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31.コンプレックス×ノート
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私は待ってくれていたエテルノの三人の元へ向かう。
「円陣組むぞ」
ステージの邪魔にならない声量で、太陽先輩が言った。
右に太陽先輩、左に瑛斗先輩、正面には清水くん。四人で小さな円陣を組む。私たちを順に見回して、太陽先輩が口を開いた。
「瑛斗。信じてる」
「おう」
究極に短いやり取りが、二人の関係を物語っていた。
「蒼真。楽しんでいこうぜ」
「うん」
普段通り省エネな清水くんの背中を、太陽先輩が「おい」と叩いた。
「そして結月」
まっすぐな視線に真横から見つめられて、緊張する。
「俺は結月の音が、好きだから」
シンプルで、ゆえに強いメッセージが、ビリビリと体中を駆け巡った。
「……はい」
口を開けば泣いてしまいそうで、ぐっと耐えてなんとか返事する。
「いくぞ」
おう、とみんなで気合いを入れる。ほどなくして、私たちは出番を迎えた。
一年生初心者チームの余韻が漂うステージで、手早くセッティングを済ませる。照明の消えた薄暗い中でも、客席の視線を感じた。
緊張で、指がこわばっている。どうしよう、これじゃあ弾けない……どうしよう。
「結月」
パニックに陥りかけた私を引き戻してくれたのは、太陽先輩だった。まっすぐに私を見つめて、頷いてくれる。慌てて頷き返す。
視線を横に動かすと、瑛斗先輩が微笑んでいた。清水くんも、微かに口の端を上げている。
うん、とみんなで頷きあう。清水くんが、カウントを始めた。
「1、2、123……」
ガッ、とみんなの音が重なって曲が始まった。照明も一気に明るくなる。エテルノのサマーチューン、エスターテ。
清水くんのドラムの精密さは、いつも通りだ。けどいつもより、アドリブが多い。ポーカーフェイスの下で、テンション上がっているのかもしれない。だったら私も、それに答えないと。さりげなくアドリブを返すと、清水くんはチラリとこっちをみて、一瞬だけニヤッと笑った。
瑛斗先輩のトリッキーなベースが、観客の体を揺らす。練習の時よりさらに強弱をつけたキーボードで、先輩のグルーヴに乗る。瑛斗先輩がこっちを振り返って、リズムに乗りながら頷いた。
太陽先輩は振り返らない。まっすぐなギターと、まっすぐなボーカルを、ただまっすぐに客席へ届ける。そのキラキラした背中を追って、私もありったけのエネルギーを鍵盤にぶつける。
スポットライトが眩しくて、はっきりとは見えない。自分たちの演奏で、鮮明には聞こえない。でも確かに、お客さんが一体となって盛り上がってくれているのがわかった。お客さんのエネルギーに負けないように、真剣に指を動かす。まだ一曲目なのが信じられないくらい、息が上がっている。汗が吹き出している。体が火照っている。それは心地の良い熱だった。ずっと感じていたい熱。でも、曲は終わりを迎えてしまう。過ぎゆく夏の切なさを重ねて、最後のアウトロを弾き切った。
「……ありがとうございます!」
曲が終わっても盛り上がり続けるお客さんたちをちょっと待ってから、太陽先輩が口を開いた。
曲名が「エスターテ」であること、イタリア語で夏を意味すること、先輩たちから受け継いできたエテルノのオリジナル曲であること、などを軽妙に話す。
「そして、そんなエテルノに新メンバーが加わりました。オンドラムス、清水蒼真。オンキーボード、佐倉結月」
清水くんがぺこりと頭を下げたのに続いて、私は思いっきりお辞儀した。観客から、あたたかい拍手が送られる。太陽先輩が再び口を開いた。
「と、ベース寺島瑛斗、ギターボーカル吉田太陽。この四人で、頑張っていきます。そして今日は、次の曲で最後なんですが、ちょっとしっとりめに、等身大の僕らのことを歌います」
等身大の僕らのこと。太陽先輩がそう言ったように、この曲はまさに私たち自身の悩みや考えていることを、そのまま歌にしたような楽曲だった。
太陽先輩は、他人と比べて音楽を始めたのが遅かったことで焦っていた。瑛斗先輩は逆に、恵まれた環境にいることで自分の音楽への想いを疑った。清水くんは音楽を始めた動機から、自分の音楽への想いに自信が持てなかった。そして私は、身近にいる美月という存在の大きさに、鬱屈としていた。
でも——。
だからこそ、今の私たちにしか鳴らせない音が、きっとある。それを聴こうとしてくれているお客さんたちが今、目の前にいる。
太陽先輩が、いつもよりも少し低めの声色で言った。
「聴いてください。『コンプレックス×ノート』」
私はそっと、鍵盤を押した。キーボードのソロから始まるイントロ。不安や焦りを、繊細な音で表す。一人で奏でるメロディーは、少し前までの私そのものだった。私は何も持たなくて、何も出来なくて、寂しくて……でも。
四小節を終えると、三人の音が加わった。四人で一つになって、静かに音を紡ぐ。不安や焦りが、無くなったわけじゃない。これはきっと、ずっと抱えていく感情だ。だけど今の私たちは知っている。自分が何も持っていない、わけじゃないことを。
今の私の全部を、キーボードに託した。エテルノのハーモニーが、会場に響く。これは新生エテルノの、私たちの、はじまりの音。
(了)
「円陣組むぞ」
ステージの邪魔にならない声量で、太陽先輩が言った。
右に太陽先輩、左に瑛斗先輩、正面には清水くん。四人で小さな円陣を組む。私たちを順に見回して、太陽先輩が口を開いた。
「瑛斗。信じてる」
「おう」
究極に短いやり取りが、二人の関係を物語っていた。
「蒼真。楽しんでいこうぜ」
「うん」
普段通り省エネな清水くんの背中を、太陽先輩が「おい」と叩いた。
「そして結月」
まっすぐな視線に真横から見つめられて、緊張する。
「俺は結月の音が、好きだから」
シンプルで、ゆえに強いメッセージが、ビリビリと体中を駆け巡った。
「……はい」
口を開けば泣いてしまいそうで、ぐっと耐えてなんとか返事する。
「いくぞ」
おう、とみんなで気合いを入れる。ほどなくして、私たちは出番を迎えた。
一年生初心者チームの余韻が漂うステージで、手早くセッティングを済ませる。照明の消えた薄暗い中でも、客席の視線を感じた。
緊張で、指がこわばっている。どうしよう、これじゃあ弾けない……どうしよう。
「結月」
パニックに陥りかけた私を引き戻してくれたのは、太陽先輩だった。まっすぐに私を見つめて、頷いてくれる。慌てて頷き返す。
視線を横に動かすと、瑛斗先輩が微笑んでいた。清水くんも、微かに口の端を上げている。
うん、とみんなで頷きあう。清水くんが、カウントを始めた。
「1、2、123……」
ガッ、とみんなの音が重なって曲が始まった。照明も一気に明るくなる。エテルノのサマーチューン、エスターテ。
清水くんのドラムの精密さは、いつも通りだ。けどいつもより、アドリブが多い。ポーカーフェイスの下で、テンション上がっているのかもしれない。だったら私も、それに答えないと。さりげなくアドリブを返すと、清水くんはチラリとこっちをみて、一瞬だけニヤッと笑った。
瑛斗先輩のトリッキーなベースが、観客の体を揺らす。練習の時よりさらに強弱をつけたキーボードで、先輩のグルーヴに乗る。瑛斗先輩がこっちを振り返って、リズムに乗りながら頷いた。
太陽先輩は振り返らない。まっすぐなギターと、まっすぐなボーカルを、ただまっすぐに客席へ届ける。そのキラキラした背中を追って、私もありったけのエネルギーを鍵盤にぶつける。
スポットライトが眩しくて、はっきりとは見えない。自分たちの演奏で、鮮明には聞こえない。でも確かに、お客さんが一体となって盛り上がってくれているのがわかった。お客さんのエネルギーに負けないように、真剣に指を動かす。まだ一曲目なのが信じられないくらい、息が上がっている。汗が吹き出している。体が火照っている。それは心地の良い熱だった。ずっと感じていたい熱。でも、曲は終わりを迎えてしまう。過ぎゆく夏の切なさを重ねて、最後のアウトロを弾き切った。
「……ありがとうございます!」
曲が終わっても盛り上がり続けるお客さんたちをちょっと待ってから、太陽先輩が口を開いた。
曲名が「エスターテ」であること、イタリア語で夏を意味すること、先輩たちから受け継いできたエテルノのオリジナル曲であること、などを軽妙に話す。
「そして、そんなエテルノに新メンバーが加わりました。オンドラムス、清水蒼真。オンキーボード、佐倉結月」
清水くんがぺこりと頭を下げたのに続いて、私は思いっきりお辞儀した。観客から、あたたかい拍手が送られる。太陽先輩が再び口を開いた。
「と、ベース寺島瑛斗、ギターボーカル吉田太陽。この四人で、頑張っていきます。そして今日は、次の曲で最後なんですが、ちょっとしっとりめに、等身大の僕らのことを歌います」
等身大の僕らのこと。太陽先輩がそう言ったように、この曲はまさに私たち自身の悩みや考えていることを、そのまま歌にしたような楽曲だった。
太陽先輩は、他人と比べて音楽を始めたのが遅かったことで焦っていた。瑛斗先輩は逆に、恵まれた環境にいることで自分の音楽への想いを疑った。清水くんは音楽を始めた動機から、自分の音楽への想いに自信が持てなかった。そして私は、身近にいる美月という存在の大きさに、鬱屈としていた。
でも——。
だからこそ、今の私たちにしか鳴らせない音が、きっとある。それを聴こうとしてくれているお客さんたちが今、目の前にいる。
太陽先輩が、いつもよりも少し低めの声色で言った。
「聴いてください。『コンプレックス×ノート』」
私はそっと、鍵盤を押した。キーボードのソロから始まるイントロ。不安や焦りを、繊細な音で表す。一人で奏でるメロディーは、少し前までの私そのものだった。私は何も持たなくて、何も出来なくて、寂しくて……でも。
四小節を終えると、三人の音が加わった。四人で一つになって、静かに音を紡ぐ。不安や焦りが、無くなったわけじゃない。これはきっと、ずっと抱えていく感情だ。だけど今の私たちは知っている。自分が何も持っていない、わけじゃないことを。
今の私の全部を、キーボードに託した。エテルノのハーモニーが、会場に響く。これは新生エテルノの、私たちの、はじまりの音。
(了)
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そう気づいた結月が、怖がることを止めて人に歩み寄ろうとする姿が心に響きました。
読んでいる私も、意外な人物が意外なコンプレックスを抱えていることが明らかになるたび、そのキャラクターが愛おしく感じられました。
人は見た目ではわからないと気づいた時、人にも自分にもやさしくなれるのでしょうね。
美しく丁寧な筆致で描き出される結月の成長が、眩しく清々しかったです。
エテルノのメンバー、皆魅力的ですね。
新生エテルノの今後の活躍をもっと見たくなりました♪
素敵な物語をありがとうございます。楽しませていただきました!
笹目いく子先生
最終話までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
私自身も、それぞれの登場人物の意外な一面に驚いたり励まされたりしながら、書き進めておりました。
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笹目いく子先生
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