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先輩の新職業は手!? 出た! 白いの!

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 田室たむろドンキーニ は僕の竿を凝視しながら葛藤し続けていた。
 僕の竿は脈打ちながら照れ臭そうに赤らめている。

「喜んでギンギンなだけだぞ」

「そ、そうかな」

 相変わらず 飯路 律子いいろ りつこ は にべも無い。
 まったくギンギンな竿が似合うクールなロリっ子だ。
 冷静と情熱の間に僕の竿が存在する。
 その情熱の塊が遂に覚悟を決めたようだ。

「よ、よし!! 握る!! あたし……チンポ握る!!」

「お寿司じゃ無いですよ!?」

「わ、わ、わ、分かってるっつーの!! 話の腰を折るな!!」

「す、すみません! じゃ、じゃあ……先輩の覚悟……とくと御覧あれ!」

「う……うおおおおおおおぉぉぉぉっ!!!!」

 凄まじい形相を浮かべながら 田室たむろドンキーニ は僕の竿を握り締めた!

「!? 痛いっ!! いだだだだだだだだっ!! 先輩!! 痛い痛い痛い痛い!! もげる! もげちゃう!!」

「ドンキ、玉之介の竿が折れる」

「えっ!? あっ!! す、すまん!! あ、あたしとしたことが……つ、つい、力が入り過ぎた!!」

「は、話の腰よりも僕の竿を折らないで下さい」

 危うく僕の竿が中腹で折られるところだった。
 竹竿ならガムテープで補強も出来るだろうが竿乃の竿は恐らく無理だろう。
 竿知らずの処女に竿を握らせる危険性を改めて知ることとなった。
 学園全員セックス計画は命懸けなのである。

「……す、すまん。……ホント……て言うか……で、デカイな。……お、お前のチンポ……ど、どんだけデカイんだよ」

 謝罪も そこそこに 田室たむろドンキーニ は初めての竿に御執心だ。
 それにしても先輩には竿が良く似合う。

「どうですか? 初めての竿は?」

「い、いや……しょ、正直……気分的には決して気持ち良くは無いのに……な、何でか分からないけど……て、手が離せない!」

「なるほど。……それはですね先輩……」

「ドンキがチンポを求めてるだけ」

「あ、言われちゃった」

 田室たむろドンキーニ の顔が見る見る内に真っ赤に染め上がる。
 嫌よ嫌よも好きの内とは こんな状況から生まれた言葉に違い無い。

「え!? ……は!? あ、あたしが……ち、チンポを!? ……あたしがチンポを求めてるなんて……そんな……でも、確かに離せない!」

「正直に なりましょう? 先輩……あなたは竿を求めてるのです」

「あ、あたしが……チンポを……」

「ドンキ、ホントはチンポ好き」

 飯路 律子いいろ りつこ に そう指摘されても反論は無かった。
 むしろ僕の竿を見つめる目が潤んで来る始末である。

「……す、すっごいビクンビクンしてるな……お、お前のチンポ。……き、気持ち良いのか?」

「い、いや……握られてるだけじゃ それ程でも。……きっと、昨日までなら射精ものでしたが……今日は もう童貞を捨ててしまったので、
もはや握られてるだけじゃ満足出来ない竿になってしまったんです」

 何なら昨日までなら見られた時点で射精ものだ。
 だが、幸か不幸か人間とは慣れてしまう生き物である。

「贅沢だな。玉之介」

「本当に申し訳無い。ちょっと贅沢な竿で」

 反省はする。
 だが、勃起は止めない。
 繰り返す、反省はする。
 だが、勃起は止めない。

「そ、そうか。……じゃ、じゃあ……し、しごけば……良いんだよな?」

「しごいてくれますか?」

「……しょ、正直……あたし……しごいてみたいと思っちまってる……お前の勃起チンポを……」

「素晴らしい。先輩、それが あなたの正直な気持ちなんです。……大切に していきましょう。……さぁ、しごいて下さい。僕の竿を……!」

「ま、まかせておけ。……す、直ぐに気持ち良くしてやるからな」

「ありがとうございます。息子も泣いて喜んでおります」

「……はは……直ぐに変えてやるよ。笑顔にな……!」

「さすがです、先輩。教師に憧れているだけありますね! 笑顔に変えるだなんて。……出来ますよ! 先輩なら……きっと出来ます!!」

「ドンキ、かっけー」

 飯路 律子いいろ りつこ も賞賛だ。
 田室たむろドンキーニは 親指を立てて それに応える。
 まるで そのまま溶鉱炉に沈むかのようだ。
 思わず 飯路 律子(いいろ りつこ) も ぽつりと呟いてしまう。

「アイルビーファックだな。ドンキ」

 田室たむろドンキーニ は改めて僕の竿を凝視する。
 そして、ゆっくりと しごき始めた。
 当然のように僕の竿にはアタリが来る。

「……先輩。……素晴らしいです」

「……き、気持ち良くなって来たのか……?」

「はい。……あっ……じわじわと込み上げて来るものが……!」

「込み上げて来る……せ、精子だな!」

「ええ。……そうです」

「そ、そうか……! あ、あたしの手コキで……しゃ、射精するんだな!?」

「はい。……しゃ、射精してしまいます……!! もっと強めでお願いします!!」

「もっと強めに……し、しごくんだな!?」

「はい!! もっと……もっと、シコシコシコシコ……って お願いします!!」

「し、シコシコシコシコ……だな!? ……あ、あたしも……な、何か……込み上げて来た気がする……!!」

「えっ!? せ、先輩もですか!? ……も、もしかして……オマンコ濡れて来たんじゃ……」

「わ、分かんないけど……」

「わたしが確める。ドンキは そのまま続けてて」

「り、律子!?」

 飯路 律子いいろ りつこ は 田室たむろドンキーニ のジャージのズボンに手を掛ける。
 そして、迷い無くパンツごとズボンを引っ張って中を覗きこんだ。

「……ドンキ、オマンコ濡れ濡れ」

「……先輩」

「……だって……仕方無いだろ。……初めてなんだから」

 田室たむろドンキーニ は羞恥心を隠すかのように手の動きを早める。
 これには僕の竿も発射準備が整ってしまった。

「あっ……あっあっあっ! せ、先輩!! 出る!! 出ちゃいます!!!」

「えっ!? で、出ちゃうの!? ……お、おう!! だ、出しても良いぞ!! 遠慮しないで……あ、あたしの手コキで……射精しろ!!」

「あっあっあっ!! せ、先輩の手コキで……しゃ、射精するううううぅぅぅっ!!!!」

 ぶびゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううっ!!! ぶびゅるるるっ!! ぶびゅっ! ぶびゅううううう

ううううううううううううううううっ!!! ぶびゅるるるるるっ! ぶびゅるるるるるるるっ!! ぶびゅうううううううううううううううううううう

うううううっ!!! ぶびゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ ━━ !!!!

 凄まじい勢いで放たれた精液が部屋の壁に ぶち当たった。
 まるでラインカーで引かれたグランドのラインのように一直線である。
 田室たむろドンキーニ は それを呆然と眺めていた。
 達成感よりも まだ驚きの方が大きいのだろう。

「せ、先輩……お見事でした。……めっちゃ気持ち良かったです。……竿乃の竿……大満足」

「……え? ……あ、そ、そうか……! き、気持ち良かったか!! ……そ、そうか……あたしの手コキで……お、男が射精した……!」

 僕の射精に 田室たむろドンキーニ はウキウキで大喜びである。
 これには射精し甲斐も あると言うものだ。
 めでたくメスブタへの第一歩を踏み出したと言えよう。
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