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第1章 結婚しよう
第18話 勇者の剣技って強すぎだよね
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俺は自分であり自分ではないもう1体から思考を乗っ取られない様に何とか耐えながら、シンシア様を連れて邪神教がある王都へと全速力で向かっていた。
勿論空を飛んで。
正直魔力をめちゃくちゃ消費するんだが、そろそろ俺の体が持たないのでそんなことを気にする余裕もない。
マズい……まだ本気で使っていないとは言え、コイツを出したのは間違いだったかも……頭超痛え……。
くそッ……やっぱりまだ俺じゃ扱い切れねぇか……感情で発動したら黒の方が出てくるから……。
白だったらまだ良かったんだけどな……解除した瞬間に強烈な筋肉痛が全身を襲ってくるけど。
「本当に戦は大嫌いだ……」
「……どうしたのですか?」
俺の呟きが聞こえていたらしく、シンシア様が風に髪を靡かせながら心配そうに聴いてくる。
「いや、何でもない。——それよりももう少しで着くぞ」
「は、はい! いつでも準備万端です!」
俺の腕の中でそんなことを言うシンシア様だが、それはしっかり自分で立ってから言ってほしい。
まぁ俺が半ば無理やり連れてきた様なものだから何も言えないんだけどな。
と言うか俺もしかしてヤバいことしてない?
妹と弟に危害が加わるかもと頭に血が昇ってしまってこんなことしてるけど、これ普通に王女誘拐だよな。
…………もしもの時は逃げるか。
俺は心の中でそう決意しながらタキシードの記憶で見た場所で止まり、シンシア様に衝撃が行かないように優しく降りる。
「ここがタキシードの記憶にあった本拠地ですか……」
「俺が読み取った分にはここ以外のところは無かったな。まぁもしかしたらあいつが知らないだけで本拠地がまだ他にもあるかも知れないけど」
正直あいつの記憶は俺の状態が不安定だったせいか、全部を読み取ることは不可能だった。
なので取り敢えず読み取れた中で1番コイツが隠したいと思っていた所がここだったので、こうしてここにきたと言うわけだ。
「…………そう言えば、レオンさん、もういつも通りに戻っていますね」
ふと、今気付いたとでも言う風に俺の顔を見ながらそう宣うシンシア様。
いつもって言うほど貴女と交流ないでしょ俺……と思わないこともないが、確かにさっきは側からみれば俺じゃない様に見えただろう。
まぁ厳密に言えば俺じゃないんだけどな。
「まぁあの時は感情を乗っ取られていたから、俺じゃないと言えば俺じゃ無かったな。ん? でもアイツも俺だから俺なのか? うーん……分からんな」
「分からないのですか……自分の力なのに……?」
そう言って呆れた様におでこに手を当てるシンシア様だが、俺は一言物申したい。
「シンシア様も自分の力を完全に扱いきれてないでしょう? それと一緒ですよ」
「うっ……何故知っているのですか……」
シンシア様は痛いところを突かれたと目を逸らす。
目を逸らしても無駄ですよお姫様。
高位の貴族は殆どが知ってるんですから。
「まぁシンシア様の力は勇者のものだから使いこなせなくて当たり前と言えば当たり前なんだけどな」
「が、頑張ってはいるのです。ですが中々上手くいかず……」
そう言って肩を落とすシンシア様が、可哀想に見えてきたので、少し無理やりかなと思いながらも話を変える。
「まぁそれはその内俺が使い方を教えてあげるから取り敢えず今は早く邪神教を潰そう」
俺の体がぶっ壊れる前に。
ほんとやばいの。
頭はガンガンと五月蝿いし、全身はもう既に限界の様で悲鳴を上げまくっている。
「そうですね。邪神教は騎士団も見つけ次第即刻対処しないといけない案件ですから、今行っても問題ないでしょう。国には後で私から言っておきます」
そう言って剣の柄に手を置くシンシア様。
どうやら今から突撃する事に関して否定的ではないらしい。
まぁ2人で行ったらそれこそ邪神が来ない限り負けることはないだろうしね。
邪神がいるのかなんて知らないし興味もないけど。
俺はそんなことを思いながら、まぁまぁの力で扉を蹴り飛ばす。
すると『ドゴンッ!』と言う音を上げて玄関の扉が吹き飛んだ。
よし、さぁ進入開始だぜ!
「おらおらおら! お前らを滅ぼす王国最強が来たぞおおおお!! 覚悟しな! 今日がお前らの命日だ!!」
俺は見た感じ普通に見える家の扉を開けながら叫び、意気揚々と家に飛び込んだ。
<><><>
中には10数人の如何にも怪しそうな、先程捕まえた美少女が着ていたローブと同じものを着ている奴らがいた。
そして俺たちを見た瞬間に物凄く慌て出す。
すると奥の方から1番偉そうなゴテゴテとした指輪を沢山付けている男がやってきた。
お、おお……これは酷いな……何か完全に私悪役ですとでも言わん限りの男だな……。
いや幾らおデブだからってこんなこと言いたくはないけどさ。
「お、お前らは何者だ!? どうしてここがわかった!?」
「そ、そうだ! 今日はここに強力な結界が張ってあった筈だ!」
例のおデブが唾を散らしながら怒鳴ってくる。
そしてそれに乗じて下っ端供も『そうだそうだ』と言うではないか。
だがこれに関しては俺が謝らないといけない気がする。
きっと頑張って張ったんだろうけど……
「いや結界は何か俺が近づいたら急に出てきたんだけど、普通に当たったら壊れた」
「「「はぁああああ!?!?」」」
うるさっ!
聖職者ならもっとお淑やかになれよな全く。
ん? あっ…………いや聖職者でも無理か。
フィリアさんもあんなんだし。
「結界壊してごめんな? それとさ、少し聴いてくれよ。あれが強力とか絶対に嘘だろ。だって俺が触れただけで崩れたんだぞ? だから張った奴が適当にしたのが悪いと思います!」
「そんなわけないだろうが!! ここには偉大邪神様が———はっ!?」
「「…………」」
あー……はい、確定黒だねぇ……だって思いっきり邪神って言ったし。
完全に紛うことなき邪神教ですね。
それに王国で結界などの魔法を張るのは普通に犯罪だし。
それを破ってまで使うってことは何か隠したいことがあるって誰が聞いても思うだろ。
コイツら案外バカかもしれん。
こんなのに怒っていた俺って、めちゃくちゃ嫌なんですけど……。
まぁでもすぐに分かったんだからそれで良いか。
「これは黒で良いですよねシンシア様」
「はい。これは完全に黒ですね」
「と、言うことは……」
「———戦闘許可を出します。レオンハルト・ドラゴンロード、私と共にこの拠点を潰しなさい」
「了解いました、一騎当千団長!!」
俺は許可が出た瞬間には既に飛び出していた。
いや少し焦りすぎたと思うだろうけど許してっ!
もう俺の体とメンタルは限界なの!
早く引き籠らないと俺死んじゃう!
俺はボロボロな体に鞭を打って、まず1番偉そうなおデブの顔面に軽めの掌底を放ち、相手の意識を確実に奪い、地面を思いっきり踏み締めて砂埃を巻き上げる。
「グハッ———っ!?」
「うわっ! 目に砂が……!」
俺が砂埃を巻き上げたことで敵から悲鳴が聞こえてくる。
よしよし上手く決まった様だ。
「コイツさえいれば良いから……後はお願いしますシンシア様!!」
俺は先程からずっと魔力を練っていたシンシア様から、おデブと一緒に離れる。
おデブは情報を提供して貰わないといけないからここで死んでもらっては困るのだ。
俺が離れたことを確認したらしいシンシア様は、魔力が凝縮された剣を振り下ろした。
「———【三日月斬り】ッッ!」
スパァァァァンッッ!!
シンシア様の声と共に、まるでお尻を鞭で本気で叩かれたかの様な乾いた音が響いた。
例えに関しては何も言わないでね?
俺にはこれ以外のことが思いつかないんだ。
そうそう、この^_^さ技は昔魔王を倒した勇者が使っていたとされる聖剣技の1つで、当代ではシンシア様しか使えないらしい。
ただ勇者の剣技と言うだけあってたったの一振りで全ての敵を一刀の元に斬り伏せてしまった。
いや威力高っ!?
俺はあの技は聖剣技の中でも1番弱い攻撃って聞いたんだけど!?
俺は驚愕に目を見開く。
墓地で暴れた俺が言えることでもないんだけど、ここ王都だよ?
少しやり過ぎじゃ無い?
シンシア様の技によって家は真っ二つになって崩れ去っている。
辺りに瓦礫が散乱しているし、人も何があったのかとどんどん集まってきてるし。
俺は『目立ちたく無いなぁ……』と思いながら、爆風で髪が何故か全て抜け落ちてしまったおデブを引きづってシンシア様の元へと戻った。
-------------------------
はい、作者がシリアスに耐えられずこんな事になってしまいました。
反省してるんで許してください。
それとお気に入り登録よろしくお願いします!
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正直魔力をめちゃくちゃ消費するんだが、そろそろ俺の体が持たないのでそんなことを気にする余裕もない。
マズい……まだ本気で使っていないとは言え、コイツを出したのは間違いだったかも……頭超痛え……。
くそッ……やっぱりまだ俺じゃ扱い切れねぇか……感情で発動したら黒の方が出てくるから……。
白だったらまだ良かったんだけどな……解除した瞬間に強烈な筋肉痛が全身を襲ってくるけど。
「本当に戦は大嫌いだ……」
「……どうしたのですか?」
俺の呟きが聞こえていたらしく、シンシア様が風に髪を靡かせながら心配そうに聴いてくる。
「いや、何でもない。——それよりももう少しで着くぞ」
「は、はい! いつでも準備万端です!」
俺の腕の中でそんなことを言うシンシア様だが、それはしっかり自分で立ってから言ってほしい。
まぁ俺が半ば無理やり連れてきた様なものだから何も言えないんだけどな。
と言うか俺もしかしてヤバいことしてない?
妹と弟に危害が加わるかもと頭に血が昇ってしまってこんなことしてるけど、これ普通に王女誘拐だよな。
…………もしもの時は逃げるか。
俺は心の中でそう決意しながらタキシードの記憶で見た場所で止まり、シンシア様に衝撃が行かないように優しく降りる。
「ここがタキシードの記憶にあった本拠地ですか……」
「俺が読み取った分にはここ以外のところは無かったな。まぁもしかしたらあいつが知らないだけで本拠地がまだ他にもあるかも知れないけど」
正直あいつの記憶は俺の状態が不安定だったせいか、全部を読み取ることは不可能だった。
なので取り敢えず読み取れた中で1番コイツが隠したいと思っていた所がここだったので、こうしてここにきたと言うわけだ。
「…………そう言えば、レオンさん、もういつも通りに戻っていますね」
ふと、今気付いたとでも言う風に俺の顔を見ながらそう宣うシンシア様。
いつもって言うほど貴女と交流ないでしょ俺……と思わないこともないが、確かにさっきは側からみれば俺じゃない様に見えただろう。
まぁ厳密に言えば俺じゃないんだけどな。
「まぁあの時は感情を乗っ取られていたから、俺じゃないと言えば俺じゃ無かったな。ん? でもアイツも俺だから俺なのか? うーん……分からんな」
「分からないのですか……自分の力なのに……?」
そう言って呆れた様におでこに手を当てるシンシア様だが、俺は一言物申したい。
「シンシア様も自分の力を完全に扱いきれてないでしょう? それと一緒ですよ」
「うっ……何故知っているのですか……」
シンシア様は痛いところを突かれたと目を逸らす。
目を逸らしても無駄ですよお姫様。
高位の貴族は殆どが知ってるんですから。
「まぁシンシア様の力は勇者のものだから使いこなせなくて当たり前と言えば当たり前なんだけどな」
「が、頑張ってはいるのです。ですが中々上手くいかず……」
そう言って肩を落とすシンシア様が、可哀想に見えてきたので、少し無理やりかなと思いながらも話を変える。
「まぁそれはその内俺が使い方を教えてあげるから取り敢えず今は早く邪神教を潰そう」
俺の体がぶっ壊れる前に。
ほんとやばいの。
頭はガンガンと五月蝿いし、全身はもう既に限界の様で悲鳴を上げまくっている。
「そうですね。邪神教は騎士団も見つけ次第即刻対処しないといけない案件ですから、今行っても問題ないでしょう。国には後で私から言っておきます」
そう言って剣の柄に手を置くシンシア様。
どうやら今から突撃する事に関して否定的ではないらしい。
まぁ2人で行ったらそれこそ邪神が来ない限り負けることはないだろうしね。
邪神がいるのかなんて知らないし興味もないけど。
俺はそんなことを思いながら、まぁまぁの力で扉を蹴り飛ばす。
すると『ドゴンッ!』と言う音を上げて玄関の扉が吹き飛んだ。
よし、さぁ進入開始だぜ!
「おらおらおら! お前らを滅ぼす王国最強が来たぞおおおお!! 覚悟しな! 今日がお前らの命日だ!!」
俺は見た感じ普通に見える家の扉を開けながら叫び、意気揚々と家に飛び込んだ。
<><><>
中には10数人の如何にも怪しそうな、先程捕まえた美少女が着ていたローブと同じものを着ている奴らがいた。
そして俺たちを見た瞬間に物凄く慌て出す。
すると奥の方から1番偉そうなゴテゴテとした指輪を沢山付けている男がやってきた。
お、おお……これは酷いな……何か完全に私悪役ですとでも言わん限りの男だな……。
いや幾らおデブだからってこんなこと言いたくはないけどさ。
「お、お前らは何者だ!? どうしてここがわかった!?」
「そ、そうだ! 今日はここに強力な結界が張ってあった筈だ!」
例のおデブが唾を散らしながら怒鳴ってくる。
そしてそれに乗じて下っ端供も『そうだそうだ』と言うではないか。
だがこれに関しては俺が謝らないといけない気がする。
きっと頑張って張ったんだろうけど……
「いや結界は何か俺が近づいたら急に出てきたんだけど、普通に当たったら壊れた」
「「「はぁああああ!?!?」」」
うるさっ!
聖職者ならもっとお淑やかになれよな全く。
ん? あっ…………いや聖職者でも無理か。
フィリアさんもあんなんだし。
「結界壊してごめんな? それとさ、少し聴いてくれよ。あれが強力とか絶対に嘘だろ。だって俺が触れただけで崩れたんだぞ? だから張った奴が適当にしたのが悪いと思います!」
「そんなわけないだろうが!! ここには偉大邪神様が———はっ!?」
「「…………」」
あー……はい、確定黒だねぇ……だって思いっきり邪神って言ったし。
完全に紛うことなき邪神教ですね。
それに王国で結界などの魔法を張るのは普通に犯罪だし。
それを破ってまで使うってことは何か隠したいことがあるって誰が聞いても思うだろ。
コイツら案外バカかもしれん。
こんなのに怒っていた俺って、めちゃくちゃ嫌なんですけど……。
まぁでもすぐに分かったんだからそれで良いか。
「これは黒で良いですよねシンシア様」
「はい。これは完全に黒ですね」
「と、言うことは……」
「———戦闘許可を出します。レオンハルト・ドラゴンロード、私と共にこの拠点を潰しなさい」
「了解いました、一騎当千団長!!」
俺は許可が出た瞬間には既に飛び出していた。
いや少し焦りすぎたと思うだろうけど許してっ!
もう俺の体とメンタルは限界なの!
早く引き籠らないと俺死んじゃう!
俺はボロボロな体に鞭を打って、まず1番偉そうなおデブの顔面に軽めの掌底を放ち、相手の意識を確実に奪い、地面を思いっきり踏み締めて砂埃を巻き上げる。
「グハッ———っ!?」
「うわっ! 目に砂が……!」
俺が砂埃を巻き上げたことで敵から悲鳴が聞こえてくる。
よしよし上手く決まった様だ。
「コイツさえいれば良いから……後はお願いしますシンシア様!!」
俺は先程からずっと魔力を練っていたシンシア様から、おデブと一緒に離れる。
おデブは情報を提供して貰わないといけないからここで死んでもらっては困るのだ。
俺が離れたことを確認したらしいシンシア様は、魔力が凝縮された剣を振り下ろした。
「———【三日月斬り】ッッ!」
スパァァァァンッッ!!
シンシア様の声と共に、まるでお尻を鞭で本気で叩かれたかの様な乾いた音が響いた。
例えに関しては何も言わないでね?
俺にはこれ以外のことが思いつかないんだ。
そうそう、この^_^さ技は昔魔王を倒した勇者が使っていたとされる聖剣技の1つで、当代ではシンシア様しか使えないらしい。
ただ勇者の剣技と言うだけあってたったの一振りで全ての敵を一刀の元に斬り伏せてしまった。
いや威力高っ!?
俺はあの技は聖剣技の中でも1番弱い攻撃って聞いたんだけど!?
俺は驚愕に目を見開く。
墓地で暴れた俺が言えることでもないんだけど、ここ王都だよ?
少しやり過ぎじゃ無い?
シンシア様の技によって家は真っ二つになって崩れ去っている。
辺りに瓦礫が散乱しているし、人も何があったのかとどんどん集まってきてるし。
俺は『目立ちたく無いなぁ……』と思いながら、爆風で髪が何故か全て抜け落ちてしまったおデブを引きづってシンシア様の元へと戻った。
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