはアレなので丁重に お断りしよう。
 でも、折角なので記念撮影くらいはイカがなものか?

「良かったら、実物と一緒に写メ撮りますか?」
「良いの!? やった! お願いします!」
「えっ!? わたしも!」
「わたしも お願いします!」
「わたしも!」
「わたしも わたしも!」

 あっと言う間に人だかりが出来てしまった。
 どさくさに紛れて竿を握っている女子も居るようだが気持ち良いので問題無い。
 何も問題無い。
 その時、━━ 不意に聞き馴染みのある声が聞こえて来た。

「ちょ……お前! こんなところで何チンポ丸出ししてんだよ!?」

 背中まで伸びた見事な金髪で お馴染みの田舎のヤンキーだ。

「誰が田舎のヤンキーだ」
「ドンキ先輩じゃ無いですか! て言うか、制服姿 似合ってますね! エロくて!」
「えっ、エロっ!? ……ま、まぁ良いけどよ。て言うかよ、お前……ご飯食べるところでチンポ丸出しとか……さすがに それは……」

 嗜めるように 田室たむろドンキーニ は僕の竿を見つめる。
 しかし、正論なので僕は受け入れるしか無い。

「い、言われてみれば確かに! ……ところで、どうです? 先輩も一緒に記念撮影」
「いや、それは昨日散々……じゃ無くてっ! 何だよ、それ? 反省した瞬間に何事も無かったようにとかっ!」
「いや、だって……先輩も持ってるじゃ無いですか。ホットドッグ」
「ぎくっ」

 しかも、両手に持っていた。
 両手に竿だ。
 僕は これ見よがしに竿を振ってみた。
 上下左右、変幻自在である。
 周囲の女子たちも動きに合わせて顔とホットドッグを動かしている。
 はっと何かに気付いて 田室たむろドンキーニ は僕を見た。

「な、なるほど……実物と並べて記念撮影か。……聖地巡礼ってヤツか?」
「性地巡礼? 良い得て妙ってヤツですね! さすが先輩!」
「い、いやぁ……それ程でも」

 褒められて満更でも無い表情を 田室たむろドンキーニ は浮かべる。
 その表情に僕の竿も満更では無い ご様子だ。

「ほら先輩、はいチーズ!」

 どぴゅっ ━━ !!

「って、おいぃ! お前がチーズを出すんかい!!」

 僕の竿からチーズが飛ぶ。
 そして、もっともなツッコミが 田室たむろドンキーニ から飛ぶ。
 だが、それを切っ掛けに性地巡礼撮影会が大々的に催された。

「おう、お前ら! ちゃんと並べ!」

 仕切り出す 田室たむろドンキーニ。
 床上手の上に仕切り上手だ。

「お触りはオッケー! ハメるのは禁止だ!!」

 余談だが観光地には顔ハメパネルと呼ばれる物が あったりする。
 その代わりと言っては何だが皆のパンで僕の竿を挟む竿ハメ写真がトレンドに急上昇だ。

「玉之助! 気持ち良いからって皆との撮影が終わるまでチーズ出すなよ!」
「ぱ、パンが新触感ですけど……ぜ、善処します!」

 カクして、━━ 宴も たけなわなドキドキ撮影会が始まるのだった。

 それを遠目に見守るのは 助平すけひら 睦莉むつり と 仲夏懺ちゅうかざん まい の二人である。
 その話題の中心は無論、アレだ。

「写真だけでは疑っていたが、本当にフジヤマだとはな」
「そうなんですよ。最初は縮こまってて お粗末さんだったんですけどね」
「まぁ、このドキッ! 丸ごとJK 女だらけの淫乱学園に来たばかりでは仕方あるまい。それに、今では立派に ご立派のようだからな!」
「そうですね! ……淫乱学園?」

 首を捻る 助平すけひら 睦莉むつり だがオッパイ丸出しなので説得力しか無かった。

 やがて、━━ 推しの竿 撮影会も一通り終わり人垣も消えていく。
 僕はホクホク竿で二人の元へと歩み寄った。

「いやぁ、お待たせしました。何か、引っ張り竿で すみません」
「はは! なぁに、元気が一番さ! 挨拶が まだだったな玉之助! わたしが学食の おばちゃんこと、仲夏懺ちゅうかざん まい だ! 今後とも よろしく頼むぞ!」

 挙手を求められたと思ったら 仲夏懺ちゅうかざん まい は僕の竿を握った。
 握手よりも握竿のようである。

「オーウ! ……こ、こちらこそ、今後とも よろしく お願いします! ……て言うか……いやいやいや! 若! わっか!! おばちゃんって言われてたから、僕てっきり……」
「あっはっは! まぁ、そうだな。学食と言ったら おばちゃんだから自称だよ! 年は お前のとこの寮母の品乃しなのと同い年だな」

 どうやら、本当に若いようで この美貌も頷けるものである。
 握られた僕の竿も気持ち良くて ご満悦だ。

「二十代じゃ無いですか!? わっか!!」
「だから、皆おばちゃんよりもマイちゃんって呼んでるんだけどね」

 笑顔の 助平すけひら 睦莉むつり に僕も笑みを返す。

「なるほど! じゃあ、僕もマイさんで!」

 親指と竿を立てる僕に 仲夏懺ちゅうかざん まい は満面の笑みで応えた。

「おいおい、マイサンって自分のチンポってことじゃ無いか!」
「いっけね、あっはっは!」
「あっはっは!」
「あっはっは!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

みずがめ
恋愛
 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。  葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。  なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。  その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。  そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。  幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。  ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

冴えない俺と美少女な彼女たちとの関係、複雑につき――― ~助けた小学生の姉たちはどうやらシスコンで、いつの間にかハーレム形成してました~

メディカルト
恋愛
「え……あの小学生のお姉さん……たち?」 俺、九十九恋は特筆して何か言えることもない普通の男子高校生だ。 学校からの帰り道、俺はスーパーの近くで泣く小学生の女の子を見つける。 その女の子は転んでしまったのか、怪我していた様子だったのですぐに応急処置を施したが、実は学校で有名な初風姉妹の末っ子とは知らずに―――。 少女への親切心がきっかけで始まる、コメディ系ハーレムストーリー。 ……どうやら彼は鈍感なようです。 ―――――――――――――――――――――――――――――― 【作者より】 九十九恋の『恋』が、恋愛の『恋』と間違える可能性があるので、彼のことを指すときは『レン』と表記しています。 また、R15は保険です。 毎朝20時投稿! 【3月14日 更新再開 詳細は近況ボードで】

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

貞操逆転世界の男教師

やまいし
ファンタジー
貞操逆転世界に転生した男が世界初の男性教師として働く話。

幼馴染と話し合って恋人になってみた→夫婦になってみた

久野真一
青春
 最近の俺はちょっとした悩みを抱えている。クラスメート曰く、  幼馴染である百合(ゆり)と仲が良すぎるせいで付き合ってるか気になるらしい。  堀川百合(ほりかわゆり)。美人で成績優秀、運動完璧だけど朝が弱くてゲーム好きな天才肌の女の子。  猫みたいに気まぐれだけど優しい一面もあるそんな女の子。  百合とはゲームや面白いことが好きなところが馬が合って仲の良い関係を続けている。    そんな百合は今年は隣のクラス。俺と付き合ってるのかよく勘ぐられるらしい。  男女が仲良くしてるからすぐ付き合ってるだの何だの勘ぐってくるのは困る。  とはいえ。百合は異性としても魅力的なわけで付き合ってみたいという気持ちもある。  そんなことを悩んでいたある日の下校途中。百合から 「修二は私と恋人になりたい?」  なんて聞かれた。考えた末の言葉らしい。  百合としても満更じゃないのなら恋人になるのを躊躇する理由もない。 「なれたらいいと思ってる」    少し曖昧な返事とともに恋人になった俺たち。  食べさせあいをしたり、キスやその先もしてみたり。  恋人になった後は今までよりもっと楽しい毎日。  そんな俺達は大学に入る時に籍を入れて学生夫婦としての生活も開始。  夜一緒に寝たり、一緒に大学の講義を受けたり、新婚旅行に行ったりと  新婚生活も満喫中。  これは俺と百合が恋人としてイチャイチャしたり、  新婚生活を楽しんだりする、甘くてほのぼのとする日常のお話。

処理中です...