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登校②
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学校は、商館から歩いて行ける距離にあった。
その徒歩で行ける距離を、三人で行こうと勝手に決めたのはウェランダだった。
三人が初めて顔を合わせた夜、夕食の席で、ウェランダは三人バラバラで行くよりも、用心のために三人で行こうと言い張ったのだ。
アクートは今日のように最初から嫌がっていたし、ルナもあまり気乗りしないようだった。
トバルクは、エリデラード帝国の首都と同じくらい治安の良い場所として有名だった。
夜中に酒場などを一人で出歩かない限りは、とても安全なのだ。治安が悪ければ、商人たちが安心して商売に来ないということで、そのあたりもきちんと法整備されているのだ。
ウェランダとしては自分はルナの付き添いで、アクートをルナの盾にしてやろうと考えていたのだ。
初めて会った時のルナがあまりにもか弱そうで、消えてしまいそうに見えたので、何としても守ってあげたいと思ってしまったのだ。
もちろん友達にもなりたいとは思ってはいるのだが、そろそろ前期の授業が終わろうかという今になっても、なかなか心を開いてくれないので、目下奮闘中だ。
初日は、ウェランダの準備が遅かったために二人ともさっさと勝手に行ってしまったのだが、二日目からはウェランダの猛攻撃が始まった。
早めに起きて登校準備を済ませると、朝食もそこそこに表の扉前で待機するようになったのだ。
そこで問答無用で二人の腕を掴んで学校に入るまで、絶対に離さないようにしたのだ。
それを続けること七日目で、二人とも抵抗することを諦めた。
だが、今でもウェランダが気を抜くと勝手に行ってしまうから、ウェランダは気が抜けなかった。
アクートの嫌がり方は毎度のことなのだが、最終的にはウェランダの勢いに負けてしまうというか、それを振り払ってまで一人で行こうとはしなかった。
だから今朝も、表面上では嫌がりながらも、結局はウェランダの腕を振りほどきはしない。歩調もさりげなくウェランダとルナに合わせてくれている。
その姿から、本当は優しい少年なのか、な? とウェランダの中でのアクートの見方が変化しつつある今日この頃であった。
「おはようございます。ルナさま」
学校の門をくぐったところで、他の商館で世話になっている学生たちが、束になってルナの周りを囲んできた。
ウェランダは、慌ててルナの腕を放した。どさくさに紛れて、アクートもウェランダから逃げおおせた。
「おはよう、ございます」
下を向いたまま恥ずかしげに、ルナが挨拶をした。
「まあ」
「何て奥ゆかしいのかしら」
「相変わらず素敵な方だ」
「そんな……」
口々に誉めそやされて、ルナはますます俯いてしまった。
ウェランダの見立てでは、ルナに声を掛けてくる学生たちは、どこかの貴族の子息や令嬢なのだろうと思われた。
例えて言うなら、没落貴族が生きる糧を求めて商売の勉強をしにきたという感じだ。
彼女たちのように、ほとんどの学生がルナをどこかの『お姫さま』扱いしているのだ。
そういう雰囲気がどうしても醸し出されているので仕方がないとは思うのだが。
商学校では、互いの出身地や身分は基本的には明かさないことになっている。
それは学校を建設した数代前のトバルク大公が、入学してくる生徒たちを、男女・身分・出身地に関係なく平等に扱うとしたためだ。
だからなのか、『自称』という名の名目で、最初の自己紹介の時に全員それまでの職業や身分を言うことになっている。
その真偽は別として。
ウェランダは、自称『月桃職人』と特に偽ることもなく本当の職業を伝えた。
月桃と言う植物自体があまり有名ではなかったために、出身地はあまり詮索されなかった。というより、ウェランダ本人はわからなかったのだが、どうにも田舎者っぽさがにじみ出ていたので、だれも詮索しなかったのだ。
ウェランダとつきあっても、自分や自分の未来の商売に益なしと思われていただけだった。
ルナは、自称『商家の娘』と名乗った。
しかし、ルナに関しては、絶対にどこかの国のお姫様か貴族のお嬢様だとウェランダも最初は思っていた。
なぜなら、どの同級生と比べてみても、ルナの立ち居振る舞いは異彩を放っているからだ。頭のてっぺんから足の先まで、優雅に洗練された一連の動きは同級生の憧れの的だ。
しかし、一点腑に落ちないことがあった。
それは、お嬢様にはおよそ不似合いな金銭感覚であった。
庶民並み、いやそれ以上に厳しい感覚の持ち主なのだ。
だからなのか算術の腕前は、全学生十五人中、一番だ。
なので、最近では大商人の娘かも? と思い直してもいた。
大商人の娘ならば、算術に明るいのは当然だし、貴族の娘のような振る舞いも、大商人級の家ならば、貴族の夫人に娘の所作の家庭教師を頼むくらいお手のものだろう。
そして、アクートは、自称『船大工見習い』と名乗った。
これは、トバルク公国自体が港に一大造船所を抱えているので、ありえる話ではあった。しかも、アクート自身ウェランダにトバルク出身だと初対面で話していたのだ。
アクートは、庶民っぽい雰囲気の少年だ。
だから絶対に大商人の息子ではないだろうとウェランダは確信していた。
ただ、正式な身分等を名乗らない、教えないというのは、あくまで学校内での慣習のため、校外では特に厳守されていない。だからと言って、お互いのことを深く詮索してもいけないのだが。
ウェランダたち三人は、ウェランダの提案で身分や家柄に関しては聞かないことにして、出身国だけは明かしあうことにしていた。
それでいうと、ルナはエリデラード帝国の首都から来たらしい。
「ルナさま、いつもお三人で仲がよろしいこと」
こちらはルナの隣の席に座っていた学生だ。
一つか二つほど年上だったと思うが。
ウェランダとアクートに対してはいつも蔑むような視線を向けてくる。
ウェランダはさりげなくルナを庇うような位置に立った。
「お仲間さんが守ってくれてよろしいですわね」
確かルナといつも首席を争っていて、結局は次席止まりという娘ではなかったか?
しかも、この娘に至っては慣例をあっさり無視して、堂々とカルテア王国の第一王女リアネルだと名乗った。
滞在先の商館は、五大商人筆頭のデナーロの商館だったと思う。
同じ商館に滞在している学生や他の学生たちを取り巻きとして歩いていた。
本人によれば、商売の勉強がしたくて来たわけではないし、最終的に商人になるつもりもないが、ある方に頼まれて、渋々、入学したのだという。
しかも、入学した以上は首席入学の首席卒業を考えているらしいのだが、入学当初から首席を一度もルナから奪えなくて苛々しているらしい。
「それほどでも……」
かすかに目を伏せると、足早に校舎に向かって歩いて行った。
「ルナ、待って!」
慌ててウェランダが後を追った。
「あ~あ、どうしてあんな卑しい商人の娘が首席なのかしら? 世の中間違ってるわよね」
聞こえよがしにお姫さまの声が襲ってきたが、ウェランダは無視して走った。
それと同時に始業の鐘が鳴らされた。
その徒歩で行ける距離を、三人で行こうと勝手に決めたのはウェランダだった。
三人が初めて顔を合わせた夜、夕食の席で、ウェランダは三人バラバラで行くよりも、用心のために三人で行こうと言い張ったのだ。
アクートは今日のように最初から嫌がっていたし、ルナもあまり気乗りしないようだった。
トバルクは、エリデラード帝国の首都と同じくらい治安の良い場所として有名だった。
夜中に酒場などを一人で出歩かない限りは、とても安全なのだ。治安が悪ければ、商人たちが安心して商売に来ないということで、そのあたりもきちんと法整備されているのだ。
ウェランダとしては自分はルナの付き添いで、アクートをルナの盾にしてやろうと考えていたのだ。
初めて会った時のルナがあまりにもか弱そうで、消えてしまいそうに見えたので、何としても守ってあげたいと思ってしまったのだ。
もちろん友達にもなりたいとは思ってはいるのだが、そろそろ前期の授業が終わろうかという今になっても、なかなか心を開いてくれないので、目下奮闘中だ。
初日は、ウェランダの準備が遅かったために二人ともさっさと勝手に行ってしまったのだが、二日目からはウェランダの猛攻撃が始まった。
早めに起きて登校準備を済ませると、朝食もそこそこに表の扉前で待機するようになったのだ。
そこで問答無用で二人の腕を掴んで学校に入るまで、絶対に離さないようにしたのだ。
それを続けること七日目で、二人とも抵抗することを諦めた。
だが、今でもウェランダが気を抜くと勝手に行ってしまうから、ウェランダは気が抜けなかった。
アクートの嫌がり方は毎度のことなのだが、最終的にはウェランダの勢いに負けてしまうというか、それを振り払ってまで一人で行こうとはしなかった。
だから今朝も、表面上では嫌がりながらも、結局はウェランダの腕を振りほどきはしない。歩調もさりげなくウェランダとルナに合わせてくれている。
その姿から、本当は優しい少年なのか、な? とウェランダの中でのアクートの見方が変化しつつある今日この頃であった。
「おはようございます。ルナさま」
学校の門をくぐったところで、他の商館で世話になっている学生たちが、束になってルナの周りを囲んできた。
ウェランダは、慌ててルナの腕を放した。どさくさに紛れて、アクートもウェランダから逃げおおせた。
「おはよう、ございます」
下を向いたまま恥ずかしげに、ルナが挨拶をした。
「まあ」
「何て奥ゆかしいのかしら」
「相変わらず素敵な方だ」
「そんな……」
口々に誉めそやされて、ルナはますます俯いてしまった。
ウェランダの見立てでは、ルナに声を掛けてくる学生たちは、どこかの貴族の子息や令嬢なのだろうと思われた。
例えて言うなら、没落貴族が生きる糧を求めて商売の勉強をしにきたという感じだ。
彼女たちのように、ほとんどの学生がルナをどこかの『お姫さま』扱いしているのだ。
そういう雰囲気がどうしても醸し出されているので仕方がないとは思うのだが。
商学校では、互いの出身地や身分は基本的には明かさないことになっている。
それは学校を建設した数代前のトバルク大公が、入学してくる生徒たちを、男女・身分・出身地に関係なく平等に扱うとしたためだ。
だからなのか、『自称』という名の名目で、最初の自己紹介の時に全員それまでの職業や身分を言うことになっている。
その真偽は別として。
ウェランダは、自称『月桃職人』と特に偽ることもなく本当の職業を伝えた。
月桃と言う植物自体があまり有名ではなかったために、出身地はあまり詮索されなかった。というより、ウェランダ本人はわからなかったのだが、どうにも田舎者っぽさがにじみ出ていたので、だれも詮索しなかったのだ。
ウェランダとつきあっても、自分や自分の未来の商売に益なしと思われていただけだった。
ルナは、自称『商家の娘』と名乗った。
しかし、ルナに関しては、絶対にどこかの国のお姫様か貴族のお嬢様だとウェランダも最初は思っていた。
なぜなら、どの同級生と比べてみても、ルナの立ち居振る舞いは異彩を放っているからだ。頭のてっぺんから足の先まで、優雅に洗練された一連の動きは同級生の憧れの的だ。
しかし、一点腑に落ちないことがあった。
それは、お嬢様にはおよそ不似合いな金銭感覚であった。
庶民並み、いやそれ以上に厳しい感覚の持ち主なのだ。
だからなのか算術の腕前は、全学生十五人中、一番だ。
なので、最近では大商人の娘かも? と思い直してもいた。
大商人の娘ならば、算術に明るいのは当然だし、貴族の娘のような振る舞いも、大商人級の家ならば、貴族の夫人に娘の所作の家庭教師を頼むくらいお手のものだろう。
そして、アクートは、自称『船大工見習い』と名乗った。
これは、トバルク公国自体が港に一大造船所を抱えているので、ありえる話ではあった。しかも、アクート自身ウェランダにトバルク出身だと初対面で話していたのだ。
アクートは、庶民っぽい雰囲気の少年だ。
だから絶対に大商人の息子ではないだろうとウェランダは確信していた。
ただ、正式な身分等を名乗らない、教えないというのは、あくまで学校内での慣習のため、校外では特に厳守されていない。だからと言って、お互いのことを深く詮索してもいけないのだが。
ウェランダたち三人は、ウェランダの提案で身分や家柄に関しては聞かないことにして、出身国だけは明かしあうことにしていた。
それでいうと、ルナはエリデラード帝国の首都から来たらしい。
「ルナさま、いつもお三人で仲がよろしいこと」
こちらはルナの隣の席に座っていた学生だ。
一つか二つほど年上だったと思うが。
ウェランダとアクートに対してはいつも蔑むような視線を向けてくる。
ウェランダはさりげなくルナを庇うような位置に立った。
「お仲間さんが守ってくれてよろしいですわね」
確かルナといつも首席を争っていて、結局は次席止まりという娘ではなかったか?
しかも、この娘に至っては慣例をあっさり無視して、堂々とカルテア王国の第一王女リアネルだと名乗った。
滞在先の商館は、五大商人筆頭のデナーロの商館だったと思う。
同じ商館に滞在している学生や他の学生たちを取り巻きとして歩いていた。
本人によれば、商売の勉強がしたくて来たわけではないし、最終的に商人になるつもりもないが、ある方に頼まれて、渋々、入学したのだという。
しかも、入学した以上は首席入学の首席卒業を考えているらしいのだが、入学当初から首席を一度もルナから奪えなくて苛々しているらしい。
「それほどでも……」
かすかに目を伏せると、足早に校舎に向かって歩いて行った。
「ルナ、待って!」
慌ててウェランダが後を追った。
「あ~あ、どうしてあんな卑しい商人の娘が首席なのかしら? 世の中間違ってるわよね」
聞こえよがしにお姫さまの声が襲ってきたが、ウェランダは無視して走った。
それと同時に始業の鐘が鳴らされた。
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