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島と少年
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島の植物たちは少年の行動を見守っていました。
少年がかつてこの島を滅茶苦茶にしようとした人間たちとは違う感じがします。
何とかして島から出て行こうとも思っている感じもわかりました。
いつもの通り島から放り出せば良いのですが、何となくそれもためらわれました。
でも少年に奥まで侵入されても困ります。
植物たちには大切に守っているものがあるからです。
さすがにそこまで来られたくはないので、食べられる木の実を少年が寝ている間に置いておけば奥まで来ることはないだろうと思った植物たちは、そうっと少年の側に木の実を置きました。
翌朝、少年は目覚めてびっくりしました。
自分の身体の真横に昨日まで見たことのない赤い木の実がいくつか置いてあったのです。
(誰が置いたのだろうか?)
人の気配がなかったし、そもそも生き物の気配もなかったはずなのに。
少年は首を傾げながら、木の実を水辺で洗うと腰布で拭いて一口かじってみました。
「甘い!」
何とも言えない甘い果汁が少年の喉を通っていきます。
少年がかつてこの島を滅茶苦茶にしようとした人間たちとは違う感じがします。
何とかして島から出て行こうとも思っている感じもわかりました。
いつもの通り島から放り出せば良いのですが、何となくそれもためらわれました。
でも少年に奥まで侵入されても困ります。
植物たちには大切に守っているものがあるからです。
さすがにそこまで来られたくはないので、食べられる木の実を少年が寝ている間に置いておけば奥まで来ることはないだろうと思った植物たちは、そうっと少年の側に木の実を置きました。
翌朝、少年は目覚めてびっくりしました。
自分の身体の真横に昨日まで見たことのない赤い木の実がいくつか置いてあったのです。
(誰が置いたのだろうか?)
人の気配がなかったし、そもそも生き物の気配もなかったはずなのに。
少年は首を傾げながら、木の実を水辺で洗うと腰布で拭いて一口かじってみました。
「甘い!」
何とも言えない甘い果汁が少年の喉を通っていきます。
応援ありがとうございます!
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みんなの感想(4件)
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次の展開が楽しみです♪わくわくします。
感想を頂き、ありがとうございます😊
これからもコツコツ執筆して更新していきますので、応援📣よろしくお願いいたします😃
何故?がたくさんでこの後の展開にとても興味が湧きました💕
更新を楽しみにしています😊
作品に興味を持って頂きありがとうございます😊
最後まで執筆頑張ります😃
ドキドキわくわく💓続きが早く読みたいです。
感想頂き、ありがとうございます😊
続きの執筆頑張ります😆