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1章
魔法の練習
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「ねえシエラ先生?一緒にダンジョンに行ってみない?」
「だめです。今は魔力操作の訓練をしているところでしょう?」
「できてるじゃん。ほらほら。」
私はシエラ先生の前に右手の人差し指を突き出す。
そしてその指に魔力を集める。ほーら出来てるでしょ?
ここは私の部屋で、今は午前の授業の最中。シエラ先生は私の家庭教師だ。
先生には歴史やら算術やら、それから戦い方も習っている
そして今日のお題は魔力操作についてだ。
と言っても授業内容の魔力操作はいつものことだが。
シエラ先生が来てからほとんど毎日のように魔力操作の練習ばっかりしている。
本当に最初の頃は魔力を使って火を出すとか、水を作るとか、土で壁を作るとか。
すごく分かりやすい魔法のお勉強だったんだけど、最近は魔力操作ばっかりだ。
「それではアーシャ様、次は足の中指に集めてみて下さい」
「はーい」
足の中指って言われてもなあ。普段から使い道がよく分からないところだし。
ふんぬふんぬ!あつまれあつまれ!
「おそい!それに中指じゃなくてそれは人差し指ですよ!」
「あれ?ほんとだ」
ほんまや!人差し指やんけ!
なぜかカンサーイ弁になってしまったが、特に意味はない。
カンサーイ弁は何代も前の勇者が広めた言語とされていて、独自の音域で庶民に親しまれている。
特に商人の間に広まっている言語だ。
ナニーワのアッキーンドといえばいまや超一流商人としての褒め言葉だ。
なぜかそのカンサーイ訛りが出たが、私の場合は足の指って人差し指のほうが長いから力を入れやすい。人によって長さが違うところだって聞いたことあるけど、私は人差し指が長いの!
まあそれはいい。隣だ。隣に移動させないと……ぐぬぬぬ
出来た!でもこれが出来るからってなんの役に立つんだ。
足の中指だけを使うピンポイントキックか?靴を履いていたらどうするんだ??
疑問はあるができたことは出来た。ならOK!
「できたよ!先生!」
「あーしゃたんしゅごい……」
なんやかんやでできた。
コツさえ掴めば簡単だ。元の人差し指にもどして、もっかい中指へ。できるできる。
シエラ師匠は目が点になっている。なんで?
そうかそうか。9歳でこんな風に集中できたのはすごいってことだな?
いやあこう見えても実はものすごい美少女でしてね(ドヤア
「できたよせんせい!」
あえてもう一度声をかける。できたぞ?すごいでしょ?
ドヤア!
「あーしゃちゃんすごい!どうやったの今の!」
先生はびっくりして声が出なかったみたい。
どうと言われても。どうも指先から指先へ動かしたのが不思議だったらしい。普通は指先まで行ったら指の股まで戻ってからもう一回ちがう指に行くんだって。知らないよそんなこと。
わかんないもんだから適当に動かした。ぐぬぬってやってたから指は開いていたらしい。
そうしたら魔力が宙を飛んで移動したんだって。だからなんなのか?
「あっちからこっちへいけってぐいーってやったよ」
私は何一つ間違えてない。ぐぬぬぬーってあっちに動けってやったのだ。
「うーん。魔力その物を飛ばして更に別の所で受け止めるなんて普通は出来ないのですが……」
「えーい!あ、できた。」
足に集めていたのを手に、更に反対の手に。割といけるけど?
「そんな馬鹿な。そんな簡単に出来る事じゃないはずです。エルフでも……いえ、ハイエルフでも早々出来るような事じゃ」
「うーん、でもこれが出来るからなんなの先生?光るだけだよ?」
「魔力を集めて放出することは魔法の全てに通じる奥義のような物です。その基本の基本が魔力操作ですよ。集めた純粋な魔力に特定の色をつけることによって思った効果を発動させることが出来ます。」
「なるほど?じゃあこの集めたのに火!お前は火になるんだ!ってすれば火魔法?」
「大体そういう感じですよ。」
先生はにっこり微笑んで私の言葉を肯定してくれた。
シエラ先生は魔力操作こそ基本にして至高!といつも言っていて、魔力操作がちゃんと出来るなら後はイメージで何でもできるから心配ない教の人なのだ。だから基本の魔法のイメージだけちょこっと練習して、あとはそれを強化していくなり、新しい魔法を開発するなりしようって考え方らしい。
実際その路線で軍でも実力はトップだったらしいけど。
「たとえば、人間の一般的な魔法使いは詠唱という手段で魔法を使います。言霊の力を借りて自分の魔力及び周囲にある魔力を取り込んで魔法の発動という現象を引き起こします。」
「詠唱!詠唱かっこいいですか?」
「詠唱は初心者向きの魔法制御方法です。まあ詠唱魔法の一部は集団で使う時やら一部の限られた状況では有効ですが……アーシャ様が覚える必要はないのでは?」
「詠唱覚えたいよおー!せんせい、だめ?」
「ぐっ!かわいく言ってもダメです!どこで覚えたんですかそういうのは……」
くねくね可愛いでしょポーズを取りながらおねだりするとシエラ師匠は顔を赤くしている。
このポーズはママがパパにおねだりしている時にやっていたのだ。これをすると大体なんでも願いがかなうポーズらしい。
さあさあ!詠唱魔法を教えたまえ!
「だめです。今は魔力操作の訓練をしているところでしょう?」
「できてるじゃん。ほらほら。」
私はシエラ先生の前に右手の人差し指を突き出す。
そしてその指に魔力を集める。ほーら出来てるでしょ?
ここは私の部屋で、今は午前の授業の最中。シエラ先生は私の家庭教師だ。
先生には歴史やら算術やら、それから戦い方も習っている
そして今日のお題は魔力操作についてだ。
と言っても授業内容の魔力操作はいつものことだが。
シエラ先生が来てからほとんど毎日のように魔力操作の練習ばっかりしている。
本当に最初の頃は魔力を使って火を出すとか、水を作るとか、土で壁を作るとか。
すごく分かりやすい魔法のお勉強だったんだけど、最近は魔力操作ばっかりだ。
「それではアーシャ様、次は足の中指に集めてみて下さい」
「はーい」
足の中指って言われてもなあ。普段から使い道がよく分からないところだし。
ふんぬふんぬ!あつまれあつまれ!
「おそい!それに中指じゃなくてそれは人差し指ですよ!」
「あれ?ほんとだ」
ほんまや!人差し指やんけ!
なぜかカンサーイ弁になってしまったが、特に意味はない。
カンサーイ弁は何代も前の勇者が広めた言語とされていて、独自の音域で庶民に親しまれている。
特に商人の間に広まっている言語だ。
ナニーワのアッキーンドといえばいまや超一流商人としての褒め言葉だ。
なぜかそのカンサーイ訛りが出たが、私の場合は足の指って人差し指のほうが長いから力を入れやすい。人によって長さが違うところだって聞いたことあるけど、私は人差し指が長いの!
まあそれはいい。隣だ。隣に移動させないと……ぐぬぬぬ
出来た!でもこれが出来るからってなんの役に立つんだ。
足の中指だけを使うピンポイントキックか?靴を履いていたらどうするんだ??
疑問はあるができたことは出来た。ならOK!
「できたよ!先生!」
「あーしゃたんしゅごい……」
なんやかんやでできた。
コツさえ掴めば簡単だ。元の人差し指にもどして、もっかい中指へ。できるできる。
シエラ師匠は目が点になっている。なんで?
そうかそうか。9歳でこんな風に集中できたのはすごいってことだな?
いやあこう見えても実はものすごい美少女でしてね(ドヤア
「できたよせんせい!」
あえてもう一度声をかける。できたぞ?すごいでしょ?
ドヤア!
「あーしゃちゃんすごい!どうやったの今の!」
先生はびっくりして声が出なかったみたい。
どうと言われても。どうも指先から指先へ動かしたのが不思議だったらしい。普通は指先まで行ったら指の股まで戻ってからもう一回ちがう指に行くんだって。知らないよそんなこと。
わかんないもんだから適当に動かした。ぐぬぬってやってたから指は開いていたらしい。
そうしたら魔力が宙を飛んで移動したんだって。だからなんなのか?
「あっちからこっちへいけってぐいーってやったよ」
私は何一つ間違えてない。ぐぬぬぬーってあっちに動けってやったのだ。
「うーん。魔力その物を飛ばして更に別の所で受け止めるなんて普通は出来ないのですが……」
「えーい!あ、できた。」
足に集めていたのを手に、更に反対の手に。割といけるけど?
「そんな馬鹿な。そんな簡単に出来る事じゃないはずです。エルフでも……いえ、ハイエルフでも早々出来るような事じゃ」
「うーん、でもこれが出来るからなんなの先生?光るだけだよ?」
「魔力を集めて放出することは魔法の全てに通じる奥義のような物です。その基本の基本が魔力操作ですよ。集めた純粋な魔力に特定の色をつけることによって思った効果を発動させることが出来ます。」
「なるほど?じゃあこの集めたのに火!お前は火になるんだ!ってすれば火魔法?」
「大体そういう感じですよ。」
先生はにっこり微笑んで私の言葉を肯定してくれた。
シエラ先生は魔力操作こそ基本にして至高!といつも言っていて、魔力操作がちゃんと出来るなら後はイメージで何でもできるから心配ない教の人なのだ。だから基本の魔法のイメージだけちょこっと練習して、あとはそれを強化していくなり、新しい魔法を開発するなりしようって考え方らしい。
実際その路線で軍でも実力はトップだったらしいけど。
「たとえば、人間の一般的な魔法使いは詠唱という手段で魔法を使います。言霊の力を借りて自分の魔力及び周囲にある魔力を取り込んで魔法の発動という現象を引き起こします。」
「詠唱!詠唱かっこいいですか?」
「詠唱は初心者向きの魔法制御方法です。まあ詠唱魔法の一部は集団で使う時やら一部の限られた状況では有効ですが……アーシャ様が覚える必要はないのでは?」
「詠唱覚えたいよおー!せんせい、だめ?」
「ぐっ!かわいく言ってもダメです!どこで覚えたんですかそういうのは……」
くねくね可愛いでしょポーズを取りながらおねだりするとシエラ師匠は顔を赤くしている。
このポーズはママがパパにおねだりしている時にやっていたのだ。これをすると大体なんでも願いがかなうポーズらしい。
さあさあ!詠唱魔法を教えたまえ!
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