35 / 35
第2章 元勇者&魔王軍VS勇者&人類
第35話 神魔覚醒
しおりを挟む
俺は会議が終わると、即座にダークエルフとベルがいる森に転移する。
「———ベル」
「あっ、優斗様! お待ちしておりました! 既にレベリングは終了しています!」
ベルがパッと笑顔になって俺の元にタタタッとやってくる。
その姿は飼い主の下へやってくる犬の様だった。
ベルはこの2年で非常に強くなり、外見も成長した。
アリシアに負けず劣らずの美貌は、誰が見ても美人だと思われるだろう。
「おっ、早かったなベル。もう少しかかると思ったんだが」
「優斗様を待たせるわけにはいきませんので! ……それで、会議はどうでしたか?」
俺は会議での話を大雑把に説明する。
勿論これから俺達が元幹部達の下に行くことも。
「成程……遂に人間との戦争を始めるのですね……。その際に元幹部達が好きに動かれては困ると言う事ですね」
「まぁそんな感じだ。だから今から俺達2人で幹部達をボコボコにしに行くぞ」
「分かりました! 今すぐに準備しますね!」
ベルはそう言うと、転移で何処かへと消える。
しかし僅か10秒程で戻ってきた。
両手には大きな大剣を2本持っている。
「準備終わりました! それでは行きましょう! 今回は大剣で良いんですよね?」
「ああ。一応他のも持ってきているか?」
「はい! 相手は腐っても元幹部ですからね。油断は禁物ですから」
最近ベルには色々な戦い方を教えており、今は大剣で、1ヶ月前までは素手での格闘術、その前は弓術、その前は魔法だ。
種族的に才能は絶大で、どれもすぐに習得し、それから1ヶ月程で達人と呼ばれる域まで達してしまう。
正直ステータスはアリシアや俺に思っているが、その内技術はどれも抜かされそうだ。
まぁ俺的にはその方が嬉しいんだけど。
師匠を超えるのが弟子の仕事だろう?
この言葉は俺の師匠の最後の言葉で、俺を支えてくれた大切な言葉だ。
おっと、感傷に浸るのはよそう。
「よし、それじゃあ行くか。ベル、少し俺に掴まっていてくれ」
「? 分かりまし———たぁぁぁぁぁぁ!!」
俺はベルが身体に掴まると同時に全速力で目的地まで飛翔した。
速度は大体雷速———秒速10万メートル程だ。
終始ベルがあまりの速さに叫んでいたのはご愛嬌という事で。
「———着いた」
「ふぎゅ……速すぎ、です……」
僅かゼロコンマ数秒で目的地に到着。
俺はこの移動に慣れているが、ベルは未だこの速度での移動は初めての様で、ちょっとの間だけだったが目を回していた。
「大丈夫か? ———【状態異常回復】」
「ふぎゅー……ありがとうございます……元気になりました!」
俺が【状態異常回復】を掛けてやると、一瞬にして元気を取り戻すベル。
その姿に本当は全然目を回していなかったんじゃ……と思ったが、どうやらそんな軽口を言っている暇は無さそうだ。
「……随分と危険なお出迎えだな」
俺とベルの周りを何千ものオーガが取り囲んでいた。
いや、それだけではない。
その他にミノタウロスの様な姿のデーモンと呼ばれる下級魔族に、ドラゴンが何百と集まっていた。
皆だいぶ良い武器と防具を装備しており、何かのバフを受けて通常個体の10倍ほど強くなっている。
「正直此処まで必要だったか眉唾だったが、確かに歴代最強と言うだけあって強いな」
「是非我らの手助けをして欲しい」
「ふんっ、あの小娘の手先は全て殺処分だ」
そう言うのは、竜人、悪魔、鬼人の3人の元幹部。
どれもそこらの兵士とは別格の力を持っており、下手したら今の幹部より少し強いかもしれない。
「それに貴様はあの男の友人で歴代最強勇者。そこのよく分からん混ざり物はどうでも良いが、貴様相手には本気を出さねばすぐに此方がやられてしまうわ。やれ———!!」
元幹部の1人———『軍団のドン』だったかな?
確かそんな名前の鬼人の号令で、オーガにデーモンにドラゴンが精錬された動きで俺達に襲い掛かる。
どうやらコイツはただの馬鹿ではない様だ。
しっかり俺との実力差を理解している。
故に本気で潰しに来た様だ。
しかし———どうやらベルを少し過小評価し過ぎの模様。
「ベル、好きに暴れろ」
「はいっ! ———【隠蔽】解除。【神魔覚醒】」
その瞬間にベルの体を膨大な魔力が変化した光と闇が包み込み、混ざり合って膨れ上がる。
その驚きの魔力量に軍団だけでなく、元幹部達すらもが恐怖し震えていた。
「ば、馬鹿な……! 何だこれ程の魔力は!?」
「既に魔王様を超えているのでは!?」
「一体何者だ!?」
おー焦ってる焦ってる。
まぁその焦りが絶望に変わるのはもう直ぐだけどな。
「———【神魔殺の矢雨】」
そう言った瞬間に何千ものオーガ軍団を覆い尽くす程巨大な魔法陣が天に展開され、そこから混沌色の矢が何万もオーガに向けて降り注ぐ。
———神と魔に愛された孤児の子孫。
それは世界に愛されていると同義。
それ故に神にも魔にも命を狙われる不遇な種族。
しかし、1度覚醒すれば敵なしとも呼ばれる世界の王の爆誕である。
ベルを包む魔力が徐々にベルの体に取り込まれ、輝く天使の輪を背に展開し、左右に4つの黒と白の翼が現れる。
耳の上に禍々しい羊の様な角を生やし、その身に黒と白の可憐なドレスを纏っていた。
瞳は瞳孔の細い赤眼と、湖の様に澄んだ碧眼。
「———後3人」
「チッ———やるぞお前ら!」
「こんな小娘に本気を出さんといけないなんて屈辱だ」
「そんな事言っている時間はない———行くぞ!」
その言葉に3人の元幹部は一気にからだから魔力を噴き出し、物凄い速度でベルへと突っ込んでいった。
「食らえ———【鬼神降臨】」
「———深淵を覗きし者———【淵々】」
「カァアアアアア!! ———【竜神の撃滅爪】」
そしてベルに天変地異レベルの技が繰り出される。
しかしベルが取った行動は1つの詠唱のみ。
「———神を穿ち、魔を滅する———【神魔超越】」
その言葉と共にベルの掌に3つの破壊光線が放出され、3人は一瞬にしてその身を灰に変えた。
————————————————
ベル
魔族(神魔族) 25歳
称号:神と魔の孤児みなしごの子孫 先祖の力を色濃く受け継ぐ者
歴代最強勇者の最初の弟子
《スキル》
【神魔覚醒Level:10】
【神邪法Level:11(MAX)】
【神邪眼Level:11(MAX)】
【神魔闘気Level:10】【格闘術Level:10】
【弓術:10】【全属性魔法:10】
【大剣術:8】
【気配感知Level:11(MAX)】
【空腹耐性Level:11(MAX)】
ステータス
Level:745(通常時)
総合値:1728400(GOD級)
体力:318115
魔力:496915
筋力:283100
防御力:270435
敏捷性:359835
————————————————
————————————————————————
新作あげました。
ぜひ見てみてください。
『乙女ゲーの悪役令嬢の執事に転生した。「死にたくなければ体を鍛えろ」と女神に言われたので、死に戻りスキルで死にながら鍛えてみた』
「———ベル」
「あっ、優斗様! お待ちしておりました! 既にレベリングは終了しています!」
ベルがパッと笑顔になって俺の元にタタタッとやってくる。
その姿は飼い主の下へやってくる犬の様だった。
ベルはこの2年で非常に強くなり、外見も成長した。
アリシアに負けず劣らずの美貌は、誰が見ても美人だと思われるだろう。
「おっ、早かったなベル。もう少しかかると思ったんだが」
「優斗様を待たせるわけにはいきませんので! ……それで、会議はどうでしたか?」
俺は会議での話を大雑把に説明する。
勿論これから俺達が元幹部達の下に行くことも。
「成程……遂に人間との戦争を始めるのですね……。その際に元幹部達が好きに動かれては困ると言う事ですね」
「まぁそんな感じだ。だから今から俺達2人で幹部達をボコボコにしに行くぞ」
「分かりました! 今すぐに準備しますね!」
ベルはそう言うと、転移で何処かへと消える。
しかし僅か10秒程で戻ってきた。
両手には大きな大剣を2本持っている。
「準備終わりました! それでは行きましょう! 今回は大剣で良いんですよね?」
「ああ。一応他のも持ってきているか?」
「はい! 相手は腐っても元幹部ですからね。油断は禁物ですから」
最近ベルには色々な戦い方を教えており、今は大剣で、1ヶ月前までは素手での格闘術、その前は弓術、その前は魔法だ。
種族的に才能は絶大で、どれもすぐに習得し、それから1ヶ月程で達人と呼ばれる域まで達してしまう。
正直ステータスはアリシアや俺に思っているが、その内技術はどれも抜かされそうだ。
まぁ俺的にはその方が嬉しいんだけど。
師匠を超えるのが弟子の仕事だろう?
この言葉は俺の師匠の最後の言葉で、俺を支えてくれた大切な言葉だ。
おっと、感傷に浸るのはよそう。
「よし、それじゃあ行くか。ベル、少し俺に掴まっていてくれ」
「? 分かりまし———たぁぁぁぁぁぁ!!」
俺はベルが身体に掴まると同時に全速力で目的地まで飛翔した。
速度は大体雷速———秒速10万メートル程だ。
終始ベルがあまりの速さに叫んでいたのはご愛嬌という事で。
「———着いた」
「ふぎゅ……速すぎ、です……」
僅かゼロコンマ数秒で目的地に到着。
俺はこの移動に慣れているが、ベルは未だこの速度での移動は初めての様で、ちょっとの間だけだったが目を回していた。
「大丈夫か? ———【状態異常回復】」
「ふぎゅー……ありがとうございます……元気になりました!」
俺が【状態異常回復】を掛けてやると、一瞬にして元気を取り戻すベル。
その姿に本当は全然目を回していなかったんじゃ……と思ったが、どうやらそんな軽口を言っている暇は無さそうだ。
「……随分と危険なお出迎えだな」
俺とベルの周りを何千ものオーガが取り囲んでいた。
いや、それだけではない。
その他にミノタウロスの様な姿のデーモンと呼ばれる下級魔族に、ドラゴンが何百と集まっていた。
皆だいぶ良い武器と防具を装備しており、何かのバフを受けて通常個体の10倍ほど強くなっている。
「正直此処まで必要だったか眉唾だったが、確かに歴代最強と言うだけあって強いな」
「是非我らの手助けをして欲しい」
「ふんっ、あの小娘の手先は全て殺処分だ」
そう言うのは、竜人、悪魔、鬼人の3人の元幹部。
どれもそこらの兵士とは別格の力を持っており、下手したら今の幹部より少し強いかもしれない。
「それに貴様はあの男の友人で歴代最強勇者。そこのよく分からん混ざり物はどうでも良いが、貴様相手には本気を出さねばすぐに此方がやられてしまうわ。やれ———!!」
元幹部の1人———『軍団のドン』だったかな?
確かそんな名前の鬼人の号令で、オーガにデーモンにドラゴンが精錬された動きで俺達に襲い掛かる。
どうやらコイツはただの馬鹿ではない様だ。
しっかり俺との実力差を理解している。
故に本気で潰しに来た様だ。
しかし———どうやらベルを少し過小評価し過ぎの模様。
「ベル、好きに暴れろ」
「はいっ! ———【隠蔽】解除。【神魔覚醒】」
その瞬間にベルの体を膨大な魔力が変化した光と闇が包み込み、混ざり合って膨れ上がる。
その驚きの魔力量に軍団だけでなく、元幹部達すらもが恐怖し震えていた。
「ば、馬鹿な……! 何だこれ程の魔力は!?」
「既に魔王様を超えているのでは!?」
「一体何者だ!?」
おー焦ってる焦ってる。
まぁその焦りが絶望に変わるのはもう直ぐだけどな。
「———【神魔殺の矢雨】」
そう言った瞬間に何千ものオーガ軍団を覆い尽くす程巨大な魔法陣が天に展開され、そこから混沌色の矢が何万もオーガに向けて降り注ぐ。
———神と魔に愛された孤児の子孫。
それは世界に愛されていると同義。
それ故に神にも魔にも命を狙われる不遇な種族。
しかし、1度覚醒すれば敵なしとも呼ばれる世界の王の爆誕である。
ベルを包む魔力が徐々にベルの体に取り込まれ、輝く天使の輪を背に展開し、左右に4つの黒と白の翼が現れる。
耳の上に禍々しい羊の様な角を生やし、その身に黒と白の可憐なドレスを纏っていた。
瞳は瞳孔の細い赤眼と、湖の様に澄んだ碧眼。
「———後3人」
「チッ———やるぞお前ら!」
「こんな小娘に本気を出さんといけないなんて屈辱だ」
「そんな事言っている時間はない———行くぞ!」
その言葉に3人の元幹部は一気にからだから魔力を噴き出し、物凄い速度でベルへと突っ込んでいった。
「食らえ———【鬼神降臨】」
「———深淵を覗きし者———【淵々】」
「カァアアアアア!! ———【竜神の撃滅爪】」
そしてベルに天変地異レベルの技が繰り出される。
しかしベルが取った行動は1つの詠唱のみ。
「———神を穿ち、魔を滅する———【神魔超越】」
その言葉と共にベルの掌に3つの破壊光線が放出され、3人は一瞬にしてその身を灰に変えた。
————————————————
ベル
魔族(神魔族) 25歳
称号:神と魔の孤児みなしごの子孫 先祖の力を色濃く受け継ぐ者
歴代最強勇者の最初の弟子
《スキル》
【神魔覚醒Level:10】
【神邪法Level:11(MAX)】
【神邪眼Level:11(MAX)】
【神魔闘気Level:10】【格闘術Level:10】
【弓術:10】【全属性魔法:10】
【大剣術:8】
【気配感知Level:11(MAX)】
【空腹耐性Level:11(MAX)】
ステータス
Level:745(通常時)
総合値:1728400(GOD級)
体力:318115
魔力:496915
筋力:283100
防御力:270435
敏捷性:359835
————————————————
————————————————————————
新作あげました。
ぜひ見てみてください。
『乙女ゲーの悪役令嬢の執事に転生した。「死にたくなければ体を鍛えろ」と女神に言われたので、死に戻りスキルで死にながら鍛えてみた』
6
お気に入りに追加
1,541
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(11件)
あなたにおすすめの小説

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

チートを貰えなかった落第勇者の帰還〜俺だけ能力引き継いで現代最強〜
あおぞら
ファンタジー
主人公小野隼人は、高校一年の夏に同じクラスの人と異世界に勇者として召喚される。
勇者は召喚の際にチートな能力を貰えるはずが、隼人は、【身体強化】と【感知】と言うありふれた能力しか貰えなかったが、しぶとく生き残り、10年目にして遂に帰還。
しかし帰還すると1ヶ月しか経っていなかった。
更に他のクラスメイトは異世界の出来事など覚えていない。
自分しか能力を持っていないことに気付いた隼人は、この力は隠して生きていくことを誓うが、いつの間にかこの世界の裏側に巻き込まれていく。
これは異世界で落ちこぼれ勇者だった隼人が、元の世界の引き継いだ能力を使って降り掛かる厄介ごとを払い除ける物語。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

目つきが悪いと仲間に捨てられてから、魔眼で全てを射貫くまで。
桐山じゃろ
ファンタジー
高校二年生の横伏藤太はある日突然、あまり接点のないクラスメイトと一緒に元いた世界からファンタジーな世界へ召喚された。初めのうちは同じ災難にあった者同士仲良くしていたが、横伏だけが強くならない。召喚した連中から「勇者の再来」と言われている不東に「目つきが怖い上に弱すぎる」という理由で、森で魔物にやられた後、そのまま捨てられた。……こんなところで死んでたまるか! 奮起と同時に意味不明理解不能だったスキル[魔眼]が覚醒し無双モードへ突入。その後は別の国で召喚されていた同じ学校の女の子たちに囲まれて一緒に暮らすことに。一方、捨てた連中はなんだか勝手に酷い目に遭っているようです。※小説家になろう、カクヨムにも同じものを掲載しています。

異世界に行った、そのあとで。
神宮寺 あおい@受賞&書籍化
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!

異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
世界そのものが因果応報の報いを受けていますね、元クラスメイト達もこれから酷い目にあうのかな
最終決戦ですね、チートを貰っても所詮付け焼刃な輩達だから瞬殺確実ですね
500年も経てば高潔な思いも風化する。
一人でもそんな気持ちを抱く人がいれば変わっていたかも知れないが…。