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アクートの話
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商館に戻ってから、ルナが湯浴みにいった頃合いを見計らって、アクートが静かにウェランダを部屋に訪ねてきた。
少し開いていた窓から冷たい夜風が湿った潮の香りを運んでくる。
「座って」
ウェランダが勧めた椅子にアクートは黙って座った。
壁にかけてあったランプの灯りを手燭に移して、卓上に置いた。
「何してたんだ?」
「島の家族に文を書いてたの。さすがに今日のことは書けないけど、頑張ってるって。忙しいから島に戻れなくてごめんって。後は、月桃の商品を少し送ってもらうように頼もうかと」
「でも月桃の商品は……」
「わかってる。後宮では売れない。でも、他にも興味を持ってくれる人がいるかもしれないし」
「しかし、昨日回った店にはもう売れないだろう? どこで売るんだ?」
「アクート、私考えたんだけど、私の取引に応じてくれた店主の皆も法律に違反していることがわかっていたってことでしょ? なのにあの人たちにも罰が与えられたかどうかはわからないけど、あの人たちはどうして違反を承知で私の商売に応じてくれたのかしら?」
「それは……」
確かに不思議な話だった。
市場監督官の目が光っていたのに。
アクートの時は、アクート自身が子供だったことと父親の力もあったから応じたふりをしてくれていたのかもしれない。
だがウェランダの場合は違う。嫌がって商売に応じないこともできた。
しかも、大公は店に対しての処分は何も言っていなかった。
「ねえ、あの商売に関わったお店の処分って厳しいの?」
「いや聞いたことはなかった。閉店とまではいかないまでも、何らかの処分は受けるだろうな」
「だったら余計に、月桃の商品を持って謝りに行かないと。私のせいで申し訳ありませんでしたって」
「そっか。俺も一緒に謝りに行くよ」
「ありがとう」
ウェランダは素直に頭を下げた。
「で、それで、話って何?」
「あ、ああ。お前が落ち込んでるんじゃないかと思って」
「年下なのに、ちゃんと心配してくれてたんだ」
ウェランダはアクートの頭を撫でた。
「茶化すなよ。俺は真面目に聞いてんだぞ」
「うん。確かに落ち込んでるよ。でも少しだけだよ」
「すまない」
アクートは俯いたままウェランダに頭を下げた。
自分の軽率で子供じみた考えで、ウェランダを退学寸前まで追い込んでしまった。
今も決して難を逃れたわけではない。
公母の機嫌を損ねてしまっては、結局のところは退学ではないにしても商売が出来なくなってしまうのだ。しかも、一番熱を入れて売りたい物が売れないのだ。
「アクート、謝りに来てくれてありがとう。それより、今度は何を売ろうか一緒に考えてくれないかな? ルナにも頼んだけど」
ルナも自身が大変な時なのに、快諾してくれた。
「もちろんだ。俺に出来ることがあれば何でも言ってくれ。出来る限り協力する」
「ありがとう」
「ああ」
ウェランダは月桃茶を淹れた。
「飲んでみて。美味しいよ」
アクートは黙って茶杯に口をつけてみた。
「良い香りだ」
そして一口すする。
「美味い」
「でしょ? 我が家自慢の商品よ」
「そうか」
アクートはウェランダの様子を見にきがてら、協力を申し出に来ただけだったようで、すっかり黙ってしまった。
「ねえ、アクート」
沈黙を破ったのはウェランダだった。
「何だ?」
「どうして船大工になろうと思ったの? さっきの大公さまのお話だと、どうやら勝手な商売がきっかけで追いやられたというふうな感じだったけど」
「そうだな。ある意味間違ってはいない。もっとも、今日の今日までそれが原因で船大工の棟梁の家に出されたとは知らなかった。俺は自分の意志で家を出たと思っていたからな」
「商人よりも船大工になりたかったの?」
「というより、商売から逃げたかったんだ。親父殿の跡取りという立場から逃げたかったんだ」
淡々とアクートは自分のことを話し始めた。
アクートはトバルクで商売をしている家の長男として生まれた。
兄弟は今の所、姉と妹だけだ。姉は父親の商売の一部をのれん分けしてもらって、婿をとって夫婦で商売をしている。
妹も成人すればそのうち、姉と似たような道を進むのだろうと思われていた。
「俺はずっと跡取りとして育てられていたんだ。だが、俺はウェランダも知っての通り、算術も簿記も苦手だ。数字が嫌いなんだ」
だが周囲の人間たちはそれを許さなかった。
商家の跡取りが、算術も簿記も出来ないなどとは言えないので、雇われた家庭教師がやってきて猛特訓するのだが、一向にアクートの商人としての能力は開花しなかった。
「俺は親父殿や周囲の期待に応えられない自分が情けなくて仕方がなかった。いっそ姉さん夫婦か妹が親父殿の後を継ぐって決めてくれたらいいのに、と何度思ったことか」
でも家族の誰もそんなことは考えなかった。
考えてはくれなかった。
「その周囲からの重圧に耐えられなくなって、俺は家を出たんだ。商人にならなくていい道を探したくて船大工の棟梁をしている叔父さんの家に逃げ込んだんだ。確かにあの時の商売がきっかけだったんだろうけど」
そしてアクートは船大工の修業に没頭した。
「誰も迎えに来なかったの?」
「ああ。来なかった。やってきたのは商学校に入学させる時だけだった」
「そうだったんだ」
「嫌だって言いたかったけど、結局、親父殿の意向には逆らえなかった。元々、俺の家では、息子でも娘でも入学年齢に達したら即トバルクの商学校へ入学させるという決まりがあるんだ。俺は船大工職人の弟子になっていたから、その決まりは無視されるだろうと思っていたんだけどな」
「迎えに来られた時、アクートのお父さんは何て仰ったの?」
「本当に商人になる才がないかどうか、一年勉強してから決めろって言われたよ」
もう船大工として何年も修行している息子に、まだ商人の可能性を模索していたとは。
アクートは心に苦いものを感じていた。
「それでアクートは商人になるの?」
「ウェランダも俺の成績知ってるだろ? どこでどう頑張っても俺は商人になれるような成績の主じゃない。根本的に数字は苦手だしな。もう嫌というほど商人には向いていないことがわかったよ」
アクートの顔からは商人になりたいという願いは一切なさそうに見えた。
むしろこれで家族をきっぱり諦めさせられると思っているようだった。
「卒業したら船大工の棟梁のところに戻るの?」
「多分そうなるだろうな。それはそれで、親父殿が自分の跡取りを姉さんにするか妹にするかどちらかだろうと思う。俺と違って姉さんはトバルクの商学校を首席で卒業した才媛だし、妹も今からその素質ありだと思われているしな」
女人ばかり優秀で、間に挟まれた唯一の男子としては、期待されていただけにさぞや肩身が狭かっただろう。
「私の家も姉さんが島一番の才女って言われてたからなあ。少しわかるよ。兄弟と比べられるのって嫌だよね」
「別に」
俺の話は終わりとばかりに、アクートはすっと立ち上がると黙って部屋を出ていった。
「ちょっと慰めにきてくれたんだよね? ありがとうアクート」
ウェランダは閉まった扉に小声で礼を述べた。
少し開いていた窓から冷たい夜風が湿った潮の香りを運んでくる。
「座って」
ウェランダが勧めた椅子にアクートは黙って座った。
壁にかけてあったランプの灯りを手燭に移して、卓上に置いた。
「何してたんだ?」
「島の家族に文を書いてたの。さすがに今日のことは書けないけど、頑張ってるって。忙しいから島に戻れなくてごめんって。後は、月桃の商品を少し送ってもらうように頼もうかと」
「でも月桃の商品は……」
「わかってる。後宮では売れない。でも、他にも興味を持ってくれる人がいるかもしれないし」
「しかし、昨日回った店にはもう売れないだろう? どこで売るんだ?」
「アクート、私考えたんだけど、私の取引に応じてくれた店主の皆も法律に違反していることがわかっていたってことでしょ? なのにあの人たちにも罰が与えられたかどうかはわからないけど、あの人たちはどうして違反を承知で私の商売に応じてくれたのかしら?」
「それは……」
確かに不思議な話だった。
市場監督官の目が光っていたのに。
アクートの時は、アクート自身が子供だったことと父親の力もあったから応じたふりをしてくれていたのかもしれない。
だがウェランダの場合は違う。嫌がって商売に応じないこともできた。
しかも、大公は店に対しての処分は何も言っていなかった。
「ねえ、あの商売に関わったお店の処分って厳しいの?」
「いや聞いたことはなかった。閉店とまではいかないまでも、何らかの処分は受けるだろうな」
「だったら余計に、月桃の商品を持って謝りに行かないと。私のせいで申し訳ありませんでしたって」
「そっか。俺も一緒に謝りに行くよ」
「ありがとう」
ウェランダは素直に頭を下げた。
「で、それで、話って何?」
「あ、ああ。お前が落ち込んでるんじゃないかと思って」
「年下なのに、ちゃんと心配してくれてたんだ」
ウェランダはアクートの頭を撫でた。
「茶化すなよ。俺は真面目に聞いてんだぞ」
「うん。確かに落ち込んでるよ。でも少しだけだよ」
「すまない」
アクートは俯いたままウェランダに頭を下げた。
自分の軽率で子供じみた考えで、ウェランダを退学寸前まで追い込んでしまった。
今も決して難を逃れたわけではない。
公母の機嫌を損ねてしまっては、結局のところは退学ではないにしても商売が出来なくなってしまうのだ。しかも、一番熱を入れて売りたい物が売れないのだ。
「アクート、謝りに来てくれてありがとう。それより、今度は何を売ろうか一緒に考えてくれないかな? ルナにも頼んだけど」
ルナも自身が大変な時なのに、快諾してくれた。
「もちろんだ。俺に出来ることがあれば何でも言ってくれ。出来る限り協力する」
「ありがとう」
「ああ」
ウェランダは月桃茶を淹れた。
「飲んでみて。美味しいよ」
アクートは黙って茶杯に口をつけてみた。
「良い香りだ」
そして一口すする。
「美味い」
「でしょ? 我が家自慢の商品よ」
「そうか」
アクートはウェランダの様子を見にきがてら、協力を申し出に来ただけだったようで、すっかり黙ってしまった。
「ねえ、アクート」
沈黙を破ったのはウェランダだった。
「何だ?」
「どうして船大工になろうと思ったの? さっきの大公さまのお話だと、どうやら勝手な商売がきっかけで追いやられたというふうな感じだったけど」
「そうだな。ある意味間違ってはいない。もっとも、今日の今日までそれが原因で船大工の棟梁の家に出されたとは知らなかった。俺は自分の意志で家を出たと思っていたからな」
「商人よりも船大工になりたかったの?」
「というより、商売から逃げたかったんだ。親父殿の跡取りという立場から逃げたかったんだ」
淡々とアクートは自分のことを話し始めた。
アクートはトバルクで商売をしている家の長男として生まれた。
兄弟は今の所、姉と妹だけだ。姉は父親の商売の一部をのれん分けしてもらって、婿をとって夫婦で商売をしている。
妹も成人すればそのうち、姉と似たような道を進むのだろうと思われていた。
「俺はずっと跡取りとして育てられていたんだ。だが、俺はウェランダも知っての通り、算術も簿記も苦手だ。数字が嫌いなんだ」
だが周囲の人間たちはそれを許さなかった。
商家の跡取りが、算術も簿記も出来ないなどとは言えないので、雇われた家庭教師がやってきて猛特訓するのだが、一向にアクートの商人としての能力は開花しなかった。
「俺は親父殿や周囲の期待に応えられない自分が情けなくて仕方がなかった。いっそ姉さん夫婦か妹が親父殿の後を継ぐって決めてくれたらいいのに、と何度思ったことか」
でも家族の誰もそんなことは考えなかった。
考えてはくれなかった。
「その周囲からの重圧に耐えられなくなって、俺は家を出たんだ。商人にならなくていい道を探したくて船大工の棟梁をしている叔父さんの家に逃げ込んだんだ。確かにあの時の商売がきっかけだったんだろうけど」
そしてアクートは船大工の修業に没頭した。
「誰も迎えに来なかったの?」
「ああ。来なかった。やってきたのは商学校に入学させる時だけだった」
「そうだったんだ」
「嫌だって言いたかったけど、結局、親父殿の意向には逆らえなかった。元々、俺の家では、息子でも娘でも入学年齢に達したら即トバルクの商学校へ入学させるという決まりがあるんだ。俺は船大工職人の弟子になっていたから、その決まりは無視されるだろうと思っていたんだけどな」
「迎えに来られた時、アクートのお父さんは何て仰ったの?」
「本当に商人になる才がないかどうか、一年勉強してから決めろって言われたよ」
もう船大工として何年も修行している息子に、まだ商人の可能性を模索していたとは。
アクートは心に苦いものを感じていた。
「それでアクートは商人になるの?」
「ウェランダも俺の成績知ってるだろ? どこでどう頑張っても俺は商人になれるような成績の主じゃない。根本的に数字は苦手だしな。もう嫌というほど商人には向いていないことがわかったよ」
アクートの顔からは商人になりたいという願いは一切なさそうに見えた。
むしろこれで家族をきっぱり諦めさせられると思っているようだった。
「卒業したら船大工の棟梁のところに戻るの?」
「多分そうなるだろうな。それはそれで、親父殿が自分の跡取りを姉さんにするか妹にするかどちらかだろうと思う。俺と違って姉さんはトバルクの商学校を首席で卒業した才媛だし、妹も今からその素質ありだと思われているしな」
女人ばかり優秀で、間に挟まれた唯一の男子としては、期待されていただけにさぞや肩身が狭かっただろう。
「私の家も姉さんが島一番の才女って言われてたからなあ。少しわかるよ。兄弟と比べられるのって嫌だよね」
「別に」
俺の話は終わりとばかりに、アクートはすっと立ち上がると黙って部屋を出ていった。
「ちょっと慰めにきてくれたんだよね? ありがとうアクート」
ウェランダは閉まった扉に小声で礼を述べた。
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