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第一章
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「オラ、ちんたらしてんじゃねえ! さっさと出な!!」
扉を開けた男はナイフをチラつかせながら俺達を馬車から出るよう促す。
俺は思わず横のルニーに視線を向けると、ルニーは俺を見て軽く頷いた。
…これは素直に従っておけ、という事だろうな。
小太りのおっさんは既に抵抗する気がないようで怯えた表情で我先にと馬車から出て行った。
俺はルニーの後に続いて外に出る。と、そこには見るからに柄の悪い、むさ苦しい男達が5人程立っていて。
いつの間にか御者も降ろされていたのか、小太りのおっさんと並んで身を寄せ合って縮こまっていた。
「お頭! 馬車にいたのはこれで全員です! それと…」
「うわっ」
「! ひか…」
「上物が一人いやした!」
ルニーが俺を隠すようにしていてくれていたのだが、扉を開けた男がいきなり俺の腕を掴み、乱雑に5人の男の前に俺を放り出す。
慌てて受け身を取ったがルニーと引き離されてしまい、ルニーの方を見ようとした瞬間、すぐ側で足音が聞こえた。
「…ふうん?」
視界の端に太い腕が伸びてきたのを捉えた瞬間、が、と顎を掴まれ、強い力でルニーとは反対の方向に顔を向けさせられる。
そこにいたのは熊のような顔をしたいかにも盗賊の頭、といった風貌の男がいて、俺の顔をまじまじと見定める。
「ほお~…この辺の奴じゃねぇな? 初めて見る面だ。何処ぞの坊ちゃんか何かって所か?」
「……ぐ、」
「…っ、その人を離せ!!」
顎を掴む手の強さに思わず呻き声を上げてしまうとそれを聞いたルニーが耐え切れず、といった様子で声を上げる。
その声に盗賊の頭は視線を俺からルニーに移し、物珍しそうに片眉を上げた。
「ほぉ…? あんな醜男と共にするとは結構な趣味だな? どっちの趣味だ?」
「わ…私ではない!!!」
盗賊の頭の言葉に即座に小太りのおっさんが自分ではないと否定する。
それを聞いた盗賊の頭…いや熊男でいいか、熊男は興味深そうに俺に視線を移した。
「お前か?」
「そうだ。それと、ルニーは醜男じゃない。訂正しろ」
「…威勢がいいじゃねえか。奴隷商に売っぱらってやろうかと思っていたが…」
熊男は目を細めると空いていた手を伸ばして、俺のTシャツをがば、と捲り上げた。
あ、待って、ものすごく嫌な予感がする!!!
「俺の妾にでもしてやる」
「や…やめろ!!!!!」
熊男は片手で俺の両手を掴むと俺をその場で押し倒して、もう片方の手で服を剥がしに掛かった。
エマージェンシー!!!!! エマージェンシー!!!!!! 俺の処女が!!!!! 散らされる!!!!!
身の危険…どれも主に尻に対しての危険を察知し、暴れるが熊みたいなガタイの良い大男と標準体型なモブの俺とじゃ力の差は目に見えていて。
熊男は俺の必死の抵抗を物ともせず、俺の穿いていたズボンに手を掛けた。
「───ぎゃっ!!!!?」
瞬間、ばき、という鈍い音と共に悲鳴が聞こえた。
なんだぁ? と熊男が訝しそうに顔を上げたと同時に一陣の風と共に俺の上に跨っていた熊男が吹き飛ぶ。
突然の事に驚きつつも俺は視線を上げるとそこには歯を食い縛り、怒りを露わにしたルニーの姿があった。
慌てて体を起こしてルニーに呼び掛けようとしたがルニーが「少し、待っててくれ」と低い声で告げるとそのまま臨戦態勢を取っていた盗賊達に向かって駆けていった。
そこからは凄まじかった。
武器を手に襲い掛かってくる盗賊を諸共せず、ルニーは拳一つで次々と確実に盗賊達を倒していく。それはもう、格闘ゲームのような鮮やかさだ。
手傷一つ負わずに盗賊達を倒したルニーは気絶していた熊男の胸倉を掴み、その顔面に拳を叩き付けた。
「お前…よくも、よくもヒカルを…!!」
「ルニー、待て、もう気絶して、ルニー!」
「許さない、よくも…っ!!!!」
すっかり頭に血が登っているらしく、ルニーはひたすら熊男の顔を殴り続ける。
熊男は抵抗する事すら出来ず、ただ殴られていて、それを見た俺は…。
「ルニー!!!!!!」
一際大きな声でルニーの名前を呼んだ。
するとルニーはぴたり、と熊男を殴る手を止め、ゆっくりとこちらを振り返る。
暗闇の中でもルニーの青と緑の瞳の瞳孔が開き切っているのが分かった。
「ルニー、もう、いい。やめるんだ」
「だが、こいつは、ヒカルを」
「ルニー、俺はなんともない。な? お前がすぐに助けてくれた。だから大丈夫だ。そいつから手を離してやれ」
「でも、」
「ルニー」
俺はルニーから目を離さず、じいっと見つめる。
「俺の、言葉は信じられない?」
そう言うとルニーはすぐに熊男から手を離し、俺の元に駆け寄ってきた。
震える体で俺の前に立ち、腕を伸ばして、そのまま固まってしまうルニーを見て、俺は自分からルニーに抱き着いた。
びくり、と震えるルニーの逞しい背中をぽんぽん、と叩く。
「ルニー、ありがとうな。俺を助けてくれて」
「あ…ひ、ヒカル、俺は…」
「うん、大丈夫、大丈夫だ、ルニー。ありがとう」
恐らく、盗賊(主に熊男)の血で汚れている手を見ているのだろう。ルニーの手が俺に背中に回される事はなく、俺はそんなルニーの代わりにルニーの体を強く抱き締めていた。
どさくさに紛れてルニーの豊満な胸に顔を埋め、動いた事によりかいたのだろう、ルニーの汗の匂いを堪能しながら。
ルニーが落ち着いた所で、俺はルニーから離れて盗賊達を見る。どうやら盗賊達は全部で6人らしく、全員一応息はしている所から頭に血が上ってはいても(1人を除いて)手加減はしていたらしい。
「…どうしたもんかねぇ…」
街まで連れていくにしても意識のない大柄な男達を運ぶのは大変だ。
もの凄く嫌だが小太りのおっさんを頼るか、いやでもな…などと考えているとルニーが俺から離れ、こちらの様子を伺っていた小太りのおっさん達の元に歩み寄る。
「ひっ…!」
「…悪いが、あの盗賊達の身柄を街に連れて行くのにアンタの馬車を借りたい」
「な、なんだと…?」
顔を歪めるおっさんに対し、ルニーは淡々とした口調で伸びている盗賊達を指差す。
「盗賊を運ぶのを手伝ってくれるのなら、街までの道中、俺がこの馬車の警護を引き受ける。護衛代は取らない。ただ、盗賊達の討伐代は俺が貰う。…どうだろうか? アンタにとって、そう悪い話ではない筈だ」
「…私がお前みたいな者に警護依頼をするとでも思っているのか?」
「…嫌なら別に構わない。もう日も暮れた、この森の中を護衛も付けず、一目で身なりが良いと分かる馬車を走らせたら…どうなるんだろうな?」
「…っ、ふ、ふん! だが、盗賊は既にそこに伸びている! これ以上、私の馬車が襲われるなど…」
「…この森では最近盗賊が出るから、貴族や商人は通らない。そう言ったのはアンタだ。それは確かに本当で、実際に盗賊も出た。…だが、盗賊がこいつらだけだと誰が決めた?」
「…っ!?」
静かなルニーの言葉におっさんは顔を引攣らせて、伸びている盗賊を見て、ルニーを見て、最後に助けを求めるかのように俺を見た。
悪いな、おっさん。俺もルニーの意見には同感だ。
だが、そうだな。決断する為の橋渡しくらいはしてやってもいいだろう。
上から目線な考えをしつつ、俺はごほん、と咳払いをする。
「あー、ルニー?」
「…なんだ?」
「この森には他にも盗賊がいるのか?」
「…盗賊達は基本、互いに縄張りを持っている。だが、稀にそれを無視して、元いた奴らが狙っていた獲物を狩り場に入る前に掠め取っていく輩もいる。…こいつらが、そのどちらに当たるのかは分からないが、まだ別の盗賊がいるかもしれない、という用心くらいはしておいても損はない筈だ」
「なるほどねぇ…もし仮にもう一組、別の盗賊がいたとしたら、別の盗賊を倒して、油断してる護衛なしの馬車なんてのは…」
「…格好の獲物、だろうな」
俺はそこまで言って、ちらり、とおっさんに目を向ける。
おっさんは明らかに動揺している素振りを見せた後、肉の付いた顎に手を当てて、数秒考えた後、俺に目を向けた。
「エズミ様、少し、ご相談があるのですが…」
おっさんのその言葉に俺とルニーは目を合わせた後、黙ったまま頷いた。
交渉は俺達の勝利だ!
扉を開けた男はナイフをチラつかせながら俺達を馬車から出るよう促す。
俺は思わず横のルニーに視線を向けると、ルニーは俺を見て軽く頷いた。
…これは素直に従っておけ、という事だろうな。
小太りのおっさんは既に抵抗する気がないようで怯えた表情で我先にと馬車から出て行った。
俺はルニーの後に続いて外に出る。と、そこには見るからに柄の悪い、むさ苦しい男達が5人程立っていて。
いつの間にか御者も降ろされていたのか、小太りのおっさんと並んで身を寄せ合って縮こまっていた。
「お頭! 馬車にいたのはこれで全員です! それと…」
「うわっ」
「! ひか…」
「上物が一人いやした!」
ルニーが俺を隠すようにしていてくれていたのだが、扉を開けた男がいきなり俺の腕を掴み、乱雑に5人の男の前に俺を放り出す。
慌てて受け身を取ったがルニーと引き離されてしまい、ルニーの方を見ようとした瞬間、すぐ側で足音が聞こえた。
「…ふうん?」
視界の端に太い腕が伸びてきたのを捉えた瞬間、が、と顎を掴まれ、強い力でルニーとは反対の方向に顔を向けさせられる。
そこにいたのは熊のような顔をしたいかにも盗賊の頭、といった風貌の男がいて、俺の顔をまじまじと見定める。
「ほお~…この辺の奴じゃねぇな? 初めて見る面だ。何処ぞの坊ちゃんか何かって所か?」
「……ぐ、」
「…っ、その人を離せ!!」
顎を掴む手の強さに思わず呻き声を上げてしまうとそれを聞いたルニーが耐え切れず、といった様子で声を上げる。
その声に盗賊の頭は視線を俺からルニーに移し、物珍しそうに片眉を上げた。
「ほぉ…? あんな醜男と共にするとは結構な趣味だな? どっちの趣味だ?」
「わ…私ではない!!!」
盗賊の頭の言葉に即座に小太りのおっさんが自分ではないと否定する。
それを聞いた盗賊の頭…いや熊男でいいか、熊男は興味深そうに俺に視線を移した。
「お前か?」
「そうだ。それと、ルニーは醜男じゃない。訂正しろ」
「…威勢がいいじゃねえか。奴隷商に売っぱらってやろうかと思っていたが…」
熊男は目を細めると空いていた手を伸ばして、俺のTシャツをがば、と捲り上げた。
あ、待って、ものすごく嫌な予感がする!!!
「俺の妾にでもしてやる」
「や…やめろ!!!!!」
熊男は片手で俺の両手を掴むと俺をその場で押し倒して、もう片方の手で服を剥がしに掛かった。
エマージェンシー!!!!! エマージェンシー!!!!!! 俺の処女が!!!!! 散らされる!!!!!
身の危険…どれも主に尻に対しての危険を察知し、暴れるが熊みたいなガタイの良い大男と標準体型なモブの俺とじゃ力の差は目に見えていて。
熊男は俺の必死の抵抗を物ともせず、俺の穿いていたズボンに手を掛けた。
「───ぎゃっ!!!!?」
瞬間、ばき、という鈍い音と共に悲鳴が聞こえた。
なんだぁ? と熊男が訝しそうに顔を上げたと同時に一陣の風と共に俺の上に跨っていた熊男が吹き飛ぶ。
突然の事に驚きつつも俺は視線を上げるとそこには歯を食い縛り、怒りを露わにしたルニーの姿があった。
慌てて体を起こしてルニーに呼び掛けようとしたがルニーが「少し、待っててくれ」と低い声で告げるとそのまま臨戦態勢を取っていた盗賊達に向かって駆けていった。
そこからは凄まじかった。
武器を手に襲い掛かってくる盗賊を諸共せず、ルニーは拳一つで次々と確実に盗賊達を倒していく。それはもう、格闘ゲームのような鮮やかさだ。
手傷一つ負わずに盗賊達を倒したルニーは気絶していた熊男の胸倉を掴み、その顔面に拳を叩き付けた。
「お前…よくも、よくもヒカルを…!!」
「ルニー、待て、もう気絶して、ルニー!」
「許さない、よくも…っ!!!!」
すっかり頭に血が登っているらしく、ルニーはひたすら熊男の顔を殴り続ける。
熊男は抵抗する事すら出来ず、ただ殴られていて、それを見た俺は…。
「ルニー!!!!!!」
一際大きな声でルニーの名前を呼んだ。
するとルニーはぴたり、と熊男を殴る手を止め、ゆっくりとこちらを振り返る。
暗闇の中でもルニーの青と緑の瞳の瞳孔が開き切っているのが分かった。
「ルニー、もう、いい。やめるんだ」
「だが、こいつは、ヒカルを」
「ルニー、俺はなんともない。な? お前がすぐに助けてくれた。だから大丈夫だ。そいつから手を離してやれ」
「でも、」
「ルニー」
俺はルニーから目を離さず、じいっと見つめる。
「俺の、言葉は信じられない?」
そう言うとルニーはすぐに熊男から手を離し、俺の元に駆け寄ってきた。
震える体で俺の前に立ち、腕を伸ばして、そのまま固まってしまうルニーを見て、俺は自分からルニーに抱き着いた。
びくり、と震えるルニーの逞しい背中をぽんぽん、と叩く。
「ルニー、ありがとうな。俺を助けてくれて」
「あ…ひ、ヒカル、俺は…」
「うん、大丈夫、大丈夫だ、ルニー。ありがとう」
恐らく、盗賊(主に熊男)の血で汚れている手を見ているのだろう。ルニーの手が俺に背中に回される事はなく、俺はそんなルニーの代わりにルニーの体を強く抱き締めていた。
どさくさに紛れてルニーの豊満な胸に顔を埋め、動いた事によりかいたのだろう、ルニーの汗の匂いを堪能しながら。
ルニーが落ち着いた所で、俺はルニーから離れて盗賊達を見る。どうやら盗賊達は全部で6人らしく、全員一応息はしている所から頭に血が上ってはいても(1人を除いて)手加減はしていたらしい。
「…どうしたもんかねぇ…」
街まで連れていくにしても意識のない大柄な男達を運ぶのは大変だ。
もの凄く嫌だが小太りのおっさんを頼るか、いやでもな…などと考えているとルニーが俺から離れ、こちらの様子を伺っていた小太りのおっさん達の元に歩み寄る。
「ひっ…!」
「…悪いが、あの盗賊達の身柄を街に連れて行くのにアンタの馬車を借りたい」
「な、なんだと…?」
顔を歪めるおっさんに対し、ルニーは淡々とした口調で伸びている盗賊達を指差す。
「盗賊を運ぶのを手伝ってくれるのなら、街までの道中、俺がこの馬車の警護を引き受ける。護衛代は取らない。ただ、盗賊達の討伐代は俺が貰う。…どうだろうか? アンタにとって、そう悪い話ではない筈だ」
「…私がお前みたいな者に警護依頼をするとでも思っているのか?」
「…嫌なら別に構わない。もう日も暮れた、この森の中を護衛も付けず、一目で身なりが良いと分かる馬車を走らせたら…どうなるんだろうな?」
「…っ、ふ、ふん! だが、盗賊は既にそこに伸びている! これ以上、私の馬車が襲われるなど…」
「…この森では最近盗賊が出るから、貴族や商人は通らない。そう言ったのはアンタだ。それは確かに本当で、実際に盗賊も出た。…だが、盗賊がこいつらだけだと誰が決めた?」
「…っ!?」
静かなルニーの言葉におっさんは顔を引攣らせて、伸びている盗賊を見て、ルニーを見て、最後に助けを求めるかのように俺を見た。
悪いな、おっさん。俺もルニーの意見には同感だ。
だが、そうだな。決断する為の橋渡しくらいはしてやってもいいだろう。
上から目線な考えをしつつ、俺はごほん、と咳払いをする。
「あー、ルニー?」
「…なんだ?」
「この森には他にも盗賊がいるのか?」
「…盗賊達は基本、互いに縄張りを持っている。だが、稀にそれを無視して、元いた奴らが狙っていた獲物を狩り場に入る前に掠め取っていく輩もいる。…こいつらが、そのどちらに当たるのかは分からないが、まだ別の盗賊がいるかもしれない、という用心くらいはしておいても損はない筈だ」
「なるほどねぇ…もし仮にもう一組、別の盗賊がいたとしたら、別の盗賊を倒して、油断してる護衛なしの馬車なんてのは…」
「…格好の獲物、だろうな」
俺はそこまで言って、ちらり、とおっさんに目を向ける。
おっさんは明らかに動揺している素振りを見せた後、肉の付いた顎に手を当てて、数秒考えた後、俺に目を向けた。
「エズミ様、少し、ご相談があるのですが…」
おっさんのその言葉に俺とルニーは目を合わせた後、黙ったまま頷いた。
交渉は俺達の勝利だ!
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