40 / 120
その15 交流会にて ルース視点
しおりを挟む
今日は交流会だ。
当日の係の仕事はない。
1日シャーリーといれる。
隣でシャーリーはマカロンに照準をあわして戦闘待機中だ。
本当にマカロン好きなんだね。
しかしみんな美味しいものは狙っているから一足遅れと人だかりだ。
仕方ないからフライングした。
まだ会長の話が途中だが、どうせみんな見ていないだろう。
会長が開始のコールをしたと同時にシャーリーの目の前にマカロンを出した。
本当に僕の婚約者は可愛い。
マカロンに対するその愛しそうな目を早く僕に向けてくるはないかな。
せっかくシャーリーとずっといる予定だったがレイクルーゼ嬢がシャーリーを誘ってきた。
『何か言いたそうね。』
と、ふんと鼻でレイクルーゼ嬢は笑う。仕方ないか。
魔科の2年が何を出しているのかは知っている。
シャーリーも楽しみにしていた。
まあ、見たくないわけではなく…あ、いや正直言って見たい。
だから仕方なくタイミングよく現れたクラスメイトの誘いにのりシャーリーと別行動をした。
武科のエリアでいろいろ楽しんだ。
みんな法科の人間だ。体力には自信は無い。武科の出し物は楽しむだけでいい。いろいろ商品とかあるのだが…参加することに意義があるらしい。
法科の出し物はわりと真面目なものが多い。前章参考してくれ!
魔科は予想できない。
かなり個人の趣味が入るから毎年みんな、楽しみにしている。
今年の魔科の2年はコスプレと言うやつだ。シャーリーがそう言っていた。
転生者でもいるの?って叫んでいた。
シャーリーは何を着るんだらうか?
そんなことを考えながらみんなといろいろ回っていたが今は中央にある広場のベンチに座っている。
ある程度は回ったからみんなとは別れて時間を潰す。
しかしそろそろシャーリーと合流したいところだ。
彼女がどんな格好をしているのかちょっと…あ、いやかなり気になる。
目の前の道は三つに分かれている。この広場の右の道を行けば魔科、真っ直ぐの道を行けば法科、左を行けば武科だ。魔科の近くに生徒会室がある。
ふと右側の道から声がした。踊り子?えっ?町娘?魔法使い??レイクルーゼ嬢?!えっ?
ちょっと…いつものイメージとかけ離れすぎではないですか?
「ルーズローツ様。こんなところで休憩ですか?」
落ち着け!落ち着け!
「あっ、誰かと思いましたらレイクルーゼ嬢でしたか。とても似合っていまね。お隣のお二人もお似合いです。」
「あらそうかしら?私もちょっと気に入ってるの。」
レイクルーゼ嬢はくるりと回り少しだけど踊り子の真似をして踊ってみせた。
かなり似合い過ぎだろ。
踊りもなかなか。
舞踏会のような踊りではなく明るく軽やかなステップ。自由に楽しそうに踊る。
本当に踊り子みたいだ。
華麗な舞にちょっと見惚れてしまった。
あ!シャーリー浮気はしないよ。
王太子殿下はこういうの結構好きそうだな。
「やあ、ルース。綺麗な踊り子と一緒に何やってんだ。浮気か?ん?レッ、レイクルーゼ嬢?!」
って何で殿下が来るんだよ!
「こんにちは。レオンハルト王太子殿下。先ほど会長からおいでになることを伺いましたの生徒会室に戻るところです。」
さすが、もういつもの侯爵令嬢だ。
…殿下…顔が赤いよ。
好みドンピシャだね。
いつもと違う雰囲気。
このギャップ好きでしょう?
「ああ、一緒に行こう。レイクルーゼ嬢…でも、できればもう一回、回ってくれないかな…」
殿下…それじゃあ変な人ですよ。
「はっ?」
ほら、引かれた。まあ何やかんやお似合いなんじゃない?
まあレイクルーゼ嬢、殿下は君に任せるよ。兄をよろしくね。
「レイクルーゼ嬢、シャーリーは?」
「申し訳ありません。会長に呼び出されてしまったので偶然お会いしたミストローガ様にお願いしました。」
「は?ディランに?」
「すみません…彼女を生徒会室に連れて行くわけには行かなかったので…」
「で、シャーリーは何着てるの…?」
「ふふふっ、会ってのお楽しみです。可愛いですよ。ね?」
隣の町娘も魔法使いもうなずいている。
そんな可愛いシャーリーを何故ディランが連れ歩いているんだ!
待て!可愛いシャーリーの姿僕はまだ見てないんだ!
早く迎えに行かなくちゃ!
「ルーズローツ様、シャーリーは武科…?あら?もういない…。」
「心配なんだろう。全く過保護なんだから。」
「まあ、シャーリー相手では仕方ありませんわ。」
「しかし、ルーズローツ様はどちらに行かれたんですかね?学校は広いですし、人もいますので、すぐにシャーロレット様に会えればいいのですが…」
あ~!僕は馬鹿だ。レイクルーゼ嬢にどこにいるか聞いておくんだった。
闇雲に探しても見つからない。
シャーリー、何処にいるんだ?
ったく王太子殿下といい、ディランといい何でいつも攻略対象が近くに寄ってくるんだ。
シャーリー、君はヒロインなんだよ。
でも君に選べるルートは僕だけなんだ。
早く気づいてよ。気が気じゃないよ。
「ザイン様、お一人ですか?」
シャーリーを探してキョロキョロしていたら
声をかけられた。
またこいつか。
シャーリーを早く探さなきゃ行けないのに何だこいつは。
「ご一緒しませんか?」
「ごめんね。シャーリーを探しているんだ。」
「ヴィクセレーネ様?先程お会いしましたよ。」
信じていい?信じてはだめ?どっちだ。きっと後者だね。
「私は平民なのでこんなところにいるのはおかしいと言うんです。ちゃんと試験に受かりましたのでと言ってもまわりの取り巻きの方と一緒に笑われました。そして噴水に落とされて…私悲しくて…何でそんなことされないといけないんでしょうか?ザイン様は幼なじみなんですよね。なんでそんな方と…」
噴水に落とされたって言っても濡れてないよね。
取り巻きって今まで一緒にいたのってレイクルーゼ嬢だよね。
レイクルーゼ嬢なら…ん…やりかねないか…。
「申し訳ないけど、君がどんなにそう言っても信じないよ。前にも言ったけどシャーリーはそんな事しない。
僕のシャーリーは絶対にしないよ。今度そんなことを言ったらもう容赦しないよ。」
本当に何がしたいんだ?
僕はさっさと彼女を置いて早足でシャーリーを探しに行った。
その時の彼女の鋭く燻んだ視線にきづかなければいけなかった。
闇落ちした女の執着を甘く見ていた。
当日の係の仕事はない。
1日シャーリーといれる。
隣でシャーリーはマカロンに照準をあわして戦闘待機中だ。
本当にマカロン好きなんだね。
しかしみんな美味しいものは狙っているから一足遅れと人だかりだ。
仕方ないからフライングした。
まだ会長の話が途中だが、どうせみんな見ていないだろう。
会長が開始のコールをしたと同時にシャーリーの目の前にマカロンを出した。
本当に僕の婚約者は可愛い。
マカロンに対するその愛しそうな目を早く僕に向けてくるはないかな。
せっかくシャーリーとずっといる予定だったがレイクルーゼ嬢がシャーリーを誘ってきた。
『何か言いたそうね。』
と、ふんと鼻でレイクルーゼ嬢は笑う。仕方ないか。
魔科の2年が何を出しているのかは知っている。
シャーリーも楽しみにしていた。
まあ、見たくないわけではなく…あ、いや正直言って見たい。
だから仕方なくタイミングよく現れたクラスメイトの誘いにのりシャーリーと別行動をした。
武科のエリアでいろいろ楽しんだ。
みんな法科の人間だ。体力には自信は無い。武科の出し物は楽しむだけでいい。いろいろ商品とかあるのだが…参加することに意義があるらしい。
法科の出し物はわりと真面目なものが多い。前章参考してくれ!
魔科は予想できない。
かなり個人の趣味が入るから毎年みんな、楽しみにしている。
今年の魔科の2年はコスプレと言うやつだ。シャーリーがそう言っていた。
転生者でもいるの?って叫んでいた。
シャーリーは何を着るんだらうか?
そんなことを考えながらみんなといろいろ回っていたが今は中央にある広場のベンチに座っている。
ある程度は回ったからみんなとは別れて時間を潰す。
しかしそろそろシャーリーと合流したいところだ。
彼女がどんな格好をしているのかちょっと…あ、いやかなり気になる。
目の前の道は三つに分かれている。この広場の右の道を行けば魔科、真っ直ぐの道を行けば法科、左を行けば武科だ。魔科の近くに生徒会室がある。
ふと右側の道から声がした。踊り子?えっ?町娘?魔法使い??レイクルーゼ嬢?!えっ?
ちょっと…いつものイメージとかけ離れすぎではないですか?
「ルーズローツ様。こんなところで休憩ですか?」
落ち着け!落ち着け!
「あっ、誰かと思いましたらレイクルーゼ嬢でしたか。とても似合っていまね。お隣のお二人もお似合いです。」
「あらそうかしら?私もちょっと気に入ってるの。」
レイクルーゼ嬢はくるりと回り少しだけど踊り子の真似をして踊ってみせた。
かなり似合い過ぎだろ。
踊りもなかなか。
舞踏会のような踊りではなく明るく軽やかなステップ。自由に楽しそうに踊る。
本当に踊り子みたいだ。
華麗な舞にちょっと見惚れてしまった。
あ!シャーリー浮気はしないよ。
王太子殿下はこういうの結構好きそうだな。
「やあ、ルース。綺麗な踊り子と一緒に何やってんだ。浮気か?ん?レッ、レイクルーゼ嬢?!」
って何で殿下が来るんだよ!
「こんにちは。レオンハルト王太子殿下。先ほど会長からおいでになることを伺いましたの生徒会室に戻るところです。」
さすが、もういつもの侯爵令嬢だ。
…殿下…顔が赤いよ。
好みドンピシャだね。
いつもと違う雰囲気。
このギャップ好きでしょう?
「ああ、一緒に行こう。レイクルーゼ嬢…でも、できればもう一回、回ってくれないかな…」
殿下…それじゃあ変な人ですよ。
「はっ?」
ほら、引かれた。まあ何やかんやお似合いなんじゃない?
まあレイクルーゼ嬢、殿下は君に任せるよ。兄をよろしくね。
「レイクルーゼ嬢、シャーリーは?」
「申し訳ありません。会長に呼び出されてしまったので偶然お会いしたミストローガ様にお願いしました。」
「は?ディランに?」
「すみません…彼女を生徒会室に連れて行くわけには行かなかったので…」
「で、シャーリーは何着てるの…?」
「ふふふっ、会ってのお楽しみです。可愛いですよ。ね?」
隣の町娘も魔法使いもうなずいている。
そんな可愛いシャーリーを何故ディランが連れ歩いているんだ!
待て!可愛いシャーリーの姿僕はまだ見てないんだ!
早く迎えに行かなくちゃ!
「ルーズローツ様、シャーリーは武科…?あら?もういない…。」
「心配なんだろう。全く過保護なんだから。」
「まあ、シャーリー相手では仕方ありませんわ。」
「しかし、ルーズローツ様はどちらに行かれたんですかね?学校は広いですし、人もいますので、すぐにシャーロレット様に会えればいいのですが…」
あ~!僕は馬鹿だ。レイクルーゼ嬢にどこにいるか聞いておくんだった。
闇雲に探しても見つからない。
シャーリー、何処にいるんだ?
ったく王太子殿下といい、ディランといい何でいつも攻略対象が近くに寄ってくるんだ。
シャーリー、君はヒロインなんだよ。
でも君に選べるルートは僕だけなんだ。
早く気づいてよ。気が気じゃないよ。
「ザイン様、お一人ですか?」
シャーリーを探してキョロキョロしていたら
声をかけられた。
またこいつか。
シャーリーを早く探さなきゃ行けないのに何だこいつは。
「ご一緒しませんか?」
「ごめんね。シャーリーを探しているんだ。」
「ヴィクセレーネ様?先程お会いしましたよ。」
信じていい?信じてはだめ?どっちだ。きっと後者だね。
「私は平民なのでこんなところにいるのはおかしいと言うんです。ちゃんと試験に受かりましたのでと言ってもまわりの取り巻きの方と一緒に笑われました。そして噴水に落とされて…私悲しくて…何でそんなことされないといけないんでしょうか?ザイン様は幼なじみなんですよね。なんでそんな方と…」
噴水に落とされたって言っても濡れてないよね。
取り巻きって今まで一緒にいたのってレイクルーゼ嬢だよね。
レイクルーゼ嬢なら…ん…やりかねないか…。
「申し訳ないけど、君がどんなにそう言っても信じないよ。前にも言ったけどシャーリーはそんな事しない。
僕のシャーリーは絶対にしないよ。今度そんなことを言ったらもう容赦しないよ。」
本当に何がしたいんだ?
僕はさっさと彼女を置いて早足でシャーリーを探しに行った。
その時の彼女の鋭く燻んだ視線にきづかなければいけなかった。
闇落ちした女の執着を甘く見ていた。
94
お気に入りに追加
845
あなたにおすすめの小説

村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。

転生したので前世の大切な人に会いに行きます!
本見りん
恋愛
魔法大国と呼ばれるレーベン王国。
家族の中でただ一人弱い治療魔法しか使えなかったセリーナ。ある出来事によりセリーナが王都から離れた領地で暮らす事が決まったその夜、国を揺るがす未曾有の大事件が起きた。
……その時、眠っていた魔法が覚醒し更に自分の前世を思い出し死んですぐに生まれ変わったと気付いたセリーナ。
自分は今の家族に必要とされていない。……それなら、前世の自分の大切な人達に会いに行こう。そうして『少年セリ』として旅に出た。そこで出会った、大切な仲間たち。
……しかし一年後祖国レーベン王国では、セリーナの生死についての議論がされる事態になっていたのである。
『小説家になろう』様にも投稿しています。
『誰もが秘密を持っている 〜『治療魔法』使いセリの事情 転生したので前世の大切な人に会いに行きます!〜』
でしたが、今回は大幅にお直しした改稿版となります。楽しんでいただければ幸いです。

【完結】 悪役令嬢が死ぬまでにしたい10のこと
淡麗 マナ
恋愛
2022/04/07 小説ホットランキング女性向け1位に入ることができました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。
第3回 一二三書房WEB小説大賞の最終選考作品です。(5,668作品のなかで45作品)
※コメント欄でネタバレしています。私のミスです。ネタバレしたくない方は読み終わったあとにコメントをご覧ください。
原因不明の病により、余命3ヶ月と診断された公爵令嬢のフェイト・アシュフォード。
よりによって今日は、王太子殿下とフェイトの婚約が発表されるパーティの日。
王太子殿下のことを考えれば、わたくしは身を引いたほうが良い。
どうやって婚約をお断りしようかと考えていると、王太子殿下の横には容姿端麗の女性が。逆に婚約破棄されて傷心するフェイト。
家に帰り、一冊の本をとりだす。それはフェイトが敬愛する、悪役令嬢とよばれた公爵令嬢ヴァイオレットが活躍する物語。そのなかに、【死ぬまでにしたい10のこと】を決める描写があり、フェイトはそれを真似してリストを作り、生きる指針とする。
1.余命のことは絶対にだれにも知られないこと。
2.悪役令嬢ヴァイオレットになりきる。あえて人から嫌われることで、自分が死んだ時の悲しみを減らす。(これは実行できなくて、後で変更することになる)
3.必ず病気の原因を突き止め、治療法を見つけだし、他の人が病気にならないようにする。
4.ノブレス・オブリージュ 公爵令嬢としての責務をいつもどおり果たす。
5.お父様と弟の問題を解決する。
それと、目に入れても痛くない、白蛇のイタムの新しい飼い主を探さねばなりませんし、恋……というものもしてみたいし、矛盾していますけれど、友達も欲しい。etc.
リストに従い、持ち前の執務能力、するどい観察眼を持って、人々の問題や悩みを解決していくフェイト。
ただし、悪役令嬢の振りをして、人から嫌われることは上手くいかない。逆に好かれてしまう! では、リストを変更しよう。わたくしの身代わりを立て、遠くに嫁いでもらうのはどうでしょう?
たとえ失敗しても10のリストを修正し、最善を尽くすフェイト。
これはフェイトが、余命3ヶ月で10のしたいことを実行する物語。皆を自らの死によって悲しませない為に足掻き、運命に立ち向かう、逆転劇。
【注意点】
恋愛要素は弱め。
設定はかなりゆるめに作っています。
1人か、2人、苛立つキャラクターが出てくると思いますが、爽快なざまぁはありません。
2章以降だいぶ殺伐として、不穏な感じになりますので、合わないと思ったら辞めることをお勧めします。

悪役令嬢は処刑されないように家出しました。
克全
恋愛
「アルファポリス」と「小説家になろう」にも投稿しています。
サンディランズ公爵家令嬢ルシアは毎夜悪夢にうなされた。婚約者のダニエル王太子に裏切られて処刑される夢。実の兄ディビッドが聖女マルティナを愛するあまり、歓心を買うために自分を処刑する夢。兄の友人である次期左将軍マルティンや次期右将軍ディエゴまでが、聖女マルティナを巡って私を陥れて処刑する。どれほど努力し、どれほど正直に生き、どれほど関係を断とうとしても処刑されるのだ。

【完結】やり直しですか? 王子はいらないんで爆走します。忙しすぎて辛い(泣)
との
恋愛
目覚めたら7歳に戻ってる。
今度こそ幸せになるぞ! と、生活改善してて気付きました。
ヤバいです。肝心な事を忘れて、
「林檎一切れゲットー」
なんて喜んでたなんて。
本気で頑張ります。ぐっ、負けないもん
ぶっ飛んだ行動力で突っ走る主人公。
「わしはメイドじゃねえですが」
「そうね、メイドには見えないわね」
ふふっと笑ったロクサーナは上機嫌で、庭師の心配などどこ吹く風。
ーーーーーー
タイトル改変しました。
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
32話、完結迄予約投稿済みです。
R15は念の為・・

ヒロイン気質がゼロなので攻略はお断りします! ~塩対応しているのに何で好感度が上がるんですか?!~
浅海 景
恋愛
幼い頃に誘拐されたことがきっかけで、サーシャは自分の前世を思い出す。その知識によりこの世界が乙女ゲームの舞台で、自分がヒロイン役である可能性に思い至ってしまう。貴族のしきたりなんて面倒くさいし、侍女として働くほうがよっぽど楽しいと思うサーシャは平穏な未来を手にいれるため、攻略対象たちと距離を取ろうとするのだが、彼らは何故かサーシャに興味を持ち関わろうとしてくるのだ。
「これってゲームの強制力?!」
周囲の人間関係をハッピーエンドに収めつつ、普通の生活を手に入れようとするヒロイン気質ゼロのサーシャが奮闘する物語。
※2024.8.4 おまけ②とおまけ③を追加しました。

元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。

悪役令嬢はSランク冒険者の弟子になりヒロインから逃げ切りたい
鍋
恋愛
王太子の婚約者として、常に控えめに振る舞ってきたロッテルマリア。
尽くしていたにも関わらず、悪役令嬢として婚約者破棄、国外追放の憂き目に合う。
でも、実は転生者であるロッテルマリアはチートな魔法を武器に、ギルドに登録して旅に出掛けた。
新米冒険者として日々奮闘中。
のんびり冒険をしていたいのに、ヒロインは私を逃がしてくれない。
自身の目的のためにロッテルマリアを狙ってくる。
王太子はあげるから、私をほっといて~
(旧)悪役令嬢は年下Sランク冒険者の弟子になるを手直ししました。
26話で完結
後日談も書いてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる