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第一章
5※
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両膝を着いたルニーの前に立ち、時間が経っても尚、元気な股間をその眼前に突き付ける。
ルニーは恐る恐るといった様子で俺の下半身に手を伸ばし、そして困ったように俺を見た。
(…あ、そうか)
俺の服は現代では至ってオーソドックスなTシャツにGパンだが、ルニーにとっては恐らく生まれて初めて見る構造の服の筈だ。
どうやって寛げればいいのか分からなかったのだろう。
それを察した俺はルニーの前で説明を交えながら、ズボンに手を掛ける。
「ここにボタンがあるから、これを外して…」
「…こう、か」
「そう。で、その後、ここにチャック…ええと、金属の継ぎ目があるから、これを下まで下げる」
ズボンのボタンとチャックを寛げると腰にある程度のゆとりが出来る。そこから先はルニーにも分かったらしく、ズボンの腰部分に手を掛け、ゆっくりと膝まで下げ始めた。
ボクサータイプの下着が露わになり、それも先程同様ゆっくりと下げようとするが、完全戦闘モードになっている愚息のせいで上手く下げられないようで数秒苦戦した後、ぶるん、と勢いよく俺の息子がルニーの目の前に晒される。
ちなみにこれは俺の数少ない自慢の一つなのだが、俺の性器は体格の割に立派な方だと自負している。
初めて会ったウリ専のネコ君とは裸になると毎回驚かれる。
硬くて奥まで届いて気持ち良いとは歴代お相手して頂いた百戦錬磨のネコ君達の有難いお言葉だ。
等と考えている間もルニーは俺の完勃ちした性器をまじまじと見つめていて。
「…流石に見られっぱなしは恥ずかしい、かな…?」
「…っ、す、すまない、少し、驚いて…」
「…無理そうなら無理にやらなくてもいいよ?」
「そ、そうじゃない、出来る…」
そう言ってルニーは恐々とした手付きで俺の性器にそっと触れた。
「ん…あんまし強く握らないでね」
「あ、ああ…」
「そう、竿を包むように…うん、そんな感じ」
おっかなびっくり、といった手付きのルニーに手を伸ばし、その尖った輪郭をなぞれば視線が向けられる。
「ルニー」
ぐい、と性器の先端をルニーの薄い唇に押し付け、
「咥えて?」
そうお強請りしてみればルニーは一瞬だけ躊躇った後、小さく口を開き、ぺろり、と先端を舐めた。
たったそれだけの刺激で俺の性器からは先走りがぷく、と出始めた。
最初は尿道から出る先走りをぺろぺろと猫のように舐めていたルニーだったが、やがて意を決したのか大きく口を開くと迷いなく俺の性器を咥えた。
「ん、」
「ふ、ぐ…っ、ん…っ」
「…歯は立てないで、そう、口窄めて…ん、頭、前後に動かして、入りきんないとこは手で…ん、」
「んんっ…んぐ…っ! ん、っむ…」
「たまに竿舐めたり、っ、先端突いたり…っは、そう、じょうず…」
じょうず、と言ってルニーの頭を撫でれば、ルニーは嬉しそうに目を細める。
正直、百戦錬磨のネコ君達のテクニック抜群のフェラに比べたら、テクニックもクソもない拙いものだったけど俺のドストライクな顔と体を持つルニーが一生懸命やっていると思うとそれだけで十分に興奮する。
一生懸命ご奉仕してくれているルニーの耳に指を這わせてみれば、それすらも感じるらしく目をぎゅっと閉じて震える様子を見て唾を飲む。
しばらく咥えたり舐めたりしてもらっていたが、やはり射精するにはイマイチ刺激が足らず、俺はルニーの名前を呼ぶとルニーは俺のを咥えたまま俺を見上げる。
「少し、苦しいの我慢できる?」
「…ん、」
何をされるのかはきっと分かってはいないだろうに俺の要求を断る事のないルニーになんともいえない背徳感を感じる。
ルニーの頭に両手を回し、試しに一度喉奥まで突いてみればルニーから驚いたようなくぐもった声が聞こえたが抵抗される事はなかったので、そのまま好き勝手に腰を動かし始める。
ルニーの唾液と俺の先走りで濡れたルニーの口内を行き来する度にじゅぽじゅぽといやらしい音が鳴る。
苦しいのかルニーの瞳には涙が溜まっていたが、その両手はいつの間にか自身の足の上に
置かれていて、その紛れもない服従の証に俺は思わず舌舐めずりしていた。
「は、ルニー、そろそろ出る…」
「…っ!」
「わ、る、ルニー!?」
流石に初めてで口の中に出されるのは可哀想かなと思い、ルニーの口から出そうとした時、ルニーの手が俺の腰に回り、がし、と掴むとそのまま俺の腰を自分の口に押し付けるように前に引き寄せられ、俺はそのままルニーの口内で射精してしまった。
「…っく、」
「~~~~~~~っ、」
ルニーは喉の奥に吐き出された精液を零す事なく、ごくごくと飲み干した後、俺の腰から手を離し、ゆっくりと口から性器を引き抜いた。
そしてルニーは息を荒げながらも俺を見上げ、あ、と大きく口を開き、その口内に俺の精液がない事を確認させる。…もう、何処で覚えてくるの、そういうの…!
「っはあ、はあ…ヒカル…どう、だった…? うまく、出来て、いた…だろうか…げほっ」
「…ん、最高だったよ、ルニー」
「…そう、か…良かった…」
ふにゃり、と蕩けるような笑みを浮かべるルニーに今しがた出したばかりなのにまた反応しそうになり、慌ててズボンを元に戻す。
ふと、ルニーは大丈夫だったのだろうか、と気になり、ルニーに視線をやると息を整えながら、飲む込みきれなかった唾液やら何やらで濡れた口元を服で拭うルニーの股間が濡れているのに気付いた。
「…ルニー」
「…?」
ルニーの視線がこちらに向けられたのを確認して、俺はルニーの股間を指差す。
「もしかして、咥えただけでイッた?」
「…? ………っ!!!!?」
俺の言葉に数秒考えた後、ルニーは自分の股間を見て、その言葉の意味を悟り、慌てて股間を隠す。
「こ、これは…その、」
真っ赤な顔で弁明しようとしているルニーの姿に俺は神に感謝するしかなかった。
神様…本当、こんな理想の雄を世に生み出してくださいましてありがとうございます…!
あわあわするルニーに大丈夫、と言いながら、俺は街に着くまでの間、ルニーを抱かずにいられるだろうかと一抹の不安を覚えるのだった。
ルニーは恐る恐るといった様子で俺の下半身に手を伸ばし、そして困ったように俺を見た。
(…あ、そうか)
俺の服は現代では至ってオーソドックスなTシャツにGパンだが、ルニーにとっては恐らく生まれて初めて見る構造の服の筈だ。
どうやって寛げればいいのか分からなかったのだろう。
それを察した俺はルニーの前で説明を交えながら、ズボンに手を掛ける。
「ここにボタンがあるから、これを外して…」
「…こう、か」
「そう。で、その後、ここにチャック…ええと、金属の継ぎ目があるから、これを下まで下げる」
ズボンのボタンとチャックを寛げると腰にある程度のゆとりが出来る。そこから先はルニーにも分かったらしく、ズボンの腰部分に手を掛け、ゆっくりと膝まで下げ始めた。
ボクサータイプの下着が露わになり、それも先程同様ゆっくりと下げようとするが、完全戦闘モードになっている愚息のせいで上手く下げられないようで数秒苦戦した後、ぶるん、と勢いよく俺の息子がルニーの目の前に晒される。
ちなみにこれは俺の数少ない自慢の一つなのだが、俺の性器は体格の割に立派な方だと自負している。
初めて会ったウリ専のネコ君とは裸になると毎回驚かれる。
硬くて奥まで届いて気持ち良いとは歴代お相手して頂いた百戦錬磨のネコ君達の有難いお言葉だ。
等と考えている間もルニーは俺の完勃ちした性器をまじまじと見つめていて。
「…流石に見られっぱなしは恥ずかしい、かな…?」
「…っ、す、すまない、少し、驚いて…」
「…無理そうなら無理にやらなくてもいいよ?」
「そ、そうじゃない、出来る…」
そう言ってルニーは恐々とした手付きで俺の性器にそっと触れた。
「ん…あんまし強く握らないでね」
「あ、ああ…」
「そう、竿を包むように…うん、そんな感じ」
おっかなびっくり、といった手付きのルニーに手を伸ばし、その尖った輪郭をなぞれば視線が向けられる。
「ルニー」
ぐい、と性器の先端をルニーの薄い唇に押し付け、
「咥えて?」
そうお強請りしてみればルニーは一瞬だけ躊躇った後、小さく口を開き、ぺろり、と先端を舐めた。
たったそれだけの刺激で俺の性器からは先走りがぷく、と出始めた。
最初は尿道から出る先走りをぺろぺろと猫のように舐めていたルニーだったが、やがて意を決したのか大きく口を開くと迷いなく俺の性器を咥えた。
「ん、」
「ふ、ぐ…っ、ん…っ」
「…歯は立てないで、そう、口窄めて…ん、頭、前後に動かして、入りきんないとこは手で…ん、」
「んんっ…んぐ…っ! ん、っむ…」
「たまに竿舐めたり、っ、先端突いたり…っは、そう、じょうず…」
じょうず、と言ってルニーの頭を撫でれば、ルニーは嬉しそうに目を細める。
正直、百戦錬磨のネコ君達のテクニック抜群のフェラに比べたら、テクニックもクソもない拙いものだったけど俺のドストライクな顔と体を持つルニーが一生懸命やっていると思うとそれだけで十分に興奮する。
一生懸命ご奉仕してくれているルニーの耳に指を這わせてみれば、それすらも感じるらしく目をぎゅっと閉じて震える様子を見て唾を飲む。
しばらく咥えたり舐めたりしてもらっていたが、やはり射精するにはイマイチ刺激が足らず、俺はルニーの名前を呼ぶとルニーは俺のを咥えたまま俺を見上げる。
「少し、苦しいの我慢できる?」
「…ん、」
何をされるのかはきっと分かってはいないだろうに俺の要求を断る事のないルニーになんともいえない背徳感を感じる。
ルニーの頭に両手を回し、試しに一度喉奥まで突いてみればルニーから驚いたようなくぐもった声が聞こえたが抵抗される事はなかったので、そのまま好き勝手に腰を動かし始める。
ルニーの唾液と俺の先走りで濡れたルニーの口内を行き来する度にじゅぽじゅぽといやらしい音が鳴る。
苦しいのかルニーの瞳には涙が溜まっていたが、その両手はいつの間にか自身の足の上に
置かれていて、その紛れもない服従の証に俺は思わず舌舐めずりしていた。
「は、ルニー、そろそろ出る…」
「…っ!」
「わ、る、ルニー!?」
流石に初めてで口の中に出されるのは可哀想かなと思い、ルニーの口から出そうとした時、ルニーの手が俺の腰に回り、がし、と掴むとそのまま俺の腰を自分の口に押し付けるように前に引き寄せられ、俺はそのままルニーの口内で射精してしまった。
「…っく、」
「~~~~~~~っ、」
ルニーは喉の奥に吐き出された精液を零す事なく、ごくごくと飲み干した後、俺の腰から手を離し、ゆっくりと口から性器を引き抜いた。
そしてルニーは息を荒げながらも俺を見上げ、あ、と大きく口を開き、その口内に俺の精液がない事を確認させる。…もう、何処で覚えてくるの、そういうの…!
「っはあ、はあ…ヒカル…どう、だった…? うまく、出来て、いた…だろうか…げほっ」
「…ん、最高だったよ、ルニー」
「…そう、か…良かった…」
ふにゃり、と蕩けるような笑みを浮かべるルニーに今しがた出したばかりなのにまた反応しそうになり、慌ててズボンを元に戻す。
ふと、ルニーは大丈夫だったのだろうか、と気になり、ルニーに視線をやると息を整えながら、飲む込みきれなかった唾液やら何やらで濡れた口元を服で拭うルニーの股間が濡れているのに気付いた。
「…ルニー」
「…?」
ルニーの視線がこちらに向けられたのを確認して、俺はルニーの股間を指差す。
「もしかして、咥えただけでイッた?」
「…? ………っ!!!!?」
俺の言葉に数秒考えた後、ルニーは自分の股間を見て、その言葉の意味を悟り、慌てて股間を隠す。
「こ、これは…その、」
真っ赤な顔で弁明しようとしているルニーの姿に俺は神に感謝するしかなかった。
神様…本当、こんな理想の雄を世に生み出してくださいましてありがとうございます…!
あわあわするルニーに大丈夫、と言いながら、俺は街に着くまでの間、ルニーを抱かずにいられるだろうかと一抹の不安を覚えるのだった。
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