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湯屋の番人 前編
清め ②
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守も伊深も褌は汗や水飛沫でびしょびしょになり透けていた。
その透けた白い布きれ越しにでも伊深の魔羅の大きさがハッキリとわかった。
守は伊深の股間を気にしないようにしていたが、気になりチラチラと見てしまう。
伊深は湿った褌を脱ぎ、掛け湯をし、まだ湯が溜まり切っていない湯船へ入る。
守も続いて褌を脱ぎ裸になった。
朝の湯が張ってない浴場は冷えている。
掛け湯をして守も湯船に入る。
守と伊深は胡座をかいて向かい合った。
湯が腰までも溜まっていないのでお互いの股間はハッキリと見えた。
「伊深さんの魔羅はあんなにデカかったっんだ・・・」守は思う。
それは亀頭がハッキリとエラを張り黒々とした魔羅だった。
「今まで、男の裸なんてなんとも思わなかったのに・・・」何故だかわからないが守は伊深の股間が気になって仕方なかった。
ふと、昨夜襖をそっと開けて、その奥で繰り広げられた伊深と忠雄の情事を守は思い出す。
「はっ!俺は何を思い出してるんだ!ヤバい!」守は股間が熱くなるのを感じた。
「おっ!守さん元気ですね?」伊深は守の膨れ上がった股間を見て笑った。
それはやがて湯のかさが増え白濁の湯の中に消えて行った。
「守さん、まだお時間は大丈夫ですか?これから忠雄のところで朝飯の予定ですけど・・・」
「伊深さん、老舗高級温泉宿の奈々湯旅館で朝飯が食えるんですか!?」
「ワハハハ、守さん、ワシらが食えるのは高級朝飯じゃなくて賄い飯ですよ・・・」伊深は大きく笑った。
「そ、そりゃそうですよね・・・すみません、勘違いしました・・・」
浴槽の湯は淵まで溜まり掛け流しになった。
「長年この湯に通っていますけどこんなに長く入ったのは初めてです、いつもは熱くて長く入れないのに・・・」
「源泉が遠いからね、湯を止めているだけでパイプが冷やされてそれで適温になるんですよ、守さんこれが清めの醍醐味ですよ!」
「伊深さん、清めたばかりで綺麗で清々しいし、こんなにいい思いが出来るのならまた清めをやりたいです!」
「守さんさえ良ければ毎週泊まって朝に清めに参加しても大丈夫です!」
「いいんですか?いや、伊深さん、いやあっ・・・ちょっと待ってください・・・」
「また泊まると言う事はまたあんな事をされてしまうんじゃ・・・」守は焦った。
「守さん、そんなに困った顔をしないでください・・・さてそろそろ上がりますか・・・」伊深は微笑んで立ち上がった。
伊深は先に湯船から上がり続いて守も上がる。
脱衣所で二人の体から湯気が立ちのぼる。
「おはようございます、お清めご苦労様です!」常連客たちが続々と待ちに待っていたかのように入ってきた。
「おぉ、おはよう!どうぞゆっくり入ってください!」伊深は皆に笑顔で声を掛けた。
慌ただしくなった脱衣場で伊深と守は急いで服を着て外に出た。
「伊深さん、この時間は湯守はいないんですか?」
「あぁ、決まった湯守はいないんだけど皆さん常連だからマナーは良いので大丈夫なんですよ・・・」
「そうなんですね・・・湯守がいない事もあるんですね・・・」
「守さん、残念ですが若いのはみんな都会に行っちまうし残ったものは段々歳食ってくしだから守さんみたいなのが来てくれると嬉しいんですよ!」
「伊深さん、そう言って頂けると光栄です!」
二人は奈々湯旅館に向けて歩いた。
「守さん、朝飯食いながらちょっと折行って話しがあります・・・」
「はい、伊深さん何でしょうか?」
「守さん、まぁ朝飯を食いながら話しましょう・・・」
「長老会でのお披露目される事なんだろうか・・・でも、無理なら断ればいいか・・・」守は歩きながら思うのだった。
その透けた白い布きれ越しにでも伊深の魔羅の大きさがハッキリとわかった。
守は伊深の股間を気にしないようにしていたが、気になりチラチラと見てしまう。
伊深は湿った褌を脱ぎ、掛け湯をし、まだ湯が溜まり切っていない湯船へ入る。
守も続いて褌を脱ぎ裸になった。
朝の湯が張ってない浴場は冷えている。
掛け湯をして守も湯船に入る。
守と伊深は胡座をかいて向かい合った。
湯が腰までも溜まっていないのでお互いの股間はハッキリと見えた。
「伊深さんの魔羅はあんなにデカかったっんだ・・・」守は思う。
それは亀頭がハッキリとエラを張り黒々とした魔羅だった。
「今まで、男の裸なんてなんとも思わなかったのに・・・」何故だかわからないが守は伊深の股間が気になって仕方なかった。
ふと、昨夜襖をそっと開けて、その奥で繰り広げられた伊深と忠雄の情事を守は思い出す。
「はっ!俺は何を思い出してるんだ!ヤバい!」守は股間が熱くなるのを感じた。
「おっ!守さん元気ですね?」伊深は守の膨れ上がった股間を見て笑った。
それはやがて湯のかさが増え白濁の湯の中に消えて行った。
「守さん、まだお時間は大丈夫ですか?これから忠雄のところで朝飯の予定ですけど・・・」
「伊深さん、老舗高級温泉宿の奈々湯旅館で朝飯が食えるんですか!?」
「ワハハハ、守さん、ワシらが食えるのは高級朝飯じゃなくて賄い飯ですよ・・・」伊深は大きく笑った。
「そ、そりゃそうですよね・・・すみません、勘違いしました・・・」
浴槽の湯は淵まで溜まり掛け流しになった。
「長年この湯に通っていますけどこんなに長く入ったのは初めてです、いつもは熱くて長く入れないのに・・・」
「源泉が遠いからね、湯を止めているだけでパイプが冷やされてそれで適温になるんですよ、守さんこれが清めの醍醐味ですよ!」
「伊深さん、清めたばかりで綺麗で清々しいし、こんなにいい思いが出来るのならまた清めをやりたいです!」
「守さんさえ良ければ毎週泊まって朝に清めに参加しても大丈夫です!」
「いいんですか?いや、伊深さん、いやあっ・・・ちょっと待ってください・・・」
「また泊まると言う事はまたあんな事をされてしまうんじゃ・・・」守は焦った。
「守さん、そんなに困った顔をしないでください・・・さてそろそろ上がりますか・・・」伊深は微笑んで立ち上がった。
伊深は先に湯船から上がり続いて守も上がる。
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